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アニメ
TVアニメ『リゼロ』松岡禎丞さんが演じてみたいキャラは、まさかのレム!? 気になるその理由とは
TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、リゼロ)の声優陣やテーマソング担当アーティストの特別インタビューを連続で掲載していく「Re:ゼロから始める取材生活」。アニメイトタイムズにて掲載中の本企画、第23回目にご登場いただくのは、ナツキ・スバル役の小林裕介さんとペテルギウス役の松岡禎丞さん!
最新の24話を振り返りつつ、スバルとペテルギウスの対決シーンの中から印象深いものを挙げていただいたり、自身のキャラ以外に演じてみたいキャラを語っていただきました。そしていよいよ迫る最終回の見どころについての発言やメッセージも注目ですよ!
――まず最近、放送された24話を振り返ってみての感想や印象的なシーンを教えてください。
ナツキ・スバル役 小林裕介さん(以下 小林):22話でペテルギウスとやっとまともに対峙して、言葉を交わしたけど、24話はその時以上のセリフや想いのぶつけあいだった気がします。向こうがあおってきたのに対して、スバルもあおり返すし、セリフの応酬で。今まではペテルギウスに対してずっと受け身だったけど、やり合えるだけの舞台に立てたし、最終的な決戦に向けて舞台が整ったうえでの会話だったので、楽しかったです。 ペテルギウス役 松岡禎丞さん(以下 松岡):またはじめましてなんですけど(笑)、今回ひとつ戸惑ったことがありまして。スバルとしっかり会話しているけれど、一方通行感が強くて。「感謝、感謝」と言って抱きついたり。どこまで振り切ろうかなと悩みどころが多くて。 ただペテルギウスを演じていても、スバルをすごく応援したくなる回でした。スバルがミミから「お兄さん、ここで勝ったらカッコイイぞ」と言われるシーンがすごく好きで、ちょっと脳が震えました(笑)。
松岡:24話というしかないですね。真正面から対峙していって、またもう一人、見えざる手を視認できる人物が出てきて。それでペテルギウスが今までにないくらいキレて。見えざる手はペテルギウスからすれば、生涯のものをすべて捨てて手に入れたもので、記憶にはなくても根底に残っているから憎しみを愛に変えているんじゃないかなと思った回でもあって。「見える? いや見えない? おかしい」みたいな自問自答を繰り返し、「やっぱり私以外が見えるのはおかしい!」と錯乱して。
小林:僕も24話ですね。常に先手を取ってペテルギウスに挑めていて、スバルが「お前は魔女と自由に面会できる許可証は貰ってないんだったかな?」と挑発して、キレてきたらそこに更にのっかって。今まで4回対峙して得たものすべてを武器に挑んでいった姿に「ここまでよく来たな」と思えたし、ここで勝てたらカッコイイよと思える回なので。 松岡:視聴者の方が見ていたらすごく楽しい回だと思います。「やっちまえ!」という感じで。
小林:あと23話は対決とは違うけど印象的で。スバルがペテルギウスに乗り移られて、僕がペテルギウスを演じることになって。以前から聞いていたので、15話から松岡さんのペテルギウスをずっとマネていたんです。そして「ついにこの時が来たぞ!」と。
松岡:やってみてどうでしたか?
小林:前回の江口さんとの対談でもお話しましたが、大変だったけど、思いのほか楽しくて。
一同: (爆笑)
小林:やれてよかったなと思いました。
松岡:スバルを見ているとツラいし、心が壊れそうになります。スバルが言っていることはよくわかるし、僕も私生活だとスバル寄りなので、たぶん。僕も激情に駆られることが多いので(笑)。
小林:そうなんですか?
