「第3回アニラジアワード」コラボステージレポート【AJ2017】

人気アニラジが勢揃い! アニメジャパンでアニラジファンも驚く軌跡のコラボ開催!--「第3回アニラジアワード」受賞7番組集結、コラボステージレポート【アニメジャパン2017】

 2017年3月25日(土)・26日(日)東京ビッグサイトで世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2017」(AJ2017)が開催。26日(日)のOPENステージにて、「アニラジアワード 受賞者コラボステージ」がおこなわれました。

 3月15日(水)に発表された「第3回アニラジアワード」受賞作品の中から7番組のパーソナリティーが登場。本稿では番組ごとの特色でバラエティ豊かだったイベントの模様をお届けします。

 

イベントの中軸を作るのは、新人じゃないのに新人賞を受賞したMRアニラジこと鷲崎さん!!
BEST MALE RADIO 最優秀男性ラジオ賞 新人部門
『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』

 最初に登場したのは『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』よりパーソナリティーの鷲崎健さんに、アシスタントを務める沢口けいこさん(火曜日担当)と青木佑磨さん(水曜日担当)の3人。今回のイベントでは進行を務めることとなります。オープニングトークとして鷲崎さんが、「第3回アニラジアワード」受賞番組のパーソナリティーを招待して語り合う、という今回のイベントの趣旨を説明。流石のトーク力で場の空気を温め、一組目へと繋げました。

▲左より、青木佑磨さん、鷲崎健さん、沢口けいこさん

▲左より、青木佑磨さん、鷲崎健さん、沢口けいこさん

 
えっちは番組存続のため?
BEST SEXY RADIO えっちなラジオ賞 新人部門
『井上麻里奈・下田麻美のIT革命』

 最初の登場は、文化放送 超!A&G+内で放送中の『井上麻里奈・下田麻美のIT革命!』より、井上麻里奈さん、下田麻美さんのふたり。

▲左より、井上麻里奈さん、下田麻美さん

▲左より、井上麻里奈さん、下田麻美さん

 受賞したのが「えっちなラジオ賞」ということもあって、『井上麻里奈・下田麻美のIT革命!』は、リスナー評価も下ネタが多めの番組。イベントではトップバッターにも関わらずギリギリのネタをぶち込み、鷲崎さんが説教を始めるといった場面もありました。もちろん、会場のお客さんたちは大爆笑。もともとはタイトル通りITについて勉強する番組だったそうですが、曰く「番組を存続させるためにいつのまにかこうなった」とのこと。その甲斐もあって『井上麻里奈・下田麻美のIT革命!』は今年の春で6周年を迎えます。下田さんが務めたラジオでは最長の記録となるのだそうです。

 最後は「賞をいただけたのは、たくさんの方に番組を楽しんでいただけた証だと思っています」と井上さん、「このスタイルは変わらずに続けるので、下ネタが好きな方はこれからもよろしくお願いします」と下田さんが締めくくりました。会場からも大きな拍手が。


癒しラジオ賞の二人が癒やされる瞬間は!?
BEST COMFORT RADIO 癒しラジオ賞 新人部門
『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE! ☆Radio☆The☆VEPPer☆』

 続いて登場したのは、文化放送 超!A&G+やラジオ大阪などで配信されている『美男高校地球防衛部LOVE!LOVE! ☆Radio☆The☆VEPPer☆』より、河本啓佑さん(別府月彦 役)、村上喜紀さん(別府日彦 役)のお二人。

▲左より、河本啓佑さん、村上喜紀さん

▲左より、河本啓佑さん、村上喜紀さん

 前の組のインパクトに押され気味になりながらも、爽やかな笑顔とパッション、そして演じたキャラクターの衣装に身を包み登場。「裏で聞いていましたが、一組目から凄かったですね」とコメントし、会場の笑いを誘います。さらに「自分たちが癒やされる瞬間はどんなときですか?」という質問に、「こういうイベントでみなさんの笑顔が見られるときです!」とお手本なようなコメントを披露する河本さん。そんな彼を眺めながら「僕はこういう楽しいお兄さんと一緒にいられるのが癒しです」と返す村上さん。まさに、癒やし賞を地で行く模範解答! 受賞者のトーク力は伊達ではありません!

