声優・増田俊樹さんが弾き語りでファビュラスな『ボクノート』を披露!ゲスト声優も出演した「Fabulous Party 2017」夜の部レポート
2017年3月5日(日)、日テレ らんらんホール(よみうりランド遊園地内)にて、声優・増田俊樹さんによるイベント『Fabulous Party 2017 presented by TOSHIKI MASUDA』が開催されました。
ゲストに声優の河本啓佑さん、大河元気さん、MCに鷲崎健さんを招いて、トークやゲームコーナーで大きく盛り上がりました。本稿では、二部構成で行われたうち、夜の部をレポートします。
イベントは増田さんがステージに登場すると、第一声に「Fabulous(ファビュラス!)」の挨拶で観客とコール&レスポンス。MCの鷲崎さんを迎え、誕生日を目前に控えた増田さんを主役に、満員の観客中でイベントはスタートしました。
最初のゲストとして登場したのはアシカのメグちゃん。まずは仲良くなろうということで、メグちゃんとの握手に挑戦。注目を集めるために、メグちゃんの好きそうな言葉で興味を引こうとするのですが、魚が大好きなメグちゃんに増田さんは「イワシ」の一言。観客から笑いが起きていました。
そして握手のためのアクションを起こしますが、メグちゃんは反応を返してくれません。昼公演では出来ていたはずの増田さんに、鷲崎さんから「昼から夜の間に(メグちゃんに)何か嫌われるような理由があったの!?」とすかさずツッコミ。
「このままではアシカのメグちゃんが帰れない!」ということで、増田さんがメグちゃんの輪投げにも挑戦。1本、2本と成功していきますが、3本目に難しいカーブを投げ、メグちゃんから逸れてしまうシーンも。その後、無事に3本の輪をくぐらせると、かぶりもので馬に変身したメグちゃんとも共演を果たし、増田さんはアシカのメグちゃんと仲良くなることに成功しました。
トークコーナーでは、ゲスト・河本啓佑さんとの思い出がよみがえる!
次のトークコーナーに登場したゲストは、声優の河本啓佑さん。増田さんとは、TVアニメ『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!』で共演していました。最初のトークテーマは「人生最大の重量」。すると、増田さんが去年、リバウンドで人生最大の体重を記録してしまったときの話が飛び出します。
また、増田さんの「痩せるために筋トレを先にして痩せたほうがいいかなと思って、プロテインなり、色々な栄養を取りつつ筋トレしてたら、筋肉は増えたんですけれど脂肪が全く減っていないので、あっ……と」という話に、河本さんから「なるほどね! ……この話をゲストとしたい!?」とツッコまれ、会場には笑いが起こりました。
次のトークテーマ「新たな髪形を見つけ、ハマる」では、増田さんの髪型を写した写真が出ると、「(いつもと)同じじゃないか!」と河本さんの鋭いツッコミが炸裂。しかし、写真を出すところから河本さんの反応をやり直すことになると、写真が出た瞬間、「ファ、Fabulous!」と河本さん。
トークテーマ「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LIVE!」では、このライブが2016年下半期、増田さんにとってとても大きな出来事だったそう。河本さんもシークレットゲストとして出演した際に、とても緊張したことを話していました。
また、増田さんにとって河本さんの存在は、美男高校地球防衛部の中でも非常に大きかったことを明かすと、河本さんも美男高校地球防衛部にはゆるくて温かい持ち味があることをコメント。温かいエピソードに会場は優しい空気に包まれます。
この他にも、美男高校地球防衛部のメンバーで大浴場に行ったときに、増田さんが間違えて村上喜紀さんのタオルを取って河本さんが若干強めに注意した笑い話や、村上さんと“まゆげ濃いキャラ”がかぶっていることから、謎の対抗意識を燃やす話など、多様なトークに花を咲かせました。
イベント参加者向けの特別映像でデート気分を満喫!?
河本さんがステージを後にしたところで、なんと会場スクリーンには特別映像が流れました。よみうりランドのアトラクションで遊ぶ増田さんや、大観覧車内でのおしゃべり、噴水ショー見学、ゴンドラに乗ってよみうりランドとお別れ……といった内容の映像になりましたが、その中からクイズが出題。
主に、レーザーアスレチックやお化け屋敷といったアトラクションを楽しむ増田さんにちなんだ三択問題となりましたが、会場からは多くの正解を言い当てる声が多数上がります。また、お化け屋敷に挑んだ増田さんの結末が出題、答え合わせが行われると、なんと「そもそも入らない」が正解ということで、会場にはどとよめきと笑いが起きていました。
ここでもう一人のゲスト・声優の大河元気さんが、お祝いのチョコケーキを持って登場しました。なお、先ほどの特別映像を観ていた大河さん。ゴンドラが停止して怖がるシーンでは、グッとくる一言が欲しかったそうで「何か甘いこと言えよ! 最高のシチュエーションだろ!」とツッコミを入れられる一幕も。
実は大河さん自身も映像内のシチュエーションにときめいたことを明かすと、同じく鷲崎さんも乙女のような気持ちになったと告白し、会場が笑いの渦に包まれました。
次は増田さんの頭文字、M・S・D・T・S・Kのパネルからひとつ選び、そこで選ばれた話題について話すというもの。
まずはSを選び「おねぼうスナイパー」の話題に。そこで、サバイバルゲームに遅刻した時の話が出ると、大河さんから「兵士失格だな!」と鋭い指摘が寄せられます。その時、増田さんがひざを撫でていたので、鷲崎さんからも「(増田さんは)不安になるとひざを撫でるのか!」と両サイドからの厳しいツッコミが入れられました。
そこで増田さんは、寝坊してしまうためアラームを2時間前からかけて、ゆっくり起きていることを明かすと、鷲崎さんから「弱火でコトコト起きてるの!?」とイジられてしまい、客席から笑い声が絶えることはありません。
次にKを選ぶと「増田さん宅の家電戦隊」を決めることに。まずはセンターですが、最近大きいテレビを買ったことからセンターはテレビに決定。その隣に並ぶ家電として、大型冷蔵庫をチョイスしますが、そこから3人による家電量販店トークが展開。ちなみに冷蔵庫を購入する際、ウォーターサーバーが付いてきたそうで、「ウォーターサーバーがある家はファビュラスなイメージ」といった発言も飛び出し、会場から笑いが起こりました。
その他に、自動お掃除ロボットや掃除機を選び、最後に増田さんが「洗濯機、オススメです!」と熱弁したところでコーナーは終了。最後に大河さんは「お世話になりました。……よろしくお願いします!」と締めくくり、会場から盛大な拍手が響き渡りました。
増田さんが猛特訓した弾き語りの一曲でクライマックス
イベントも終了の時刻が近づく中、エンディングとして増田さんによる弾き語りコーナーが行われました。増田さんはキーボード初心者ながらも、この日のために猛練習してイベントに臨んだとのこと。しっとりとした雰囲気の会場で、スキマスイッチの『ボクノート』を披露し、観客の胸に歌声とキーボードの音色を響かせていました。
最後に増田さんは「27歳になった自分のどんなひとときも目を離さないように、ずっと見続けてください」と観客にメッセージを贈り、イベントは大盛況のうちに幕を下ろしました。
[文・撮影/相澤宏諒]