『実は私は』第1話先行上映イベントレポ!

アフレコでは芹澤優さんが関西弁に苦戦!?  『実は私は』第1話先行上映イベントをレポート!

 2015年6月20日(土)に、練馬区立区民・産業プラザ Coconeriホールにて7月より放送開始のアニメ『実は私は』の1話先行上映イベント&同番組のラジオ公開収録が行われた。イベントには花江夏樹さん(黒峰朝陽役)、芹澤 優さん(白神葉子役)、水瀬いのりさん(藍澤渚役)、上田麗奈さん(朱美みかん役)、内田彩さん(紫々戸獅穂役)、M・A・Oさん(紅本茜役)ら豪華声優陣が集結した。今回はトークやラジオの公開収録も行われたイベントのレポートをお届けしよう。

■秘密を隠せない黒峰朝陽と白神葉子の間にある“秘密”とは
 イベント開始すると、すぐに第1話の上映が始まる。本作は隠し事が出来ず、友人たちからは“アナザル”呼ばれている主人公・黒峰朝陽が、かねてから好意を寄せていた少女・白神葉子の秘密を知ってしまい、その秘密を隠し通すため努力するという“ちょいアホ人外ヒロインラブコメ”である。第1話では、朝陽が自分とは正反対のミステリアスな魅力を持つ白神葉子に惹かれ、友人たちに諭されて告白しに行くことから物語が動き出す導入部分が描かれた。その他に、生真面目なアイアンレディこと藍澤渚や、人の嫌がることが大好きな外道クイーンこと朱美みかんなど、朝陽を取り巻く人間関係も描写されていた。

 第1話上映終了後、芹澤さんら出演陣が全員ステージに登場し、それぞれの開幕挨拶からイベントはスタートした。芹澤さんは「今日は皆さん本当にありがとうございます。第1話は楽しんでいただけましたか?」と感想を聞いたところ、会場のファンは惜しみない拍手を送っていた。

 芹澤さんと共に、「実は私は」ラジオのメインパーソナリティを務めるM・A・Oさんは「今回のイベントでは、第1回目にして初のラジオの公開録音や、その他いろいろなコーナーもありますので、ぜひみなさん楽しんでいってください」と述べた。

 今回のイベントでは、女性陣は演じたキャラクターを意識した衣装を着用していたのだが、花江さんはそれに対し「スタッフさんからは「今日は制服っぽい私服でお願いします」と言われたんですが、自分は持っていなかったので、よそ行きのTシャツを着用しております」と話し、ジャケットの中から“ヨソイキ”と書かれたTシャツを見せ、会場の笑いを誘った。

 これらの衣装にはそれぞれ、キャラクターの特徴的な部分が取り入れられており、眼鏡を着けていた上田さんは「みかんがメガネをかけているということなので、今回は私もメガネをかけてみました。ただあんまり普段使い慣れていなくて、皆さんのお顔がよくみえないのでメガネ取りますね」と語り、キャストが登壇して直ぐに眼鏡を外すという荒業を見せ、会場を沸かせていた。

 衣装で鎖を身につけていた内田さんは「私の演じる獅穂ちゃんはまだ1話には登場して無いですが、キャラクター紹介は“痴女”ということで、今からどうしようかとドキドキしています。私の衣装は首に鎖が付いているので重いです。こういう衣装を着けるのは初めてです」と、衣装も含めてかなりキャラクター像が気になるコメントを残した。

 今回のイベントに合わせて、演じた渚の髪型に合わせて登場した水瀬さんは「自分の演じている藍澤渚というキャラクターは、普段の自分と比べて凄いギャップが有ると思っています。なので、せっかく衣装も用意してくれていることですし、髪型なども合わせて少しでも渚というキャラクターに近づきたいと思います」と意気込みを話した。

■慣れない関西弁のセリフに苦戦!
 そうして出演陣の開幕挨拶が終了後、トークタイムに突入。芹澤さんは「実は私、今人生で一番位のレベルで緊張しておりまして、誰か助けてって感じです!」と明かすと、上田さんは「確かに楽屋でもずっとガクブルしてたもんね。凄く可愛かった(笑)」と、その緊張は楽屋から続いていたことが話された。

