石川さん、岡本さん、赤羽さん、佐々木さんが登壇した『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』Blu-ray&DVD発売記者会見をレポート
車田正美さんの「熱血画道40周年」として制作された『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』が、早くも12月5日(水)にBlu-ray&DVDで発売される。このBlu-ray&DVDには石川界人さん(星矢 役)、赤羽根健治さん(紫龍 役)、岡本信彦さん(瞬 役)、佐々木彩夏さん(城戸沙織 役)の4人で行われたスペシャル座談会も収録される予定だ。
本稿では、本作の発売を記念して行われた記者会見の模様をお届けする。スペシャル座談会収録後ということで、みなさんも少し興奮気味の様子。映画の見所やスペシャル座談会の感想などをバッチリと語ってもらった。
【記者会見登壇者】
石川界人さん
赤羽根健治さん
岡本信彦さん
佐々木彩夏さん
●石川さんも驚いた佐々木さんの演技力
──スペシャル座談会ではどのようなことを話しているんですか?
岡本さん:みんな変わってないねー、(佐々木さんを見て)変わったなぁ、という感じです(笑)。
赤羽根さん:なんか、聖闘士からセーラー的なものになったのかと思いましたよ(笑)。
佐々木さん:いやいやいや! 私は『聖闘士星矢』メインですから!
石川さん:同じ宇宙のものを力にしているということでね……。
──佐々木さんは声優に初挑戦でしたが、いかがでしたか?
佐々木さん:何を練習したらいいのか、何が正解なのか、というのが全然わからなくて。監督の指示をしっかりと聞いて、できる限り頑張らせていただきました。
──みなさんは佐々木さんが声優をしている姿を見ていかがでしたか?
石川さん:アフレコは一緒ではなかったので実際に見てはいないんですが、出来上がった映画を見て、本当にすごいなと思いました。「これ、初めてじゃないだろ」という疑惑が僕の中で浮かびましたね。
佐々木さん:ヘッドフォンから収録されたみなさんの声が返ってくるので、すごく安心しました。
──劇場で見た感想をお聞かせください。
佐々木さん:作品のスケールがすごく大きくて、映像もすごく綺麗だし、音楽も感動的で、圧倒されましたね。
──今回のフル3Dの映像はすごいですよね。
赤羽根さん:本当に作り込まれていますよね。「日本の3D技術はここまで来ているのか」と感じれる作品になっていると思います。
──そんな作品に出演されていかがでしたか?
赤羽根さん:プレッシャーもありましたが、出演してしばらくしてみると、やらせていただけてよかったなと思いましたね。
──佐々木さんは、ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)のメンバーが見てくれたりしましたか?
佐々木さん:ちょっと怪しので、Blu-rayを渡そうと思います(笑)。アフレコ前に一緒に練習してくれたりはしたんですけど、半分からかわれながらだったので……。「絶対私のほうが上手い!」ってみんなに言われました。最後のシーンで「ありがとう」っていう台詞があるんですけど、「そこはメンバーのことを思って!」と監督に言われて恥ずかしかったですね(笑)。
──やはり、歌と声優は表現の仕方が全然違うんですね。
佐々木さん:声だけで表現したり、映像の口の動きに合わせて台詞を言ったりするのは本当に難しかったです。初体験なので、あたふたしちゃいました。でも、どんどん楽しくなっていきましたね。
──ももクロをやっているときの佐々木さんと、声優をやっている佐々木さんは、やはり違って見えましたか?
岡本さん:きっと違うんだろうなとは思いました。アフレコスタジオの雰囲気って独特だと思うんですよ。基本的に動いてはいけない無音の世界で。それに対して佐々木さんは、めちゃくちゃ動いて体でも表現しないといけないっていう、真逆のことをしないといけないのは大変だったんじゃないかなと思いますね。
──いつもは女性メンバーの中で活動していますが、今回は男性陣に囲まれていかがでしたか?
佐々木さん:舞台挨拶などもたくさんご一緒させていただいて、みなさんすごく面白くて、フレンドリーで楽しかったです。もう、仲良しな気分なんですけど……。
石川さん:そうですね……。
佐々木さん:仲良しですよね!?
石川さん:仲良しです!
佐々木さん:よかったー!
岡本さん:座談会のときも、佐々木さんの衣装のトゲトゲが石川くんの太ももに刺さってて嬉しそうでしたよ。
石川さん:ありがとうございます。最高でした(笑)。
佐々木さん:でも、アフレコをする前にみなさんの出演している作品を見させていただいたんですけど「本物だ!」と思いました。それから、アニメを見るときに声に注意を向けるようになりましたね。
──声優を経験してみて、今後チャレンジしてみたいなと思うことはありますか?
佐々木さん:今回の経験を今後の活動やももクロの活動にも繋げていけたらなと思います。
──声優と歌、どちらが好きですか?
