声優
『劇場版 魔法科高校の劣等生』ステージレポート【AJ2017】

深雪が「お兄様」と言った数とは!?『劇場版 魔法科高校の劣等生』中村悠一さん、早見沙織さんら声優陣がアニメジャパン2017でトークを展開

 東京ビッグサイトにて、2017年3月25日(土)・26日(日)の2日間に渡って開催された日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2017」(AJ2017)。そのREDステージでは、電撃文庫より刊行中の佐島勤先生による人気小説を原作としたアニメ『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』のステージイベントが3月26日に行われました。

 今回のステージには、中村悠一さん(司波達也役)、早見沙織さん(司波深雪役)、内山夕実さん(千葉エリカ役)、佐藤聡美さん(柴田美月役)らお馴染みの面々に加え、サプライズゲストとして日笠陽子さん(アンジェリーナ=クドウ=シールズ役)らメインキャスト陣が集結。

 アンジェリーナはアニメに先駆けてゲーム版に登場したキャラクターですが、あたかも以前放送されたTVシリーズから出演していたかのように振舞う日笠さんのボケに、あえて全員が乗っかって進行するなど、勝手知ったるメンバーならではの、ハチャメチャなトークが展開されていました。

 

中村悠一さんらメインキャスト陣が、ボケ連発の爆笑トークを展開
 劇場アニメ化の話を聞いた時、達也と深雪以外のキャラクター達が登場するのかがもっとも気がかりだったという中村さん。劇場版のアフレコはすでに終了しており、エリカや美月を始めとする、TVシリーズで活躍した達也の友人たちが引き続き活躍することに安堵したことを明かします。

 「お兄様」こと、主人公の司波達也が、もう一度動く姿を見られることが嬉しかったという早見さんが、「ボリュームたっぷりで、見ごたえがすごくある作品」だと劇場版の魅力を語る一方、劇場版ならではの要素として、中村さんから「皆さんが想像しているようなサービスシーンは、一通り抑えております」と、お色気シーン(?)を抜け目なくアピールするという一幕も見られました。

 アフレコ時の苦労話としては、「とにかく時間が掛かった」「あそこまで掛かるのは、今までの収録でもなかったくらい」と、長時間に及ぶ収録になったことに口を揃えるキャスト陣。収録が朝早くから行われたこともあり、日笠さんはリーナの高めの声を出すのにかなり苦労したそうで、その様子を見ていた中村さんも「テストを聞いていると、こっちも大丈夫なのか不安になった」と当時の心境をジョーク混じりに明かし、客席の爆笑を誘っていました。

 
クイズコーナーは、キャスト陣の予想を上回る驚きの回答も
 ステージの中盤には、TVアニメの中で、早見さん演じる深雪が、何度“お兄様”と発言したかを予想するクイズコーナーが実施され、その回数が「172回」にも及んでいたという驚きの数字が判明。予想を大きく上回る数字に、正解から離れた回答をしてしまっていたキャスト陣も多い中、「お兄様」という語呂にかけた「230回」という回答を披露していた早見さんが、もっとも近い数字を言い当てるという納得の結果に終わり、客席からの拍手喝采を集めていました。

 その後には、本作の主題歌を担当するアーティストである「GARNiDELiA」によるライブコーナーも実施。TVアニメ第2期のオープニング主題歌「grilletto」が披露された後には、劇場版の主題歌「SPEED STAR」を世界初のフルバージョンで熱唱するというサプライズも行われ、会場の盛り上がりは最高潮に達することに。

 ステージの最後には、ソニーミュージックが開発を進めている、キャラクターの個性を再現した対話型人工知能サービス「PROJECT Samantha」にて、達也と深雪の人工知能が登場することが発表されました。

 チャットのような画面に表示された両者に話しかけることで、擬似的な会話を楽しめるような作りとなっており、会場では「中村悠一」「さすおに」「映画のオススメポイント」など様々なキーワードが実際に投げかけられ、その一つ一つにユニークな返答を見せる高度なAIに、キャスト陣も大いに驚いていた様子。反応によっては、中村さん・早見さんらよるボイスが流れる場合もあるようです。

 なお気になるサービス時期に関しては、2017年6月9日より『魔法科高校の劣等生』公式HPでの提供を予定しているとのこと。6月17日から公開される『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』と合わせて、今後の情報にご注目ください。

[取材・写真/米澤崇史]


作品概要
■『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』
6月17日(土)全国ロードショー!
累計発行部数750万部突破の人気小説シリーズ。待望の劇場映画化。

【メインスタッフ】
原作:佐島 勤(電撃文庫刊)
監督:吉田りさこ
原作イラスト・キャラクターデザイン・総作画監督:
石田可奈
脚本:佐島 勤/ライトワークス
音楽:岩崎 琢
美術:小倉宏昌
美術デザイン:谷内優穂/藤井一志
メカニックデザイン:出雲重機
CAD・サブキャラクターデザイン:ジミー・ストーン
3D 監督:田中康隆(MAD BOX)
撮影監督:川下裕樹(MAD BOX)
編集:木村佳史子(MAD BOX)
色彩設計:野口幸恵
音響監督:本山 哲
音響効果:古谷友二
音響制作:STUDIO MAUSU
アニメーション制作:エイトビット
製作:劇場版魔法科高校製作委員会
配給:アニプレックス

【メインキャスト】
司波達也:中村悠一
司波深雪:早見沙織
千葉エリカ:内山夕実
西城レオンハルト:寺島拓篤
柴田美月:佐藤聡美
吉田幹比古:田丸篤志
光井ほのか:雨宮 天
北山 雫:巽 悠衣子

【イントロダクション】
TVシリーズから3年、“最強”が劇場に舞い降りる―。
原作者・佐島勤書き下ろし完全新作オリジナルストーリーで紡がれる新たな物語。
魔法が技術として確立された世界を舞台に、通称“魔法科高校”に通う一組の兄妹と仲間たちの波乱の日々を描く、原作・佐島勤(イラスト・石田可奈)による大人気小説『魔法科高校の劣等生』。
原作小説はシリーズ累計750万部を突破し、これまでTVアニメ、そしてコミカライズ、
ゲームなど多くのメディアミックスを果たしてきた本作の待望の劇場映画化が決定!
大スクリーンで描かれる、<最強>司波達也の活躍に刮目せよ―。

【あらすじ】
助けて……! 少女の願いは、最強のイレギュラー(司波達也)に託された。
季節は過ぎ、もうすぐ二度目の春――。
劣等生の兄と、優等生の妹。
ふたりの魔法科高校での生活は、その一学年目を終えようとしていた。
達也、そして深雪たちは春休みを利用して、小笠原諸島のとある別荘へと休暇に訪れていた。
束の間の休息に羽根を伸ばす達也たち。
しかし、そんな達也たちの前にひとりの少女“九亜”が現れる。
海軍基地から脱走してきたその少女は達也にひとつの願いを告げる―。

>>公式サイト
>>公式Twitter

(C) 2016 佐島 勤/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/劇場版魔法科高校製作委員会
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