 その後、話題は「1話の収録について」へ。花江さんは「第1話はかなり収録が大変でしたね。芹澤さんが関西弁初挑戦だったというのもありますが、特にこだわったので、夜遅くまでかかってしまいましたよ」と発言し、芹澤さんは「私は東京生まれ東京育ちなので、関西弁しゃべるのにも苦労してしまいました。こだわりぬいたぶんいい作品になったとおもいます」と自身満々にコメント。最初は関西弁を演じるのに苦労した様子だったが、上田さんが言うには、アフレコが進むごとに上達しているとのこと。そんな上田さんが芹澤さんをフォローする様子を見た司会者は「上田さん芹澤さんのマネージャーさんみたいですね」とコメントすると、上田さんは「うちの芹澤が本当に素晴らしいんですよ~」マネージャーの様な対応を取り会場は爆笑。キャスト同士の仲の良さが伺えた。

 ここで司会から特別ゲストが発表された。今回のイベント会場は練馬ということで、練馬区公式アニメキャラクターで、“アニメ1番の街”である練馬区を日本中、そして世界中に広くPRする「ねり丸君」が登場した。その愛らしい姿に来場者キャスト陣からの歓声が沸き起こった。

 特別ゲストの紹介を終えたところで、「実は私はラジオ」の公開収録が始まる。メインパーソナリティの芹澤さんとM・A・Oさんだけでなく、ゲストとしてイベントの出演陣全員参加ということで、トークの盛り上がりは最高潮。今回の公開収録では、今後ラジオで使用されるジングルを出演者と来場者全員で収録したり、「アナザル研究部」という謎のコーナーも……。気になる方は7月6日配信の第1回放送をチェックしてほしい。

■まさかの全滅!? 波瀾万丈のじゃんけん大会
 続いてのコーナーはじゃんけん大会。じゃんけんは3回戦行い、1回につき2名まで勝者を絞って、合計で6名の方に出演者全員のサインの入ったポスターがプレゼントされた。

 1回戦に登場したのは芹澤さんと花江さんとのペア。真っ当にジャンケン勝負を挑む芹澤さんに対し、花江さんは自身の役である朝陽が嘘をつけない性格であると宣言した上でパーを出すと予告するなどの心理戦を展開。グーを出し、見事に来場者の裏をかくことに成功。会場を沸かせていた。

 2回戦目は水瀬さんと内田さんペアとの対決。ずっとチョキで攻め続ける二人に対し、グーを出し続ける来場者。どちらが先に手を変えるかの読み合いの様相を呈してきた会場に対し、先に動きパーに切り替える内田さんの前にまさかの全員負けで仕切り直しに。その後も1回戦の勝者が、2回戦も最後まで勝ち抜くというドラマチックな展開を迎えたのだが、勝者が辞退したため、その直前まで残っていたものでじゃんけんすることに。波瀾万丈の2回戦となった。

 3回戦目はM・A・Oさんと上田さんの出番。パー、チョキ、グーと順番に繰り出していくM・A・Oさんと上田さんだが、ここまでの熱いジャンケン勝負に鍛えられたのか、会場の勝ちあがりの数はなかなか減らない。しかし、その後再びグーを繰り出したことに意表をつかれたのか、一気に数を減らし、その後のチョキとパーで残り3人、残った来場者でじゃんけんし、勝負は決まった。

■今後の抱負やキャラクターについての意気込みを語る
 イベントも終盤にさしかかり、ここでお知らせコーナーを挟む。まずは、秋葉原にある「戦国メイドカフェもののぷ」とのコラボイベントが7月14日よりスタートされることがアナウンスされた。ご来店すると特製カラーコースターがプレゼントされるキャンペーンや、コラボメニュー・コラボグッズも販売される。

 主題歌はアルスマグナの「ひみつをちょーだい」、EDテーマはHilcrhyme(ヒルクライム)の「言えない 言えない」、挿入歌はMINMIの「ホログラム」であることが発表。会場ではEDテーマの「言えない 言えない」を本邦初公開された。「言えない 言えない」は、好きと言えない少年の淡い恋心をHilcrhymeらしいリリックと切ないメロディで歌っている。

 次に、キャラクターソングが3ヶ月連続リリースすることが発表。第1弾は7月22日発売予定で葉子・獅穂・渚・みかんの4人が歌う楽曲が収録予定。芹澤さんは「キャラクターの良い所がぎゅぎゅっと詰まった……良い曲です!」とコメント。藍澤渚、朱美みかんのデュエット曲などが収録された第2弾が8月に、紅本明里、紅本茜のデュエットなどが収録された第3弾が9月に発売予定。最新情報はトムス・ミュージックにて随時更新予定だ。

