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『デジモン』から『アプモン』へ――受け継いだモノと新たな試み

全話一挙配信記念!『デジモン』から『アプモン』へ――東映アニメーション・永富プロデューサー&古賀シリーズディレクターが語る、受け継いだモノと新たな試み

 携帯育成ゲームにはじまり、これまで数々のアニメが制作されてきた人気作『デジモン』シリーズ。その新たな『デジモン』として、2016年秋より放送をスタートしたのが、現在放送中のTVアニメ『デジモンユニバース アプリモンスターズ』です。

 本作では、アニメ一作目が放送された1999年から、20年近い時間が経っていることもあり、社会環境からの変化を踏まえて、『デジモン』のあり方も大きく変化。従来のデータの生命体“デジモン”から、人工知能を備えたアプリ生命体“アプモン”へと、時代に寄り添う形で、世界観・テーマを大きく変更しているのですが……
 そんな本作では主人公の新海ハル(CV:内山夕実)と、検索アプリのモンスターであるガッチモン(CV:菊池こころ)という人間とアプモンとの友情や成長を描いたバディストーリーが展開されていきます。

 そして今回、本作のプロデューサーの永富大地さん(東映アニメーション 所属)と、シリーズディレクターを務める古賀豪さん(東映アニメーション 所属)にインタビューを実施。タイトルが変わった理由から、作品のテーマとなるAI(人工知能)について、キャラクターについての話など伺いました。


本作のテーマはまさかの“脱デジモン”

――まず、お二人が参加された経緯というのはどのような流れだったのでしょうか。

永富大地さん(以下、永富):僕の参加は企画の原案をバンダイさんから頂いたところからですね。色々とお話をしていく中でアニメの企画製作サイドとしてかなり意見交換させて頂きました。

お話を伺って仕事が進んでいく中で「監督をどなたにお願いしよう」と考え始めるわけですが、僕が以前『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』(2014年)をプロデュースさせてもらった際、勉強のために『ドキドキ!プリキュア』(2013年)の現場を見学させて頂いた時、古賀さんがシリーズディレクターをされていて、「いつかどこかでお仕事ご一緒したい方だな」と思ってまして、それがあって今回お誘いしました。

▲永富大地プロデューサー

▲永富大地プロデューサー

――古賀さんは、新たなデジモンの企画を聞いた時はどのような印象を持たれましたか。

古賀豪さん(以下、古賀):『デジモンアドベンチャー』は偉大な作品だと思っています。ただ、あまりに偉大過ぎて『デジモン』に影響を受けた、フォロワーともいえる作品がたくさん存在します。また、初代からみると、受け手側の環境も変わっていることもあって、「異世界でモンスターと一緒に旅をする」っていう設定に新鮮味が弱くなったかなと思っていました。

なので、『デジモン』を引き継いで、同じ事をやるんじゃもう勝ち目は無いなと思っていたんです。参加するにあたり、まずはそこを「どうするのか?」と確認しました。頂いた返答は、「全く新しい事をやってくれ」ということだったので、だったらいけるかなと思って引き受けました。

▲古賀豪シリーズディレクター

▲古賀豪シリーズディレクター

永富:古賀さんがおっしゃったように、「新しい事にチャレンジ!」と当初から宣言していて、バンダイさんの企画案の一発目に“脱デジタルモンスター”と書いてあるんです。僕もそのまま『デジモン』をやるのであれば悩むとこだったのですが、新しい事をやるんだったら、一緒にやりたいと思いました。なので、新しいことをやるという意識は最初から、共有していた感じです。

――脱デジタルモンスターということでタイトルも変わられたと思うのですが、詳しい経緯などお聞かせ頂けますか?

永富:まず一つは『デジモン』というコンテンツをしっかりブランド化したいという想いは東映アニメーション、バンダイ共にもあるんです。『機動戦士ガンダム』や『仮面ライダー』だったり、東映アニメーションで言うと『プリキュア』などがありますが、しっかりしたブランドにできると、作品としては毎回チャレンジ出来るんです。

もっと具体的に言うと、あともう少しで初代の『デジモン』を楽しんでくれた方々が、親御さんになってお子さんと楽しんで頂ける環境になるんです。そうなると、“二世代をつなぐコンテンツの輪郭”が見えてくるんですよ。なので、今のタイミングで、しっかりと良質な作品を作って、忘れられない存在になっていくことが、デジモンファンの方にとっても作り手にとっても大切なんじゃないかと思ったんです。そんな気持ちもあって、タトルにも“デジモンユニバース”という冠を付けさせて頂きました。そのユニバースの部分が作品ごとに今後変わって行けば良いなという感じですね。

