高橋英則さん、石川界人さん、田丸篤志さんら声優陣が甘~いトークを展開!? 『双子の魔法使いリコとグリ「マジカルシンフォニア ディア&リーゼ&シュタイン」』発売記念イベント
2017年1月21日(土)、シダックス・カルチャーホールにて、『双子の魔法使いリコとグリ「マジカルシンフォニア ディア&リーゼ&シュタイン」』発売記念イベントが開催されました! 本作は、江崎グリコのオリジナルキャラクター『双子の魔法使いリコとグリ』と、『ツキウタ。』シリーズなどに登場する、2.5 次元に存在する架空の芸能プロダクション、「ツキノ芸能プロダクション」がコラボしたキャラクターCD。
イベントにはディア役・高橋英則さん、リーゼ役・石川界人さん、シュタイン役・田丸篤志さんが出演し、作品に懸ける想いやポイント、裏話など熱く語っていただきました!
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イベントの幕が上がると、盛大な拍手に包まれながら高橋さん、石川さん、田丸さんが登壇。本作初のイベントということで、挨拶の時点から既に感極まり、目に涙を浮かべている(?)キャスト陣。客席から「頑張れー!」と声援を送られながら、和気あいあいとした雰囲気でスタートしました。
テーマに沿って本作にまつわるトークを展開していきますが、最初のお題は“演じているキャラクターの魅力”について。高橋さんは早速、ディアのことを「二人を放っておけない優しさや安心感が魅力だと思います」と挙げると、石川さん、田丸さんからも、ディアの存在感があるからこそ、落ち着いて演じられたことを明かしました。
リーゼを演じる石川さんは開口一番に「リーゼの魅力は声が大きい!(笑)」と冗談交じりに熱弁。なお、その声の大きさから、演じていて楽しくなる部分もあるそうで「聞いていると元気になる、引っ張られるようなキャラクターになるよう演じました」との裏話も。
最後のシュタインですが、田丸さんは「可愛くて少し頼りなさそうですが、そこからの成長が彼の魅力です!」と努力家な性格だからこそ、彼がぐんぐんと成長していく過程に注目してほしいと口にしました。高橋さんも「大変な課題を貰うけど、その課題の意味を見出すから。試練を与えると成長できるキャラクターだよね」と大絶賛。
続いてのお題は“トリオ楽曲、各ソロ曲でのお気に入りや好きなフレーズは?”といったもの。まずトリオ楽曲の「君はお姫様」では、日常的に使う機会のない「I need you」という単語言葉だったり、聴いていると元気が出るような歌詞が挙げられました。特に石川さんは「チョコレート ミルクココア 甘いクリーム」というワンフレーズを自分の中で“可愛く歌おう、自分は可愛い!”と暗示をかけながら収録していたとのこと。
ディアのソロ曲「ディアレスト」の高橋さんオススメポイントは「窓の外は 今日も雨」の歌詞から分かる“雨”というシチュエーション。そこで大人の雰囲気たっぷりのディアに感化されたのか、3人も急に真面目なトーンで語り出す一幕も見られ、客席からは笑い声が飛び出します。
疾走爽快感溢れるシュタインのソロ曲「sweet…sweet…WHITE HARMONY」は、田丸さん曰く「歩いてもいいですか…?」で疑問形になっている部分が魅力的とのこと。すると、それを聞いた石川さんがすかさず「歩いてもいいですか…?」と田丸さんの歌い方を再現するも、田丸さんに「ちょっとイラッとしますね(笑)」と一蹴され、ファンの笑いを誘いました。
最後はリーゼの「BRAND NEW☆PEAK」について石川さんは、カッコいいメロディと歌詞に意表を突かれたそうで、意外性を感じたと口にします。歌詞でも「失敗なんてカリっと噛み砕いて」「サクっとスッキリさせていこーぜ」の二つがお気に入りと話し、「僕は普段からこういう感じだから、イベントやラジオでスベる場面なんて多々あるわけですよ。そんなスベった空気なんてカリッと噛み砕いてサクっとトークを終わらせていこうぜ……という風に解釈しましたね!」と断言。ファンを爆笑の渦に包み込みました。
また、この他にも様々なテーマをもとにトークが展開。“女性を甘く称えるクイーン・デイーにちなんで、自分をどうやって甘やかす?”というテーマでは、肉まんなど普段買っているような物をワンランク上にする(田丸さん)、先輩を飲み屋に呼んで徹底的に甘やかしてもらう(石川さん)、そのときパッと頭に浮かんだ欲しいものを購入する(高橋さん)といった回答が飛び交いました。
テーマトークを終えてプレゼント抽選会のコーナーでひとしきり盛り上がると、イベントはあっという間に終了の時刻へ。最後に冒頭の挨拶よろしく、涙ながら(?)に一言ずつファンへ向けてメッセージが贈られると、笑顔に包まれたイベントは幕を下ろしました。
イベント終了後のキャスト陣へインタビュー!
