ツキノ芸能プロダクションに新ユニット、SolidS誕生! メンバーを演じる江口拓也さん、斉藤壮馬さん、花江夏樹さん、梅原裕一郎さんにインタビュー
1~12月の各月をイメージしたキャラ達が歌とドラマで魅せる人気CDシリーズ『ツキウタ。』のキャラクターたちが所属する芸能事務所・ツキノ芸能プロダクションに新ユニット、SolidSが登場! 『もっと激しく求めてみせろ』をキャッチフレーズに、ちょっと大人の4人があなたのハートを熱くさせてくれるでしょう。
2015年3月13日に発売されるvol.1には約40分のドラマパートと3曲の録り下ろし曲を収録したボリューミーな内容! ドラマパート収録後に、メンバーを演じる江口拓也さん、斉藤壮馬さん、花江夏樹さん、梅原裕一郎さんにお話を伺いました!
●SolidSはアダルトなユニット。ドラマでは4人の出会いとユニット結成を描く
――『SolidS』という作品の印象と演じてみての感想は?
篁 志季役・江口拓也さん(以下、江口):名字が難しくて、なじむまで苦労しました(笑)。SolidSの他にも同時進行でいろいろなユニットが動き出しますが、その中でもひときわアダルトな感じです。ジャケットもイケイケだし、キャッチコピーも「もっと激しく求めてみせろ」だし。今回のドラマパートではユニットができ上がるまでのバックボーンが描かれていたので入りやすくて、作品を知るうえでもわかりやすく、楽しみながら演じることができました。
奥井 翼役・斉藤壮馬さん(以下、斉藤):第一印象としては、世の中には才能のある人がいっぱいいるんだなと(笑)。そして、そういう人達はひかれ合うものなんだなと思いました。今回、4人の出会いが描かれていて、彼らは出会うべくして出会ったと思わせてくれました。それぞれ抱えているものもあるようですが、今後、どんなケミストリーを起こしていくのか、楽しみになるような内容で、僕自身も先が気になります。
世良 里津花役・花江夏樹さん(以下、花江):僕は今までアダルトな役をあまり演じたことがなかったので、自分の可能な限りのアダルトさを出したつもりです。里津花は落ち着いているようだけど、一番闇が深そうな気がします(笑)。今後、物語が進んでいくうちに、それぞれのキャラも掘り下げられていくと思うので期待しています。
村瀬 大役・梅原裕一郎さん(以下、梅原):キービジュアルを見た時、後方で挑発的な顔をしているのが僕の演じるキャラだったので、さてどうしたものかと(笑)。キャラクターたちが、身長も高いし、雰囲気もあるので、僕も大人な世界を作らなきゃいけないなと思いました。でも4人の中では大が最年少で、唯一の未成年ということで、それゆえの若さだったり、節々に子供っぽいところも残っていたりするところがあって、台本を読んだ時から楽しかったです。
花江:役は年少だけど、一番、大人なコメントだね。
江口:声の響き方もね。
斉藤:そうそう!
梅原:本当に楽しく演じることができました(笑)。
●作中で歌へのハードルを上げてしまったので期待に応えたい
――本作は、オリジナルであり、歌とドラマ、2つの柱がある作品ですが、こういう企画について、そして演じる上で心がけたことやこうしたいなと思ったことはありますか?
