「アニソンSPライブ」で応援サポーターを務める大久保瑠美さんが「声優生電話」に登場! 第37回レポート
「NOTTV」で毎週火曜日20時から放送されている「声優生電話」は、毎回ゲストに人気声優が登場し、視聴者とリアルタイムで電話をするという、ファンにとっては夢のようなバラエティ番組だ。司会をアメリカザリガニの柳原哲也さん、番組アシスタントを声優の原紗友里さんが務める。
2013年3月19日のゲストは4月から放送が開始される『ムシブギョー』の火鉢役や、『ゆゆ式』の野々原ゆずこ役を演じる大久保瑠美さんだ。大久保さんは、3月21日から開催される「東京国際アニメフェア2013」(通称:TAF)内のステージイベント『NOTTV presents アニソンSPライブ~王道~』の応援サポーターに任命されている。番組の模様は3月24日正午から「NOTTV」でも生中継されるので、会場へ行けない人も心待ちにしていて欲しい。
■キャラを演じている時とは違った、等身大のるみるみを探り出せ!
『あっちこっち』や『戦国コレクション』で主演を務め、最も注目される若手女性声優のひとりである大久保さんと生電話できるとあって、エントリーしたファンからの熱烈なコールが相次いだ。
人気声優なだけに多忙な日々を送る大久保さんに「どんなことをしている時が、一番癒されますか?」という質問では「やっぱりアニメが好きなので、好きなアニメを観ている時に癒されます。あと、本当にお芝居が好きなので、新しく演じるキャラの資料が届いたりすると、どういうふうに演じようかな、と考えている時はとてもリラックスできます」と答えた。忙しいながらも充実した毎日過ごしているようだ。
「もし、家を建てるならどんな家に住みたいですか?」という大工をしている男性からの質問では「一度、お寺に住んでみたい」と意外な答え。着物や袴など和風のものに凝っているようで、現実的に家を設計するなら「お風呂は檜風呂がいい」と彼女が演じる可愛らしいキャラのイメージとは違った、渋い趣向を持っているようだ。
■「夜のアニなぞタイム」では先輩、後輩による熾烈なアニソン対決!!
81プロデュースに所属している大久保さんは、本番組のアシスタントを務める原さんが事務所の先輩にあたる。そこで今回は、大久保さんVS原さんで先輩と後輩によるアニメソングのイントロクイズを行うことになった。アニメソングが流れ、その曲が何の作品で使われていたかを早く答えられた方が勝利というゲームだ。
まず1曲目は、回答者の二人がともに出演している『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』のオープニング曲「Dear My Future~未来の自分へ~」(Prizmmy☆)が流れ、大久保さんが先取! 続いて、大久保さんが長年愛してやまないという東映アニメーションの名作『デジモンアドベンチャー』の初期オープニング「Butter-Fly」(和田光司)も、イントロが流れるや否や大久保さんが回答し出だしは好調。しかし、3問目がお約束のポイント2倍で『ミスター味っ子』の「ルネッサンス情熱」(国安わたる)を原さんが回答し、同点に追いつかれる。
そして、4問目の『サザエさん』のテーマ曲(宇野ゆう子)を原さんが答え、まさかの逆転負けとなった。勝利した原さんは景品としてアクセサリーブランド「THE KISS」のネックレスを手に入れたが「後輩相手に本気勝負は大人げなかった」ということで、大久保さんにプレゼントした。このネックレスは「アニソンSPライブ」の際に、大久保さんが着用するということなので要チェックだ。
放送終了後、出演者のみなさんにインタビューを行ないました。番組中に大久保さんは「電話をとらない」や「京都に興味がある」などとトークしていたので、もっと話をたくさん聞いてきました。
──生放送お疲れ様でした。番組の冒頭で「休日は電話の電源を切っちゃう」とおっしゃってましたね。
大久保さん:そうですね~。電源切っちゃいます。仕事の連絡は来るのでちゃんと返すんですけど、友人があまりいないのかなって思うくらい、連絡がないんです(笑)。もしかしたら、基本的に連絡が返ってこないのがわかっちゃってるから来ないのかもしれない……。
柳原さん:普通の人間のやりとりってあるやん? メールでやりとりしてて、何回か往復して、これくらいで終わるって。それが大久保さんの場合、最後のひとつが少なそうやな。
──メールや電話で連絡がつかず、友だちを困らせてしまったエピソードはありますか?
