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『P5』福山潤さん、宮野真守さんらがあっちむいてホイで犯人探し!

福山潤さん、宮野真守さんらがあっちむいてホイで犯人探し!『PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-』SPイベントレポ

2016年9月に発売された、『ペルソナ』シリーズ8年ぶりとなる最新ナンバリング作品『ペルソナ5』。同作が、発売1周年を目前に控えた2017年7月30日(日)に、特番アニメ『PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-』のスペシャルイベントを開催しました。

メイン会場となる片柳アリーナのほか、各地でライブビューイングも実施。全国のペルソナファンに見守られながら行われた“屋根裏作戦会議”。その全貌とは? 本稿でレポートします。

【出演者】
福山 潤さん(主人公)
宮野真守さん(坂本竜司)
大谷育江さん(モルガナ)
杉田智和さん(喜多川祐介)
佐藤利奈さん(新島 真)
悠木 碧さん(佐倉双葉)
戸松 遥さん(奥村 春)
保志総一朗さん(明智吾郎)

ライブ出演:Lynさん

 

犯人探しのために行われたあっちむいてホイ! 敗者は誰?
『ペルソナ5』初となる大会場での単独イベントは、主に朗読劇を軸に進行。その間に劇のストーリーに関連したゲームコーナーを挟むという構成で、観客を楽しませました。

 
開演してすぐ行われた朗読劇は、プロローグ。純喫茶ルブランに集まったメンバーが、「杏(高巻 杏/CV.水樹奈々さん)の誕生日をサプライズでお祝いしよう」と計画するところからスタートしました。

祐介宜しく狐面をつけて登場した杉田さんに、出演者もアドリブでツッコミも入れながら、会話を進めていきます。

 
そしてモルガナの提案で、誕生日プレゼントをメメントスで見つけてこようという流れに。ここまでほぼ無言を貫き「しゃべれよ! 少しは!」と竜司から諌められた主人公。

姿勢を正し、「諸君、準備はいいか?」と声をかけると、観客も一緒になって「おー!」と応え、「イッツ、ショウタイム!」と主人公。

 
物語が動きはじめました。ここで登場したのは、Lynさん。観客にクラップを煽りながら『Last Surprise』を歌い、会場を作品世界へと引き込んでいきます。

 
ライブが終わると、キャストがひとりずつ再登場しそのままあいさつへ。発売からもうすぐ1年、収録からは2年経つことを受け「はやーい!」と一同。

しかも、主人公役の福山さんは他のキャラより収録したセリフ量が少なかったため「たくさんセリフを言うのは稀」と緊張の面持ち。

 
女性陣からは「やんちゃな人が多い」(佐藤さん)、「すでに面白いにおいしかしません!」(戸松さん)といった声も聞かれた今回のイベント。

観客もそれを予感しているのか、期待の歓声をあげます。さあ、どうなる?

 
2回目の朗読劇は、杏の誕生日プレゼントにする予定だった水着が盗まれた!というところから。偶然居合わせた明智による推理がはじまり「全員、犯人の可能性がある」という仮説を導き出しました。

 
というのも、盗まれた水着はメメントスで見つけた“きわどい水着”。その水着には見た者を魅了する魔法の効果がついており、誰もがそのきわどさに驚き、否応なく心を奪われると言います。

 
実際に、メメントスで「欲しい……!」「ホシクテホシクテタマラナイ」と欲望を露わにしていた怪盗団。明智がプロファイリングとして深層心理を暴くテストを行うことになりました。

 
ここで、キャストによるゲームコーナーにスイッチ。内容は、「『きわどい』と聞いて、どんな水着を想像したか」という4択の心理テストでした。

しかも、脳科学者の先生の監修によるガチテスト! 改めてしっかりと妄想したあとで、A~Dのイラストからそれぞれひとつ選択。答えから、深層心理を暴き出しました。

 
結果、キャスト陣は3パターンに分かれ、宮野さん、大谷さん、杉田さんは「物事を決めるとき、急に決断力が弱くなってしまう」、佐藤さん、悠木さん、保志さんは「寂しさから、常に注目されていたいと思っている」、福山さん、戸松さんは「感受性が人より敏感。つい自分有利に考えて怖い思いを避けたいビビリさん」と明かされました(要約)。

 
これを受け、ちょっと恥ずかしそうにしながら「わかる!」「当たってますね」とヒザを打った一同。深層心理は見事に暴かれたようです。

 
ちなみに、きわどい水着談義も白熱! あまり水着の話とは思えない激論も交わされました。ワードそのものがきわどい軽妙なトーク。「やんちゃ」な一面があふれ出して止まらない!

 
そして、続く朗読劇で推理は核心へ。明智を含むメンバーの動機を探りながら、犯人の絞り込みをはじめました。しかし、なかなか決定的な証拠は出ず……。犯人を洗い出す“ゲーム”を行うことに。

 
ゲームとは、あっちむいてホイ。これに負け残ると、朗読劇のストーリー上でも犯人になってしまうというマルチエンディング形式だそうで、キャスト陣にも気合いが入ります。

一回戦では、福山さん、保志さん、杉田さん、戸松さんが敗北。悔しさのあまり突っ伏した福山さんや、宮野さんと変顔や動きでも火花を散らした戸松さんなど、見どころたっぷり! 観客からも、爆笑と大歓声が起きます。

 
最終決戦は、杉田さんVS保志さん。どちらも、ここまで一発負けを繰り返していただけに、悔しさもひとしおです。保志さんは、入念に素振りをして集中力を高めていました。

そうして、いざ決戦! 2度のじゃんけんののち……保志さんの惜敗となりました。

 
同時に、「明智が犯人」ルートも決定! 戦いで乱れた息を整え、明智ルートの台本を手に取った保志さん。

「そうさ! 犯人は実はこの僕、高校生探偵・明智吾郎さ!」「笑えっ! さぁ君たちも笑えよ!」と、自供する明智を高らかに演じました。

 
しかも、保志さんはこのゲームで「じゃんけんにも勝てなかった」とのこと。大谷さんは、モルガナとして「持ってるなオマエ!」と激励していました。

 
Lynさんのライブは、『Life Will Change』『Wake Up, Get Up, Get Out There』の2曲。場内を揺らすような、ソウルフルな歌声を響かせました。

立ち上がった観客たちは、クラップやペンライト、コールアンドレスポンスで応答。会場を真っ赤に染め上げ、ステージに花を添えていました。

 
また、MCでは直前にあんなことになった明智にふれ、「『Life Will Change』って明智さんのことだったのかな…」と、観客をわかせるひと幕も。圧巻の歌唱力とトークで締め、再びキャスト陣にバトンを渡します。

 
最後の朗読劇では、竜司が杏の誕生日を間違えてた!という事実のほか、杏からもらったDVDを再生するというくだりが。ここで、「2018年テレビアニメシリーズ化決定」というPVが流されました。

 
不意の出来事ながら、歓喜の渦に包まれる会場! キャスト陣も「この楽しいやりとりがテレビで見られるんですね」(宮野さん)、「(現場で)毎週これがあるんだと思うと、大変楽しみです」(悠木さん)と、作品内とアフレコ現場双方の楽しみをにじませました。

 
「2018年、みなさんの心を頂戴しに伺います」。そんな福山さんの言葉で締めくくられた今回のイベント。怪盗団に狙われたければ、続報も逃さずチェックしたいところですね。

[取材・文/松本まゆげ]

>>『PERSONA5 the Animation - THE DAY BREAKERS -』公式サイト
>>『ペルソナ』公式Twitter

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