 陽気なトークで場を賑やかしたふたりの出番も、「これからもラジオを面白くしていきたいです。次はえっちなラジオ賞をとってみたいですね」と河本さん。一方の村上さんは、「これからも自由に楽しくやらせていただくので、ぜひ聴いてください」と視聴者にさらなる支援をアピール! 会場の女性陣の顔からもこの人気はまだまだ続きそうです。

 

「私達なぜ、選ばれたの?」 その答えはリスナーの中に!
BEST BENEFIT RADIO ためになるラジオ賞 一般部門
『ガルフレ♪ラジオ「明音と文緒の聖櫻学園放送室♪」』

 ためになるラジオ賞に選ばれステージに登場したのは、HiBiKi Radio Stationにて配信されている『ガルフレ♪ラジオ「明音と文緒の聖櫻学園放送室♪」』から佐藤利奈さんと名塚佳織さん。前二組とは雰囲気の違う、大人びた黒い衣装に身を包んでの登場です。

▲左より、佐藤利奈さん、名塚佳織さん

▲左より、佐藤利奈さん、名塚佳織さん

「物凄く嬉しいんですけど、なんでこの賞をいただけたのかわからないんですよねえ」と名塚さん。今回の受賞に実感がなく、今だに「ハテナマーク」の様子。どうやら「ためになる」という部分にあまり心当たりがないのだとか。「それではどんなラジオなんですか?」という鷲崎さんの質問に「猫の話をしたり、ルービックキューブをしたりしています」と名塚さん。それに続く形で佐藤さんは、「私たちのしっかりしてない一面が見られるラジオです」と番組の見どころを語ります。確かに内容としての「ためになる」の部分のアピールは弱めかもしれませんが、ふたりの大人のトーク力は「ためになる」かもと思われる不思議な雰囲気がありました。

 そして最後には「ためになるかは、みなさんに判断してもらえたらなと思います」と佐藤さん、「私たちが楽しく笑っているラジオなので、一緒に笑ってもらえたら嬉しいです」と名塚さんが締め括りました。

 
パーソナリティー以上に、スタッフの愛が深い!
BEST FUNNY RADIO 大笑いラジオ賞 新人部門
『デレラジ☆』

 続いての登壇は、大笑いラジオ賞 新人部門を獲得した『デレラジ☆』より福原綾香さん、佳村はるかさんのおふたり。今回は残念ながら、大橋彩香さんは不参加。そんな大橋さんの不参加を利用してか、福原さん、佳村さんは、大橋さんのモノマネを披露。かなり特徴を掴んだ節回しに、大橋さんの存在感を感じたようで、会場は早速大爆笑。さすがの大笑いラジオ賞受賞番組。

▲左より、福原綾香さん、佳村はるかさん

▲左より、福原綾香さん、佳村はるかさん

 『デレラジ☆』は、交代制でゲストパーソナリティが変わるということもあり、番組は毎回がかなり賑やかで、パーソナリティーごとの特徴が生き生きとしているラジオだと二人は語ります。「大笑いラジオ賞ということですが、番組はどんな雰囲気ですか?」と、鷲崎さんに聞かれると「メインの三人は意外と大人しいんですけど、ゲストやリスナーからのメールが面白くて、私たちが笑わせてもらっています」と語ります。また、またスタッフ内でのアイマス愛が凄まじいらしく、「ギリギリまで告知できないような内容を交渉して許してもらえたりするんです」と、関係者全員が楽しんで作り上げている番組なのだと紹介しました。 

 そして最後には、二人から挨拶が。「関わってくださったみなさんと一緒に手に入れた賞です。ありがとうございました!」と福原さん。そして、「春からは『シンデレラガールズ劇場』も始まるので、一緒に番組を楽しんでもらえたらうれしいです」と佳村さん。TVアニメの宣伝にも抜かりがないのは流石です。

 
声優界の危険物処理の資格をラジオで取得した?
BEST FEMALE RADIO 最優秀女性ラジオ賞 新人部門
『Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活』

 続いて登壇したのは、『Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活』より、パーソナリティーの高橋李依さん(エミリア役)。彼女は、 栄えある最優秀女性ラジオ賞 新人部門の受賞者です。また、今回のイベントでは唯一のひとりでの登壇となりました。