大久保さん:あんまりないですね。みんなに対してあまり返事はしないし、メールもかなり遅いので、「それでもよかったらアドレス交換しよう」ってやってるので。
柳原さん:最悪や!(笑)
──納得した上でのアドレス交換なんですね……。そんな大久保さんと同じ事務所のセンパイが原紗友里さんです。おふたりはよく会うのですか?
大久保さん:頻繁に会うほどじゃないですけど、事務所や現場で会ったときに「お茶しよう~」みたいな。
──そんなとき、ちゃんと連絡とれますか?
原さん:そのときは「どこどこで合流しよう」とか、ちゃんと連絡取れます。
大久保さん:でも、だいたい「了解です!」の一行でポン! って感じです(笑)。
──コミュニケーションが嫌いなわけじゃないですよね?
大久保さん:嫌いじゃないです! 遊びに行くのも好きです。
──番組中に「京都・奈良」を旅行したいとおっしゃっていましたが、神社・仏閣があるから?
大久保さん:それもありますけど、パワースポットが多いとか。
──京都・奈良と言えば、柳原さんが詳しいですよね。
柳原さん:そうですね。奈良って言ったら東大寺。公園もキレイやし。京都はほんとに奥が深いからな~。二年坂だったかな? 三年坂だったかな? すっごいキレイな白い観音像があったり。どっちやったかな~? 僕ら、あんだけ近いと土地でしか覚えてない。だって原ちゃん、東京タワー登らへんやろ?
原さん:けっこう登ります!
柳原さん:登んのかい!
一同:(笑)。
──では大久保さんは、京都に行ったらぜひ柳原さんのオススメのそこに!
大久保さん:さっき柳原さんがおっしゃってた場所、見に行ったことがあるんです。でも、16時までしか開いてないのを知らずに行って、16時4分に着いて見れなかった……。今度リベンジします!
柳原さん:それと、その二年坂だかにある「わらび餅」がすっごく美味しい店と、坂の途中にあるぜんざいが美味い店もいい。八坂神社にドーンとぶつかって右の方に行って、一本裏に入って上がって行ったらそれがある。
大久保さん、原さん:へー!
柳原さん:そのへんの周りも、美味しいものも歴史も、いっぱいある! 女の子が好きそうなものもけっこう売ってるわ。お箸とか扇子とか。
──大久保さんは京都には何度も行かれてるんですか?
大久保さん:自分で行き始めたのはここ最近なんです。イベントとかで京都・大阪に行く機会が多くて、その帰りに寄るんです。一番びっくりしたのが、新撰組の池田屋が、そのまま居酒屋になってるんですけど、坂本龍馬が命を落とした場所はコンビニになってるんです!
柳原さん:そうや~。
大久保さん:それがすごくおもしろくて、そこから京都にはまっちゃったんです。京都おもしろいな~と思って旅行をし始めたら、神社とかのパワースポットが好きになったんです。東京だと東京大神宮とか明治神宮とかも行きます。パワースポットの本を買って調べてます。
──ほんとにお好きなんですね! そんな大久保さんをゲストに招いた柳原さん、改めて大久保さんの感想をお聞かせください。
柳原さん:話しやすいのは当然なんですが、もうちょっと話ができたら、本人が好きなボケとか好きなトークのやり方がもっとあるはずなんです。それを知った上で番組ができたら、もっとおもしろくできたかな~ってのはありますね。他の番組でもアフレコの現場でも、あと5回くらい会ったらわかるかな?
──番組中、大久保さんのトークが、まさか最後に「寝る」というボケだったとき、みなさんまんまと釣られていましたね!
原さん:釣られた! おもしろかった!
柳原さん:ちゃんと集中して話を聞いててよかったなと思いました。
──てっきりマジメなトークをしてるのかな~と、スタジオのみんなが思っていました。
大久保さん:あはは! 今日、一番うれしかったとこですね。あんなにツッコんでもらえると思ってなかったです。
──それと、原さんとのアニソンイントロクイズに負けた罰ゲームで行なった「力士」の演技も楽しかったです。
大久保さん:あれはホントに謝ろうとしたのに!(笑)
柳原さん:ただね、このふたり(大久保さんと原さん)のカラミがほんまにキツくて! 思わずツッコんで止めましたよ。
──柳原さんがお笑い芸人として、耐えられない空気ですか?(笑)
柳原さん:ほんまに一番イラッとする空気。イラッとする声優カラミの内のひとつですよ。なんか、よくあるやろ? 「わーわーわー♪」みたいな感じで、内容がなんもない!