佐々木さん:それは決め難いですね。もちろん、歌には歌の力がありますし、声優さんは声だけでなく全身で表現していると思います。まだまだ語れるほどではないので、もっと勉強していきたいなと思います。
──みなさんは、今回の経験を活かして佐々木さんがどんな活動をやってみるといいと思いますか?
赤羽根さん:キャラクターだったら悪女とかも見てみたいですけどね。
岡本さん:ご当地のゆるキャラとかどうですか?
一同:(笑)。
●Blu-ray&DVDだからこそ何度でも見てもらいたい作品
──もし、この男性陣に口説かれたらどうしますか?(笑)
岡本さん:「仕事だろ!」ってビンタしてやってくださいよ。
一同:(笑)。
石川さん:ビジネスライクだよって(笑)。
──役だったら、このメンバーで誰が好きですか?
佐々木さん:役だったら、やっぱり星矢くんですかね。一緒にいて楽しそうなので。
石川さん:ありがたいですね。役だったらですけど……。でも沙織は美少女なので、星矢は照れちゃってあんまり喋れなくなっちゃって口説けないんじゃないかなと思います。
──そこを一言……。
石川さん:星矢は僕だけのものじゃなくて先品全体のものなので、星矢がどんな発言をするのかは、監督などと話し合って決めていくものです。だからやめておきます!
赤羽根さん:まじめか!(笑)
──聖闘士は5人で、ももクロのメンバーも5人です。ももクロの中だと、誰が一番星矢に近いと思いますか?
佐々木さん:赤ということで夏菜子ちゃん(百田夏菜子さん)かな……。夏菜子ちゃんもすごくおちゃらけていて、でも決めるときはギリギリで決めてくれるので。
──石川さんは座談会で、親孝行になったというお話をされているようですね。
石川さん:両親はアニメとは無縁の人たちで、僕が声優になることも反対していました。結果を残すと言ってこういう仕事を始めたので、目に見える形で「これだけの人たちが応援してくれているんだぞ」ということを両親に知らせることができたので、親孝行に少しでもなったのではないかと思っています。
この作品そのものの力もありましたし、『聖闘士星矢』という名前は両親も知っていたので、「主人公を受け継ぐんだよ」という話をしたときは驚いていました。
──アフレコ終了後に改めてみなさんで集まって、作品について話してみていかがでしたか?
岡本さん:時間がたってみて、思い出しというか蘇ってくる感覚がありました。そこで蘇ってきたことが、本当に自分の心の中に残っていることなんだろうなと思って話せましたね。今回の座談会で話している、自分の好きなシーンとか、言いたいところとか、印象に残っているアフレコ現場での出来事が本当に僕の中に残っていることですね。
佐々木さん:私はひとりでアフレコをしたのもあって、みなさんのアフレコの様子がとても楽しそうでした。また声優さんをやらせていただける機会があったら、みなさんと一緒に収録してみたいなと思いました。
石川さん:いろんな上映会にこのメンバーで行って、そのときも楽しくやらせていただきました。改めてこうやって集まったときに、当時の雰囲気をすぐ取り戻せたのが本当にうれしかったです。沙織を含めて青銅聖闘士たちの繋がりが、確かなものなんだなということを実感できたように思います。
赤羽根さん:舞台挨拶が終わって2ヶ月くらいで、けっこう時間がたった気もするんですけど、集まってみれば和気あいあいと話せました。アフレコは2日間しかなかったし、舞台挨拶もそんなに多いわけではなかったんですが、このメンバーで濃い時間を過ごさせてもらったんだなと、振り返ってみると思いましたね。
──最後に、Blu-ray&DVDの楽しみ方をお聞かせください。
岡本さん:舞台挨拶でも言いましたが、圧倒的な映像美がそこにあります。その他にも重厚感のある音など、繊細な部分まで作りこまれた作品になっています。細部まで注目して何回でも見ていただいたらうれしいなと思います。
佐々木さん:Blu-ray&DVDは気軽に見れるし、気になったところは巻き戻しもできるし、映画館では気付かなかったことも見ることができます。みんなで見て楽しんでほしいなと思います。
石川さん:Blu-rayは媒体として手元に残るものです。なので、いつも目に見えるところに飾っておいてほしいなと思います。見て感じてもらって、何度でも見ていただきたいです。綺麗な映像で見れるBlu-rayで何度でも細かいところまでチェックしてもらえればうれしいなと思います。
赤羽根さん:大きいスクリーンではありませんが、注いできた熱量は全く変わりません。一時停止して「ここはこうだったのか」と気づくところもたくさんあると思いますので、ぜひ見ていただきたいなと思います。
僕の演じる紫龍の注目ポイントは、「ホクロ」と「私服」です!
■12月5日(水)ブルーレイ&DVD発売/オンデマンド同時配信開始
「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」
【初回限定生産】ブルーレイBOX (2枚組) ¥9,790+税
【初回限定生産】ブルーレイ (アウターケース付き) ¥5,790+税
DVD ¥4,790+税
発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
レンタルは、東映ビデオ株式会社より同日開始
>>映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』公式サイト