▲高橋李依さん

▲高橋李依さん

 TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』が大好評だったこともあり、ラジオはかなりの期間延長して配信されたと、笑顔で語る高橋さん。そして、「アニメ終了後も続けさせていただいて、ラジオはラジオで楽しんでいただけたのかなと思っています」と、みなさんからの応援への感謝と、ラジオパーソナリティとしての成長の実感がコメントからも溢れます。

 また、番組内のコーナー「Re:ゼロから始める資格生活」にて危険物取り扱いの資格を目指したという高橋さん。「資格はとれたの?」と鷲崎さんに聞かれると「本当の資格ではなく、声優界の危険物さん(ラム役:村川梨衣さん)のことでして……」と濁して答えました。ですが、ここはアニメジャパン2017の会場です。お客さんも、誰のこと、すぐに分かり会場は爆笑に! また同コーナーでは、ハーモニカの練習にも励んだそうです。2016年9月に行われたイベントでは、『リゼロ』のOPテーマ「Redo」を歌う、鈴木このみさんの歌声に乗せて披露したのだとか。ここには、高橋さんの頑張りに、会場からも大きな拍手が送られました。

「このイベントで初めて番組を知ったという方もいらっしゃると思うので、ぜひアニメを見ていただいて、それからラジオを聞いていただけたら嬉しいです。」と最後に話し、高橋さんはステージを後にしました。


休日は『せがれいじり』をプレイ?
BEST MALE RADIO 最優秀男性ラジオ賞 一般部門
『アニゲラ!ディドゥーーン!!!』

 イベントの締めを飾るのは、最優秀男性ラジオ賞 一般部門から『アニゲラ!ディドゥーーン!!!』の杉田智和さんとマフィア梶田さんのお二人。

▲左より、杉田智和さん、マフィア梶田さん

▲左より、杉田智和さん、マフィア梶田さん

 大半のお客さんが予想していたであろう通り、登場してから速攻でネタをぶち込みまくる杉田さん。「小耳に挟んだ話によると、本来受賞する予定だった番組がすでに賞をもらっていたので繰り上がりで僕らになったとか」と杉田さんがまさかの事実を暴露したかと思いきや、「また何言ってるんですか!? 嘘ですよそれ!」とマフィア梶田さんの必死フォローに会場は爆笑に包まれました。

「休日とかなにしているんですか?」と質問する鷲崎さんに対して、杉田さんが一言「せがれいじりです」とキッパリ。このひと言に、沢口さんは、大きな「?」を感じさせる表情から、少しの間ととともに「!」な表情に変化。口にできないような、気づきがあったような空気感に、会場は大爆笑の渦に! そして、爆笑へ被せるように「プレイステーションのゲームですよ」と杉田さん。確かに、『せがれいじ』は、エニックス(現:スクウェア・エニックス)から発売されてますが……。「それ、20年近くも前のタイトルですよ」という、お客さんのツッコミとも取れる一体感が、さらなる爆笑を誘います。

 締めの挨拶も「セ◯◯ス!(註:サンクスとも聞こえますので濁しています)」と杉田さんは潔く一言。これに「こういう風ですが、みなさんのおかげで受賞できたと本心では本当に感謝しています。これからもよろしくお願いします」とマフィア梶田さんが続け、最後を飾りました。

 約1時間に、7組14人で行われた「アニラジアワード 受賞者コラボステージ」は、大きな盛り上がりと共に幕を下ろしました。番組ごとのいろんな特色があるアニラジの世界、そしてそれを一緒に楽しめる贅沢な時間。

 アニラジアワードで、各番組、そしてアニラジに興味を持たれた人は、ぜひアニラジを楽しんでみてください!

[取材・文/原直輝 撮影/相澤宏諒]

第3回『アニラジアワード』概要

 
【参加メディア】
アニメイトタイムズ:https://www.animatetimes.com/
インターネットラジオステーション<音泉>:http://www.onsen.ag/
響 -HiBiKi Radio Station-:http://hibiki-radio.jp/
文化放送超!A&G+:http://agqr.jp/
ラジオ大阪:http://www.obc1314.co.jp/

>>アニラジアワード特設サイト

おすすめタグ
あわせて読みたい

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング