『SEED』最後のトークライブ!? 「SEED PARTY 2012 ~星空の集い~ PHASE-3.0」レポート! 豊口めぐみさん、保志総一朗さん、石田彰さん、福田己津央監督の熱い想いに、ファンも大歓喜!
2012年12月1日、東京・科学技術館サイエンスホールにて、スペシャルトークライブ第3弾「SEED PARTY 2012 ~星空の集い~ PHASE-3.0」が開催された。
今回のイベントは、2012年12月21日に発売する「機動戦士ガンダムSEED HDリマスター Blu-ray BOX 4<最終巻>」を記念してのもの。
この日は、豊口めぐみさん(ミリアリア・ハウ役)を司会に、保志総一朗さん(キラ・ヤマト役)、石田彰さん(アスラン・ザラ役)、福田己津央監督を迎え、SPトークを展開してくれた。
■名台詞ベスト10やキャストが選んだ名シーンを大発表!
まずは、「Blu-ray BOX 4」に収録されているPHASE-39~FINAL-PHASEの中から、ファン投票による「第3回SEED名台詞ベスト10」が発表された。その結果は以下の通りだ!
第10位:イザーク「あのミサイルを堕とせ!プラントをやらせるなー!!」(PHASE-47より)
第9位:キラ「僕達は、どうして、こんなところに来てしまったんだろう…僕達の…世界は…」(PHASE-50より)
第8位:ナタル「撃て!マリュー・ラミアス!!」(PHASE-49より)
第7位:ラクス「泣いて、いいのですよ。だから人は、泣けるのですから…」(PHASE-46より)
第6位:クルーゼ「私のではない!これが人の夢!人の望み!人の業!」(PHASE-49より)
第5位:アズラエル「やったーーーーーーー!!」(PHASE-46より)
第4位:アスラン「君は俺が守る」(PHASE-48より)
第3位:カガリ「生きるほうが、戦いだ!!」(PHASE-50より)
第2位:ムウ「やっぱ俺って、不可能を可能に…」(PHASE-49より)
第1位:キラ「それでも、守りたい世界があるんだ!」(PHASE-50より)
発表の合間には、保志さんがイザークのセリフを、石田さんがクルーゼのセリフを、豊口さんがラクスのセリフを読み上げてくれる場面も。
更に監督の発案で、石田さんが、豊口さんをカガリ役と見立て、4位の「君は俺が守る」を再演してみせることも。それには豊口さんも観客たちも、ひゅーと大興奮であった。
お次は、キャストの3人が選んだ名シーンを大紹介!
豊口さんは、PHASE-49のナタルとアズラエルの対決、アークエンジェルを守って爆散するムウのストライク、アークエンジェルの反撃で散るドミニオンとナタルまでのシーンをセレクト。
艦長と副艦長の関係性がみえ、ナタルの男前な部分が感じられた部分だという。豊口さんも何度観ても泣いてしまうとのことだ。
石田さんは、PHASE-40のウズミたちがカガリたちを脱出させ、自らは側近と共にマスドライバーを自爆させるというシーン。石田さんは、挿入歌「暁の車」が流れているシーンは、是非全部観てほしいとのこと。
保志さんは、キラとアスランが絡むシーンがイイということで、スタッフによりPHASE-39のキラとアスランの共闘シーンがセレクトされた。
お次は、監督を含めた4人による、「FINAL-PHASE」と、映像特典の「AFTER-PHASE」の生コメンタリー上映会をスタート! 最終回まで誰が死ぬか分からず、出演者もドキドキしていたことなど、思い出も語ってくれた。監督も、「AFTER-PHASE」の最後で、アスランがキラに帰ろうと促すシーン、わざわざキラの前に回りこんで両肩に手を置くのを修正しようかどうしようか最後まで悩んだとのこと。悩んだ理由は、なんだかカップルっぽいからのようだ。などなど、キャストや監督が自由に放つ裏話の数々に大ウケであった。
本作は、2002年10月にTV放送がスタートし、10年経った今でも、ファンたちの熱い想いが途切れないでいる。キャスト達も、それをイベントで直に感じ、とても喜んでいた。
3回に渡って行われたトークライブ「SEED PARTY」は、今回で最後だが、続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にリマスタープロジェクトも進行中だ。まだまだ『SEED』関連の展開が期待できそうだ!
>>ガンダムSEED HDリマスタープロジェクト 公式サイト