――ちなみに“ユニバース”にはどのような意味が込められているのでしょう。

永富:やっぱり“シリーズ”とかは嫌だなと思っていたんです、安易な感じがして(笑)。それで言葉を探している中で、ふっと「ユニバースってどうかな」と思いついて。多様性という意味*1もあって、言葉の音も良かったので1番しっくりきたので決まりました。

あと、『デジモン』って当時観ていた世代の方たちにはとても支持されている作品でありつつ、アニメ業界で仕事をしていた人たちにとっても“勢いのある作品”として良いイメージを持っている方が多い作品なんです。自分もそれを感じていたので、観てもらえるチャンスを作る形で、『デジモン』という名前は残していきたいと思いました。

ただ、評価が高い作品だけに、『デジモン』を好きな人から「新しいデジモンはたいしたことない」と思われたく無いので、メリットと責任を両方背負った感じですね。
先輩達が作ったタスキを落とせないです。

*1:ユニバースとは、宇宙や世界、全人類、万物という意味。

――では『デジモン』とタイトルに入れた事で気をつけた部分などはありますか。

古賀:“脱デジモン”というのが“反デジモン”にならないようにという部分は気をつけました。旧作でやった事をあえて避けるというのは“反デジモン”だと思うので、旧作でやった事でも良い所であれば取り入れて、ここは時代と違う部分だと思ったら変えていく。本当に自由にやっていくという意味での“脱デジモン”ですね。

――そんな本作ですが、約1クール放送されて反響などはありましたか。

永富:最初は「アプモンってなんだよ」っていう懐疑的な意見が7割、「『アプモン』もデジモンの最新作なんだから頑張ってくれ」っていう応援が3割くらいだったんです。

だけど、1クール終わった時に「『デジモン』の偽物だと思って『アプモン』を観たらめちゃめちゃ『デジモン』だった」っていうご意見を多く頂いたんです。それは嬉しかったですね。脱デジモンというのもあって「これが『デジモン』の最新作だ!」というスタンスだけで作っている訳ではありませんでしたが、『アプモン』の中に『デジモン』を感じ取ってもらった訳ですから、僕たちの『デジモン』という要素の取捨選択が間違ってなかったんだなと感じました。

古賀:それこそ子供の頃に『デジモン』を観ていたファンの方たちは、それぞれ自分の中で作品の良さを膨らましている部分があると思うんです。彼らなりの『デジモン』があって、ファンが2人集まって話をしても互いのデジモン観って違うと思うんです。でも、その意見を平均値にして作るというのが1番つまらない物が出来てしまう思います。

あと最近はリメイク作品が多く、作品の中には批判的な声も聞こえてきました。そんな経験からも『アプモン』では、“脱デジモン”として我々の道を信じて、『アプモン』を作るしかないと思いました。

永富:最大公約数的な作り方はしないというか、多数決は取らないという感じですね(笑)。

――永富さんは「『デジモン』という要素の取捨選択が正しかった」とおっしゃいましたが、具体的にはどのような取捨選択を行ったのでしょうか。

永富:ひとつは「少年少女とデジモンの関係」です。これはシリーズを通して大事なポイントで、旧作を観てもデジモンと少年の関係値って作品ごとに変わっていて、そこは物凄く考えました。角銅博之さん*2は「『デジモンアドベンチャー』におけるアグモンの存在は、太一の分身なんだ」と言っていたそうで、その関係が色濃く出ているような気がします。

それが『デジモンテイマーズ』になると少年たちが戦いに参加してデジモンを強化して戦うし、『デジモンフロンティア』は人間がデジモンに変身する。デジモンと少年少女の関係値はシリーズ作品によって個性があり、かなり重要な要素になるので我々もそこは結構話し合いました。

*2:角銅博之さんは『デジモンアドベンチャー』(1999年〜)『デジモンアドベンチャー02』(2000年)でシリーズディレクターを務める。後のシリーズでも演出を担当。

――そして今回は相棒のような立ち位置となったんですね。

永富:今回パートナーデジモンという呼び方は一切していなくて、“バディアプモン”という呼び方に変えています。相棒(バディ)になって共に成長していく物語を目指している部分があるので、アプモンと人間の関係値も変わっていくと思うんです。つまり第1話の時のガッチモンとハルのバディとしての関係は、最終話では変わります。

バディアプモンが常に人間の味方はしてくれないかもしれないし、耳障りの良い事ばかりを言ってくれる存在じゃないかもしれない。だけど、ぶつかったり、笑ったり、泣いたりしながらバディとの関係がどう変わっていくのかという、成長と信頼関係が本作のポイントですね。