江口:先の展開がまだわからないので、想像しながらみんなと一緒に作り上げていくスタートでした。歌のレコーディングはこれからですが、ドラマの中でかなりハードルを上げてしまったので……。
斉藤:志季は作曲者ですからね。
江口: (作中の)デビューライブも大きな会場だし、相当、自信があるんでしょうね(笑)。所属するツキノ芸能プロダクションの社長のメンツをつぶさないようにちゃんとやっていこうと思います。
斉藤:いつでも、どんな作品でもそうですが、自分の中でまずしっかり準備をして、あとはそれが現場で変化をするのか、で。みんなで作品を作っていくので、自分も柔軟に対応して、次のパスを出せるかというところは変わりませんね。でも、初回を4人でそろって収録できたことはよかったです。芝居の方向性やSolidSというユニットのカラー、4人の声のバランス、雰囲気も肌で感じながらできたので。個人的には翼君はたくさんしゃべるキャラなので、普段、軽口を叩いているけど、びしっとキメるところとキメる、そんなメリハリが付けられればいいなと思って演じました。
――翼も今回、ハードル上げてしまったような。
斉藤:そうですよね。ちょっと曲を聴いただけで譜面起こしできるし、すぐにアレンジできたり、何でもできちゃう。唯一、人に負けるのは不幸自慢だけという(笑)。皆さんと期待と作中で上げてしまったハードルにそぐわない歌を歌わないように精一杯頑張っていきたいです。
花江:僕は歌うことが好きなので、こういうお話をいただけてうれしかったです。ただ無理がない声で演じないと後で歌えないなと思って、できる限り、自然体でありつつ、里津花らしく、やらせていただきました。
――花江さんも歌が好きとご自身でハードルを上げて。
花江:好きですけど、うまいとは言ってませんから(笑)。
斉藤:好きと上手は違うからね。
江口:歌への情熱があるんだよね。素晴らしいことです。
花江:そんな想いが歌にのればいいなと、レコーディングに臨みたいです。
梅原:意識したのは歌ありきの作品で、キャラが歌うので、声もしっかり作っていかなきゃいけないという点と、4人全員で歌うので、僕のせいでキーが下がってしまうんじゃないかという心配もあって。でも音源をいただいて、これなら大丈夫だと安心しました。
花江:実は……僕は「できる限り、高めでお願いします」と言ったんですが、変わってなかったんですよね。
一同: (爆笑)
斉藤:Aメロはがっつり低いところが多いからね。
●キャストから見たSolidSのメンバー評とは?
――ご自身が演じるキャラクターのビジュアルを見たり、セリフを読んでみての印象を教えてください。
江口:志季の見た目の印象はまじめそう。他のキャラの髪の色が赤、青、金なのに、一人だけ黒髪で、なぜか八ニ分け? 演じてみてもまじめで、クールなところは見た目どおりだなと思いました。でも、好きなことや情熱を燃やすものに関して熱くなるところは人間臭くて、好感が持てました。
斉藤:翼君の見た目の第一印象は、「絶対、オレ様だろ、こいつ」。まだ大学生なのに(笑)。そのイメージのまま台本を読んだので、自信満々で、キービジュアルで最前列に陣取っているように自分が一番目立ちたいというタイプで収録に臨んだら、イケイケな部分だけでなく、奔放さや人懐っこい感じ、気付かないうちに人の懐の中に入ってしまう部分も意識してくださいというディレクションをいただきました。
また一見、チャラチャラしているように見えるけど、自分なりの譲れないものがあって、そこに触れられると無意識に反応してしまう部分もあって。たぶん、志季達と出会うまでは自分の才能や気持ちをぶつけるものに会えていなかったんでしょうね。そして、4人で活動して、これが自分を燃やせるものなんだと思えたのでは? 彼なりのルールで人と接してきたけど、エンタメの世界に飛び込んで、どうなっていくのか、彼と一緒に体験しながらいろいろ感じていけたらいいなと思っています。
花江:里津花の第一印象は一番、どや顔してるなと(笑)。
江口:一人、流し目だし。
花江:モデルですから。アダルトでチャラくてイケイケな印象があったんですけど、台本を読んだら、周りに気をつかったり、物事を一つひとつ冷静に捉えていて、間違ったことは間違っている、いいものはいいと素直に言える男前な性格だなと思いました。そして意外に現実的で、堅実な生活をしたがっているという。
江口:芸能界に疲れちゃったんだよ、きっと。
花江:芸能生活が一番長いから酸いも甘いもよく知ってるんでしょうね。優しい面がよく見えるけど、ふとした時に見せる怖さがあって。いろいろな面が見えてきそうで、これから楽しみです。
梅原:大君は髪の色も青で、イメージカラーが青でクールな役なんだろうなと想像していました。台本を読むまでは冷たい子なのかなと思っていて、台本を読んでも口数が少なくて、冷たくあしらう感じかなと。でも、実際に現場で演じてみると、翼君とのやり取りの中で、彼を受け入れていたり、冷たい人間ではないなと感じました。
江口:そうじゃないと翼も一緒にいれないもんね。
●意外なキャラとの相違点にキャストもビックリ!?
――ご自身のキャラと自分を比べて、似ているところ、絶対違うところを教えてください。
江口:まじめなところは一緒かな。そういう部分って自然と出ちゃうんですね。
一同:…………。
斉藤:……誰もツッコミすらしませんけど。
江口:いいだろ! あと黒髪なところ。
斉藤:もしかして、志季に合わせて最近、髪の色を黒に?
