『ウィッチクラフトワークス』のED曲「ウィッチ☆アクティビティ」が2月5日リリース! KMM団のキャスト5人のスペシャルインタビュー(前編)
1月にスタートした水薙竜さん原作(講談社刊『月刊good!アフタヌーン』)のアニメ『ウィッチクラフトワークス』。ケモミミの可愛いちびキャラ5人がコミカルに拷問を受けるED映像も話題になっているが、そのED曲「ウィッチ☆アクティビティ」が2月5日発売!
歌うのは主人公・多華宮仄と火々里綾火を狙う、塔の魔女5人、KMM団。シングル発売を祝して、倉石たんぽぽ役の井澤詩織さん、宇津木環那役の夏川椎菜さん、飾鈴役の麻倉ももさん、桂虎徹役の日岡なつみさん、目野輪冥役の飯田友子さんの、KMM団5人に前後編に渡るスペシャルインタビューを敢行!
前編はシングル「ウィッチ☆アクティビティ」についてたっぷり語ってもらいました。
●かわいくテンポが速い原作がアニメ化で更にパワーアップ!
――まず『ウィッチクラフトワークス』の原作を読んだ印象と、実際にアニメをご覧になった感想を聞かせてください。
倉石たんぽぽ役・井澤詩織さん(以下、井澤さん):ずっとコミックスを集めていたのでアニメ化を知った時もうれしかったし、自分が演じられることもうれしかったです。そしてアニメを見てみると、原作自体、絵がきれいなんですけど、アニメになって動くとよりわかりやすく目に入ってきて。原作でちらっと書いてある小ネタとか、情報量が一気に増えたように感じました。今は毎週、いち視聴者として楽しんでます。
桂虎徹役・日岡なつみさん(以下、日岡さん):原作を読んだ時、絵が緻密で繊細で、おもしろいし、テンポ感も良くて。アニメになっても繊細さはそのままに、画面の色合いがカラフルなのもかわいいし、音楽も疾走感や雰囲気が伝わって、原作の良いところがしっかり再現されていて素晴らしいなと思いました。
目野輪冥役・飯田友子さん(以下、飯田さん):キャラ一人ひとりが魅力的で、ちょこっとしかしゃべらないキャラにもしっかり設定があって、すごいなと思いました。アニメでは原作で語られていない部分が描かれてたり、キャラクター性がより掘り下げられていて。好きなキャラも、もっと好きになりました。演出にもこだわりを感じて、例えば派手に見えるバトルシーンで、火々里さんの放つ炎の色とかすごくきれいで。アニメファンじゃなくても目を引かれる作品じゃないかなと思います。
宇津木環那役・夏川椎菜さん(以下、夏川さん):コミックを読んだら、カバーをはずしたところにキャラの設定が描いてあって、驚きました。それも、ちょっとしたキャラでも細かく。水薙竜先生の作品愛が伝わってきて。アニメでもコミックで描かれていた裏設定までちゃんとフォローされていて、更に感動しました。あと、たんぽぽちゃんの操る、ウサギ兵士の大量さに圧倒されました(笑)。
飾鈴役・麻倉ももさん(以下、麻倉さん):私、魔法ものが好きなんですけど、この作品ではたくさんの魔法使いが出てきて、かわいかったり、クールだったり、いろいろなタイプがいて。しかもそれぞれのキャラの設定も細かくておもしろいなって思いました。そしてアニメではキャラ達が実際に魔法を使うシーンが見られたのもうれしくて。バトルシーンでのアングルも素晴らしくて、迫力があって映画みたいだなって感動しました。
●KMM団がアイドルに、拷問にと大活躍のED映像!?
――主人公の多華宮が、クールなヒロインで、魔法使いの火々里にお姫様抱っこされるビジュアルと「多華宮くんは私のお姫様だから」のセリフ、ここまでやるか! という白ウサ騎紙団のグラフィックなど話題盛りだくさんの作品ですが、デフォルメされたKMM団が登場するEDも話題に。
井澤さん:昨年の先行上映イベントでも客席から笑いが起きてて。自分達で言うのも何だけど、かわいいよね?
全員:うん!