――では、逆に従来のデジモンファンへ向けたアプローチ的な要素などは盛り込まれていたりするのでしょうか。

永富:特に僕らとしては強く意識しているわけではないです。今の子供たちに向けて作品を愛してもらえる様な作りを目指しています。『デジモンアドベンチャーtri.』(2015年〜)*3もあります。

*3:初代『デジモンアドベンチャー』の続編となる劇場映画作品。高校生となった八神太一たちが登場する。既に3作品が公開され、2017年2月25日(土)より最新作、第4章「喪失」を公開予定。

古賀:でもスタッフの中には初期の『デジモン』世代だった子たちもいるんです。その人たちに何が面白かったのか、何が響いたかは聞いて参考になる部分はありますね。

――それは長く続くシリーズだからこそですよね。

永富:『デジモン』を観てアニメ業界に入ってくるスタッフもいるので、凄い作品に関わっているなと思います。キャストオーディションでも声優さんたちから「デジモン見てました!」というコメントを本当にたくさんいただきました。

――そのようなスタッフとの会話の中で、刺激などはあったりしますか。

永富:やっぱり凄くのめり込んでいるし、作品を愛しているという熱は感じますね。ただ作り手としてはデジモンの火を常に燃やし続けておかないと駄目だとは考えています。作品がコケてしまうと続けられない。良い物を作り出してタスキを次の世代に繋げるっていうのは意識しますね。


人工知能問題を絡めつつ、誰もが面白い作品を目指す

――以前、AI監修として本作に参加されている人工知能の専門家・三宅陽一郎さんからAIについてのレクチャーを受けたという事をシリーズ構成の加藤さんのインタビューで伺いました。 お二人もAIへの理解を深めていく中で、これからの人間と人工知能の付き合い方について考えたことはありましたか。

古賀:アプモンは、バディ(相棒)でありつつAI(人工知能)です。本作では、人間とAIが共生し、それぞれの欠けているところを補い合うということを、テーマにしています。でも、AIを勉強していくと結局「知性とは何か」「人間とは何か」というテーマに行き着くんです。個人的には「人間とは何か」という哲学を人間側がしっかりと持っておかなければAIに負けてしまうのかなと思います。

あと、本作を観ている子供たちが40代位になった時にAIが人間の知能を上回ると言われているんです。なので、本作を観た事をきっかけに「人間とは何か」「知性とは何か」を考え続けてくれればいいなと思います。そうすれば、人間社会がAIと対峙する時代になったとき、きっと乗り越えてくれる力になるんじゃないかと信じています。

――そう考えると壮大ですよね。起こり得る未来の危機に対してアニメがリンクしているというのは。

永富:そこで我々が超えなきゃいけないと思うハードルが「人工知能は悪でも無いし、正義でも無い」というのを描く事なんです。「人工知能に任せていればパラダイス」という楽観論にもならず、「人工知能は恐怖だから触るな」っていう論にもならないようにしています。「人工知能って何なんだろう」と観ている人が考えてくれる事が大事なんです。

それをストーリーに落とし込んだうえで、人工知能について考えられる人は考えられるし、そこに興味がない人も楽しめるような、誰が観ても面白いと感じものを作る事が課題ですね。

――お話を聞いているだけでも難しい事をされているという事が容易に想像できます……。

古賀:でも子供向けに今回の様なテーマを面白く描くというのはチャレンジする側としては面白いですね。“脱デジモン”を掲げるうえでの新しい部分として、楽しみながら作っています。

――人工知能の話を子供向けアニメのドラマと絡めていく上で、描き方として具体的に工夫や気を使っている部分などはありますか。

永富:シナリオを作る上で考えている事はハードSFにならない事です。観ている人が「AIの話を聞くよ」という心持ちになるように、分かりやすい形で説明をしてからAIの話をするようにしています。

ただ、これは古賀さんに迷惑をかけているところでもあるんです。この説明を子供に飽きさせないように見せるかというのは、映像を実際に手を動かして作る側のリーダーである古賀さんが深く関わっているところですので。

古賀:映像としては、発想力で人工知能の問題をどう面白く見せるかですかね。第2話でありましたが、ナビゲーションのアプリが狂うと蕎麦屋の出前が家に来れなくなるとか(笑)。そういうレベルで子供が笑える様なもので表現するようにしています。


