高橋李依さんがゼロから資格取得に挑戦!?『Re:ゼロから始める異世界生活』先行上映イベントレポ
2016年4月3日より放送中のTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』。2016年3月20日(日)には先行上映イベントが、TOHOシネマズ新宿にて開催されました。出演は小林裕介さん(ナツキ・スバル役)、高橋李依さん(エミリア役)、内山夕実さん(パック役)、赤﨑千夏さん(フェルト役)、OP主題歌を歌う鈴木このみさん。新着情報や楽しいコーナー、ミニライブなど盛りだくさんのイベントの模様をお届けします。
■ 初回放送はなんと1時間SP!ギャップと謎と衝撃の連続に会場も緊張感漂う空気に
開演時間になると司会進行役の松澤千晶さんが登壇し、第1話が1時間スペシャルであることを明かすと会場は驚きとざわざわの反応が。その第1話の先行上映からイベントはスタート。冒頭の何かが起こったことを匂わせるシーンから舞台は現代のコンビニへ。買い物をしているスバルがなぜか異世界へと飛ばされます。一見のどかに見える異世界と、スバルが召喚された意味、謎だらけのスバルはゲームで培った知識や経験で現状を把握しようとするがなかなか思い通りにはいかないままです。
いきなりトラブルに巻き込まれたスバルの絶体絶命を救ったのがエミリア。エミリアと共に行動する中で、距離が縮まっていく2人。そんなラブコメ的な予想から一転して驚がくの展開へ。スバル同様に追いつめられていく感覚や恐怖に息をのむ暇さえもないほど。そしてRPGのスタートのようなシーンが異世界で繰り返されて……。
確かに1話30分では全てが伝わらない内容で、1時間SPになっている意味がわかります。困惑と混沌が入り混じった1話に会場のお客さんも緊張感を持ったまま、好奇心をかきたてられたのではないでしょうか?
■ トークで話題になった主人公・スバルの人相!? まだ見られないエミリアの笑顔
上映終了後、大きな拍手に包まれた会場が明るくなると松澤さんが再度現れ、キャスト陣を呼び込みました。高橋さんはエミリアを意識して、自分で髪飾りを用意したそうで、赤﨑さんから「すごい再現率だね」とほめられていました。
簡単なあいさつの後、1話を見終わった感想を。「見終わった後は言葉がなくなって、放心状態でした」(小林さん)、「後半に入って物語が一気に動いてすごく引きこまれました」(赤﨑さん)、「最初のほんわかした雰囲気から後半一気に。ぞわぞわしっぱなしでした」(小林さん)、「手に汗握る感じだったよね」(内山さん)、「早く次が見たくなりました」(高橋さん)と、各々に感想を語っていきます。
自身の演じるキャラについてのトークになり、松澤さんから「スバルは何でこんなに人相が悪いんですか?」と聞かれた小林さんは「僕に言われても……。でも僕も初めて見た時、ガラが悪いなって(笑)。だから今までやったことがないくらいガラの悪い声出してやろうと思いました」と意外な事実を語ります。
「しわが寄り過ぎ」、「目つきも悪い」と他のキャスト陣からも突っ込まれた小林さん、「キャッチコピーにも『無知・無能・無力・無謀』と何1つ良いことが書いてなくて。でも実はできることもあって、ちょっとした特技が今後出てくると思います。あと自分にストイックなところもありますね」と今後の活躍や期待を感じさせてくれました。
高橋さんが演じるエミリアは「はかなげな表情で、1話の中でも心から笑えているシーンがなくて。言葉の一つ一つを大切にしている印象があったので、私も言葉をきっちり届けるように演じました。貸し借りについての表現が多く、そのあたりもキーポイントになってきそうですね」と演じる上で気を付けたポイントをコメント。「あとスバルに名前を尋ねられた時、本当の名前を言わなかったよね?」と赤﨑さんに尋ねられると、「なぜ本名を名乗らなかったのか、そこも今後どう関わってくるのかお楽しみに」と高橋さん。