飯田さん:でも、画面では5人が無表情で貼り付けや水車責めとか拷問を受けてるのがシュールで。「拷問されてますけど」みたいな(笑)。
井澤さん:しかも画面を見てるとキャラと視線が合っちゃって(笑)。
麻倉さん:TVで見ていたら、手足の関節を引っ張って伸ばされる拷問を受けてる時、足が少しずつ伸びていたのに気付いた時はビックリしました。
飯田さん:合間で一人ずつ、普通の等身で歌っているシーンも好きです。
夏川さん:それぞれの個性が出てるんですよね。でこ(虎徹)はアイドルっぽく、たんぽぽは動きが激しくて、環那はヘッドバンクみたいなことしてて。そして“ウィッチ ウィッチ”と歌っている時のどや顔もかわいくて。
井澤さん:立ち絵のシーンではお話が進むごとに実は登場するキャラも増えているのも見どころで。
日岡さん:最初はKMM団5人しかいなかったのに。あとうさぎと摩訶ロンがシルエットでダンスしているのもかわいいです。
――でもラストもかなり衝撃的ですよね。
日岡さん:5人が貼り付けられながらも笑顔で手を振っていると炎に包まれて(笑)。
飯田さん:炎を放ったのはきっと火々里さんなんでしょうね。
夏川さん:実際に火々里さんに火あぶりにされるシーンあったよね。
井澤さん:2話の頭で。
麻倉さん:作品とKMM団の魅力が詰まった映像ですね。
●KMM団のすべてを表したポップチューン「ウィッチ☆アクティビティ」
――そのEDで流れる「ウィッチ☆アクティビティ」を歌うのは、もちろんKMM団!
全員:ありがとうございます!
日岡さん:完成した曲とED映像が合わさったものを収録スタジオで、みんなと見た時は感動して、これはイケるなと(笑)。
井澤さん:曲をいただいて、おうちで練習してる時、私と一緒に聴いてた姉のほうが先に覚えて。私もイケるなと(笑)。覚えやすい曲って侵食されるし。
麻倉さん:最初に聴いた時から耳なじみがいい曲で、知らず知らずのうちに口ずさんでいる中毒性の高い、楽しい曲です。
夏川さん:初めて聴いた時は不安でした。早口で歌うところも多く、言葉数も多いので舌が回らないかもって。でも意外とリズムに乗れてすんなり歌えて。メロディも覚えやすくて、レコーディング前から頭でループしたり、口ずさんでいたり。サビの“萌えもFeelingもお耳で表現”はKMM団のすべてを表しているなと思って感動しました。
井澤さん:そこ、大事! ケモミミはチャームポイントだからね!
麻倉さん:“ウィッチ”といっぱい歌っているのも魔女のKMM団らしいかも。
飯田さん:キャッチーで、にぎやかで楽しそうという印象と共に、懐かしさも感じて。昔のテクノっぽくて、体もリズムに乗ってくるダンスチューンでもあって。あの曲でダンスを踊りたくなりました。
日岡さん:今回が声優として初レコーディング&記念すべき初CDです。私の中のキャラソンのイメージは、アップテンポでピコピコした、楽しい曲だったので、「あっ、キャラソンっぽい!」と思って。そんな曲を歌えて、うれしかったです。
●歌声のかわいさにスタッフも思わず「かわいい」
――5人の声がきれいに重なっていて、感心しました。
麻倉さん・日岡さん・夏川さん:よかった~!
井澤さん:そこはスタッフさん達の力で(笑)。
飯田さん:最後に収録だったから、最後の語尾を伸ばすところの長さなど、前の人をガイドにして調節できました。またユニゾンするところも、みんなで楽しく歌っていると思ったら、その光景や世界観が広がったので歌いやすかったです。レコーディング後にすぐ、5人の声を合わせたものを聴かせてもらったら「これはすごい!」って。みんな、キャラが立っているのに、こんなにかわいく仕上がるんだと思いました。スタッフさんも「想像以上の出来です」と言ってくださって。
日岡さん・夏川さん・麻倉さん:うれしい!