新海ハルは新しいタイプの主人公

――続いてキャラクターについてお話を伺いたいのですが、最初に主人公の新海ハル(CV:内山夕実)を観たとき、中性的で今風な子供という印象を受けました。各キャラクターを設定するうえでどんなところを意識されたのでしょうか。

古賀:固定概念に縛られないというのと、現代風の子供にしたいとは思いました。例えば、第7話では厳格な家元の生まれの虎次郎と、家元を継いでほしい思いもあるけど強制はしない虎次郎の父親という関係を描きました。これは昭和のアニメだったらお父さんが「ワシの後を継げ!」と言って、子供が反発するという展開になると思うんです。

でも、今の親なら家を継いで欲しいと思いながらも子供の意向を尊重すると思います。子供も「親は後を継いで欲しいんだろうな」という想いを気にして、本当は違う事をやりたいけど親にも逆らいたくないという考えになると思うんです。基本的に今の若い子は良い子ではあると思っていて、主人公のハルを含めて各キャラクターには、そういう柔らかさみたいなものを取り入れていこうと思いました。

――キャスティングの際に特に気を使ったキャラクターなどいましたか。

古賀:特にキャスティングも本番の時も気をつけたのはヒロインの花嵐エリ(CV:庄司宇芽香)でした。上から目線で「ドッカンパンチよ!」と言ったりするのが怒りっぽい女の子に見えたら嫌だなと思っていたんです。根は良い子という感じを伝えるうえで、どうすればいいかっていうのは気をつけました。

――今風の子供であるキャラクターの演技についてどのような指示をされたんですか。

古賀:“主人公と言えば熱血”という感じにもしたく無くて。面白いのはハルは年齢の高いスタッフたちから評判が悪いんですよ。みんな「主人公は熱血じゃなきゃいけない」って思いがあるようで、そういう方たちの意見を聞いていると「ハルって新しいタイプの主人公なんだな」ってこちらが気づかされる感じです。

永富:熱血の部分は結構ポイントでしたよね。過去の『デジモン』の主人公も大体勉強が出来なくて、運動神経が良くて、大体サッカー部で、男気があってリーダー気質というパターンなんです。

でもこれは典型的な主人公にある要素だと思うんですよ。僕らはまずここに疑問があったんです。「今の子って本当にそうなのかな」と考えた時に、成績は「悪い」じゃなくて「普通」、運動神経も普通で、目だ立つずに生きていこうという草食的な要素も入れてみたんです。そんな彼が第1話から最終話までで成長していく物語にするべきだと思いました。

古賀:今の子供の気分というのは取り入れていきたいとは考えていました。肌感覚ではありますが、今のところそんなに大きくは間違ってないと思いますし、新鮮に見えるというのが今の時代と合っているのかなと思います。

――飛鳥虎次郎のアプチューバー(※4)という設定も斬新だなと思いました。

※4:作品内では、動画サイト"アプチューブ"が登場し、人気動画を配信する人をアプチューバーと呼んでいる。主人公のハルと行動を共にする飛鳥虎次郎(CV:古代門志帆)もアプチューバーのひとり。

永富:こういうキャラが出てくるのは『アプモン』が初めてなんじゃないですか(笑)。そんな、思い切ったチャレンジみんなやらないですが、そういう新しいことをしっかりとやっていきたいなと思っています。

古賀:あまり偏見に囚われないというのが大事だと思っていて、どうしても人間って固定観念で考えてしまうじゃないですか。でも、主人公のハルの隠れた強みというのは「物事をニュートラルに見れる」というところなんです。ユーチューバーと聞いて懐疑的な顔をする人もいると思いますが、新しい事に偏見なくチャレンジするというのは作品スタイルとしても心がけています。

――娯楽が多様化している中で、どうやって子供たち達が面白いと思うものを探していますか?

永富:取り立ててお金をかけて大規模なリサーチはしていないですが、でもキャラクターを設定する為の打ち合わせには凄く時間をかけました。その時、参加しているスタッフに「一週間で集めてきた人工知能の情報を共有しましょう」とか「子供について集めてきた情報を話題に話していきましょう」と言って、皆とりとめもなく話を始めるんです。

その時に「ユーチューバーが小学生がなりたい職業ランキングベスト4に入った」という話が出て、「プロ野球選手やJリーガーじゃないの?」と思いました(笑)。

その後は「10歳の男の子がユーチューバーになりたいと思う時代なんだ」と話していたところ、「ユーチューバーっていう設定って面白いんじゃない」っていう話になりました。凄く家元とか硬い家なのにユーチューバーとかしていたら悩むよねというところで。

