ドライブたちの20年後はどうなっている? 『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』初日舞台挨拶レポート!
8月8日(土)、丸の内TOEIにて、『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』の公開初日舞台挨拶が行われた。
舞台挨拶には『仮面ライダードライブ』より、主演俳優陣5名と劇場版のゲストである筧美和子さん、そしてTV主題化と劇場版の主題歌『re-ray』担当した「Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE」の松岡充さんも登壇! 映画の興奮冷めやらぬ状態での挨拶に、この夏の暑さも吹き飛ばすほどの大盛況だった。今回は、その模様を皆様にお届けしていこう。
<登壇者>
泊進ノ介/仮面ライダードライブ役 竹内涼真さん
チェイス/仮面ライダーチェイサー役 上遠野太洸さん
詩島剛/仮面ライダーマッハ役 稲葉友さん
クリム・スタインベルト/ベルトさん役 クリス・ペプラーさん
詩島霧子役 内田理央さん
花咲未来役 筧美和子さん
主題歌『re-ray』担当 松岡充さん
■豪華キャストの舞台挨拶! スタート・ユア・エンジン!
まずは竹内さん、内田さん、上遠野さん、稲葉さん、クリスさん、筧美さんの6名が登壇。キャスト陣はそれぞれ決めセリフを交えながらの挨拶をし、竹内さんは「ひとっ走り付き合いたまえ!」と、クリム・スタインベルト演じるクリスさんの、劇中でも印象的だったセリフを披露し、開幕から会場内の笑いを誘っていた。それに応えるように、クリスさんも「ひとっ風呂浴びたまえ!」と返し、会場内は早くも笑いに包まれた。
その後、「スタート・ユア・エンジン!」(クリスさん)と『ドライブ』の象徴的なセリフを披露し、大きな歓声と拍手に包まれながら舞台挨拶がスタート!
公開初日を迎え、竹内さんは「皆の気持ちが入った作品だったので、早くみなさんに見て頂きたかった!」と公開の喜びを観客に直接伝えていた。そしてクリスさんは「この映画の見て、なぜ竹内涼真が仮面ライダードライブなのか、みなさん納得したと思います」と、竹内さんの演技を大絶賛! それを聞いた竹内さんは「ベルトさん……!」と、感謝を目で表し「進ノ介、がんばろうな!」(クリスさん)と、劇中さながらのコンビ愛を見せ付けた。
劇場版ゲストである筧さんは「いままで行かせて頂いた現場よりも、本当に家族のように和気藹々としていて、私も入り込みやすく楽しく演じることが出来ました」と現場の雰囲気を語った。また、劇中では警察官の姿を披露したことについて「なかなか着ることが無いので恥ずかしかったんですけど、大丈夫でしたか?」と不安げに質問すると、竹内さんが「霧子(内田さん)より似合ってたよ」とフォロー! 上遠野さんが「それお前が言っちゃだめだろう!」とつっこみ、会場からも笑いと拍手が上がっていた。
■クリスさん「私はアンドロイドになっていると思います」
今回の映画は『サプライズ・フューチャー』というタイトルになっており、劇中では泊進ノ介の息子・泊エイジが、20年後である2035年の世界からやってくるというお話。そこで、「2035年のどうなっていたいか?」というテーマでトークが開始された。
竹内さんは「結婚はしてるかなと思います。男・女・男で、子供は3人ほしいです! かまってほしいタイプなので、子供かまうより、子供にかまってほしい」と、未来の展望を語った。また「20年後だと、42歳ですもんね。その年齢だと運動会で活躍できそうにないので、割と動きがキレキレのうちに子供がほしい!」と、スポーツマンの竹内さんらしい理由で会場を笑わせた。
内田さんは「世界が今よりも平和にあってほしいです! 平和な世界で平和に暮らせていけたらいいな、と思うので、少しでも平和になるよう私も貢献していきたいです」と、スケールの大きい未来への想いを語った。
続いて、上遠野さんは「僕ロイミュードなんで、20年後もチェイスだと思います。歳とらないんで」と、冗談めいた回答をしつつも「未来の僕も家庭を築いててほしい。きっと未来でも仕事を続けてると思うんで、チェイスがまた仮面ライダーシリーズの中で出てきたら、また演らせて頂きたいと思っています」と、20年後でも出演するという意気込みに、観客も拍手で応えていた。
稲葉さんは「(20年後も)健康な身体で、お芝居を続けられたらいいなと思います。健康な身体で色々お芝居をしていれば、発展していくと思っている甘い考えの20代前半なので、とにかく健康でいたい!」と、若さを溢れさせながらも非常に堅実なコメント。
クリスさんは20年後の自分を聞かれると「微妙ですね」と即答し、「20年後で42歳とか言ってるやつ(竹内さん)を見ると、ひっぱたいてやりたくなりますね(笑)」と、竹内さんの若さへの嫉妬で、会場を笑わせた。「20年後には色んな技術が発展し、私はアンドロイドになっていると思います。そして上遠野くんコピーして、20年後の私はクリス・ペプラーなんだけど顔は上遠野くんだと思います! そして、今より低音の声になっています!」と、無さそうであり得るかもしれない未来の自分を予想していた。
