ゲストヒロインのキスキル・リラは天然小悪魔? 花澤香菜さんがゲスト出演の『モンスト』スペシャル版、配信決定記念キャストインタビュー!
株式会社ミクシィのXFLAGスタジオがYouTubeで配信するアニメ『モンスターストライク』。2016年8月中旬に、通常回が約7分間のところを50分に拡大したスペシャル版を配信することが発表されました。
このスペシャル版は、ただ時間を拡大しただけでなく、花澤香菜さんが演じるゲストヒロイン“キスキル・リラ”が登場したり、舞台として沖縄が登場したりと盛りだくさんの内容になるようです!
本稿では、『モンストアニメ』50分スペシャルを記念して行われた、主人公、焔レン役の小林裕介さん、オラゴン役の福島潤さん、水澤葵役のLynnさん、影月明役の河西健吾さん、若葉皆実役の木村珠莉さん、そしてゲストヒロイン、キスキル・リラ役の花澤香菜さんへ行われた、キャストインタビューの様子をお届けします。
■50分のスペシャル版は、いつもとは違う魅力が盛りだくさん!
——50分のスペシャル版ということで、通常の7分版との違いを感じた部分を教えてください。
小林裕介さん(以下、小林さん):アフレコ時間が長いですね(笑)。通常の7分版はサクッと終わるので、収録していて新鮮でした。内容も通常回では7分の間で完結する物語が多く、スピーディーな展開で楽しめるものになっているのですが、今回はひとつの問題をすごく深く掘り下げて語る、良い意味で長いと感じるものになっているので、楽しみ方自体が違う、見どころ満載の長編になっているのではないかと思います。
Lynnさん:神ノ原を飛び出して、沖縄に行ったり、新しい登場人物が出てきたり、とても新鮮で、スペシャル感のある内容になっています。それと、いつもはノリや面白さが強く出ているシーンが多いのですが、今回のスペシャル版では、心にグッとくるようなストーリー展開になっています。そういう意味でも、いつもとは一味違う『モンストアニメ』になっていると思います。
福島潤さん(以下、福島さん):いつもは7分間にエネルギーを凝縮させて、ギュッと集中して、面白さや熱さを爆発させているんですが、今回は「やばい、終わらないぞ? まだセリフがあるぞ」って。ちょっと配分が難しかったです(笑)。ただ、長かった分、一日かけて大好きな『モンスト』の世界観に触れられたのは楽しかったです。いつもとは違った空気間で。コメディーにしろ、シリアスにしろ、時間をかけて情報量多く描かれています。同じタイトルなのに、別タイトルに出会ったような感覚になりました。
河西健吾さん(以下、河西さん)今回は、恋愛要素もしっかり描かれていて、普段の7分版とは違って、少し大人向けというか、アダルティーな感じもあり(笑)。大人の方も楽しめる内容になっていると思います。あとは、戦闘シーンが、普段よりも長く尺をとってしっかりと描かれているので、そこも楽しみにしていただければなと思います。
木村珠莉さん(以下、木村さん):私のキャラクターに関することになっちゃうんですが、デドラビ(デッドラビッツLtd.)って、皆実ちゃんが洗脳されているときはすごく強くて、敵として格好良く暴れまわってたんです。ただ、いざ仲間になったら、割とやられっぱなしで、あまり活躍できなくて悲しかったんですけど、今回はそれぞれのモンスターに、見せ場があったのでうれしかったです。あとは、今回皆実のお父さんが活躍というか、お父さんがいたからこそ物語がスタートするんです。そういう、メインメンバー以外のキャラクター活躍するのも新鮮で楽しかったです。
——ありがとうございます。では、花澤さんに質問なのですが、『モンストアニメ』のアフレコに参加してみての感想や、アフレコ時の雰囲気を教えてください。
花澤香菜さん(以下、花澤さん):『モンスト』には初めて関わらせていただきましたが、私が演じたキスキル・リラについて、とても繊細に描いてもらっていたので、純粋に参加できてうれしかったです。アフレコの雰囲気については、すごく暖かい空気間で、自然となじむことができました。あとは、福島さんのアドリブ力がすごかったです(笑)。
■休憩中に練習してアドリブで英語を披露! 福島さんのアドリブ力がすごい!?
