山下大輝さん、安元洋貴さんがアニメ第一期を振り返った!「アニメ『弱虫ペダル』38 話連続上映レースin 江の島」トークショーレポート!
昨年10月から3クールに渡って第一期を放送し、今年の10月には、TVアニメ第二期の放送も控えている『弱虫ペダル』。そんな本作のTVアニメ第一期を連続上映するイベントが、作中のインターハイ開幕日と同日の2014年8月1日に、そのスタート地点である江ノ島の「江ノ島ミントハウス」で行われた。本稿では、山下大輝さん(小野田坂道役)と安元洋貴さん(金城真護役)が登壇したスペシャルトークショーの模様をお伝えしていこう!
■ 早く着きすぎた山下さんは……
まず、司会を務めるお笑い芸人のアメリカザリガニさん(平井善之さん、柳原哲也さん)がステージに登場。イベント開始前から軽快なトークで会場を沸かせていた。そしてイベントがスタートし、観客の黄色い声援に包まれながら、小野田坂道役の山下大輝さんと金城真護役の安元洋貴さんがステージへと登壇。山下さんは予定時間よりも、かなり早く会場入りしていたらしく、安元さんにLINEで会場の様子を実況中継をしていたと話していた。その光景に思わず柳原さんは「カップルか!」と鋭くツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
最初のコーナーでは、現在アニメ第一期を全話配信しているauスマートフォン向けサービス「アニメパス」をキャストの二人が体験。「アニメパス」ではこの夏、『弱虫ペダル』とのコラボレーション企画として、スペシャルコンテンツや限定デザイングッズ、さらにイベント等を実施する予定。『弱虫ペダル』ファン必見ということになりそうだ。そして8月5日からiOSでも試聴が可能になるということで、iPhoneユーザーで登録を諦めていた方も、楽しめるようなるとのこと。
■ お気に入りシーンでは会場のファンも納得のチョイス!
いよいよお待ちかねのトークコーナーへ。「坂道くんと金城さんのお気に入りシーン!」と題されたこのコーナーでは、TVアニメ第一期をお気に入りシーンを挙げ、トークしてもらうというもの。お二人の挙げたシーンは以下の通りだ。
山下さん
スタートライン編「一年生レースで、ロードレーサーを持ってきてもらったシーン」
チームアップ編「颯爽と現れる主将のシーン」
インターハイ編「坂道と田所が歌いながら走るシーン」
安元さん
スタートライン編「金城、田所、巻島が話し合うシーン
チームアップ編「総北のメンバーが涙するシーン」
インターハイ編「金城が脇腹の怪我を抑えつつも、インターハイに向け立ち上がるシーン」
山下さんはスタートライン編では、一年生レースで神埼さんの妹がロードレーサーを持ってくるシーンを挙げた。このシーンに対して山下さんは「坂道くんにとって大きな転機」と語り、会場のファンも納得の様子だった。そしてインターハイ編で挙げたシーンでは「本当に楽しかった。アフレコでも息ピッタリで歌えました」とテンション高めに話した。
安元さんが“チームアップ編”で挙げたシーンは、このイベント後の上映でまだ見ていない方も居り、またネタバレを含んでいたせいか「あ~」という声が観客から漏れていた。その反応に安元さんは「まだ観てなかったのかぁ。知らなかったぁ~」と後悔した様子で話していた。このシーンの裏話として、感動のあまり、泣きながらアフレコをしている伊藤健太郎さんと松岡禎丞さんを見て、安元さんも泣いてしまったというエピソードを披露していた。
■ 名シーン再現も飛び出した大喜利勝負!?