――イベントを終えた率直な感想を教えてください。
高橋:僕らが本作に携わらせていただいてから初のイベントということで、開催できたことを嬉しく思っています。お客さんの反応も温かいですし、これからもっと展開していければなと思いました。
石川:すごく楽しいイベントでした! 収録のときからこの3人でやらせていただき、既に関係値が出来上がった上でのイベントだったので、楽しみながら参加することができました。皆さんにも参加していただけて嬉しかったです。
田丸:イベント自体もそうですけど、待っている時間からイベントの本編まで楽しく過ごすことができましたし、お客さんとの距離が近く、温かい声もいただけました。改めて本作が色々な方に愛されていることを、皆さんの間近で感じられて嬉しかったです。
――イベントを見ていると改めてお三方の仲の良さを実感することができました。
高橋:楽屋ではしりとりをして遊んでいたので(笑)。でも作品自体がそういった関係性を促してくれていたので、僕達も雰囲気が作りやすかったですね。
――今回のイベントを通して、絆がより深まったのではと思います。
高橋:そりゃもちろん! あとは喧嘩してもっと仲を深めていってね!
一同:(笑)。
田丸:無茶振りしても先輩が拾ってくれますからね!
石川:急にしりとり始めても返してくれますし……!
高橋:こういうときだけ先輩扱いするんですよ(笑)。でも楽しく楽屋でも過ごさせていただきました。
――ちなみに、その本番前のしりとりは、どなたが言い出したのでしょうか……?
高橋:そりゃ決まってるじゃないですか!
石川:……僕はやろうって言い出してはいません。ただ「しりとり」と言ったらみんなが乗ってくれただけです。そこで「あ、やるんだ……」って思いました(笑)。
高橋:なので、発信は大概彼ですね。
田丸:そういう意味では、役にピッタリだと思いますよ。
高橋:シンクロするところがあったね。
――さすがです(笑)。本作はドラマパートとトリオ曲、各ソロ曲が収録されていますが、自分以外のソロ曲を聞いた感想を教えてください。
高橋:それぞれの曲調と、本編に出てくるキャラクターの性格のギャップが表れていて、聴いていると楽しく思います。
石川:僕は二人の楽曲を聴いたとき、ドラマパートと比べてキャラクターの雰囲気が変わっているなと思ったんです。ですが、決してキャラクターから外れていなくて、。シュタインの「sweet…sweet…WHITE HARMONY」ではギャップを感じました。役の幅が歌によって広がると、ドラマCDで演じる時にも演技の幅が広がることに気がつけました。
また、ディアの「ディアレスト」は聴いていると心が落ち着いて、非常に癒されます。彼の場合はキャラクターにマッチしている楽曲で、本当にキャラクターが歌っているように感じました。
田丸:僕も他のみなさんと同じく、それぞれのキャラクターの性格と楽曲にギャップを感じています。楽曲の系統も大きく分かれているので、寝る前にディアの「ディアレスト」を、朝起きてからシュタインの「sweet…sweet…WHITE HARMONY」、エンジンがかかってきたらリーゼの「BRAND NEW☆PEAK」というように、状況によって聴き分けていただければと思います。
――2月14日にはバレンタインが控えていますが、皆さんのバレンタインの思い出を教えてください。
高橋:僕が小学生の頃、2月14日に学校へ行くと女の子に「自宅に義理チョコを置いてきたから」と事後報告されたことがあるんです。もちろん嬉しかったですし、楽しみにしながら家に帰って確認したら、犬がそのチョコを食べていました。
一同:(爆笑)
田丸:それ大丈夫なんですか!?
高橋:多分、食べたんでしょうね。小屋の中に爪痕が残った紙くずが散らばっていたので……それから犬との関係性はこじれました(笑)。
石川:でも後からその女の子に「どうだった?」って聞かれませんでした?
高橋:「ありがとう」とだけ伝えて、それ以外は何も言えずに終わりましたね……。だからこそ、もしバレンタインにチョコを贈る相手が居る方は、直接お渡しした方が確実ですし、誰も被害を被らないと思います(笑)。
石川:僕には妹がいるんですけど、バレンタインにはチョコレートを作っているので、そのおこぼれを貰うことが習慣になっていました。でも妹も大学生になり、遂に貰えなくなりました。「買えるでしょ?」って言われるんです……。
一同:(笑)
石川:「手作りって買う以上の価値があるから手作りなんじゃないの?」と言ったら妹は「私なんかが作るよりもっと美味しいチョコが買えるじゃん」と一蹴されてしまい、貰えなくなった悲しいエピソードです。そこで僕も「ま、まぁ買えるからいいよ! むしろやるよ!」と強がっています(笑)。
田丸:バレンタインの翌日のエピソードになりますが、僕は普段からチョコレートが好きなんです。なのでバレンタインの翌日は良いお値段のチョコレートが安く買えるので“貰う貰わない”ではなく、食べたいから買いましょうと。終わってからが本番、良いものを安く買うんです。
石川:尊厳を投げ売って?
田丸:プライドとかないからね(笑)。
石川:コンビニの店員に「この人はチョコ貰えなかったんだな(笑)」と思われるかもしれませんよ……!
