ドキドキが止まらない台詞に胸キュン! 朗読劇『私の玉の輿計画!』昼公演フォトレポート&キャストコメント
アリアンローズより発売中の大人気小説『私の玉の輿計画!』。本作は、貧乏庶民の娘、エリカ・チェスリーが国王側室選定試験に挑戦し、「玉の輿」を狙う成り上がり系ラブコメ作品だ。
2014年11月22日(土)には、横浜赤レンガ倉庫 3Fホールにて朗読劇が行われ、注目の人気俳優&声優が出演し、大盛況のステージを繰り広げた。本稿では、朗読劇・昼公演の模様をフォトレポートでお届けする。また、終演後にキャストコメントもいただいたので、合わせてご覧いただこう。
【出演キャスト】
・廣瀬智紀さん(ジェルベ 役)
・鈴木拡樹さん(アルフレッド 役)
・宮﨑秋人さん(オルス 役)
・明坂聡美さん(エリカ 役)
・後藤麻衣さん(マリア 役)
・佐々健太さん(アンサンブル)
・福原美波さん(アンサンブル)
【ストーリー】
『側室選定試験、合格者 エリカ・チェスリー』
貧乏庶民の娘、エリカは自分の名前が記されたその掲示板を、穴が空くほど見詰め――「やった―――!!!!」拳を天に突き上げた。
前世では美貌の王女として何不自由なく暮らしてきたエリカ。
不慮の事故で転生、現世では貧乏庶民に成り下がったものの、見事チャンスを掴み側室として王宮へ!
しかしそんな彼女を待ち受けていたのは、心を閉ざした国王・スパイの嫌疑・貴族との対立・そして前世の祖国と兄の、不穏な噂――!?
それでもエリカは諦めない。どこで終わるかわからない人生、思いっきり生きないと損なんだから!
●迫真の演技で王国の情景が舞台に広がっていく
朗読劇がスタートすると次々に現れてくるキャスト陣。熱の入った演技もさることながら、煌びやかな衣装を見ているだけでも心が躍りだす。まるで、キャラクターたちが小説から飛び出してきたかのようだ。
キャスト陣の声の演技だけでなく、表情や手振り身振りも必見。派手な舞台セットがなくとも、所作のひとつひとつを見ているうちに、彼らの住むレストア王国に足を踏み入れていく感覚を覚えたほどだ。
●笑いあり、胸キュンありのドキドキステージ!
劇の中盤では、何味かわからない水をキャスト陣に配る一幕も。じゃんけんをして、かなり怪しみつつ水を飲んでみると、苦悶の表情を見せる。少しだけキャストの素の部分が垣間見え、会場からは笑い声が巻き起こった。
もちろん笑いだけでなく、思わず赤面してしまうような台詞で会場のハートを鷲づかみにすることも忘れない。自分がエリカになったような気持ちで舞台を見ていた観客は、きっと幸せになれたであろう。
そして最後は、ジェルベとエリカがいい雰囲気になったところでステージは終幕した。朗読劇では、まだまだ序盤の展開しか披露されていないので、今後の展開が気になるところだ。
●逆玉の輿も意外とアリ!?
朗読劇の後はキャスト陣が再び登壇し、トークショーが行われた。「逆玉の輿ってどう思いますか?」と質問され、「悪くはないですね(笑)」(宮﨑さん)、「家事とか得意なので、アリですね」(廣瀬さん)、「家事とか分担できたらいいですね」(鈴木さん)、などとコメントする男性陣。少し言葉を濁した男性陣に対して、明坂さんは「玉の輿に乗りたいですね!」とズバッと回答。これには会場も笑いに包まれた。
ここで、本編から選りすぐりの台詞がキャストから披露されることに。ベタ甘な台詞に男性陣は恥ずかしそうな様子を見せたが、観客は大満足! 黄色い歓声が巻き起こり、拍手喝采がキャストに贈られていた。
そしてステージも終了の時間へ。ラストはキャストからのコメントで締めくくられた。
●イベント後にキャストからコメントをいただきました!
