『Thunderbolt Fantasy』新作発表会に虚淵玄登場

台湾布袋劇『Thunderbolt Fantasy』の新作発表会に原作者の虚淵玄さんが登場! 気になる内容はオムニバス形式!?

 ニトロプラスが2016年第一期にテレビ放送し、ハイクオリティーな映像とド派手なエフェクトが話題となった台湾布袋劇『Thundrbolt Fantasy 東離劍遊紀』。AnimeJapan2017の同社のブースでは、『Thunderbolt Fantasy Project』の新作発表会が開催されました。ステージに登場したのは、原作の虚淵玄さんと陳義方さん(霹靂社)、小坂崇氣さん(ニトロプラス)、安藝貴範さん(グッドスマイルカンパニー)の4名。

 イベントが始まると、台湾から来日した霹靂社の陳義方さんが、「去年のAnime Japanで『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』を発表しました。そして今日、またこうやって新作を発表できるのは光栄です」と挨拶しました。
 続いて原作者の虚淵玄さんは、「今日発表するのは続編ではなく外伝のようなストーリー。テレビで放送した第1期の前日譚と後日譚で、オムニバス形式のような感じになります」と作品を紹介。

 気になる新作のタイトルは『Thnderbolt Fnatasy 生死一劍』。ニトロプラスブースで同日に発売になった小説『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 外伝』に収録されている「殺無生編」だけでなく、新たに虚淵玄さんが書き下ろした「殤不患(ショウフカン)」のエピソードも描かれるので、小説を読んでしまったファンでも楽しめる内容になるそうです!

新作『Thnderbolt Fnatasy 生死一劍』は劇場公開作品
 この企画が生まれたきっかけを問われた小坂崇氣さんは、「外伝を作って小説にしたところ、霹靂社の方々がたいへん喜んでくださって、映像化したいとおっしゃってくださったんです」と返答。ニトロプラスと霹靂社の友好な関係がヒシヒシと伝わってくるエピソードでした。

 なお、新作『Thnderbolt Fnatasy 生死一劍』はテレビ放送ではなく、映画館での上映を予定しているとのこと。グッドスマイルカンパニー・安藝貴範さんは、「霹靂社さんの映像はとても美しく、サウンドにもこだわって作られています。なので大きなスクリーンで観たいですよね? 我々は映画館での上映を想定した尺で制作する予定です」と語りました。

 発表会の最後には、新作に登場するキャラクター「鐵笛仙(テッキセン)」の人形が初披露されました。黄金の衣装を身にまとった高齢の人物で、なんと第一期に登場した「殺無生」の師匠とのこと。

 イベントの最後に虚淵玄さんは、「テレビシリーズの続編もがんばって作っていますが、思いのほか時間がかかってしまっています。なので先に外伝の『Thnderbolt Fnatasy 生死一劍』を発表しました。この作品は第二期のキャラクターが少し登場するような、とても贅沢な作りになっているのでお楽しみにしてください」とコメントしました。

>>Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀

(C)2016-2017 Thunderbolt Fantasy Project
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