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小野田坂道役の山下大輝さん&真波山岳役の代永翼さんへインタビュー

【ネタバレあり】キャラクター&キャスト全員の想いを背負い、ゴールを掴め! 『弱虫ペダル』小野田坂道役の山下大輝さん&真波山岳役の代永翼さんへインタビュー

 累計発行部数1300万部を突破した大人気コミックスが原作となる、テレビアニメ『弱虫ペダル GRANDE ROAD(グランロード)』。長い死闘を繰り広げられてきたインターハイも、先日放送された第22話で、いよいよゴールラインまで残り3kmのクライマックスに突入! ここからは、アニメファンにとっては驚きの、原作からのファンにとっては待ち望んでいたエピソード“小野田坂道 VS 真波山岳”による頂上決戦が繰り広げられることとなります!

 アニメイトTVでは、そんなクライマックスの主役である小野田坂道を演じる山下大輝さんと、真波山岳を演じる代永翼さんへインタビュー! これまで作品に関わってきての想いや、第22話のアフレコ終えての感想、これからの意気込みなどをお聞きしました!

■ボトルを渡す時の第一声は、本当に緊張しました

――第1期の放送から約1年半が経過しましたが、これまでを振り返ってみていかがですか?

代永:熱かったですね!

山下:そして、本当にあっという間でした! でも、こうして振り返ってみると、全体の物語はもちろん、ひとりひとりにもしっかりスポットが当たっていて、とても濃厚な作品だったと思います。

代永:特に2期は、涙なしには見ることができない展開ばかりでしたからね! それこそ、インターハイの3日目は3年生にとっては最後のレースになるわけですし、小野田くんと真波にとっては、一番大事な時間になります。ですから、演じている僕たちもどんどん気持ちが高ぶって、とにかく現場が熱いんです(笑)。

山下:芝居が終わると、みんな汗だらだらで「酸素、酸素が足りない!」って言ってますもんね(笑)

代永:そうそう(笑)。

――『弱虫ペダル』に関わってきた中で、なにか印象深い思い出などはありますか?

山下:僕は、すべてです(笑)。アフレコすること、イベントに出てみなさんの前でしゃべること、『弱虫ペダル』で経験したことのすべてが、僕にとってはとても新鮮な経験でしたから、どれかひとつを挙げるということはどうしてもできません!

代永:そっか。大輝はそうだよね。本当に1つ1つが大切な思い出だよね。僕が一番印象的なのは、山岳として坂道くんと出会うシーンでしょうか。真波って、主要メンバーの中では登場がかなり遅く、出番がなかなかこなくて……(笑)。ですから、早く『弱虫ペダル』メンバーに加わりたかったですし、山下くんとも一緒に芝居をしたいと思っていたので、その願いが叶ったあのシーンはすごく思い出深いです。それに、あの時に小野田くんへボトルを渡していなかったら、ふたりが友達になることも、インターハイで戦うこともきっと無い、とっても大事なエピソードでもあったので、第一声は本当に緊張しました!

山下:あはは(笑)。

■現場から、ひとり、またひとりと姿が消えるんです

――そんな出会いから始まった小野田くんと真波くんの関係ですが、第22話よりいよいよ一騎打ちのバトルに突入すると伺っています。

代永:3日目の最終ステージ。いよいよ、すべてのメンバーの意志を受け継いだふたりのファイトが始まります!

山下:お話のあった第22話は、クライマックスへのスタートラインで、前半部分で今泉くんに想いを託された小野田くんが走りだし、後半から1対1のバトルに……といった流れですね。

代永:ここからのエピソードは、1期の頃から僕らも「早くやりたいね!」と言っていた部分になります。これまで、まわりの先輩方も熱い芝居で作品を盛りあげてくれたので、その意志を受け継いで頑張らないと!

山下:話が進むにつれ、物語と同じように、アフレコ現場でずっと支えてきてくれたみなさんが、ひとり、またひとりとバトンを受け渡して、居なくなってしまうんです(笑)。

代永:そう! そうなんですよ! あれ、寂しいよね!