筧さんは「子供が出来たら、ペアルックで居られるくらい仲の良い親子で居たいですね。ペアルック母ちゃんです!」と自身の憧れを語った。
■竹内さん「これが日本を代表する仮面ライダーの映画だ!」
ここで、大きな歓声に包まれながら登壇したのは、映画の主題歌を担当した松岡充さん! 登場するや否や、松岡さんは「今回の映画ではスタントを使わずに、一生懸命アクションやりました。真剣祐です、どうも!」と、泊エイジ役・真剣祐さんに扮した挨拶を披露。さらに自身の姿を指し「主題歌を担当してるだけの人間の格好じゃないですよね。やっぱり、この二人は同じチームでしょ!」と、上遠野さんと肩を組み「こちらの皆さんと戦う二人みたいなジャンルですよね。一番変身しそうですけど、一秒たりとも出てないですからね!」と笑いを誘い、観客の心をキャッチしていた。
主題歌「re-ray」について、松岡さんは「仮面ライダードライブから、新しいライダーに受け継がれる。それと同じように、ドライブを好きだった人達が、また違う人達にライダーの世界を受け渡すように、サヨナラの意味もあるんだけど、また未来に会おうぜっていう約束の歌として作りました」と楽曲への想いを語った。また、「もうちょっとボリュームを上げてほしかった。歌のね!(笑)」と、冗談を言いつつ「アクションももちろん見所満載なんですけど、キャストのみなさんのチームワーク、本当の絆のようなものが垣間見える所があって、それがストーリーの関係とリンクしていた。絆がテーマになっていると思いました」と、映画の感想を述べた。
さらに「20年後の自分はどうなっていたいか?」という質問が松岡さんへ飛ぶと、観客から笑いの声が。「すいません、20年後って言った瞬間笑ったのは何ですかー?(笑) それは、クリスさんと僕に対して失礼じゃないですかー!(笑)」と、観客弄りをすると、クリスさんも「謝りたまえ!」と、松岡さんとの掛け合いで、観客のみなさんも拍手で応えていた。
本題に戻り20年後の松岡さんは「仮面ライダーの主題歌を6作担当させて頂いたんですね。初めて話を頂いた時は、仮面ライダーに出演し、主題歌も担当というお話でした。その時にはもちろん、想像もしていませんでした」と、『仮面ライダーW』仮面ライダーエターナル役で出演された頃を振り返りつつ「誰もが想像すらしてなかったと思うんです。となると、20年後も誰も想像できないことになってんるじゃないかと。6作もやってるので、このままいけばおそらく東映の社長になってんるじゃないかと!」と、壮大な未来への展望を語った。
また「もしくは、26作品目ですよね。でも、26作品も僕にやってほしくないですよね」と会場へ投げかけると、観客のみなさんは大きな拍手で、松岡さんへの想いを応えた。
いよいよ終わりも近づき、お別れの挨拶へ。公開初日の8月8日は、甲子園の開幕ということもあり、高校球児へのエールも送られた。その中で竹内さんは「みなさん、この映画が恐竜たちに勝つために、この映画良かったよー! と広めてください!」と、先日公開された某ジュラシックな映画に対抗意識を燃やした。
しかし、クリスさんから耳打ちが入ると「えっ? ニンニンジャーにも、恐竜出てた? ……やべっ(笑)」と、最後にひと笑い。「これが仮面ライダードライブの映画だ。これが日本を代表する、仮面ライダーの映画だ! と胸を張って、お送り作品だと思うので、是非見てもらえると嬉しいです」(竹内さん)と、締め括られた。最後には、20年後の未来の自分と直筆サインの入ったボールを、キャスト全員が観客席に投げ込むサプライズ! ボールを投げながら、観客席の中を退場し舞台挨拶は終了となった。
◆劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー/手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!
2015年8月8日より大ヒット公開中!
<イントロダクション>
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<出演>
『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』
西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純、多和田秀弥、藤本敏史(FUJIWARA)、矢芝俊博、笹野高史、他
『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』
竹内涼真、内田理央、上遠野太洸、稲葉友、吉井怜、浜野謙太、井俣太良、クリス・ペプラー
真剣佑、筧美和子、柳沢慎吾、他
>>公式サイト