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KMM団のキャスト5人のスペシャルインタビュー(後編)をお届け!

『ウィッチクラフトワークス』のKMM団が歌うED曲「ウィッチ☆アクティビティ」発売記念! KMM団のキャスト5人のスペシャルインタビュー(後編)

 水薙竜さん原作(講談社刊『月刊good!アフタヌーン』)のアニメ『ウィッチクラフトワークス』のED曲、KMM団が歌う「ウィッチ☆アクティビティ」が2月5日に発売したのを記念して、倉石たんぽぽ役の井澤詩織さん、宇津木環那役の夏川椎菜さん、飾鈴役の麻倉ももさん、桂虎徹役の日岡なつみさん、目野輪冥役の飯田友子さんの、KMM団5人に2回に分けてロングインタビュー!
後編の今回は5人が選んだ名シーンと今後の見どころ、作品の魅力をたっぷり話してもらいました。

前編はこちらからどうぞ。
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1391597035

●4話の作戦会議は新たな発見と胸キュンが!?

──では序盤の5話までで印象的なシーンを挙げてください。

飾鈴役・麻倉ももさん(以下、麻倉): 私が演じる鈴ちゃんは基本的にしゃべらないし、しゃべってもひと言ぼそっとしゃべるくらいで、ほぼ無感情。いただいたディレクションも「生きていることを感じさせないで」(笑)。表情の変化が見えない中でも、感情が動くシーンもあるので、そこは演じてて楽しいです。そんな鈴ちゃんがなんと4話で、笑ったんです!

一同:ああっ!

麻倉さん:ファミレスでの作戦会議中に意見をぼそっと言ったら、眼帯ちゃん(冥)がフォローしてくれて。その瞬間、「うん」と笑いかけたのを見たらキュンとしちゃって。思わず、テレビの前で「うわぁ~っ!」と声を上げてしまいました(笑)。普段、笑わない子の笑顔はかわいいなと思いました。

宇津木環那役・夏川椎菜さん(以下、夏川): 環那の印象的なシーンも、その作戦会議で。環那のツッコミしまくりで。特に虎徹が「善は急げだ」と言うと、すかさず「これって善じゃなくね?」と突っ込んだセリフが今のところ、私的にはベスト突っ込みだなと(笑)。

桂虎徹役・日岡なつみさん(以下、日岡): 私も作戦会議です! 虎徹は5話までちらちら出てくるけど、まともに出てくるのは4話くらいしかなくて。台本をいただいた時、最初から5人で会話しているのを見て感動して。5人の普段の雰囲気がわかったし、虎徹もあまりしゃべるタイプじゃないので、「何を考えているのかな?」という思うことも多くて。でも、作戦会議で、しゃべらない鈴に話しかけたり、意外と面倒見が良いことがわかって。新たな発見ができたシーンでした。

●巨大ウサギとクマの戦闘シーンは特撮ものに負けない迫力!

夏川さん:あと同じ4話の終盤で、クロノワールがチェスのコマをいじって、KMM団に作戦を説明している時、火々里さんのコマを、KMM団のコマで寄ってたかって突いて「勝てるぞ」とやっているシーンはKMM団らしくて、かわいいなと。

目野輪冥役・飯田友子さん(以下、飯田): 冥は5人の中で一番攻撃的で特攻隊長的なところがあるんですけど、一番カッコ良くいられたのは2話かな。他の4人が捕まっているところに、後から登場して。後から出てくるのって強そうじゃないですか?(笑)。

日岡さん:確かにカッコよかった!

飯田さん:スマートに多華宮君をさらっていったところとか。あと個人的に見てほしいのは、4話でたんぽぽの使い魔の白うさぎの式神が巨大化して、霞ちゃんの摩訶ロンと戦うシーンがありましたが、その式神をやらせていただきました。

倉石たんぽぽ役・井澤詩織さん:(以下、井澤): やってた! やってた!

日岡さん:あの戦闘シーンは特撮みたいなのに、かわいくて、楽しくて。好きなシーンです。

飯田さん:声も加工していただいて、動いているシーンも迫力あって。

井澤さん:摩訶ロンがプロレス技を出しまくって。

夏川さん:KMM団で戦っている時よりカッコよくて……。

麻倉さん:シーン的にも長くて(笑)。

飯田さん:全力で戦って、全力で遊ばせていただいたので、ブルーレイが出たら、じっくり見てほしいです。

夏川さん:4話はKMM団の出番が多い回だったけど、できればまたKMM団をフィーチャーした回もお願いします!