松岡:例えば、エミリアの心臓がつぶされた時なんて「もういい! 離して! 離して!」と叫びたくなる気持ちだったし。スバルの言動に対して、批判する気になれないんですよね。作品を通して、自分と似たような人間を見ているから同情しているだけなのかもしれないけど(笑)。
松岡:う~ん……あっ、ありました! レムです。
一同: (爆笑) 松岡:えっ!? 違いますよ! 少し変則的ですけど、レムを男性にしてペテルギウスと戦いたいなって。さすがに女の子のレムは無理です(笑)。
小林:そういうのがありならば、僕はベアトリスを演じたいです。ベアトリスは僕の中で相当、大きな存在なので。あの小憎たらしくて、かわいい感じを、男性である僕がやって表現できるのかはわからないけど(笑)、挑戦してみたいです。 ――いっそキャラの性別を全部、逆にしてみるのもおもしろいかも?(笑)
小林:『Re:ゼロから始める異世界逆転生活』で。
一同: (爆笑)
小林:でも女の子になったスバルは想像がつきません(笑)。
松岡:最初は三つ指つく感じで「お世話になります」みたいな(笑)。でもすんなり受け入れてもらえた気がしたんですけど、どうでしたか?
小林:もちろん! 僕自身、他の作品でお会いしていましたし、松岡さん的にも知っている方ばかりでしたよね。だから自然となじんで、そのうえでどえらいものを投下してくれたおかげでとにかくヒートアップしましたね。皆さんも言ってましたけど、あそこからまた一段階、熱量がプラスされました。
松岡:収録が終わった後、どうなるかなと思いましたが、自分が死ぬような顔してたらダメだなと思って、ヘロヘロになりながらも笑顔で。そうしたら皆さんが「ノド大丈夫?」とか「すごいね!」と言ってくれたので、いい現場だなと(笑)。
――今までは主に小林さんが心配されていましたが、更に心配される人が2人に(笑)。
最新の24話を振り返りつつ、スバルとペテルギウスの対決シーンの中から印象深いものを挙げていただいたり、自身のキャラ以外に演じてみたいキャラを語っていただきました。そしていよいよ迫る最終回の見どころについての発言やメッセージも注目ですよ!
目次
- スバルがペテルギウスと真っ向から戦えた24話
- 2人が挙げるスバルとペテルギウスの印象的な対決シーン
- 松岡さんによるスバル評は?
- 自身のキャラ以外に演じてみたいキャラの問いに意外な名前が!?
- 松岡さんの参加でまた一段上がった現場の熱量
- 18話のスバルとレムの名シーンをブースに残って見守った松岡さんの真意
- 次回登場の高橋李依さんへ松岡さんから質問!
- 最終回目前、スバルとペテルギウスの最終決戦とスバルの生き様を見届けよう
スバルがペテルギウスと真っ向から戦えた24話
――まず最近、放送された24話を振り返ってみての感想や印象的なシーンを教えてください。
ナツキ・スバル役 小林裕介さん(以下 小林):22話でペテルギウスとやっとまともに対峙して、言葉を交わしたけど、24話はその時以上のセリフや想いのぶつけあいだった気がします。向こうがあおってきたのに対して、スバルもあおり返すし、セリフの応酬で。今まではペテルギウスに対してずっと受け身だったけど、やり合えるだけの舞台に立てたし、最終的な決戦に向けて舞台が整ったうえでの会話だったので、楽しかったです。 ペテルギウス役 松岡禎丞さん(以下 松岡):またはじめましてなんですけど(笑)、今回ひとつ戸惑ったことがありまして。スバルとしっかり会話しているけれど、一方通行感が強くて。「感謝、感謝」と言って抱きついたり。どこまで振り切ろうかなと悩みどころが多くて。 ただペテルギウスを演じていても、スバルをすごく応援したくなる回でした。スバルがミミから「お兄さん、ここで勝ったらカッコイイぞ」と言われるシーンがすごく好きで、ちょっと脳が震えました(笑)。
2人が挙げるスバルとペテルギウスの印象的な対決シーン
――スバルとペテルギウスは何度となく対峙してきましたが、一番印象に残っている対決シーンやセリフを教えてください。やはり初登場の15話でしょうか?松岡:24話というしかないですね。真正面から対峙していって、またもう一人、見えざる手を視認できる人物が出てきて。それでペテルギウスが今までにないくらいキレて。見えざる手はペテルギウスからすれば、生涯のものをすべて捨てて手に入れたもので、記憶にはなくても根底に残っているから憎しみを愛に変えているんじゃないかなと思った回でもあって。「見える? いや見えない? おかしい」みたいな自問自答を繰り返し、「やっぱり私以外が見えるのはおかしい!」と錯乱して。
小林:僕も24話ですね。常に先手を取ってペテルギウスに挑めていて、スバルが「お前は魔女と自由に面会できる許可証は貰ってないんだったかな?」と挑発して、キレてきたらそこに更にのっかって。今まで4回対峙して得たものすべてを武器に挑んでいった姿に「ここまでよく来たな」と思えたし、ここで勝てたらカッコイイよと思える回なので。 松岡:視聴者の方が見ていたらすごく楽しい回だと思います。「やっちまえ!」という感じで。
小林:あと23話は対決とは違うけど印象的で。スバルがペテルギウスに乗り移られて、僕がペテルギウスを演じることになって。以前から聞いていたので、15話から松岡さんのペテルギウスをずっとマネていたんです。そして「ついにこの時が来たぞ!」と。
松岡:やってみてどうでしたか?
