アニメ『魔法戦争』キャラクーCDI・II&オリジナルサウンドトラック3枚同時リリース! キャストコメント&音楽担当した甲田雅人氏のインタビューも到着!
現在好評放送中のTVアニメーション『魔法戦争』の「キャラクターCDI七瀬武編(CV:宮野真守)」・「キャラクターCDII相羽六編(CV:東山奈央)」及び「オリジナルサウンドトラック(音楽:甲田雅人)」が3月12日に発売。担当したキャスト2人のコメントと魔法戦争の音楽担当した甲田雅人氏のインタビューが届きましたのでCD情報と合わせて紹介します!
■キャラクターCDI&II 七瀬武(CV:宮野真守)&相羽六(CV:東山奈央)コメント到着!
Q1:演じるキャラクターの印象は?
Q2:キャラクターソングの歌詞、メロディの印象は?
Q3: レコーディングで気をつけたことは?
Q4:CDドラマを演じた感想は?
Q5:ファンへメッセージを!
【宮野真守(七瀬武役)さんからのコメント】
A1:七瀬武(ななせたけし)は、心の優しいまっすぐな少年なのですが、ある事件をきっかけに心に陰りを抱えてしまっています。彼と共に、その闇に立ち向かっていきたいと思っています。
A2:「Destiny chain」は、めちゃめちゃかっこよくておしゃれな楽曲でびっくりしました。心に響くメロディなので、歌っていてとても気持ち良かったです。運命に翻弄されながらも抗い、立ち向かっていく武の想いが表れた歌詞にグッときました。
A3:かっこよさ、おしゃれさをしっかり表現できるように頑張って歌いました。歌唱している時もとっても気持ちよかったのですが、完成した曲を聴いた時も、メロディが心にとても心地よく響いて感動しました。
A4:ドラマ「魔法戦争 Another World~叶うことのない未来~」は、武と月光の、もう一つの未来をテーマにしたドラマです。本編の武の物語はつらいことの連続なので、もしかしたらあったかもしれない今回のストーリーを演じて、僕自身嬉しくもあり、苦しくもありました。
A5:ドラマ、楽曲共に、武の想いの詰まった作品になっております。大事に大事に聴いていただけたら嬉しいです。
<『魔法戦争』キャラクターCD Ⅰ 七瀬武(宮野真守)>
発売元:フライングドッグ
販売元:ビクターエンタテインメント
価格:1700円(税抜)
発売日:3月12日
【収録曲】
01. Destiny chain
02. 魔法戦争 Another World~叶うことのない未来~
03. Destiny chain(Instrumental ver.)
【東山奈央(相羽六役)さんからのコメント】
A1:相羽六(あいばむい)は魔法使いの女の子です。小さくて細い身体ですが、アーサーという銃で闘う姿は凛々しく、クールな印象があります。ただ、ひとたび戦闘を離れると天然で人懐っこく、放っておけない女の子ですね。ときに無防備になりすぎる時もあって、演じている私がドキドキしてしまいます……! いろいろな表情を見せてくれるので、とても可愛らしいです!
A2:普段の六はお兄さんへの想いが前面に出ている印象ですが、「Dearest Wish」は、大切な仲間である武に向けられた曲のように思いました。神速魔法らしい、駆け抜けるような爽やかさがあるメロディと歌詞が合わさって、この先に何が待っているんだろうという不安、でもそれを押して強く進もうとする六の気持ちが鮮やかに描かれています!
A3:息継ぎです! 六は私の中でも息を多く使う方の声質なので、ワンフレーズを歌いきるのが少し大変でした。でも歌詞がパワフルだったので、身体をまるごと使って開放的に歌ってみました。完成した楽曲を聴いてみたら、その勢いがちゃんと音になっていて嬉しかったです!
A4:「魔法戦争 Another World~魔法少女むむい☆むいむい~」は、六の妄想上のブッ飛んだドラマでした。アニメ本編に硬派な印象がありましたので、ドラマになってテイストが一変して「どど、どうした!?」という感じでしたが、こんな『魔法戦争』もアリですね(笑)。キャラクターたちが「我こそは!」と、こぞってキャラ崩壊していく様子は、とても面白かったです。特に男性キャラは本当に……(笑)。
A5:キャラクターソングの爽やかな曲調は、きっと皆さんの背中を押してくれると思いますし、ドラマの方は……また違った意味で笑顔にしてくれると思います(笑)。いっぱい笑って……いや、楽しんでくださいね!