——花澤さんから、福島さんのアドリブについてのお話がありましたが、みなさんスペシャル版の中で、お気に入りのアドリブはありますか?
小林さん:オラゴンの英語が好きでした(笑)。
花澤さん:英語をしゃべるキャラクターがたくさん出てくるんですよね。
——そこで、オラゴンが英語をしゃべったんですね。
福島さん:喋りたくなりまして。休憩中にネイティブの方に教わってアドリブに組み込みました。使われているといいなと思います(笑)。もし使われてなくても、この辺りで喋ったんじゃないかな? と思っていただければ。
——そこも楽しみのひとつになりそうですね。
福島さん:ただ、ひとつ言いたいのが、テストではみんなで喋れるんですが、僕は声を加工されるので、本番では一緒に喋れないんですよ。だから、掛け合いの臨場感を出すのが難しいんですよね。
木村さん:ただ、今回は、休憩時間に英語の発音を練習しているのを聞いていたので、「オラゴン英語しゃべれるんだね!」みたいなアドリブを先に録りました。
福島さん:そして先にアドリブを入れられると、絶対にやらないといけなくなるっていう(笑)。
木村さん:逃げ道を断ちました(笑)。
■まるでレンが主人公のよう? レンとリラの恋愛模様も
——花澤さんにもう一つ質問なのですが、スペシャル版のヒロイン、キスキル・リラに関して注目してほしい部分はありますか?
花澤さん:レン君との恋愛模様みたいなものが描かれていて、すごく良いですよね。
小林さん:いいですよね。7分版では、恋愛要素は垣間見える瞬間はあっても、「もしかして俺の事好きなのか?」くらいの、コミカル寄りの軽い感じなので。
福島さん:今回レン君かっこよかったんだよね。
Lynnさん:カメラ目線もなかった(笑)。
福島さん:主人公みたい! って思ったもん(笑)。
小林さん:主人公だから(笑)。ただ、いつもはコミカル多めのレンだからこそ、覚醒レンと差をつけやすいんですが、今回は平常時でも結構格好いいシーンが多くて、演じ分けるのが大変でした。
——では最後に、スペシャル版の見どころをおねがいします。
木村さん:明に関する意外なシーンがあります。明も中学生の男の子なんだなと思うような(笑)。
河西さん:先ほどアダルティという話をしましたが、今回も、葵がプロレス技をつかうシーンがあるんですが、そこに注目していただきたい!
福島さん:まず、皆実ちゃんが作ったポップコーン。次に、葵の忘れ物。あとは明の普段見られない表情とレンの青春ですかね。それと、舞台になる沖縄のいいところもいっぱい詰まっています。海のシーンとか注目してほしいですね。
小林さん:キスキルとレンが協力して戦うシーンがあるのですが、レンのキスキルに対する認識上、一緒に戦おうといわれても、素直にうなずけないんです。そんなレンの葛藤のシーンがすごく好きです。
花澤さん:リラちゃんとレン君のちょっとしたデートシーンみたいなものがあって、そこがすごくよかったです。そこで、リラちゃんが天然小悪魔的な動きをするんですよ(笑)。すごくかわいいので、注目していただければ。あとは、ナポレオンのウサギを女性陣でガヤみたいな感じでやったんですけど、あれがすごい楽しかったです。
Lynnさん:葵ちゃんが久しぶりに物理技をかまします(笑)。あとは、割としっかり者のイメージだった葵ちゃんですが、ハプニングでわたわたする、いつもと違った一面を見られるので、そこに注目してもらいたいですね。
インタビューの最中は、みなさんとても和気あいあいとした雰囲気で進行し、特に福島さんは、オラゴンのパペットを手にはめつつ、終始場を盛り上げてくれました。今回のインタビューで、明の意外な一面、レンとリラの恋愛模様、オラゴンの英語、葵の忘れ物などなど、気になるワードがかなり登場しましたが、スペシャル版の配信は8月中旬ということで、もう少しの間楽しみに待ちましょう!
ちなみに、『モンストアニメ』はYouTubeで全話無料で配信中。スペシャル版の発表で興味をもって、通常回をまだ見ていないという方や、もういちど今までの話を確認したいという方は、今のうちに予習しておくといいかもしれません。
>>『モンストアニメ』公式サイト
>>アプリ『モンスターストライク』公式サイト