江口拓也さんの『ぼっちラジオ』公開録音イベント後インタビュー! 檜山修之さんがゲスト出演!!
2013年5月25日(土)、東京池袋でテレビアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のWebラジオ番組『ぼっちラジオ』の公開収録が行われ、約100人のファンが会場に集結した。『ぼっちラジオ』とは、比企谷八幡 役の江口拓也さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組。『総武高校奉仕部ラジオ。』と共に、アニメイトTVで第2・第4金曜日に配信中だ。
当日行われた公開収録では、番組始まって以来初めてのゲストとして材木座義輝 役・檜山修之さんが登場。収録中に江口拓也さんは大先輩の檜山修之さんと共に番組を進行しなければいけないため、楽しみながらも「いつもと違うヘンな汗が出る」と困惑気味だった。檜山さんもそれを楽しみつつも、ときおり厳しいツッコミを炸裂させて会場の笑いを誘っていた。集まったファンは、いつもと違う『ぼっちラジオ』を生で聴けて満足したに違いない!
番組の内容は配信を聴いてもらうとして、今回の記事では収録後に行ったインタビューを掲載します。ぼっち党総裁・江口拓也さんと、ぼっち党幹事長・檜山修之さんのおもしろインタビューをどうぞ!
――初めての公開録音お疲れ様でした。まずは『ぼっちラジオ』の番組紹介をお願いします。
江口拓也さん(以下、江口):『ぼっちラジオ』という番組は『総武高校奉仕部ラジオ。』が終わった後にヌルッと始まる、ひとり語り番組なんです。どっちかというと早見沙織さんと東山奈央さんの奉仕部ラジオがメインで、僕の番組はオマケみたいなものです。なので本当に聴いている人がいるのかなあ~と不安だった……いや、不安でもなくて、いままでは「どうせ聴いてる人はいないでしょ」と思ってやってました(笑)。
――いやいやいや。聴いてる人は多いですよ!
江口:今日の公開録音イベントにみなさんが集まってくれたので、本当に聴いてくれている人がいることがわかりました。しかも、1~2週間前に急きょ募集したのに、100名近くも集まってくださってありがたいですね。
――そんな急きょ決まったイベントに、「ぼっち党幹事長」として材木座義輝役の檜山修之さんをゲストに招きましたね。
江口:いままで僕は「ぼっち党総裁」とか言って偉そうにしてたのに、檜山さんがゲストにいらっしゃるので、今日は偉そうにできませんでした(笑)。しかも、「ぼっちラジオ」なのにゲストを招くって、番組のコンセプトが変わっちゃってますよね?
一同: (笑)
――収録中、「へんな汗が出る」とおっしゃってましたが。
江口:だって檜山さんがいらっしゃってるので……。なんなら檜山さんを総裁にしたかったです。
檜山修之さん(以下、檜山):やめてくれよ!
一同: (爆笑)
――そんな檜山さんは、番組初のゲストでした!
檜山:はい、そうですね。でも正直に話しますと、けっこう前から「このラジオにゲストで出てくれ」とオファーをもらってたんです。このラジオ番組はアニメ本編を録った後に収録をしてるので、「材木座の出番があるときにしましょう」ってことになったんです。そうしたらしばらく出番がない回が続いて、伸び伸びになってたんです。そして、ほとんど忘れてたあるとき「公開録音のゲストに出てください」と言われたんです。いきなり公開録音って、なんだそりゃ!(笑)
一同: (笑)
――そうだったんですね! 初めはこんなツモリじゃなかったんですね。
檜山:この作品では初めてですけど、他のいろんな作品では公開録音やらイベントやらに出演させていただいてますので、自由にやらせていただきました。
――普段ならちゃんとしてますか?
檜山:いえ、普段からちゃんとしてません(笑)。
江口:あはははは! そんなことはないと思います!(笑)
――江口さんは、隣の檜山さんが自由にされていて番組の進行はやりやすかったですか?
江口:やりやすかったです。
檜山:いや、半々だと思う。やりやすかった面もあるけど、やりにくかった面もあるだろ?
江口:あはははは!
檜山:「もう少し遠慮してくれよ。これは俺の番組なんだよ」って思ってたはずだ。
一同: (爆笑)
江口:それはないです! それはないですって!
――普段のアフレコの現場も、今日の公開収録のような雰囲気ですか?
江口:そうかもしれませんね。同じ延長線上な雰囲気です。普段からすごくたくさん会話させていただいてます。
檜山:アフレコ現場での僕は最年長なので、コイツらとはジェネレーションギャップがあるんですよ(笑)。
江口:えへへ♪
檜山:だからちょこっとだけ距離をとって、様子を見ながらコミュニケーションをとってます。ヘンな意味じゃなくて、引いて見てる感じ。だって、へたすりゃ親子の年齢差ですからね。僕は今年46歳なんで、江口も早見も東山も子供みたいなもんですよ。例えれば、子供の会話を隣で聞いてるオヤジみたいなもんですよ。
――でも、アフレコが終わると毎週飲み会があったそうですね?