田丸:でもそのコンビニ店員とは二度と会わないからね。知ったこっちゃないです。どうしても気になる人は……一駅くらいずらしていただいてね、美味しいチョコをゲットしていただければと思います(笑)。
――個性的なエピソードばかり飛び出しましたね……(笑)。それでは、ディア・リーゼ・シュタインの中で一番多くチョコを貰えそうなのは誰だと思います?
石川:シュタインです。
高橋:リーゼ!
田丸:ディアもかなり貰えそうなんだよなぁ……。
――意見が割れましたね。
高橋:リーゼは明るいし、一緒に居て楽しいと思いますね。
石川:その場合は友チョコですよ!
高橋:そうかなぁ?(笑) 普段はおちゃらけて想いを伝えられないけど、バレンタインだからこそ、女の子は本命のチョコを渡しそうな気がするね。
石川:「ねぇリーゼ、食べてみて」と言われて、「もうちょっとババーンときた方がいいかな!」と味見を兼ねた友チョコが多そうです。
田丸:でもディアの落ち着いた雰囲気はモテそうだよね。
石川:パパチョコだ!
一同:(笑)
高橋:パパだからこそ、恋人のイメージは持ちにくいんじゃないかなぁ?
田丸:いや、なんでも受け止めてくれそうな包容力が魅力的だと思いますよ。
石川:女性は年上男性に憧れるものですよ? 年上男性にしかないもの、それは“落ち着き”です。
田丸:我々にはない要素ですよ。そうなるとやっぱり、義理よりも本命が集まりやすいと思うんです。
高橋:ソンナコトナイデスヨー。
一同:(笑)
石川:シュタインは年上からのチョコが多そうですよね。
一同:あぁ~!
田丸:でも本命ではなさそうだよね。食べさせてあげたい気持ちだけかもね。
石川:だから、あわよくばですよ。あわよくば私のチョコでこっちに来てくれれば……みたいな!
田丸:そのお姉さん怖いな(笑)。
石川:きっとシュタインは母性本能をくすぐりますからね! もう本能に訴えかける最強の武器を持っていますから、そこは強いですよね。
田丸:そういうところはあるよね。でも、やっぱり本命じゃないかなー。「可愛い! 食べさせてあげる。好きでしょ?」みたいにね。
石川:シュタイン「好き! きゅん!」 お姉さん「シュタイン君、あなた……!? ウチにおいで!」
高橋:シナリオが勝手に出来てるよ(笑)。
田丸:ヤバいヤバい(笑)。
――ドロドロしそうな展開ですね(笑)。ちなみにチョコレートを貰ったとして、彼らははどんなお返しをすると思いますか?
田丸:ひとまず全員共通なのは、手作りであることですよね。
石川:それはもちろんアーモンドピークですよ!
高橋:バンホーテンチョコレート!
田丸:ビッテは少しお高い部分があるので、ホワイトデーのお返しに贈れば気持ちが伝わるのではないかと思います。
高橋:僕は数で攻めたいと思いますね。
石川:味の変則性でしょ!
一同:(笑)
高橋:急に戦いが始まったよ! 貰うときは譲り合うのに、渡すときになったら全員が譲らないって(笑)。
石川:パティシエの鑑じゃないか!(笑)
――さすがグリコランドの皆さんです(笑)。では、渡す上での理想的なシチュエーションなどありますか?
田丸:僕らの演じるキャラクターは擬人化に近いものになるんですよね。そうすると「僕を食べて♪」になりますよね。
石川:じゃあ「僕を君の口で溶かして」にします。
高橋:「僕は苦いから君の甘みで中和して」……いや、カッコ良くないな(笑)。
一同:(笑)
田丸:途中まですごい良かったのに!(笑)
高橋:全然カッコ良くないわ(笑)。えーと……「ココアは好きですか?」で!
田丸:僕は「優しくして……ね?」にします。
石川:「いいわよ♪」
田丸:えぇ!? さっきから隣のお姉さんが怖い!(笑)
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
高橋:今回、初のイベントに出演させていただき、本当にありがたく思いました。今後、どういった形で広がっていくか分かりませんが、まだ関わっていないキャラクターとも共演して、再び今回のようなイベントに参加できれば嬉しいです。
石川:様々なコラボレーションで世界がどんどん広がっている本作ですが、これも皆さんの応援のおかげだと思います。これからも作品として広がりを見せ、他のコラボキャラクターと共演する機会があれば面白いと思いますし、今回のイベントではその可能性を見れた気がしました。今後とも応援のほどをよろしくお願いいたします。
田丸:今回のイベントでは、応援してくださる皆さんを間近で感じることができて嬉しかったです。お二人も話していましたが、まだ会話できていないキャラクターも居ますし、グリコさんのお菓子は他にもたくさんあるので、新しいキャラクターが登場する可能性もあるのではないかと思います。僕も、いちファンとして今後の展開に期待したいと思いますので、よろしくお願いします。
――ありがとうございました。
[取材・文・写真/鳥谷部宏平]
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■出演
リコ:水瀬いのり、グリ:島﨑信長、ビスJr.:平川大輔、シュタイン:田丸篤志、リーゼ:石川界人、ディア:高橋英則、郵便屋さん:中島卓也、店員さん:真野あゆみ
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