 最後はキャスト陣からファンに向けてコメントが送られ、約2時間もの濃厚なイベントは幕を閉じた。キャスト陣のコメントは以下の通りとなっている。

紫々戸獅穂役・内田彩さん:人前で首輪を着けて登場したのは初めてでしたが、意外としっくりきました。紫々戸獅穂という、今までチャレンジした事の無い様な楽しい女の子を演じさせていただきます。アフレコはまだですが、個人的にも楽しみな作品ですので、皆さんに今日1話を観て頂いて、ますます楽しみになって頂けたのではないかと思います! 今後もこういった形でイベントが有りそうなので、今後も一緒にこの作品を盛り上げて頂けたらなと思います。

紅本茜役・M・A・Oさん:これからラジオの方も、アフレコの方も、茜ちゃんとしてワイワイガヤガヤと出来るように参加させて頂きたいと思っております! なので、これからオンエアを楽しみにして頂きつつ、ラジオの方も聞きつつ、イベントの方も参加して頂ければなと思います!

朱美みかん役・上田麗奈さん:“実は私は”という場面が、お話が進むにつれてどんどん出てきます。私の演じるみかんも、色々悶々としたものを抱えながらも頑張っています。原作とアニメと、それぞれ良さが有って、アニメならではの“実は私は”が色々こめられていますので、皆さんお楽しみに!

藍澤渚役・水瀬いのりさん:こうしてキャラクターに沿った衣装を用意して下さって、本当に愛されている作品だなと感じています。私の演じるキャラクターは何故か青いイメージのキャラクターが多くて、藍澤渚というキャラクターも例に漏れず青いキャラクターなのですが、今までの私の演じてきたキャラクターとは、またタイプの違うキャラクターになっています。これからの放送でキャラクターを楽しんで頂ける様にこれからもアフレコ頑張りますので、応援よろしくお願い致します!

黒峰朝陽役・花江夏樹さん:この作品はギャグも有りつつ、恋愛要素もあってキュンキュンするような作品となっています。僕らも毎回ハイテンションで楽しく演じていますので、是非引き続き応援していただければなと思います。色々とグッズ展開やイベントなどもありますし、キャラクターソングCDも第3弾まで決定しています。僕もキャラクターソング第4弾に出られればいいなと思っております(笑)

白神葉子役・芹澤 優さん:第1話の収録の前に原作の増田さんにキャラクター達をよろしくお願いしますと言われたことがとても心に残っています。キャストの皆さんの気持ちとか、原作ファンの方の気持とか、色んな方の気持ちを背負って1話1話を大切に作っていくので、大切に受け止めて頂けたら嬉しいなと思います!

■TVアニメ『実は私は』
2015年7月6日(月)より放送開始!

【作品概要】
 気になっていた女の子、白神葉子に告白するため主人公・黒峰朝陽が開けた放課後の教室の扉。するとそこには「牙」と「コウモリのような羽」をはやした葉子の姿があった。白神葉子はなんと吸血鬼だったのだ!葉子は他人に吸血鬼であることがばれてしまったら、退学するという約束を父親としていた。それを聞いた朝陽は、「秘密は絶対にばらさない」と葉子に誓う。このことをきっかけに距離が縮まる朝陽と葉子。朝陽はなんとか己の好意を伝えようとするが、次から次にトラブル発生、さらには沢山の『人外の者たち』も現れて・・・果たして朝陽の恋の行方は・・・!?

【キャスト】
黒峰朝陽役:花江夏樹
白神葉子役:芹澤優
藍澤渚役:水瀬いのり
朱美みかん役:上田麗奈
紫々戸獅穂役:内田彩
紅本茜役:M・A・O
紅本明里役:新田恵海


【スタッフ】
原作:増田英二(週刊少年チャンピオン/秋田書店)
監督:山本靖貴(「ヒーローバンク」)
シリーズ構成:山下憲一(「フレッシュプリキュア!」「宇宙兄弟」)
キャラクターデザイン:丸藤広貴(「マクロスF」「ノブナガ・ザ・フール」)
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント

>>TVアニメ『実は私は』公式サイト

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