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『劇場版 境界の彼方 過去篇』、初日舞台挨拶速報レポ

種田梨沙さん、KENNさんら声優陣、そして石立監督が登壇! 劇場版の「境界の彼方」役の声優も明らかになった『劇場版 境界の彼方 過去篇』初日舞台挨拶速報レポ

 3月14日(土)に東京、新宿ピカデリーにて、『劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇』公開初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶では、種田梨沙さん(栗山未来役)、KENNさん(神原秋人役)、茅原実里さん(名瀬美月役)、鈴木達央さん(名瀬博臣役)、山岡ゆりさん(新堂愛役)の声優陣に加え、監督を務めた石立太一さんが登壇し、公開初日を迎えた感想や、作品に対する想いが語られた。こちらでは、その舞台挨拶の模様を速報レポートでお届けします。

 『境界の彼方』は、京都アニメーション(京アニ)が製作を手がけており、2013年10月にTVアニメが放送され、劇場版では3月14日(土)より公開のTVシリーズの出来事を振り返る『過去篇』と、4月25日(土)より公開となる、『過去篇』から一年後、未来たちに起こる出来事を描いた完全新作『未来篇』の二部作連続公開となっています。

 まず、キャスト全員が、キャラクターのセリフとともに、順番に挨拶を行った。

 挨拶が終わると、クロストークのコーナーへ。TVアニメの放送から、1年半経ってからの劇場版公開ということで、久しぶりとなった収録の感想などを聞かれた、種田さんから、『過去篇』は、総集編ではあるものの、セリフは全て録り直しを行ったことが明かされた。また、KENNさんからも「TVアニメシリーズを、僕らも体験させてもらって、改めて解釈した、僕たちなりのキャラクターというのをもう1度、演じさせていただきました」と、収録時の想いが語られた。

 石立監督は、完全新作となる『未来篇』について、「登場人物や、見ていただいた方に、ポジティブな明るい、先に繋がる希望の未来というものを感じてもらえるような作品になるように鋭意制作中です」と、コメントしていた。

 ほかにも、TVシリーズでは、全員で演じていていた、境界の彼方役を劇場版では、渡辺明乃さんが、ひとりで全部演じていることも明らかに! そのことに対して、渡辺さんが「ついに、タイトルになれました!」と、話していたというエピソードがキャスト陣から披露されると、会場は笑いに包まれていた。

 話しはまだまだ盛り上がっていたが、残念ながらここで時間となってしまい、フォトセッションの後、最後にキャスト陣が順番に挨拶を行った。

山岡さん
つたないMCですみませんでした。初めての舞台挨拶で、MCということで、初陣を見ていただいて、ありがとうございました。劇場版のブルーレイとDVDが、公開劇場でしか販売されないということで、みなさんぜひ、お買い求めください。4月25日(土)には、『未来篇』も公開されますので、そちらの方も、よろしくお願いします。そして、愛ちゃんの方も、忘れないでいただけると嬉しいです。今日は、ありがとうございました。

石立監督
本日は、みなさま『境界の彼方 過去篇』をご鑑賞いただきまして、誠にありがとうございました。4月25日(土)に『未来篇』の方を、みなさまにご満足いただけるように精一杯、僕ならびに京都で一緒に働いている他のスタッフ、関係各位の方、みなさまを含めまして頑張って制作しておりますので、『未来篇』の方も何卒よろしくお願いします。本日は、ありがとうございました。

鈴木さん
今日は、ご覧いただきまして、ありがとうございました。トークの部分で、うちの妹(茅原さん)が全くしゃべってないのが、いちばん気がかりなんですけども……。なので、締めの言葉の時には、いっぱい、うちの妹がしゃべってくれると思います。本当にみなさまに見ていただけて、嬉しいと思っています。『未来篇』も、かなりすごいことになっていますし、みなさんが想像している倍くらい、おもしろいことになっているんじゃないかなと個人的には思っています。ぜひぜひ、4月25日(土)以降も、みなさんにそこの座席に座っていただいて、またフィルムを見ていただけたらなと思っています。今日は、どうもありがとうございました。

茅原さん
あんまり、しゃべりませんが(笑)。今日は、来ていただき、どうもありがとうございました。『境界に彼方』に引き続きまして、『未来篇』のテーマソングも歌わせていただいております。『会いたかった空』という、とても素敵な楽曲です。『未来篇』の台本をいただいて読んだときに、泣いて、泣いて、「アフレコ、出来るかしら?」と思うくらい、本当に素晴らしい愛の物語になっておりました。ぜひぜひ、4月25日(土)の公開を楽しみに待ちつつ『過去篇』も、もう1回くらい見ていただけたらと思います。今日は、どうもありがとうございました。

KENNさん
本当に無事の公開できて、そして、みなさまにこうやって見ていただけて、嬉しく光栄に思っています。いろいろな媒体で、みなさまにお楽しみにいただけるような作品で、ネットアニメですとか、ドラマCDですとか、もちろん原作の小説ですとか、いろいろあると思うんですけど、やっぱり僕の中では劇場版というのは、特別な感じがして、自分のひとりで見に来たり、友達と一緒に身に来たりしていても、会場全体で共有している感覚があるじゃないですか。笑ったり、泣いたり。そういうのが、「劇場ならではだな」という風に思うので、ぜひぜひ、今日だけではなく、また『過去篇』の方も僕らが今日、話したことも含めて違った楽しみ方ができると思いますので、見ていただけたらなと思います。そして、もちろん、続きのお話の『未来篇』も、すごいことになっているので、ぜひぜひ、こちらの方も楽しみにしていただけたらと思いますので、これからも『境界の彼方』を応援よろしくお願い致します。どうも、ありがとうございました。

種田さん
じつは、この『劇場版 境界の彼方』の『過去篇』、『未来篇』が、私にとって劇場版作品初ヒロイン作品になりまして、それを『境界の彼方』という作品で迎えられたのが、本当に嬉しいです。キャストのみなさまも温かいし、アニメの時から、いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いろいろなことを話した作品だったので、それをまたこうやって、みなさんにその想いを共有していただける場ができたことが、本当に心から嬉しいです。内容も『過去篇』は、もちろん、みなさんTVアニメの頃から見てくださっている方もたくさんいると思うんですけれども、それをギュッと短い時間に凝縮して、新たに編集して音をつけて、ちょっと違った楽しみ方ができるようになっていて、私も出来上がったものを見せていただいたんですけども、本当に役者冥利に尽きるというか、「この役が出来て良かったな」と、心から涙が思わず出てしまうような作品になっていたので、個人的にも大満足です。そして、とても気になる終わり方をしていて、『未来篇』の方も、とっても、とっても素敵な作品に仕上がっているので、完成したものをキャストも見ていないんですが、みなさんも同じ気持ちで、ワクワクしながら楽しみにしていただけたら嬉しいです。本当に最後の最後まで、『境界の彼方』の登場人物であったり、世界をみなさんにも見守っていただけると嬉しいです。本当に本日は、ありがとうございました。

<作品情報>
■『劇場版 境界の彼方 過去篇』
3月14日(土)ロードショー

■『劇場版 境界の彼方 未来篇』
4月25日(土)ロードショー

【スタッフ】
原作:「境界の彼方」鳥居なごむ
(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:石立太一
脚本:花田十輝
キャラクターデザイン:門脇未来
アニメーション制作:京都アニメーション
配給:松竹
製作:境界の彼方製作委員会

【キャスト】
種田梨沙、KENN、茅原実里、鈴木達央、山岡ゆり、他

>>『劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE-』公式サイト

(C)鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会
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