スクリーンにパックの絵が映ると高橋さんが「かわいい!」と声を発します。そのパックを演じる内山さんは「見た目は動物ですが、精霊で保護者的な立ち位置で常にエミリアと一緒にいます。とにかくマイペースで、9時~17時生活。今後朝早くからお話が進むことを望んでいます(笑)。何を考えているのか、本心なのかわからない子で、実年齢は400歳を超えているので不思議めいたところを意識して演じてます」とコメント。赤﨑さんが「かわいいけど、変身シーンは考えてほしかった」と笑いながら残念そうに言うと、「曲線がきれいだったよね」と内山さんも同意。小林さんが「上半分を隠せばいいんだけど」と言うと、「そういうの、やめてくれる!?」と抗議する内山さんでした。
自身が演じるフェルトが映し出されると「かわいいですね!」とうっとりする赤﨑さん。「見てください!笑顔がやんちゃでイキイキしてて。貧民街で育ったけど、強く生きている子です。風の加護を受けて俊敏です」と笑顔を見せます。また「でも衣装的には際どくて……」と話し始めると立ち上がってスクリーンの部分を指し示して力説。「(胸の谷間が)2本線なのが気になる」と内山さんから言われ、「成長したら1本になるの! そんなところだけじゃなく、ロム爺と仲良くしている微笑ましいところなど見てください」と語り、会場からも笑い声が巻き起こっていました。
■ 『Re:ゼロ』のラジオがスタート! パーソナリティは高橋さん
ここで、『Re:ゼロ』のラジオ番組『Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活』が始まることが発表! パーソナリティは高橋さん。毎回ごとにゲストが登場するとのことです。
そのラジオ内のコーナー「Re:ゼロから始める資格生活」で、高橋さんが資格をとろうという企画があり、どの資格をとったらいいかをキャスト陣とお客さんで考えることに。ちなみに高橋さんは救命分野のAEDとCPRの資格を持っているとのこと。キャスト陣は通信教育でおなじみのユーキャンのパンフレットを見ながら様々な資格を提案します。掲載されている資格の中では赤﨑さんは「世界遺産検定」の2級を持っているそうです。また危険物取り扱いの話題になると、スタッフからの「危険物とは、りえしょん(ラム役・村川梨衣さん)のことですか?」のカンペに大爆笑。
いろいろ検討した結果「話し方」、高橋さんが興味のある「ハーモニカ」、「危険物取扱」の3つから選ぶことに。そこで会場の多数決で圧倒的だった「危険物取扱」に決定! 会場のお客さんの中でも取得している人が多かったことから番組内でも助けてもらえそうですね。
次のコーナー「Re:ゼロから始める異世界物語」は、あらかじめ物語の出だしが出題され、4人がボックスから引いたキーワードを使ってお話を作り、リレーで物語を完成させる企画。
1題目は「ユミ、貴様、裏切ったのか」のセリフからリエが剣を抜いたという出だしに、「悪意を感じる」と内山さん。小林さんは「(高橋さんと村川さんの)どっちのリエ?」とツッコミを入れ笑いを誘う場面も。小林さんが引いたのは「モンスター」、高橋さんは「花粉症」、内山さんは「聖剣」、赤﨑さんは「秘薬」。気になる内容は、リエがモンスター化し、花粉症持ちのチナツが現れ、手にした聖剣をかざして秘薬をリエが飲んで元通りという結末に……。
2題目は、怪盗コバセーヌが登場。小林さんは「宝箱」、高橋さんは「魔王」、内山さんは「大きくなるキノコ」、赤﨑さんは「ワープ」とスーパーマ○オ的な言葉が並びました。高橋さん→赤﨑さん→内山さん→小林さんの順番で、高橋さんがいきなりカリオ○トロの城のあの名シーンっぽい設定を持ち出し、全員が「オイオイ!」とツッコミを入れます。魔王の心を欲しがったコバセーヌは魔王城へワープ、小林さんがBGMを口で発して盛り上げながら、キノコで大きくなったコバセーヌは魔王と対面。ここでもルパ○III世のモノマネをする小林さん、そして物語はなぜかBL風に。女性陣はヒソヒソしていましたが、最後は仲良く暮らしましたとさ、と2問共きれいにまとまりました。
■ 鈴木このみさんがOP主題歌「Redo」を初披露!