山下:そして、いよいよ最後は僕と代永さんが、みんなの想いをすべて背負うことに(笑)。プレッシャーもありつつ、頑張らなければと強く思います。もう、ここからは、僕らが一息つく暇はありません。

代永:ずっと叫んでばっかり!

――そんな今後の台本ですが、なんとこちらに最新版があります。ぜひご覧になってご感想を(笑)。

代永:……うわぁ! 真波、喋りまくってる(笑)。

山下:本当だ! Aパート、真波くんと係員の台詞でびっしり!

代永:あっ、これ! 御堂筋くんだよ! そして、大輝、ここ歌うよ(笑)。

山下:あっはっは! このシーン、音楽流れるんですかね?

代永:この日、ふたりの喉が逝くね!

山下:逝くところまで行きましょう(笑)。

代永:「それーっ!」

山下:「回れぇぇぇ!」

山下&代永:「あああぁぁぁっ!」

一同:(爆笑)

■ひとりになんか絞れません!

――おふたりは、ご自身が演じるキャラクター以外で好きなキャラクターを挙げるとすれば誰ですか?

山下&代永:難しいーっ(笑)。

山下:『弱虫ペダル』は、強烈なキャラクターばかり揃っていますから……。同じ一年生として気になるのは、やっぱり御堂筋くんですかね!

代永:確かにね(笑)。

山下:現れる度に波乱を巻き起こす人物で、おそらく視聴者のみなさんも彼を初めて見た時は衝撃的だったと思うんですよ! そして、3日目も……。

代永:凄いよね!!

山下:もう、「最後まで、御堂筋くんだったな……」って(笑)。

一同:(爆笑)

代永:こういった作品なら、いろいろなキャラクターに説得されて“善”になっていくのが王道なのに、御堂筋くんは最後の最後まで御堂筋くんの道を行きますから! 僕は「石垣くんが居てよかったなぁ……」と本当に思います。

山下:そういった“インパクト”という意味では、御堂筋くんですが……。でも、やっぱり僕は『弱虫ペダル』に出てくるキャラクターがみんな大好きなので、ひとりなんか選べません!

代永:そう、それだよね! 自分のキャラクターはもちろん、チームメンバーのみんなを愛していますし、敵のチームとして出てくるキャラクターたちもみんないい人で、全員に思い入れが強いので、どうしてもひとりに絞ることはできません! なにより、原作者である渡辺航先生が描いてくださっている『弱虫ペダル』という作品は、“誰ひとりとして切り捨てることなく、個人の物語をピックアップする”ことが魅力ですから!

山下:もう、僕らにとっては物語に登場する全員が主人公なんです! なので答えは……全員!

代永:全員だね!

――おふたりの『弱虫ペダル』に対する愛が伝わってくる、素晴しいお答えだと思います! それでは、最後に読者に向けてクライマックスに向けた意気込みをお願いし致します。

代永:第22話より、総北高校と箱根学園(ハコガク)の対決は、メンバー全員の想いを背負った小野田くん、真波のふたりに託されました! そんな戦いに、僕らが声を吹きこませて頂きますので、原作から作品を応援してくださっているみなさんには、言葉の力でパワーアップしたクライマックスを、ぜひご期待して頂きたいです。どちらが勝っても負けても、悔いのない勝負にできるよう、僕らもこれまで以上にケイデンスをあげてアフレコに望みますので、みなさんもケイデンスをあげて、全力で見守ってください!

山下:みなさんには、ただただ、最後まで見て頂きたいと強く願っています。最後のゴールラインを超えるその瞬間まで、一緒に駆け抜けましょう!

――ありがとうございました!

 インタビューの内容はもちろん、ラスト2話の台本を読みながら「もう、これ以上読めない! 原作のシーンがフラッシュバックして泣きそう!」といった言葉も飛び出すなど、『弱虫ペダル』に対する本気の愛を感じさせてくれた山下さんと代永さん。おふたりが最大級の熱を込めて望むラストが、どのような物になるのか、最後の最後まで目が離せそうにありません! 次回、『弱虫ペダル GRANDE ROAD』第23話は3月23日(月)よりテレビ東京にて放送、他系列各局で順次放送されるので、お見逃しなく!

>>テレビアニメ『弱虫ペダル GRANDE ROAD』公式サイト

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