●たんぽぽへの愛情と悪さのせめぎ合い!?

井澤さん:たんぽぽはKMM団の中では割としゃべらせていただいているほうなので、登場シーンはどれも愛着があります。でも毎回、悪そうにするのが大変で。原作を読んでいた時からたんぽぽが一番好きなキャラで、自分的にすごく愛しくて。だからうっかり気を抜くと、悪そうじゃなく、バカそうになっちゃって(笑)。たんぽぽは、多華宮君を本気で捕まえようとしてるし、本来、悪いはずで。だから笑い方一つでも、「今の悪そうじゃなかったからもう1回」みたいな。その時は「ごめんなさい。性格いいのが出ちゃって」と言うと、「バカじゃない」と。

一同:(爆笑)。

井澤さん:私の中のたんぽぽへの愛しい想いと、たんぽぽは自分のこと、愛しくないだろう? というせめぎ合いがあるバトルシーンは印象的ですね。あと3話で、火々里さんと多華宮君が魔法のほうきに乗った飛行シーンがすごく好きで。爽快感とスピード感があって、街並みもきれいだし、音楽も合ってて。パソコンのスクリーンセーバーにしたいくらい(笑)。ずっと見ていたいと思うシーンでした。

飯田さん:たんぽぽだと、1話の「姫様、こっち向いて」と言ってるシーンもおもしろいです。登校中の火々里さんに、生徒達がキャーキャー言ってるシーンにちゃっかり混ざって。あれは悪意なのか、何気なく出た言葉なのか。見えないところでも、2人にちょっかい出しているところが好きです。

●おいしいところはKMM団が持っていきます!

──KMM団は、塔の魔女の中では、ダントツに出番が多いですね。同じ塔の魔女、あい、まい、みいの星組も寄せ付けず。ただ登場キャラが増えてくるとその座も……。

日岡さん:ギクっ!

麻倉さん:ドキっ!

井澤さん:いやいや。これからもおいしいところはもらっていきますから。ね?

全員:うん!

井澤さん:原作を読んでて思うんですけど、出てるんですよね。しゃべってなくても。

夏川さん:背景のほうにちゃんと!

飯田さん:常に多華宮君と火々里さんの動向を近くで、チェックしてます。

井澤さん:教室でも、5人の席は多華宮君の席を囲むように配置されているので。だから出番はあるはず!

──塔の魔女と対する工房の魔女は、街に5人いると言われていますが、火々里のほか、4話で多華宮の妹、霞が出てきて。

井澤さん:私達のボス、メデューサ様も工房の魔女に捕らわれていましたが、5話で復活して。

麻倉さん:カッコイイ!

飯田さん:5人共、メデューサ様のことが大好きっぽくて。メデューサは悪役なのに、懐ろが広くて、カッコよさがわかるんですけど、その下にいる私達は、なぜ火々里にいつもボコボコに。

夏川さん:それ以上は言わないで!

井澤さん:クロノワールさんが「甘やかしおって」と言ってたから。

日岡さん:甘やかされてきたんでしょうね。

夏川さん:でも今後シリアスさが増していく中で、KMM団が出るシーンでほっと息抜きしてもらって。

麻倉さん:作品の癒しキャラとして、愛していただければ。

●KMM団が語る『ウィッチクラフトワークス』の魅力

──改めて『ウィッチクラフトワークス』の魅力や見どころを教えてください。

井澤さん:コミックもアニメも何でも見返したくなる作品だと思っていて、皆さんにもまず好きなキャラに注目して、その後、敵キャラに注目するなど、いろいろな視点で楽しめると思います。

日岡さん:回を追うごとに盛り上がりが増していって。多華宮君と火々里さんの距離や想いもそうだし、2人を取り巻く状況や展開も加速して。魔法使いも工房の魔女、塔の魔女から続々と出てきますが、私達、KMM団も粘り強く(笑)。この作品は魔法ものですが、誰でも「もしも魔法が使えたら」と夢見ると思うんです。そんな頃を思い出すのもいいし、KMM団や多華宮君、火々里さんのクラスメイトになった気分で見ていただくのもいいし。ファンタジックでおもしろい世界を楽しんでほしいです。

飯田さん:これからキャラが増えていきますが、そのキャラ達の魅力を話数ごとに見てほしいです。キャラ一人ひとりの設定もあるし、その子達の持つ魔法も出てくるので、画面上に彩りや情報量が更に増えてくるはずです。お気に入りの魔女や魔法を見つけるという楽しみ方もありますよ!