最後に、朗読劇終了後にキャストにいただいた感想コメントをご紹介する。
【廣瀬智紀さん】
──朗読劇を終えた感想をお願いします。
廣瀬さん:今回、演じるにあたって原作の世界観を崩したくないという思いがありました。いつも僕がやらせてもらっているような舞台ではなかったので、新鮮な気持ちで取り組むことができましたね。男性キャストは昔から仲良くさせてもらっている方たちばかりなので安心感はありました。女性キャストとアンサンブルの方たちは声優さんなので、一緒に同じステージをやれたことが自分の中ですごく心に残っています。
──読者とファンへメッセージをお願いします。
廣瀬さん:この作品は女の子目線で、入りやすい物語になっていると思います。みなさんの期待に応えられるように演じたので、楽しんでいただけていれば幸いです。まだ今回は第1巻の内容しかやっていないので、第2巻、第3巻と、違う機会にまた演じられたらいいなと思っています。
【鈴木拡樹さん】
──朗読劇を終えた感想をお願いします。
鈴木さん:横浜赤レンガ倉庫の雰囲気がすごくよくて、特に何も持ち込まなくても素敵な感じが出たかなと思いました。今回は朗読劇ということで、想定していたものよりも難しいなと感じたところもありましたが、その分だけチャレンジできたことがすごく心地よかったですし、なにより楽しかったですね。なので、シリーズ化していって欲しいなと思いました。現在、第3巻まで出ていますので、原作に追いついたら先生にオリジナルストーリーを書いてもらったりして。先生は大変だと思いますが(笑)。
──読者とファンへメッセージをお願いします。
鈴木さん:今回、『私の玉の輿計画!』にはじめてチャレンジさせていただきました。朗読劇をやってみて、映像でも見てみたい作品だなと思ったので、幅広いメディア展開をしてもらいたいなと感じました。そして、我々は朗読劇を頑張ります!(笑) 見ていただいた方には、どんどん広めてもらって、この作品が大きくなれるようにみんなで応援できたらなと思っています。
【宮﨑秋人さん】
──朗読劇を終えた感想をお願いします。
宮﨑さん:今回は朗読劇ということで、読むことに集中して演じましたが、舞台上での振る舞いや声優さんとの芝居感が違ったりしたので、自分の中で苦労したかなと思います。でも、お客さんもいい顔で見ていてくださっていましたし、2回、3回とオルスを演じていけたらいいなと思いました。
──読者とファンへメッセージをお願いします。
宮﨑さん:作品がまだ完結していないので、ジェルベとエリカがどうなるのか、アルフレッドとマリアがどう展開していくのか、舞台上で見守るオルスとして演じていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。
【明坂聡美さん】
──朗読劇を終えた感想をお願いします。
明坂さん:普段は男性の方が多いところで舞台をやらせていただくことが多いのですが、こうやって女性の方の夢を背負って演じるのは緊張しました。横浜赤レンガ倉庫や衣装、音響や照明などをすごく贅沢に使わせていただいたので、みなさんの心に残るようなものになっていればいいなと思っています。
──読者とファンへメッセージをお願いします。
明坂さん:まだ第2巻、第3巻も残っています。そちらでは、トークショーで披露した胸キュン台詞や胸キュンシーンがいっぱいありますので、原作を是非読んで頂ければと思います。これからも「私の玉の輿計画!」の朗読劇が続くように応援よろしくお願いします。
【後藤麻衣さん】
──朗読劇を終えた感想をお願いします。
後藤さん:朗読劇ははじめての試みで、普段ご一緒に芝居をしない俳優さんとのステージだったので、最初どうなるのかなと思っていました。お客さんも楽しんでくださっていたようなので、大成功だったんじゃないかなと思います。
──読者とファンへメッセージをお願いします。
後藤さん:まだまだ原作は続いていますので、続編ができたらいいなと思っています。原作と合わせて応援してくれたらうれしいです。
>>Project Re;lire 公式Twitter
>>廣瀬智紀 オフィシャルブログ
>>鈴木拡樹 オフィシャルブログ
>>宮﨑秋人 オフィシャルブログ
>>明坂聡美 公式Twitter
>>後藤麻衣 オフィシャルブログ