石田 彰さんや豊口めぐみさんら主要キャラのキャスト陣が登場! 劇場版『ペルソナ3』第2章、上映初日の舞台挨拶レポート
2014年6月7日(土)、東京・新宿バルト9にて、同日より全国にて公開が開始された劇場版『ペルソナ3』第2章の舞台挨拶が行われた。
『ペルソナ3』は、2006年7月にPS2用ソフトとして発売され、翌年4月にはそのアペンド版、さらに2009年11月にはPSPでリメイクされるなど、今なお根強い人気を誇るタイトルだ。ゲームを原作とした劇場版は第1章が2013年11月に上映され、2014年5月14日にはBD&DVDがリリースされている。
そして今回、第2章が6月7日より公開されることを記念して、初日に舞台挨拶が行われた。イベントには結城 理役の石田 彰さん、岳羽ゆかり役の豊口めぐみさん、伊織順平役の鳥海浩輔さん、山岸風花役の能登麻美子さん、アイギス役の坂本真綾さんが登場。さらに制作陣からは、第2章の監督を務めた田口智久さん、アニプレックス プロデューサーの足立和紀さんも参加していた。
●第2章の感想は「最高です!」
今回の舞台挨拶は映画の上映後に行われたため、まずは第2章の感想についてのトークとなった。話を振られた鳥海さんは、客席に感想を求めに行くというパフォーマンスで場を盛り上げつつ、観客から上がった「最高です!」の感想に同意を示していた。
同じく最高だと思いますと続けた能登さんは、第2章の第1章から続く物語の流れがドラマチックだと評価した。そして足立さんは、青春時代を描きつつも、生と死のリアルさもしっかりと表現されている今回の第2章が、一番『ペルソナ3』らしい内容になったという感想を持ったようだ。
●アイギスの登場はみんな待ちわびた!?
次にもう一度見て欲しいシーンやセリフの話題へと移った。石田さんは第2章のクライマックスはもちろんと前置きしつつ、第1章の公開から時間が経っていることもあり、待ち遠しかった人も多いであろうアイギスの登場シーンを挙げた。公開初日ということで内容について深く触れることは避けるが、具体的なシーンをいくつか上げてアイギスの活躍を振り返り、活躍を再確認して欲しいとした。
そのアイギス役である坂本さんは、収録が少し前のだったため内容を忘れてしまっている部分があったものの、改めて見返したところアイギスの強さを再確認したようで、石田さんの言葉に頷いていた豊口さんはアイギスだけでなく、コロマルなど色んな方向性のキャラクターが増えたことに触れていた。
そして監督の田口さんは、第2章のクライマックスシーンに一番注力したとのことで、キャラクターの感情を表現できたと思うと、自信を見せていた。これから見る人、そしてすでに見た人も、視聴の際はこうしたポイントに注目してみよう。
●第3章は修学旅行に!
舞台挨拶が後半に差し掛かると、第3章の内容も少しだけ話題に上った。原作のゲームをプレイしている人は大まかな展開は想像できるが、第2章の最後にチラッと出てきたキャラクターもしっかり登場するというので、そこも楽しみになりそうだ。
また、足立さんからは「第3章は修学旅行にいきます」と思わぬ情報が飛び出した。修学旅行に行くということは、学校的なイベントも…?という期待が膨らむところでトークの時間は終了に。
最後には登壇者からメッセージが寄せられた。その先陣を切った足立さんは「第2章をご覧いただいた方は、「『Midsummer Knight's Dream』の意味が深く分かってもらえたかなと思います」とコメント。第3章でもこうして舞台挨拶ができることに期待を寄せていた。田口さんも続けて「第1章から約半年間、誠心誠意作ってきましたので、ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います」と述べた。
キャスト陣も「何年もの時を経てアイギスの登場シーンを再度演じるのは貴重な経験でした」(坂本さん)、「劇場で見る良さがあると思うので、2度、3度と足を運んでみてください」(能登さん)、「作り手も気合を入れてやっていますので、皆さんの熱と愛情を第2章にもぜひ注いでください」(鳥海さん)、「第3章まで時間があるかもしれませんが、ぜひ第2章を何度も見つつお待ちいただければと思います」(豊口さん)、「第2章の冒頭は夏真っ盛りなので、梅雨のジメジメした気分を晴らしに何度も見てください」(石田さん)と続けてメッセージを送った。
◆公開情報
■「PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight’s Dream」
2014年月6月7日(土)より、新宿バルト9・梅田ブルク7 ほかにて 全国ロードショー
>>劇場版「ペルソナ3」公式サイト
>>劇場版「ペルソナ3」公式Twitter