トークコーナーが終わり、「坂道くんと金城さんの3番勝負!」が始まる。このコーナーではキャストの二人が三番勝負で対決。負けた方は、勝者が提示した“お願い”を実行しなければならないという罰ゲーム付きの過酷なコーナーとなっている。
一本目の対決は「サブタイトルスプリントクイズ」。この対決は、表示された1カットを見て、その話のサブタイトルを答えるというもの。お題に出されたのはコチラのシーン。
両者とも、画像だけでは分からず、ヒントを貰いながら考えていたのだが、途中平井さんから「ちなみにアニメパスでは第三話で今すぐ確認できるんです!」という宣伝混じりのヒントに、山下さんと安元さんもテンション高めに「なんだってー!」「すごい!」とリアクションし会場は笑いに包まれた。結局、両者とも正解がわかった様子だったが、坂道の台詞なので山下さんがサブタイトルである「僕は友達いないから!」と答え見事正解し、三本勝負の一本目を先取した。
二本目の勝負は「ペダルもいいけど頭を回せ! 台詞穴埋めクイズ!」。こちらは音声の無いアニメ映像が流れ、出題されたキャラクターの台詞の一部を当てるというクイズとなっている。ひとつ目のお題は「けどゴメン。今日もチョットだけ寄り道するわ。〇〇が呼んでる」というセリフに。
フリップに回答を書く形式のクイズだったせいか、トップバッターの安元さんの「金」という回答を皮切りに、クイズから大喜利へ。途中、まさかの平井さんも参戦して行われた大喜利合戦は、山下さんが正解である「坂」と回答し、堂々の正解……かと思いきや、まさかの他の三人から「空気読めよ」と責められる展開に。
ふたつ目のお題は「スゴイッショ!〇〇っしょ!」というセリフだったのだが、ここでも大喜利は継続。ボケ続ける三人だったが、安元さんが正解である「ドリームっしょ!」と答え、勝負は三問目に。
3つ目のお題は「だったらそれを誰よりも早く登りてぇと思うのが〇〇じゃねぇのかよ」というある名台詞から。「高いのが大好きなトドじゃねぇのかよ!」と回答した安元さんに対し、柳原さんの鋭いツッコミ&トドについての解説を入れた。この事に安元さんは「解説助かるぅ~」とコメントし会場からは笑いと拍手が起こっていた。そして平井さんが「せっかちじゃねぇのかよ!」と回答し会場は大爆笑。山下さんと安元さんは「この回答を超えられない!」と苦しそうな表情を浮かべていた。最後は安元さんが「クライマー」と回答し、この二本先取した安元さんが勝利を収めた。
三本目の勝負は「最後は気持ちだ! 自転車で携帯充電レース!」。この勝負はそれぞれ役になりきって自転車を漕ぎ、auのスマートフォンを充電するという対決となっている。
先行の山下さんは隠し持っていた坂道風のメガネを装着。坂道の気持ちになれた所で、山本さんのチャレンジがスタート山下さんは、ペダルを踏み込みながら作中に出てくる「ラブ★ヒメ」の歌を熱唱。観客からも「ヒメ!」というコールが飛んでいた。
次は、安元さんのチャレンジ。安元さんは金城と福富の掛け合いを再現。山本さんが福富のモノマネをして、安元さんの服を掴んだ途端、原作再現の為にまさかの転倒。会場は大盛り上がりだったのだが、タイムキーパーをしていた平井さんからは「これコントの時間を測ってるだけやん!」とツッコミが入る一幕も。結局、二人とも制限時間の20秒を越えて自転車を漕いでいたので、勝敗はニコ生で見ていたリスナーの投票によって決められることに。結果は、名シーンを再現した安元さんが見事勝利を飾った。
続いて告知コーナーに。8月15日~17日にかけて東京ビックサイトで行われるコミックマーケット86にKDDIが出展し、ブース来場者には『弱虫ペダル』とコラボした描きおろしポストカード、瞬間冷却剤などの夏コミ限定グッズがプレゼントされるとのこと。そして「アニメパス」会員の方にはオリジナルデザインのトランプ等の限定グッズも配られるそうだ。欲しい方は当日、西館4Fの企業ブースに行こう。
他にも「アニメパス」とのコラボ企画の一つとして、KDDIの社員さんがコスプレし『弱虫ペダル』のオープニング映像を完全再現。その映像も上映され、会場はそのハイクオリティーな再現度に大爆笑。キャストの二人も大絶賛だった。この映像は「アニメパス」のサイト内でも観ることができるので、まだ見ていないという方は是非チェックしてみよう!
最後に、アニメ第二期の放送も改めてアナウンスされ、流れはエンディングトークへ。安元さんからは「こういうイベントに参加できて嬉しかったです。あと、とにかく楽しみにしていて下さい! 多分想像よりもすごいことになっていると思います」とコメント。山下さんからは「第二期はものすごく熱い展開になって行くので、楽しみに待っていて下さい!」とコメントを残した。最後は会場の全員で、金城の「いくぞ!総北 ファイ!」の掛け声に「オー!」と叫び、本イベントは幕を閉じた。
【アニメパスについて】
auスマートフォン向けアニメ見放題サービス「アニメパス」。月額400円 (税抜)でいま人気の作品から懐かしの名作アニメまで、
選び抜いた約500タイトルを見放題で提供しています。
今回は、見放題サービスとしては初の独占先行配信となり、弱虫ペダル第1期全38話を2014年7月10日(予定)より、順次配信していきます。