江口:気付いちゃった? どれだけ作品への愛があるのか……まあ、たまたまなんですけど(笑)。違うところは、作詞作曲できないし、リーダーシップもないし。高校でも生徒会長やってたけど、できる副会長に付いていっただけで。違う点が多いからこそ演じやすかったところはあります。壮馬君と翼は全部似ているよね。
斉藤:そんなことないですから! 似ているのは、アップダウンの切り替えが早いところかな。作中で、それまでフレンドリーに話していたのに、曲を聴いた瞬間に怒り出したりした翼君ほどではないけど、何を考えているのか、本心がどこにあるのか、わからないとよく言われます。僕はありのままに話しているだけなのに。だから翼君もただ本能に忠実なだけじゃないかなと思うし、僕もそういう人でありたいと思います。僕は英才教育も受けてないし、彼みたいな才能のかたまりでもないし。キービージュアルのように最前列にも行かないですね。多分、里津花さんがいる横あたりにいます。意思と行動力を持ってぐいぐい進んでいくところはうらやましいし、そういう翼君の良さを芝居でしっかり出せればいいなと思います。
花江:人見知りなところが一緒ですね。里津花も人見知りに見えないけど、そうですし。僕も普段から「落ち着いてるね」と言われることがありますが、内心めちゃくちゃテンパっていて、自分が考えていることや気持ちが顔に出ないところは一緒かなと。あ、人の頼みを断りにくいところも同じかもしれません。
似てないところは他すべてですね。里津花は意外と堅実な生き方にあこがれているけど、僕はただただ遊びたいです(笑)。
――では今後は、花江さんにムチャ振りや頼みごとを。
花江:僕は困りながらも結果的には断りますから(笑)。
一同: (爆笑)
梅原:性格的には無口なところは本当によく似ているなと思います。設定でいうと、僕もクラシックが好きで……。
江口:なんだって!? ドボルザーク聴いてるの?
梅原:ドボルザークよりはストラヴィンスキーをよく聴きますね。
斉藤:大ちゃん、すげえな!
梅原:似てないところは、僕は彼のように運動神経はよくないので。
花江:えっ?
江口:ウソでしょ! サッカー部のエースみたいな感じなのに。
梅原:特に水泳が苦手なんです。
江口:梅原君自身が水泳アニメに出てきそうなのに!?
梅原:かなづちなんです。沈むんですよね。潜水は得意です。
斉藤:萌える!
●4人が今「激しく求めて」いるものは?
――本作のアオリ文句である「もっと激しく求めてみせろ」にちなんで、ご自身が最近求めたもの、求めているものがありましたら教えてください。
江口:記事にできないかもしれませんが大丈夫ですか?
斉藤・花江・梅原:おーっ!
江口:文字にモザイクかけてくださいね。では……最近、自転車が欲しくて。
一同: (爆笑)
江口:ロードバイクに乗りたいなと。
斉藤:僕、書斎がある家に引っ越したくて。書斎って、あこがれませんか? 例えば家でこの4人で飲んでいて、「あっ、ちょっと僕、書斎へ」と。
一同: (爆笑)
江口:うっせーよ!(笑)
斉藤:元々、本が好きなので、収納がある家じゃないとかさばるし、最近、本の中で寝ている感じなんですよ。
――ひょっとして、インテリアピールですか?
斉藤: (笑)。あとは抱き枕とか。1人の夜は寂しいから。本に囲まれるか、抱き枕を抱いて寝るか、です。
花江:次の日が休日の時限定なんですけど、にんにく。ラーメン屋さんで置いてあると無限に入れちゃって、最終的には、にんにくの味しかしなくなっちゃって。
斉藤:もう、にんにくそのものを食べたほうがよくない?
花江:基本的に、調味料のオリーブオイルとゴマ油と、にんにくさえあれば、生きていけます。オリーブオイルもこの間、業務用の5リットルのものを買いました。
――収録の時は、にんにくの匂いとか気にされるんですか?
江口:ちょっとならいいけど、彼の場合は量が多すぎるから。
花江:そうですね(笑)。
梅原:僕が欲しいのものは、食費です。
斉藤:切実過ぎるよ!
梅原:最近、姉によく食事をおごってもらってるんです。
江口:梅原君のお姉さん、美人そう。紹介してください!(笑)
斉藤:求めるものは……。
江口・斉藤:梅原君のお姉さん!
――梅原さんは自炊されないんですか?
梅原:自炊したくても材料が……。
花江:僕がオリーブオイル持ってきてあげるよ!
江口:何でも食べさせてあげるから!
斉藤:ありがとうございま~す!
江口:お前はいいんだよ!
一同: (爆笑)
●気になるメンバーは? そして最後まで名前が挙がらなかったキャラクターは……?
