OVA『クビキリサイクル』メイド三姉妹の三女「千賀てる子」は最強だから後藤邑子さん!? その真意に迫る
一癖も二癖もあるキャラクターたちによって繰り広げられる戦慄のミステリーと会話劇が話題のOVA『クビキリサイクル』(原作:西尾維新)。孤島で起こった殺人事件の謎、その全てが明かされる最終巻の発売と連動し、アニメイトタイムズではインタビュー連載企画として出演キャストをお招きしてのトークをお送りしています。
連載第3回は、イリアのお付きとして共に「鴉の濡れ羽島」の屋敷で暮らしているメイド三姉妹の三女、接近戦最強を誇る、千賀てる子役の後藤邑子さんです。キャラクターの紹介や現場の雰囲気、突如後藤さんを襲った病魔との戦いと共演者との友情など、幅広くお話を伺いました。後藤さんが千賀てる子を演じるようになるまでの軌跡、そして実際に演じられてのご感想など、どうぞお楽しみください。
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【第 1回】玖渚友 役・悠木碧さん
【第 2回】逆木深夜 役・浜田賢二さん
イマココ⇒【第 3回】千賀てる子 役・後藤邑子さん
――長く体調を崩していたと伺いました。
千賀てる子 役・後藤邑子さん(以下、後藤):今は笑って話せますが、なかなかヘビーな状況でした。入院してしばらくの間は早く病気を治して復帰しようという気持ちでいたんです。でも入院生活が長くなるにつれて症状は重くなり、入院2年目に入った頃には目標は「退院したい。」くらいで。
声優に復帰すると言うかつての目標はもう現実的でなく。寧ろ、そろそろちゃんと諦めなくちゃいけないよなぁと考えていた時期が長かったです。
なのでここまで回復して、こんなに元気にスタジオに戻れたことは私にとって思い描いた以上のラッキーです。こうしている今もとても嬉しいんですよ。
――復帰は『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編』からでした。
後藤:あの時は外出許可を取って病棟からマネージャーに運んでもらって収録に臨みました。まだみんなと一緒に録ることはできなくて、現場のスタッフさんたちにもマスクを着けてもらうと言う特殊な環境でした。
でも、そうまでしてギリギリまで収録を待ってもらえて、私はすごく恵まれていたんだと思います。しかも卒業編。私たちにとっても特別なストーリーだったので嬉しいやら寂しいやら、録り始めてすぐに泣きそうになりました。
――復帰できて本当に良かったです!
後藤:どの現場に行ってもみんなから「もう大丈夫なの!?」「良かった!」と温かく迎えてもらえました。『ひだまりスケッチ』は抜き録りだったので共演者のみんなとは会えずじまいだったんですけど、メンバーの一人が嗅ぎつけて、「ゴトゥース(私のニックネーム)録ったらしいよ!」ってメールが回ったみたいで、全員から突然おかえりのメールが届きました。何でみんな知ってるんだ!?と驚きました(笑)。
――そうして復帰後初めての新規作品が本作になると。
後藤:『ひだまりスケッチ』のヒロや『長門有希ちゃんの消失』のみくるのように、以前からやっている役は続投させていただいていたんです。でも、復帰後に一番最初にいただいた新しい役はてる子だったんです。
すっごい強いキャラの役が来たなと思っていました(笑)
――てる子役をいただいたときはどう思いましたか?
後藤:新房(昭之)総監督と鶴岡(陽太)音響監督とは長く一緒に仕事をさせていただいているので、私の現状はきっとわかっているだろうと。その上でキャスティングしてくれたと言うことは、ちゃんとやれると期待してくれたのだと感じました。
だから「無理かもしれない」と言うひとりよがりの不安はこの際置いておいて、「受けます、絶対やります!」と答えました。ただ…病み上がりだったのに、すっごい強いキャラが来たなとは思っていました(笑)。
実際、現場で鶴岡さんに、「てる子は最強だから後藤にしといた」と言っていただいて…(笑)。今まで私、可愛い役をかなり多く演じてきたはずなのに、どうしても強いイメージの方が勝っているんだなと。もうこれはキャラと言うより声と言うより、私本人のイメージですよね!(笑)大変光栄です!
――てる子は三姉妹の末っ子ですが、上のふたりが桑谷夏子さんと新谷良子さんですよね。他の作品で何度も共演されてきたかと思いますが、復帰についておふたりの反応は?