麻倉さん:でも魔女は敵も味方もかわいい子が多くて、その子達が戦っているからどっちを応援していいのか、迷っちゃうかも。バトルシーンは街を広範囲に破壊してしまうほどのスケールが大きくて、壮絶な戦いが繰り広げられるけど、学園での日常シーンはほのぼのしていて、くすっとしたり、爆笑できるシーンも散りばめられていて。そんなギャップもこの作品の魅力かな。背景も細かく描かれていて、街並や学園のきれいさに、キャラがこっそりいたり。

夏川さん:そうだよね。この作品は画面の中心だけでなく、端々で、いろいろなキャラがいろいろなことをやっていて。私達もあと気付くこともあります。また、4話から本格的に登場する霞が実は1話でちょこっと出ていたりとか、伏線にもあったり。見逃さないように隅々までじっくり見てください。

飯田さん:KMM団的には画面にすき間さえあれば、入り込んでいきたい。お話が進んでシリアスになって、コミカルやおふざけが少なくなった時に、「やっぱりKMM団がいないと寂しいな」と気付いてほしいし、「もっとKMM団を見たい!」という声を届けてください。

●お姫様扱いされる男子主人公が一番かわいい?

──火々里の「多華宮君は私のお姫様」や「いいから私に護られなさい。」というセリフも斬新で。

麻倉さん:主人公の男子を、お姫様扱いする作品って珍しいですよね。

日岡さん:護られたい願望の男子にはたまらないかも(笑)。

飯田さん:実は作品で一番かわいいのは実は多華宮君じゃないかって。だから、女の子キャラのライバルは多華宮君なのかもしれないですね。

夏川さん:この作品では女の子のほうがたくましいから。

井澤さん:だからKMM団も必死に狙っていたりして(笑)。

麻倉さん:この作品がいいのは根っから悪いキャラが一人もいなくて。敵キャラでもどこか憎めない部分があったり。

夏川さん:愛くるしいところがあって。

飯田さん:塔の魔女も工房の魔女も自分が信じる使命に向かって一生懸命で。頑張ってる姿を見ると応援したくなりますね。

井澤さん:これぞ、ファンタジーだと思うし、家族でも安心して楽しめる作品だと思います。KMM団が焼かれたり、拷問されているシーンは……。

●KMM団がもっと注目されるためには?

──今後、こうなったらいいなと思う希望や展開は?

井澤さん:もちろん一番はKMM団がもっと目立って、活躍して、皆さんに愛されたいです! 

日岡さん:それはよく現場でも話してます(笑)。実はKMM団は真の力を隠していて、第2段階に行くみたいなのはどうですか?

飯田さん:冥が眼帯をはずしたり。

夏川さん:環那がツインテイルをほどくとか。

井澤さん:言ってる! 言ってる! 

麻倉さん:猫耳がなくなるとか。

井澤さん:それ、たんぽぽのアイデンティティだから!

日岡さん:現実的なところでは、多華宮君が5人の誰かを好きになって、塔の魔女の仲間になるとか。そうしたら多華宮君に眠る力も手に入るし、火々里さんにも勝てるし。

全員:(うなづいて)ああ~!

──多華宮のハートを射止めたキャラがクローズアップされて、5人の関係も……。

麻倉さん:ギスギスしますね。

夏川さん:5人愛してもらうのは?

日岡さん:なるほど。

飯田さん:それだとお話自体、終わっちゃいませんか?

井澤さん:その前に、火々里に燃やされちゃう(笑)。

●リアルKMM団作戦会議を緊急開催!

井澤さん:あとグッズがいっぱい出てくれたらいいな。EDで拷問されているフィギュアが欲しい!