小林:前回の江口さんとの対談でもお話しましたが、大変だったけど、思いのほか楽しくて。
一同: (爆笑)
小林:やれてよかったなと思いました。
松岡さんによるスバル評は?
――スバルは世間的にはウザいとか言われたりしていますが、どんな印象を受けましたか?松岡:スバルを見ているとツラいし、心が壊れそうになります。スバルが言っていることはよくわかるし、僕も私生活だとスバル寄りなので、たぶん。僕も激情に駆られることが多いので(笑)。
小林:そうなんですか?
松岡:例えば、エミリアの心臓がつぶされた時なんて「もういい! 離して! 離して!」と叫びたくなる気持ちだったし。スバルの言動に対して、批判する気になれないんですよね。作品を通して、自分と似たような人間を見ているから同情しているだけなのかもしれないけど(笑)。
自身のキャラ以外に演じてみたいキャラの問いに意外な名前が!?
――ちなみに今回演じたキャラ以外で、演じてみたいなと思うキャラは?松岡:う~ん……あっ、ありました! レムです。
一同: (爆笑) 松岡:えっ!? 違いますよ! 少し変則的ですけど、レムを男性にしてペテルギウスと戦いたいなって。さすがに女の子のレムは無理です(笑)。
小林:そういうのがありならば、僕はベアトリスを演じたいです。ベアトリスは僕の中で相当、大きな存在なので。あの小憎たらしくて、かわいい感じを、男性である僕がやって表現できるのかはわからないけど(笑)、挑戦してみたいです。 ――いっそキャラの性別を全部、逆にしてみるのもおもしろいかも?(笑)
小林:『Re:ゼロから始める異世界逆転生活』で。
一同: (爆笑)
小林:でも女の子になったスバルは想像がつきません(笑)。
松岡さんの参加でまた一段上がった現場の熱量
――松岡さんは15話からの参加となりましたが、現場の雰囲気はいかがですか?松岡:最初は三つ指つく感じで「お世話になります」みたいな(笑)。でもすんなり受け入れてもらえた気がしたんですけど、どうでしたか?
小林:もちろん! 僕自身、他の作品でお会いしていましたし、松岡さん的にも知っている方ばかりでしたよね。だから自然となじんで、そのうえでどえらいものを投下してくれたおかげでとにかくヒートアップしましたね。皆さんも言ってましたけど、あそこからまた一段階、熱量がプラスされました。
松岡:収録が終わった後、どうなるかなと思いましたが、自分が死ぬような顔してたらダメだなと思って、ヘロヘロになりながらも笑顔で。そうしたら皆さんが「ノド大丈夫?」とか「すごいね!」と言ってくれたので、いい現場だなと(笑)。
――今までは主に小林さんが心配されていましたが、更に心配される人が2人に(笑)。
<次ページ:18話のスバルとレムの名シーンをブースに残って見守った松岡さんの真意>
(C) 長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会