一同:(爆笑)。
柳原さん:ただ単に、責任のなすりつけ合い。「センパイだからお願い」みたいな、なんや!
原さん:あはははは!
柳原さん:でもね、ふたりとも賢いの! 事務所はちゃんといい人を採用してます。オーディションで好かれるいい子。ただ容姿と声がかわいい子だけじゃなく、頭の回転が早い。IQの高さで選んでるんですよ。
原さん:でも、からむと大惨事……。
一同:(笑)。
柳原さん:そうそう! 頭がいいゆえに、大惨事です(笑)
大久保さん:他の現場でもスタッフさんたちに言われるんです。「お前らヘン!」って。ダジャレとか好きで、けっこう言うんですけど、まぁそんな空気になりますね。
──柳原さん、そんな空気はどうですか?
柳原さん:そうですね、僕がいれば……処理しますよ。
原さん:あははは! ありがとうございます。
大久保さん:よろしくお願いします。
柳原さん:ふたりが「欲しがりだ」というのが、とてもよくわかりましたからね。次にお会いしたら、ちゃんとツッコみます。原ちゃんもそうですけどね。
──「最近の原さんはスゴい」と、柳原さんは褒めてますね。
柳原さん:いやいやいや、ホント、すごいんですよ。だって僕の言うことを全部守ってくれるから上達してる。いままでキャラを作って逃げたりしてたから、「それやめろ」とか「そこは素直にやったらええねん」とか。
大久保さん:えぇ~!
柳原さん:「そんなん、せんでええねん!」とか、なんか芸人の師匠みたいなことを言ってますけど。
原さん:なるほどな~って、勉強してます!
柳原さん:だから、声優としてイベントでトークしたら、ぜんっぜん可愛げがないかもしれない。
一同:(爆笑)。
──大久保さんが出演されている『直球表題ロボットアニメ』ですが……
原さん:NOTTVでもいつもCMやってます!
柳原さん:あの番組、おもしろいね。
大久保さん:ありがとうございますっ! あの番組、本編の台本があるところも、私はほぼアドリブを入れて演じてます。しかも、テストでやらずに本番でツッコむんです。なので他のふたりが本番中に時々笑っちゃって、よくアフレコを止めます(笑)。
一同:(笑)
──大久保さんはツッコむのとボケるのと、どっちが好きですか?
大久保さん:どっちも好きです!
柳原さん:ほら、欲しがり! 僕といっしょです……。
原さん:あはははは!
──それでは声優業について伺います。4月からのアニメでもいくつもキャラクターを演じますが、今後、大久保さんがやってみたいキャラクターはありますか?
大久保さん:人間以外のもの。「人外」に興味があります。
──柳原さんが「鳥」のプロじゃないですか!
柳原さん:ハハハハハ! 柳原さんはスゴいですよ。オウム2回、ペンギン、ネズミ、ハムスター、ハチ。そしていまはカラス、馬……と、私の人外っぷりはどうですか? 一番ひどいときは「魔法のやかん」ね。『こち亀』なんですけど、一番最後に「やかんに頼ったらあかん」って終わるんですよ。
大久保さん:あはははは! ダジャレですね。
──そういった感じの役をやりたい?
大久保さん:そうですね! 妖精みたいなのがしゃべるのって、ステキですよね? それに、私はいつでもなにかに挑戦していきたいなって思っています。
──大久保さんの人外キャラクター、期待したいです。それでは柳原さん、人外の役を獲得するにはどうしたらよいか、大久保さんに伝授してください。
柳原さん:音響監督さんに好かれることです。
一同:(爆笑)。
──声についての技術じゃないですね!
大久保さん:じゃぁ、好かれるためにはどうしたらいいですか?(笑)
柳原さん:音響監督さんのボケを全部拾うことです。
原さん:あはははは!
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