映画
『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』大ヒット舞台挨拶レポ

小野大輔さん、諏訪部順一さん、中村繪里子さん、郡司プロデューサーが登壇した『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』大ヒット御礼舞台挨拶をレポート!

 本日2014年12月14日、丸の内ピカデリーにて『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の舞台挨拶が行なわれた。本作は『宇宙戦艦ヤマト』のテレビシリーズ開始から40周年を記念して制作された劇場作品で、作中の西暦2199年時点における「語られなかったもう一つの航海」を描く。12月6日の公開より大ヒットを記録し、今回の舞台挨拶を開催する運びとなった。

 舞台には古代進役の小野大輔さん、フォムト・バーガー役の諏訪部順一さん、桐生美影役の中村繪里子さんらキャスト陣に加え、郡司幹雄プロデューサーが登壇。本稿では、そんな豪華な顔ぶれによるトークが展開された舞台挨拶のレポートをお届けする!

 まずはMCの呼び込みにより小野さん、諏訪部さん、中村さん、郡司プロデューサーが登壇し、それぞれに挨拶を行なう。中村さんは喉の調子が優れないため筆談での参加となったが、中村さんが書くコメントを隣の諏訪部さんが読み上げるというスタイルで進行していくことがOPトーク中に決定。諏訪部さんは「本日、中村さんのCVは諏訪部順一でお届けします」と発言し、会場には爆笑が起こった。

 会場の空気が暖まったところで、トークはそれぞれが本作にかける想いへと移る。小野さんは「観客の皆さまと、またヤマトに乗ることができて嬉しい」とコメントした。話題はキャスト陣の『ヤマト』に対する想い出へと波及し、諏訪部さんは「近所の文房具屋さんに売っていたヤマトのプラモデルが大好きで、子どもの頃は親に一生のお願いを何度もして買ってもらった」というエピソードを披露した。

 本作ではキャラクターの私服姿を多く見られるといったポイントについて、男性陣は女性キャラクターの私服がかわいかったと絶賛。中村さんは自身の演じる桐生美影が身につけていたサイハイソックスについて、靴下やニーハイソックスとの違いを絵で説明するといった筆談ならではのパフォーマンスを見せ、ファンを盛り上げた。

 郡司プロデューサーからは「絵コンテが分厚くて、まるで凶器だった」といった苦労話や、「波動砲を封印し、知恵と勇気を使って戦うシーンの見せ方を考えるのが楽しかった」などの裏話が飛び出した。併せて近い内に特番が放送されるとアナウンスがされ、「詳細は公式サイトに載る予定なので、チェックをして欲しい」とのこと。

 キャスト陣の『ヤマト』愛によりトークが弾む中、惜しまれつつもイベントは終了。郡司プロデューサーをはじめ、キャスト陣がそれぞれに最後のメッセージをファンへ送り、割れんばかりの拍手と共に舞台挨拶を締めくくった。40周年の時を経ても色あせることなく、多くのファンが愛を注ぐ『宇宙戦艦ヤマト』。本作をまだ見たことのない方は、ぜひ劇場へ足を運んでみてはいかがだろうか。

◆公開情報
完全新作劇場映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』

<STAFF>
原作:西﨑義展/総監督・脚本:出渕 裕
チーフディレクター:別所誠人/キャラクターデザイン・総作画監督:結城信輝
チーフメカニカルディレクター:西井正典/メカニカルデザイン:石津泰志、玉盛順一朗
セットデザイン:青木 薫、高倉武史、小林 誠/撮影監督:青木 隆
美術監督:谷岡善王/色彩設定:鈴城るみ子/編集:小野寺絵美
音楽:宮川彬良、宮川 泰/音響監督:吉田知弘/CGディレクター:上地正祐
CG制作協力:SUNRISE D.I.D. /アニメーション制作:XEBEC
製作:宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

<CAST>
古代進:小野大輔/森雪:桑島法子/島大介:鈴村健一
真田志郎:大塚芳忠/桐生美影:中村繪里子/沖田十三:菅生隆之

<あらすじ>
ついに明かされる――― 2199年、回避できぬ未曾有の闘い!!
時に西暦2199 年。苦難の航海を経て、目的地イスカンダルで〈コスモリバースシステム〉を受領したヤマトは、いままさに大マゼラン銀河を後にしようとしていた。だが突如、大マゼラン外縁部で謎の機動部隊と遭遇する。
彼らこそは蛮勇で宇宙にその名を轟かす戦闘民族〈ガトランティス〉。指揮官はグタバ遠征軍大都督「雷鳴のゴラン・ダガーム」を名乗り、艦の引き渡しを要求してきた。戦闘を避け地球へ急ぎたいヤマトに、突如空間を跳躍し紅蓮の炎が襲い来る。それはダガームが放ったガトランティスの誇る最新兵器〈火焔直撃砲〉の光芒だった。
間一髪、ワープでダガームの追撃を振り切ったものの、薄鈍色(うすにびいろ)の異空間へと迷い込んでしまうヤマト。ヤマトはまるで意志を持ったように舵を切ると、謎の惑星へと誘われていく。事態打開のため、古代、桐生、沢村、新見、相原の5人は惑星へと情報収集に降下する。
地表に降り立った彼らが見たものは、そこにあるはずのない[艦(ふね)]。だがその艦内には先客がいた。それは七色星団の戦いを生き残りヤマトへの復讐を誓う、ガミラスのフォムト・バーガー少佐の姿だった。彼らもまたここに迷い込み、脱出できないでいたのだ。
ヤマトの空間航跡を追ってワープしたダガームもまた、薄鈍色の宇宙へとたどり着く。ヤマトが誘われた眼前に輝く惑星こそ、彼らが探し求めていた宝の星であったのだ。邪魔なヤマトをあぶりだすべく火焔直撃砲の砲門を惑星へと向けるダガーム。果たして古代たちは閉じられた空間を脱出し、ガトランティスの包囲網を突破できるのか。
一刻も早く地球へ戻りたいヤマト、力で宝の星を求めるガトランティス、ヤマトを討たんとするガミラス―――それぞれの譲れぬ想いが交錯する。

>>『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』公式サイト

(C)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
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