――メンバーの中で最も気になるキャラは誰ですか? その理由も教えてください。
江口:里津花とは元から仲良しだし、翼とは今後絡んでいくと思うので、今回、あまり絡めなかったから、絡んでみたいという意味で大かな。翼はもうお腹いっぱい。
斉藤:やっぱり里津花さんかな。芸能界で彼がどう生きてきたのか、休日に何してるのか、とか、かなり気になります。プライベートを見せないタイプっぽいし。また大とは違った受け止め方を今回もしてくれていたので気になります。志季とかいうヤツはどうでもいいかな。
江口:お前! スターにしてやると言ってるのに!
花江:僕も大ですね。会話シーンはあったけど、まだまだ彼という人物がはっきり見えてこないし、普段、どんな生活をしているのか、言ってくれないので、のぞきに行きたいです。
斉藤:翼はウキウキで協力しそう。
江口:「ここのカギ、いつも開いているから」とか。
斉藤:意外とパジャマはかわいかったりして。
一同: (爆笑)
江口:それはいい萌えポイントだね! ジェ●ートピケのパジャマとか。もふもふのやつ。ぜひ設定に反映してください(笑)。
――ここまで名前が挙がっていないのが志季と翼ですね。残る梅原さんが気になるメンバーは?
江口・斉藤:ドキドキ。
梅原:僕はやっぱり里津花ですね。
江口・斉藤:オーイ!
梅原:里津花は底が見えないというか、ヤバいヤツなんじゃないかと思って。でも、これから仲良くなっていきますが、大君と対極にあるキャラですけど、うまくやっていけるのは里津花に魅力があるからだと思うので、気になります。
――いつも一緒にいる翼はともかく、志季は気にならないと。
江口:その聞き方は問題ありますよ!
梅原:これから絡みが増えたら興味も……。
江口:志季はもう底が見えちゃったと。
花江:志季も翼も自分からペラペラしゃべってくるからね。
斉藤:志季さんもクールな割りによくしゃべるよね。
--3p
●刺激が足りない方にオススメ! 貴女の中のナンバー1を目指します!
――では最後に『SolidS』の魅力と聴きどころ、楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。
梅原:原作がない作品なので、このCDでメンバー4人と初めて出会うわけですが、4者4様にキャラが違います。お気に入りのキャラを見つけていただいて、ドラマで描かれていないシーンや今後どう活躍していくのか、想像して楽しんでください。
花江:SolidSは始動したばかりで、今後、どんどんキャラ達の魅力が掘り下げられていくはずです。まずこのCDでSolidSに親しみを持っていただいて、曲も「激しく求めて」聴いていただきたいです。他のユニットもいますが、SolidSが皆さんの中でのナンバー1になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
斉藤:たくさんの皆さんに愛されている『ツキウタ。』シリーズに続くツキノプロシリーズの新しいユニットとしてやらせていただくわけですが、既に活動しているユニット、そして僕らと同時期にデビューするアライブとは違う方向性を持った、少し大人なコンセプトのユニットです。僕らもSolidSのメンバーと一緒に成長できたらいいなと思っているし、物語や歌でも皆さんの心をとろけさせたいです。4人で一丸となって頑張っていきますので、SolidSを温かく、熱く愛してください!
江口:ツキノ芸能プロダクションには他のユニットもありますが、僕らはアダルトさを武器にガンガン登り詰めていくつもりです。セリフの端々からセクシーさも感じられるし、見せない苦悩や挫折もあったりするので、そんな魅力的なところもしっかり見せていきたいです。きっと強い刺激を求めている方にも満足してもらえるはず。初回から4人そろって収録できたことがうれしかったし、各キャラの個性もあふれ出して会話するのも楽しかったです。今から次の収録が楽しみでしかたありません。動き出したSolidSの今後のパフォーマンスにご期待ください!
――ありがとうございました!
■CD『SolidS』
発売日:vol.1…2015年3月13日
vol.2…2015年5月29日
vol.3…2015年7月31日
vol.4…2015年10月30日
価格:各巻3,000円(税別)
発売:ムービック
【各巻購入特典】キャラクターシート
ドラマパートの後日談書き下ろしショートストーリー。
イラスト等を収録した情報満載のイラストシートです。
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
【全4巻連動購入特典】ツキノプロ総合ライブイベントチケット優先購入券
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
※vol.1の発売日が1月30日⇒3月13日、vol.2の発売日が4月24日⇒5月29日に変更となりました。
>>『ツキノ芸能プロダクション』公式サイト
>>『SolidS』公式サイト