飯田さん:5体並べたい!

井澤さん:4話で出てきたチェスのコマのスタンプとか。

夏川さん:欲しい!

井澤さん:私の中で勝手に企画書が次々と。

──けも耳を作って、イベントでお客さん全員がKMM団とか。

日岡さん:いいですね!

──先行上映会で井澤さんも着用していた、火々里のローブや衣装のほうが先だったりして(笑)。

井澤さん:いや、それは……。

飯田さん:(笑)。でも衣装とか小物とか、原作から書き込まれているので、手元にあったらうれしいですね。

井澤さん:設定資料集とか欲しいもん!

日岡さん:KMM団の作戦会議みたい(笑)。

麻倉さん:でも、まずは1期がヒットして、2期をやってほしいですね。まだ前半も終わってないですけど。

夏川さん:KMM団でスピンオフ作品とか作ったらおもしろそう。

飯田さん:いやKMM団で劇場版に。

麻倉さん:それでハリウッドへ。

井澤さん:夢は大きくね!

全員:はい!

【放送・配信情報】
TOKYO MX:2014年1月5日より毎週日曜22時30分~
ABC朝日放送:2014年1月8日より毎週水曜深夜2時43分~
テレビ愛知:2014年1月6日より毎週月曜深夜3時35分~
BS11:2014年1月8日より毎週水曜深夜0時30分~
バンダイチャンネル:2014年1月9日より毎週木曜12時00分~
          (有料会員向け1週間先行無料配信)
※放送・配信時間は予告なく変更になる場合がございます。

【STAFF】
原作:水薙 竜(講談社「月刊good!アフタヌーン」連載)
監督:水島 努
脚本:水島 努、横手美智子、吉田玲子
キャラクターデザイン:冷水由紀絵
プロップデザイン:矢向宏志
ビジュアルコーディネート:辻田邦夫
美術監督:黒田友範
色彩設計:石田美由紀
撮影監督:大河内喜夫
編集:後藤正浩
音響監督:岩浪美和
音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:ウィッチクラフトワークス製作委員会

【CAST】
多華宮仄:小林裕介
火々里綾火:瀬戸麻沙美
多華宮霞:茅野愛衣
倉石たんぽぽ:井澤詩織
多華宮 小町:川澄綾子
クロノワールシュヴァルツ・シックス:釘宮理恵
ツインテール(宇津木 環那):夏川椎菜
つるぺた(飾 鈴):麻倉もも
でこ(桂 虎徹):日岡なつみ
眼帯(目野輪 冥):飯田友子
火々里 かざね:大原さやか
鬼灯 火苗:大地 葉
氷尾 凍子:阿澄佳奈
あい:又吉 愛
まい:白石真梨
みい:黒田友佳
ウィークエンド:平野 綾

【楽曲情報】
●OP曲『divine intervention』
fhana
発売日:2014年1月22日
価格1,238円(税別)
発売:ランティス

●ED曲『ウィッチ☆アクティビティ』
KMM団(倉石たんぽぽ(CV.井澤詩織)、飾鈴(CV.麻倉もも)、宇津木環那(CV.夏川椎菜)、目野輪冥(CV.飯田友子))
発売日:2014年2月5日
価格1,143円(税別)
発売:ランティス

【TV ANIMATION ★ INTRODUCTION】
"多華宮君は私のお姫様だから―"

 平凡なスクールライフを送る男子高校生・多華宮仄と、文武両道、容姿端麗で、生徒たちから『姫様』と呼ばれるほど絶大な人気を誇る学園一のマドンナ・火々里綾火。

 クラスメイトながら住む世界が違うふたりであったが、ある日の放課後、『塔の魔女』の事件に巻き込まれた多華宮仄のピンチを、魔女の姿をした火々里綾火に救われ急接近する。実は彼女は、多華宮仄を護ることを唯一の使命とする "魔女"だったのだ。

 平凡な高校生だった多華宮仄の日常は、いったいどこへ向かうのか―!?


>>『ウイッチクラフトワークス』公式サイト
>>『ウイッチクラフトワークス』公式Twitter【ハッシュタグ:#witch_anime】
>>バンダイチャンネルみんなでストリーム

(C)水薙竜・講談社/ウィッチクラフトワークス製作委員会
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