江口:そうなんです。アフレコ終わりの飲み会に檜山さんも参加してくださってたんです! 毎週飲みの場所だけは抑えてあって、行きたい人は自由に参加するってスタイルなんです。
檜山:出番がないときが半分くらいあったので、出番があるときだけ参加してました。
――その飲み会の席では、どんな話をするんですか?
檜山:それはみなさんと同じで、くだらない話もしますし仕事の話もします。マジメだったり、そうじゃなかったり。
江口:本当に楽しく飲ませていただいてるので、飲み会の空間が気持ちいいんです。
――「ぼっち」よりもみんなで飲んでるほうが楽しい?
江口:それは間違いなくみんながいたほうが楽しいですね!(笑) ひとりでも飲みますけど、それはみんなと飲んで帰ってきてから、ひとりで飲み直して、あとは寝るだけです。
――番組中、檜山さんは「ぼっちエピソードありますか?」との質問に対して、「ない」と即答してましたね。
檜山:はい、ありませんね。もちろんひとりで行動することもありますけど、それは「ぼっち」というか「ひとり」なだけですよ(笑)。ネガティブに受け取ってないからねぇ。
――では、「ぼっち」の良いところと悪いところを、ひとつずつ挙げてもらえますか?
檜山:良いところは、「自分のペースでやりたいようにできる」ことですね。
江口:悪いところは、共有ができない。広がりがない。
檜山:あ~、まぁようするに、「ぼっち」を認めてる人間というのは「ぼっちな俺を誰か助けてくれ」ってことだろ? そんなこと知るか!
一同: (爆笑)
――根本的なところですね。
江口:傷を舐めあっても解決しませんからね。でも、この「ぼっちラジオ」は傷を舐め合うラジオです(笑)。
檜山:俺、ダメなんだよね。傷を舐め合えないからさー、傷を見せつけて気取ってるヤツがいたら、傷口にカラシを塗りたくなっちゃうんだよね。
江口:あははははは! でも、そこから奮起させようとしたいんですよね?(笑)
――今日の公開録音はとても楽しかったし、お客さんも盛り上がっていました。今後、また檜山さんがゲスト出演する可能性は?
檜山:どうだろ? 今日が最初で最後だと思うんだよね。
江口:いやいやいや。イベントとか映像特典とか、あるかもしれませんよ!
檜山:なんでオマエが乗っかってくるんだよ! 「ぼっちラジオ」なんだから否定する立場だろ!(笑)
――『ぼっちラジオ』の今後の展開は?
江口:どうでしょうねぇ? 本来、今日みたいなイベントをやるのって「奉仕部」のほうだと思うんですよね?
檜山:奉仕部は忙しくてスケジュールが取れなかったんだよ!!
一同: (笑)
――番組中と同じように、檜山さんのツッコミは容赦ないですね。今日の番組はアフレコとどちらが疲れましたか?
江口:疲れはないんですが、ヘンな汗が出てきたのでアフレコよりエネルギーを使ってるような気がします(笑)。アフレコの消費量が100%だとしたら、今日は120%くらいでした。ちなみにいつもの「ぼっちラジオ」は10%くらいです(笑)。
一同: (爆笑)
【スタッフ】
原作:渡 航(小学館「ガガガ文庫」刊)
キャラクター原案:ぽんかん(8)
監督:吉村 愛
シリーズ構成:菅 正太郎
キャラクターデザイン:進藤 優
プロップデザイン:樋口聡美
美術監督:池田繁美
色彩設計:辻田邦夫
編集:関 一彦
美術デザイン:池田繁美・大久保修一(アトリエ・ムサ)
音楽:石濱 翔・MONACA
音響監督:本山 哲
音響効果:中野勝博
音響制作:デルファイサウンド
制作スタジオ:ブレインズ・ベース
【キャスト】
比企谷八幡:江口拓也
雪ノ下雪乃:早見沙織
由比ヶ浜結衣:東山奈央
戸塚彩加:小松未可子
材木座義輝:檜山修之
比企谷小町:悠木 碧
平塚 静:柚木涼香
雪ノ下陽乃:中原麻衣
葉山隼人:近藤 隆
三浦優美子:井上麻里奈
海老名姫菜:ささきのぞみ
川崎沙希:小清水亜美
ほか
【ストーリー】
「青春とは嘘であり、悪である」
──こう書いた作文をきっかけに、「奉仕部」に入部させられた比企谷八幡。奉仕部では、息を呑むほどの美少女・雪ノ下雪乃、クラスの上位カーストに属するギャル・由比ヶ浜結衣に出会い、ラブコメに展開──するはずが、八幡の残念な性格がそれを許さない! 八幡の高校生活、いったいどうなる!?
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