ここでOP主題歌を歌う鈴木このみさんが登場し、「Redo」を初披露。「主人公のナツキ・スバル君の気持ちを歌った曲で、苦しみながらもエミリアのために何度も立ち上がって、頑張って未来を変えるんだという強い気持ちを込めた曲です」と紹介した後、ギターとドラムの重低音、ノイズ混じりのオケが鳴って臨戦態勢。
激しいリズムからゆったり、そしてまた激しくとアップダウンの連続で、サビになるとエネルギッシュに熱く歌い上げる生命力あふれるパフォーマンス。途中の「Break Down」と叫ぶフレーズも力強さを増していきます。大サビ前の「君が僕のこと忘れても~誰も傷つけない」は、まさにスバルの気持ちそのまま。鈴木さんの熱いパフォーマンスと曲に、スバルだけでなく、リスナーの闘争心とテンションが上がる1曲でした。
イベントの最後は会場の皆さんへメッセージが送られました。
◆鈴木さん
「ドキドキするような演出ばかりで、ハラハラしながら1話を見ました。原作を読んだ時からパックが好きで。でもベアトリスも大好きなので動く姿を見られるのが楽しみです。『Redo』も2番でコールがあるし、曲名フレーズも一緒に叫べたらと思います。今後、ライブでも楽しんでいただけたらうれしいです」
◆赤﨑さん
「親戚や友達がゲームをしているのを見ている感覚になる作品だと思います。『スバル、フラグ立てとかないと』など楽しく見られると思うし、皆さんと一緒に楽しんでいきたいです」
◆内山さん
「毎回、手に汗握る展開が続くし、謎解きの要素もあったり、いろいろな楽しみ方ができる作品だと思います。キャスト一同、スタッフさんも情熱をかけて一生懸命作品作りをしていますので、応援してください」
◆高橋さん
「キャラ一人ひとりの背景が細かく作り上げられているので、全体を俯瞰で見たり、各キャラの視点で見たり、いろいろな角度から楽しめると思います。1週間に1度、皆さんと謎解きしたり、考える時間がやってくるのが楽しみです」
◆小林さん
「まるでジェットコースターに乗ったような気分になっていただける作品です。スバル君は何度も死にますが、その1回1回が重くて意味があるものだと思っているので、精一杯魂をすり減らして演じています。そんな部分が皆さんに伝わればいいなと思っています。これからよろしくお願いします」
といったところでイベントも終了の時間へ。『Re:ゼロから始める異世界生活』は4月より放送開始です。合わせてラジオ番組『Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活』もお楽しみに!
■ アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』
【放送情報】
テレビ東京:4月3日から毎週日曜日 深夜1:05~
テレビ大阪:4月5日から毎週火曜日 深夜1:35~
テレビ愛知:4月7日から毎週木曜日 深夜2:05~
AT-X :4月8日から毎週金曜日 夜10:00~
[AT-X リピート放送]
4月10日から毎週日曜日 夜11:00~
4月11日から毎週月曜日 午後2:00~
4月14日から毎週木曜日 朝6:00~
※放送日時は予定となります。予告無く変更になる可能性がございます。
【ストーリー】
コンビニからの帰り道、気が付くと異世界へとやってきてしまった普通の高校生、菜月昴。右も左も分からない異世界に放り出され、途方に暮れていたスバルに手を差し伸べたのは美しい銀髪の少女だった。絶望から救ってくれた少女に何かお返しがしたいスバルは、少女の探しものを一緒に探すことになるのだが……。
【スタッフ】
原作:長月達平(MF文庫J「Re:ゼロから始める異世界生活」/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:大塚真一郎
監督:渡邊政治
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン・総作画監督:坂井久太
プロップデザイン:鈴木典孝、岩畑剛一
美術設定:金城沙綾(美峰)
美術監督:高峯義人(美峰)
色彩設計:坂本いづみ
撮影監督:峰岸健太郎(T2studio)
3Dディレクター:軽部 優(T2studio)
編集:須藤 瞳(REAL-T)
音響監督:明田川 仁
音響効果:古谷友二(スワラ・プロ)
音楽:末廣健一郎
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:WHITE FOX
製作:Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
【キャスト】
ナツキ・スバル:小林裕介
エミリア:高橋李依
パック:内山夕実
フェルト:赤﨑千夏
レム:水瀬いのり
ラム:村川梨衣
ベアトリス:新井里美
ラインハルト:中村悠一
エルザ:能登麻美子
ロズワール・L・メイザース:子安武人
ほか
>>TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』公式サイト
>>TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』公式Twitter(@Rezero_official)
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