でんぱ組.inc大特集!第4弾 相沢梨紗、古川未鈴、成瀬瑛美の3人が、「心に残り続けている○○BEST 3!!」を紹介!
1月16日に、シングル『W.W.D/冬へと走りだすお!』を発売。それに先駆け、1月5日より「ワールドワイド☆でんぱツアー 2013~一富士、二鷹、三電波!」がスタート!!1月20日には、ZEPP TOKYOを舞台にした「ワールドワイド☆でんぱツアー 2013~夢見たっていいじゃん?! in ZEPP TOKYO~」も控えているでんぱ組.inc。
4回目となる今回は、彼女たち3人の影響を受けた、「漫画」、「ゲーム」、「ア二ソン」について、それぞれのベスト3を紹介!
■ 「成瀬瑛美の"心に残り続けている漫画"BEST 3!!」
成瀬:わたし、本当にアニメや漫画が大好きで、選ぶとなったらものすごく範囲が広くなってしまうんですね。だからあえて、ジャンルを絞り込んでBEST 3を選びました。そんなわたしが選んだのが、「週刊少年ジャンプ」に連載している漫画の中から、「心に残り続けているBEST 3」です。
【LIKE THE 3】 『『黒子のバスケ』(週刊小年ジャンプ連載中)
成瀬:まず第3位は、今すごく人気の漫画なんですけど。女子に人気の高い『黒子のバスケ』を上げたいと思います。ここ最近のジャンプ系作品の主人公って、割とひねくれたキャラクターが多かったんですけど。連載された第1話を読んだときから、「あんなに影の薄い、よくわかんない、個性の強すぎない主人公もいないなぁ」と感じてました。
その当時の少年ジャンプって、スポーツ系漫画の新連載がいっぱいあった時期なんです。サッカー物から、また違った内容のバスケット物があったり。そういうスポーツ系漫画で攻めていく、割と挑戦的な流れが誌面にはあったんですよね。そんな、たくさんあるスポーツ漫画の中でも、『黒子のバスケ』は、いろんな意味でキャラクターが立ってるなぁと言いますか。「主人公の存在感が、こんなに薄くていいの?!」「それって思いきった発想だなぁ」と思ったし。その後のストーリー展開を見ていく中でも、「このキャラクターなら生き残れるだろうなぁ」と思って読んでいました。
今や『黒子のバスケ』って、すごい人気作品になっていますよね。わたし、途中から「黄瀬くん」っていうキャラクターを好きになって。またさらに『黒子のバスケ』熱が高まり。アニメ化された頃には、グッズもたっぷり買い込んでたりなど、すっかりハマっちゃいました。
どんな場所からでもスリーポイントシュートが決まったりなど、普通のスポーツ漫画にはあり得ないレベルでの技が『黒子のバスケ』では繰り広げられるから、少年たちがこの作品にすごく憧れるのもわかります。そういう真似したくなるところも、少年ジャンプらしさなんでしょうね。
【LIKE THE 2】 『新米婦警キルコさん』(週刊小年ジャンプ連載中)
成瀬:最近始まったばかりで、まだあんまり人には知られてない漫画に『新米婦警キルコさん』という作品があります。こちらはコメディ物で、ちょっと寂れた小っちゃな町を舞台にしています。登場するのが、ちょっとエッチで、何処か駄目さを持った安錠春樹という刑事さん。
その安錠刑事のもとへ、キルコさんというグラマラスな婦警さんがやってくるんですけど。そのキルコさん、じつは元軍人のように攻撃力がメッチャ強いんです。だから安錠刑事は、「いい感じの女が来たのに、こいつの性格メチャクチャだし、もぅどーしようもねぇよ」と思ってしまうんですね。そういう90年代調のコメディ漫画の雰囲気が作品やキャラクターたちの設定にはあるから、わたし、アニメ化したら映えるんじゃないか?!と思ってます。
安錠刑事はキルコさんと仲良くなりたいんだけど。でも、キルコさんがあまりにも強すぎて、安錠刑事は引いてしまう。「本当は仲良くなりたいのに、なれそうもない。そんなスレスレ感が、このコメディ作品の面白さになっています。
【LIKE THE 1】 『暗殺教室』(週刊小年ジャンプ連載中)
成瀬:第一位に上げた『暗殺教室』も、最近始まった作品なんですけど。描いているのが、『魔人探偵脳噛ネウロ」っていうアニメ化にもなった物語を描いてた松井優正さん。
舞台は「とある学園」。ここの学校は、A組からE組までクラス分けされてあって、一番駄目な奴らがE組に集まりました。そのE組の担任になったのが、正体不明の、顔が丸くて、タコみたいな手足を持った謎の人物なんですね。E組の生徒たちは、政府から「そいつ(先生)は殺し屋だ。月を破壊するほどの力を持った、この地球を滅ぼそうしている奴だから、1年間その教室で先生と勉強を受けながら、その間に先生を殺せ!!」みたいなことを言われてしまいます。まさに、奇想天外なシチュエーションなんですけど……。
この先生は、授業中に、いきなり銃をバババババッと撃ってくような危ない人物。その奇想天外でありながらも新感覚的な危ない話に惹かれました。何時しか、先生と生徒との間には絆が生まれたり。そこが教師物らしいというか、ジャンプらしいというか、そういう面も魅力だと思います。
