抱腹絶倒!小野坂昌也さん、安元洋貴さん、中村悠一さんら出演『ラジオアワー・世界の王』公開録音イベント2016
小野坂昌也さん(世界の王役)と安元洋貴さん(従者・ヤスモト役)がパーソナリティーを務める、アニメイトタイムズにて配信中のWebラジオ『ラジオアワー・世界の王』。前番組の『パラ☆ラボ放送局』(2014年3月までアニメイトTVで配信されていたWebラジオ)からリニューアルし、初の公開録音となるイベントが2016年4月9日(土)に、東京・ニッショーホールにて開催されました。今回のイベントは、ゲストとして中村悠一さんが出演。第25回(5月10日(火)&5月24日(火)の配信分)を公開収録しました。
■ 次回の『小野坂・小西のO+K 2.5次元アニメーション』に中村さんが出演決定!?
いつものように番組テーマソングにのって、小野坂さんと安元さんがステージに登場し、イベントがスタート! 挨拶もそこそこに、国民(リスナー)に向かって、来場のお目当てがゲストの中村さんなのかと客席へ投げかけると、手を挙げる観客もチラホラ。そんな国民に対して、小野坂さんが軽~いトーンで「ぶん殴っていきますよぉ~!(笑)」と喝を入れつつ、安元さんが絶妙なフォロー。小野坂さんと安元さんの軽妙なトークで、会場はオープニング早々、笑いに包まれます。
そして、満を持して、ゲストの中村さんが登場。開口一番、中村さんは「やっぱり、(中村さんが登場するまでの)オープニング長いから!」と言うと、安元さんは「いつもよりはマシ!」と返答。さらに、小野坂さんが「めっちゃ短い。(中村さん登場までの)7分なんてやってないのと同じだよ!」と言うと、心配そうな声で中村さんが「人生、大丈夫?(小野坂さんの中では)7秒が7分なの?」と優しく聞き返します。日頃から仲の良い3人の息の合ったトークに、国民も満足そうな表情を浮かべていました。
これまでのイベントを振り返りつつ、出演ゲストの人選について「来てくれると嬉しい人」、「小野坂さんに優しくできる人」と話す小野坂さんと安元さん。安元さんは「もう中村と寺島拓篤しか残っていなかった」と笑いながら話します。さらに、イベント出演への決め手について、小野坂さんが「面白いか、面白くないか」と即答。この小野坂さんらしいコメントには、出演者も観客も納得していました。
■ 3人は仲良し!「謁見の間」のコーナー
続いては、国民からの質問や相談に答える「謁見の間」へ。今回は開演前に配布したアンケートをもとに、コーナーを進行。いつも番組へお便りを投稿してくれている国民に対して、小野坂さんと安元さんが親しげに話しかけたり、アンケート採用された国民にその場で詳細を聞いたりと、公録ならではのお楽しみも。
中でも、盛り上がったのは「お互いのいいところを3つあげて」というリクエスト。プライベートでも、オンラインゲームを一緒にプレイしたり、ご飯を食べに行ったりするという3人。リスナーのリクエストに、小野坂さんは「中村くんは優しい! すごいしゃべってくれる! あとね、共通の話題で盛り上がれる! 今日わかったけど、(共通の話題は)ガンダムとプラモデルなんだなって……(笑)」と即答し、中村さんを褒めまくりました。
■ 3人が繰り広げるスペシャルコントに、客席は抱腹絶倒!
その後、「目指せ! セリフの王!!」へ。こちらは決められたお題(シチュエーション)の中で、3人がそれぞれ王道と呼ばれるセリフを考え、演じるというコーナー。小道具や衣装もセットされた演出に、中村さんが「コント感、増しますね~」と感想も。
「風邪をひいた男の子に言うべき、王道な萌え台詞といえば!?」のお題では、低音ボイスで患者にささやきまくる安元ナース、自ら胸パッドを作り、胸元に仕込んでナイスバディを披露した中村ナース、安元少年(患者役)&中村カメラマンによるボケ合戦に、ツッコミまくりの小野坂ナースなど、3人の個性的なナースが大活躍!
コント中はアドリブが連発し、予測不能な展開に観客は抱腹絶倒。途中、小野坂さんの「何でオッパイ作っちゃったの?」と、中村さんにまじめなトーンで聞くツッコミもいっそう客席の笑いを誘います。そんな観客の爆笑する姿を見て、ステージ上の3人も満足なご様子。番組初の公録イベントにして、忘れられない名シーンが誕生しました。
■ サービス満点のイベントは、予定時間よりかなりオーバー!?
このほか、朗読劇「ラジオアワー劇場『世界の王』になるために」や次回作の企画話なども行われました。イベントはこの時点(公録収録のエンディング)で、すでに開始から2時間弱が経過し、予定よりも時間がオーバー。小野坂さんも「あれ? おかしいな。何時から始めたっけ?」と時間を確認します。そして、公録エンディングの挨拶では、中村さんが「あっという間の30分(ラジオの放送時間)でしたね。人生で最高の30分でした!」と感想を伝えると、その時間差に客席から笑いが……。こうして、サービス満点の公開録音収録はエンディングを迎えたのでした。
その後は、公録収録後のお楽しみコーナーへ。本来はクイズで盛り上がるところでしたが、公録の収録時間が押してしまったため、小野坂さんが「全部、飛ばしま~す!」とひと言。それでも、公録で紹介できなかったアンケートを紹介する「謁見の間2」を行い、ファンを楽しませました。
最後の挨拶で、小野坂さんが「何でこんなに(イベント開催時間が)長くなったの?」と聞くと、安元さんが「中村くんが面白かったから!」と返し、中村さんは「違うよ。みんなのコント(「目指せ! セリフの王!!」)が長い!」とコメント。最後まで会場は笑いに包まれながら、イベントは終幕となりました。
[取材&文・宋莉淑]
>>ラジオアワー「世界の王」配信ページ