――その悩みを話数が進む中で解決していくという流れになるんですね。

永富:彼らは課題や悩みを抱えていて、それを各々が克服していく物語にはなっています。その悩みを一人ではなく、バディと一緒に悩みながらぶつかりながら解決していきたいなと考えています。

――本作のキャストは新人の方からベテランの方まで幅広く起用されている印象ですが、現場の雰囲気などはいかがですか。

古賀:皆さん演じられているキャラクターと似ていると思いました。

永富:似てますね。モンスター役の人は皆さん役の雰囲気そのままです。

古賀:ハル役の内山夕実さんが中心にいますが、ハルと似たタイプで、アフレコ現場も穏やかな雰囲気になります。ガッチモン役の菊池こころさんとのバディ感も微笑ましいですよ。逆に、虎次郎役の古城門志帆さんとミュージモン役の田村奈央さんコンビは劇中そのままですね。

永富:あの二人は色々とすごい(笑)。東映アニメーションって若手、中堅、ベテランのキャストをバランスよく配置することを、意識しているんです。
長い期間を一緒に走っていくのでその辺りは考えます。

古賀:それこそ若手の役者さんは、ベテランの役者さんから演技を盗んで貰って成長して貰えれば良いなと思っています。

――YouTubeで第1話から第最新話までの一挙放送が12月3日から行われますが、アプモンの序盤のお話を見る上で注目して欲しいポイントなどありますか。

古賀:キャラクターの登場と紹介の回なのでキャラの面白さを掴んで頂いて、ここからどうなっていくのかを楽しみにして頂ければ良いなと思います。

永富:第9話からが実はレイ編なんです。僕らの中では第1話から第4話がハル&ガッチモン編、第5、6話がエリ編、第7、8話が虎次郎編、そして第9話でレイとハックモンがはじめてハルたちに接触する回になっています。第10話からをさらに楽しんでもらうための一挙配信なので、観て頂ければ楽しめるかなと思います。

[文・撮影/イソベアラタ]


■『アプリモンスターズ』YouTube一挙配信&ダイジェスト映像公開
○2016年12月3日(土)13:00から12月17日(土)12:59まで
 アプリモンスターズ公式YouTubeチャンネルにて、第1話~最新話まで一挙無料配信スタート! 本編の視聴はコチラから



○12月3日(土)13:00より
 アプリモンスターズ公式YouTubeチャンネルにて、第1話~第9話のダイジェスト映像の配信スタート! ダイジェスト映像の視聴はコチラから


>>「デジモンユニバース アプリモンスターズ」公式サイト
>>「デジモンユニバース アプリモンスターズ」公式YouTubeチャンネル
>>「デジモンユニバース アプリモンスターズ」公式ツイッター(@appmon_official)
>>アプモンデータラボ(バンダイ公式ホームページ)
>>ゲーム「デジモンユニバース アプリモンスターズ」公式サイト

 

作品情報
 1999年に放送スタートしたアニメ「デジモンアドベンチャー」より、長きにわたり幅広い年齢層の方々に愛され続けてきた「デジモンシリーズ」。その系譜を継ぐ新しい物語「デジモンユニバース アプリモンスターズ」が、テレビ東京系6局ネットにて毎週土曜あさ7時から好評放送中です!

 今や世界中の誰もが使っているスマホアプリ。そこには知られざる存在・アプリモンスター、通称"アプモン"が潜んでいる。アプモンとは、自ら考え行動する人工知能を備えたアプリ生命体。人間の世界とデジタルな空間の狭間でシステムと人間のために機能しており、「アプリの数だけモンスターがいる」!少し先の未来を「魅せ」続けてきたデジモンシリーズ。今作は、いま大きな話題となっている「人工知能」との戦いを巡り、「アプモン」がアツく活躍します。

【放送・配信情報】
 テレビ東京系6局ネットにて毎週土曜あさ7時から好評放送中
 BSジャパンにて毎週水曜夕方5時から好評放送中
 あにてれHP内「アプリモンスターズ」
 YouTube「アプリモンスターズ」公式チャンネルにて
 「デジモンユニバース アプリモンスターズ」第1話と最新話を無料配信中
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/appmon/
https://www.youtube.com/c/appmon
(毎週土曜日13時 最新話 更新!)

【CAST】
内山夕実、菊池こころ、高木渉 ほか

【STAFF】
シリーズディレクター:古賀豪
シリーズ構成:加藤陽一
副シリーズ構成:樋口達人
キャラクターデザイン・総作画監督:大貫健一 ほか

(C)本郷あきよし・アプモンプロジェクト・テレビ東京
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