この先生は、「そういうのはいけませんよ!!」と生徒の悪いところもちゃんと直したりもしてゆくいい面もあるんですけど。でも、この先生を殺さないことには、1年後には地球は滅んでしまう。そういう、エキセントリックな中に、めっちゃ面白さが出ています。まだコミックスの第1巻が出たばかりなので、是非みなさんにオススメしたいです。
■ 「古川未鈴の"心に残り続けているゲーム"BEST 3!!」
【LIKE THE 3】 『聖剣伝説 LEGEND OF MANA」
古川:かの有名な『聖剣伝説』シリーズのナンバリング作品ではなくて、外伝敵な要素を持った作品です。これは、プレイステーションのⅠで発売になったゲームなんですけど。とにかく世界観がすごくって。まさに「ザ・ファンタジー」な「THE RPG」の王道をいってる、非常に良く出来たゲームです。
その中でも、とくにわたしが好きなのが、下村陽子さんというコンポーザーの方が手がけてる音楽なんです。下村陽子さんは、『ストリートファイターII』や『キングダム ハーツ』などの音楽を作ってらっしゃる方なんですけど。とにかく、下村陽子さんの楽曲が素晴らしくって。サントラ盤1枚聴くだけでも十分作品として満足していけるくらいなんです。
絵のほうも、全体的に水彩画のようなグラフィックになっていて。出てくるセリフも哲学的なんですね。ただ、けっこうフワッとした作品だから、賛否両論はあるんですけど。でも、女の子なら好きそうなRPGかも知れないですね。その作品の中に出てくる「ジミヘン」というお話は、もうプレイして泣かない人はいないと思うから、ぜひやっていただきたいです!!
【LIKE THE 2】 『BORDER BREAK』
古川:これはコンシューマーゲームではなくアーケードゲーム。つまり、ゲームセンターなどにあるゲームです。
『BORDER BREAK』は、セガさんが出しているアーケードゲームで、10対10のリアルタイムで対戦できる、ハイスピードロボットチームバトルっていうジャンルのゲーム。まぁわかりやすく言うと、ロボットが10対10で戦うという内容です。もちろん、操っているのは人なんですけど(笑)。全国各地の人たちと対戦していくんです。
わたし、このゲームを通して初めてロボットゲームに触れさせてもらったんですけど。かなり本格的なんですよね。装備も、考えだしたらきりがないんです。基本は、男の子向けなのかも知れないけど。ただし、キャラクターのイラストがすごく可愛いし、ゲーム自体の持つ遊び心が大好きで。わたし、よくゲームセンターに行っては、すっごく真面目な顔で、このゲームに取り組んでたりしています(笑)。
【LIKE THE 1】 『beatmania IIDX』
古川:第一位もアーケードゲームで、コナミの、いわゆる「音ゲー」です。これは、わたしが引き籠もっていた家から外へ出るきっかけになったゲームです。
それまでは、ズッと家庭用の『beatmania』をプレイしていたんですよ。それをやってくうちに、「やっぱし、これをやるならゲームセンターでやりたい!!」という気持ちが強くなり。まずは家で練習を重ね、そのうえで外に出ようと、ゲームセンターを発表会の場みたいに考えながら、よく、家でこのゲームをプレイしていました。
わたしを外へ連れ出したきっかけとなったゲームでありつつ、わたしに、いろんな音楽のジャンルを教えてくれたのも『beatmania』だったように、その存在は、わたしの中では大きいですね。もともとクラブとかぜんぜん興味がなかったけど、このゲームと巡り逢えたことで、そういう場所での音楽に触れ合うきっかけにも繋がった、そういう作品なんです。
ゲームセンターで『beatmania IIDX』をプレイするのは気持ちいいですね。ゲーム機器自体が大きいうえに、そのゲーム機にはウーハー付きのスピーカーがメッチャついてるんで、意外と本格的な音響のもと、迫力あふれるプレイを楽しめるんです。そこも、ポイントです。
■ 「相沢梨紗の"心に残り続けているアニソンBEST 3!!」
相沢:わたし、ちっちゃいときから部屋にテレビもパソコンも無くって。その代わりにあったのがラジオだったんです。だから小学生の頃から、ズッと部屋でラジオ番組ばかりを聴いてました。
当時は、音楽の流れる番組が多いことから、わたしは文化放送へズッとチャンネルを向けていたんですけど。あの頃は、平日でもアニソンを流す番組が多かったし。週末になると、アニソンしか流れなくなるんですよね。中には、アニソン好きが大好きなアニソンのランキングを決める番組があって。上位の楽曲になるとフル・バージョンで聴けてたし。ランキングの中に、同じ名前の人が、いつも2~3人は入ってたり。そういう番組を10代の頃からズッと聴いてたから、J-POPはよく知らないけど、人気のアニソンだったら知ってる状態になっていました(笑)。そこからわたしは、アニソンの世界へ夢中になり始めたんです。
【LIKE THE 3】 『恋の天使 舞い降りて』/やまとなでしこ