<『魔法戦争』キャラクターCD II 相羽六(東山奈央)>
発売元:フライングドッグ
販売元:ビクターエンタテインメント
価格:1700円(税抜)
発売日:3月12日
【収録曲】
01. Dearest Wish
02. 魔法戦争 Another World~魔法少女むむい☆むいむい~
03. Dearest Wish(Instrumental ver.)
◆「『魔法戦争』オリジナルサウンドトラック」甲田雅人さんインタビュー!
【メロディを際だたせたサントラです】
──甲田さんが手がけるアニメサントラは、『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』に続いて2作目ですね。
甲田雅人さん(以下、甲田):『アルペジオ』はミリタリー調でありつつレトロにはならないように、というのがコンセプトでした。今回の『魔法戦争』はファンタジーなので、逆にクラシカルなカラーを出していこうと思いました。
──日常の平和な曲や切ない心情を描いた曲、そして激しいバトル曲が混在したサントラになっていました。
甲田:日常の音楽はギターやアコーディオン、ビブラフォン(鉄琴)などを使ったライトな雰囲気になっています。バトル曲は、主に各キャラクターのテーマ曲のアレンジですね。速いリズムの上に、各キャラのテーマのメロディがオーケストラ調で乗ってくる、という感じです。
──メインキャラには、それぞれテーマ曲があるんですね。たとえば主人公の武のテーマはどれでしょう?
甲田: (16)「影絵の虚ろに」や(24)「孤独な旋律」がそうです。最初に作ったのが、作品全体のテーマとなる(1)「魔法戦争」で、武のテーマはそのメロディを受け継いでいます。彼の曲は、家族との葛藤をイメージした悲しい曲が多いですね。(1)「魔法戦争」は武のテーマだけでなく、(11)「大戦の記憶」のような、世界観を表現した曲にも流用されています。(11)は(1)のイントロを膨らませて作りました。
──今回のサントラの構造は、まず各キャラクターごとにベースになる曲を作って、それをさまざまに展開させていったと?
甲田:そうですね。「テーマ回し」というのですが、サントラではよくある手法です。ある曲で使われていたメロディが、他の曲でバーンと大きく展開していたり、ある曲では単音で断片的に出てきたテーマが、クライマックスの曲ではフルオケで鳴っていたり。もともと、他の方が作ったサントラを聴く時も、曲から曲へまたがって仕掛けられた伏線を確かめながら楽しむのが好きなので、自分の作品でもそういうことをやりたいなと。
──他には、どの曲とどの曲が繋がっているのでしょうか?
甲田: (6)「優しさのアリア」は六のテーマで、それが(29)「NEW WORLD~Soundtrack ver.~」に展開しています。六のテーマはもう1曲、今回のサントラには入っていない曲があって、(6)とそれを繋げて、バトルに使えるように4分打ちでリズムを入れたのが(29)です。そこにさらにラップも乗せました。
──ラップは、ED曲を歌っているナノさんが担当されていますね。
甲田:ナノさんのラップが入ったら、すごくスタイリッシュになりました。ラップのアイディアは音楽プロデューサーから出てきたのですが、佐藤雄三監督らアニメ制作サイドも、アニメのサントラでラップは珍しいと面白がってくれて。古いようで新しい、今回のサントラで一番不思議な感触の曲になりました。
──ナノさんのボーカルは他の曲でも使われています。
甲田: (7)「モノフォニックカード」や(18)「死闘」ですね。ナノさんの声が入ることで、若々しさが出たと思います。『魔法戦争』は若い人が好きなアニメという印象を受けたので、よかったなと。
<『魔法戦争』オリジナルサウンドトラック 音楽:甲田雅人>
発売元:フライングドッグ
販売元:ビクターエンタテインメント
価格:3000円(税抜)
発売日:3月12日
【収録曲】
01. 魔法戦争
02. はじまりの朝
03. Invitation
04. ゴーストトレイラー
05. 静寂を裂く響き
06. 優しさのアリア
07. モノフォニックカード
08. 崩壊世界
09. 新たな生活
10. すばる魔法学院
11. 大戦の記憶
12. いつもの時間
13. マーベラスチューン
14. コメディックスタイル
15. 月明かりの影に
16. 影絵の虚ろに
17. 黒い指揮棒
18. 死闘
19. 窓に映るハレーション
20. 真実への帰巣
21. 危難
22. 見つからない鍵穴
23. Scriber
24. 孤独な旋律
25. ラストレクイエム
26. 恐怖の序章
27. Versus
28. 決意と葛藤と憎しみと
29. NEW WORLD~Soundtrack ver.~
30. マホコの部屋
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