井澤さん:本当? 初めて聞きました。
飯田さん:一人ひとりキャラの声を調整しながら聴いてる時も、「あっ、これ、かわいいな」と口に出してて。
(全員爆笑)
飯田さん:みんなで作り上げたという満足感や充実感がある曲になりました。
●デモではアダルトなムーディ曲だった!? カップリング「Saturday Night Witches」
――カップリング曲の「Saturday Night Witches」は作中で、KMM団が火々里に返り討ちに合うたびに、反省会と称してカラオケBOXで歌っていた、あの曲ですね。
井澤さん:パーティチューンみたいに聴こえますけど、デモの段階ではもっとムーディな曲だったんです。
飯田さん:こじゃれたクラブで流れてるような。
日岡さん:大人な雰囲気で、ED曲とまったく違うなって。最初、間違ったデモを受け取ったのかなと思った(笑)。
麻倉さん:どちらと言えば火々里さんのイメージソングっぽくて。
日岡さん:間違いじゃないと知って、アダルトなKMM団を出せるのかなと。
井澤さん:でもレコーディングの時、仮歌からテンポが上がっていて、「楽しげに歌ってください」と言われました。
夏川さん:デモは色で言えば紫だったけど、完成版は明るい紫に。
麻倉さん:何となくわかります(笑)。
井澤さん:アニメでも“ション”、“ション”歌ってるなと思ったでしょうけど、フルで歌ったら、“creation”、“sensation”、“tension”、“formation”など、こんなに“-シ
ョン”という単語があるんだなと。作詞家さんもすべての“ション”を使い切ったと言ってました。
(全員爆笑)
夏川さん:その“ション”の連続で刷り込みされて(笑)、この曲も一度聴いたら忘れられないと思います。
●5人が英語発音で頑張ったえせネイティブ感に注目!?
――「Saturday Night Witches」の聴きどころは?
日岡さん:KMM団らしい元気さ、5人の仲の良さも出てるし、合いの手も入って。
麻倉さん:合いの手楽しかった!
日岡さん:ねっ! みんなでわいわいした感じも素敵で、ED曲に負けないくらい。
飯田さん:実はこの曲がED曲になるというお話もあったそうです。それほど接戦で。
井澤さん:「やっぱり、もうちょっと攻めようか」みたいな。ダブルAサイドシングルでもいいよね。
日岡さん:ただ“You don’t get it,do you?”は「えせネイティブっぽく歌ってほしい」と言われて。
飯田さん・夏川さん・麻倉さん:私も!
日岡さん:そこが一番、苦戦しました。みんなが必死にネイティブ感を出している、隠れ聴きどころです(笑)。
麻倉さん:変わったテンポの曲調で、リズムを取るのが苦手なので大変でした。ちゃんと聴こえているといいな。
井澤さん:大丈夫! あとよく聴くとバックの音がいろいろなところから聴こえるんです。
夏川さん:シャラシャラ♪という、きれいな音が鳴ってて。オフボーカルバージョンで聴くともっとよくわかると思うので、ぜひ聴いてほしいです。
井澤さん:あとセリフも入っているし、「ウィッチ☆アクティビティ」よりも更に各キャラの声が聴き取りやすいと思うので。
飯田さん:ユニゾンなのに、一人ひとりの声が立ってるんですよね。1回目はたんぽぽの声に集中して聴いてみようかなとか、そんな楽しみ方もあるかも。
夏川さん:ハモりもたくさん録ったので、そこも注目してほしいです。
井澤さん:このシングルはヘッドフォンか、イヤフォン推奨で! あとKMM団の反省会みたいに、お友達とカラオケで歌って、盛り上がってほしいですね。
(後編へ続く)
TVアニメ『ウイッチクラフトワークス』はTOKYO MX、ABC朝日放送、テレビ愛知、BS11、AT-Xで放送中! バンダイチャンネルとニコニコ生放送でも配信中!!
KMM団[倉石たんぽぽ(CV.井澤詩織)、宇津木環那(CV.夏川椎菜)、飾鈴(CV.麻倉もも)、桂虎徹(CV.日岡なつみ)、目野輪冥(CV.飯田友子)]
2014年2月5日発売
1,143円(税抜)
発売:ランティス
『ウィッチクラフトワークス』Blu-ray1 完全生産限定版
2014年3月26日発売
7,000円(税抜)
発売:バンダイビジュアル
(店頭予約締め切りは2月16日)
>>アニメ『ウイッチクラフトワークス』公式サイト
(C)水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会