相沢:まず第三位は、やまとなでしこ(堀江由衣&田村ゆかり)さんの『恋の天使 舞い降りて』という楽曲です。やまとなでしこさんは、声優さんを好きになるきっかけを作ってくれたグループ。当時、よく聴いてたアニソンの番組(『SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン』)を担当していたのも、やまとなでしこさんでした。
『恋の天使 舞い降りて』はすっごくいい曲で、アイドルソングとアニソンらしさの中間を行く、とても可愛い曲なので、めちゃくちゃオススメです。昔から知ってる人は懐かしさ覚えながら。初めて聴く方の場合、すごく新鮮さを覚えられると思います。
【LIKE THE 2】 『Agape』/メロキュア
相沢:第二位は、メロキュア(岡崎律子&日向めぐみ)さんの、アニメ『円盤皇女ワるきゅーレ』の挿入歌として流れていた『Agape』です。わたしがすっごい尊敬している、大好きな堀江由衣さんに楽曲を提供している方がユニットをやっていたことや。何よりも、楽曲が素晴らしんです。
この歌も、ラジオ番組をきっかけに知りました。わたしがこの歌を耳にした頃には、アニメ作品の放送も、けっこう前に終えていた状態でした。だから純粋に、ラジオ番組の中からこの歌が流れてきたときに、「これはなに??」と気になった楽曲なんです。それからこの歌の背景を調べ始めたら、大好きな岡崎律子さんがメンバーと知りました。わたしもカバーして歌っているように、絶対に外すことのない神曲です!!
【LIKE THE 1】 『指輪』/坂本真綾
相沢:これも、ラジオ番組を通して聴いて大好きになった楽曲なんですけど。第一位は、坂本真綾さんの歌っていた、映画『天空のエスカフローネ』で流れていた『指輪』という楽曲です。
ラジオ番組を聴いてたときに、たまたま流れてきた『指輪』を聴いた瞬間に、わたし、涙があふれてきたんです。本当にすごくいい曲で、坂本真綾さんの雰囲気にも合ってるし。しかもわたし、この楽曲を作ってる菅野よう子さんの楽曲がすっごく好きなんですね。だからこの『指輪』を聴いて感動した翌日には、CDショップに走っていって、坂本真綾さんのアルバムをいろいろ買い始め。今じゃアルバムすべてを買い揃えてしまったくらい。それくらい、坂本真綾さんのことを好きになったきっかけの楽曲でした。
わたしの場合、もともとテレビを見れなかった環境から、純粋にラジオ番組を聴いてアニソンの魅力にはまったんですね。だから逆に、アニソンを聴いて、「この曲すごくいいからアニメも観てみよう」というパターンもけっこう多かったんです。
◆『W.W.D / 冬へと走りだすお!』/でんぱ組.inc
2013年1月16日(水)発売
★初回限定盤A【CD+DVD】
TFCC-89414 / 1,500-(tax in)
〈CD収録内容(共通)〉
1.W.W.D 2.冬へと走りだすお!
3.W.W.D(Off Vocal)
4.冬へと走りだすお!(Off Vocal)
〈DVD収録内容〉
1.「W.W.D」Music Clip
2.「W.W.D」メイキング映像
3. オリジナルコンテンツ映像A(仮)
★初回限定盤B【CD+DVD】
TFCC-89415 / 1,500-(tax in)
〈DVD収録内容〉
1.「冬へと走りだすお!」Music Clip
2.「冬へと走りだすお!」メイキング映像
3. オリジナルコンテンツ映像B(仮)
★通常盤【CD】
TFCC-89416 / 1,000-(tax in)
◆ワールドワイド☆でんぱツアー2013
~一富士、二鷹、三電波!~
1/05(土)OPEN 15:30 | START 16:00 大阪/ABENO ROCKTOWN HALL
1/06(日)OPEN 15:30 | START 16:00 名古屋/ 名古屋クラブクアトロ
1/12(土)OPEN 15:30 | START 16:00 札幌/ Sound Lab mole
1/13(日)OPEN 16:30 | START 17:00 福岡/ DRUM Be-1
1/14(月)OPEN 15:30 | START 16:00 仙台/ 仙台CLUB JUNK BOX
~夢見たっていいじゃん?! in ZEPP TOKYO~
1/20(日)OPEN 16:00 | START 17:00 東京/ ZEPP TOKYO
*全席立見:3,800(税込/1 ドリンク500 要
PHOTO:河井彩美/TEXT:長澤智典
>>【でんぱ組.inc大特集!第1弾】 「でんぱ組.incが「でんぱツアー 2013」について語る
>>【でんぱ組.inc大特集!第2弾】 でんぱ組.incが『W.W.D/冬へと走りだすお!』について語る
>>【でんぱ組.inc大特集!第3弾】 でんぱ組.incが「秋葉原ディアステージの魅力」について語る
>>【でんぱ組.inc大特集!第4弾】 でんぱ組.incの「心に残り続けている○○」とは何?
>>でんぱ組.inc HP
>>TOYS FACTORY HP