後藤:すごく喜んでくれました。一足先に『ひだまりスケッチ』や『長門有希ちゃんの消失』で共演していたんですけど、新規作品で共演するのは久しぶりでした。勝手ながら、彼女たちが同じスタジオにいるだけでリラックスできるんです。だいたい同じような年数、沢山の作品を一緒に作ってきて、同志みたいな感じ。こういう関係の人がそんなに沢山いるわけじゃないので大事にしたいです。そして大事にしてほしいです(笑)。
この現場は頼りになるメンバーばかりで、いい意味で甘えられる余裕もあり、「新人気分だから失敗してもフォローしてね。嘘でもいいから褒めてね」みたいな茶目っ気を出しちゃってました。新規一作目が『クビキリサイクル』で本当に良かったです。
『クビキリサイクル』は小説の発売直後から触れていました。
――西尾維新さんの作品への参加は今回が初めてですが、原作自体は読まれたことがあるそうですね。
後藤:この業界にいて小説が好きだったりしたら、西尾さんの作品にはみんな何かしら触れていると思います。たまたま私が一番最初に読んだのが、このデビュー作の『クビキリサイクル』でした。二十歳くらいの若い人がこんな物語を書くんだ!?と驚いた記憶があります。
――お読みになって、どんな感想を?
後藤:勢いがあって、盛り沢山で、鮮やかなエンターテイメントだと思いました。メッセージが散りばめられているし、キャラクターのひとりひとりにとんがった魅力があるし、この設定だけでも楽しめましたね。
私はミステリーは推理しながら読むのが好きなんですけど、沢山ヒントが出ているのに、慎重に読み進めたのに、それでも欺かれました。でもそれも気分が良いんです。謎が解けても嬉しいけど、鮮やかに騙されるのもクビキリサイクルの醍醐味だと思います。
――てる子の役はどう作っていかれたのでしょうか?
後藤:てる子の説明を受けた時に、「てる子はいわば『ターミネーター』だから」と言われて、それがちょうど腑に落ちました。
原作を読んだ時、てる子が何を考えているのか私はいまいちよくわからなかったのですが、それでも気になって彼女に惹かれていきました。なので私にとっての原作のイメージのまま、決め打ちで余計な味つけをするのでなく、なるべくストレートに喋りました。あとは見る人、受け取り手の主観に任せよう、と。謎なら謎のままで。
――てる子の喋るシーンって、基本的にはふたつなんですよね。
後藤:巻数で言ったら6巻と7巻ですよね。そこまでセリフが一切なくて……その場にはいるのに一言も喋らない!「ふっ」って息の音だけでもいいからアフレコに呼ばれたかった!でもてる子って、息漏れの音も出さなそうだし(笑)。次女の千賀ひかり(CV:新谷良子)はかなり喋りますよね。うらやましい!
――「ぼく」や玖渚友との絡みが多いですからね(笑)。アクションシーンについてはいかがですか?
後藤:アクションがかっこいいと言うのは最初から聞いていました。だから好きなだけやれると楽しみにしていたんですが…、てる子は強すぎてどんなアクションも余裕でやっちゃうんですよ。おかげで気合いの入った音声がほとんどいらない。立ちポーズがブルース・リーみたいだったシーンだけ、ひゅーーっと、敢えて音にしてみたんですけど(笑)。
――そのシーンは実に楽しみですね!
後藤:地味ですよ。地味ですが、私がブルース・リーを意識していることはなんとなく伝わると思います!
梶君には遠慮なしで攻めていけました(笑)
――梶さんの演技についてはどのように感じられました?
後藤:主人公の「ぼく」は心がどこか死んでいる。殆どのことは「あーあ」とすぐ観念してしまう子だと思っていました。現場で梶さんのお芝居を聞いて、なるほど!と。これは目が死んでいる、と(笑)。興味深いですね。ああいうお芝居で、すさまじく長いモノローグまでこなすんだから流石です。
てる子の話す相手って、主に「ぼく」なんです。だから遠慮なしに梶さんを攻めさせていただきました。一番最初のセリフが「あなたは一度死んだほうがいい」ですからね。5巻分ずーっと黙ってきて、初めて発したセリフがコレって、てる子!(笑)
――実際に言われたらキツいですよね……。
後藤:キツいことしか言わないですね。でも容赦なく攻められ続ける中で、「ぼく」は少し自分のことを漏らしますよね。
――「誰ともコミュニケーションを取らずに地下に閉じ込められて育った子供が、どんな人間になるか想像がつきますか?」というシーンですね。
後藤:それを聞いたてる子が、「私とあなたは全く違う人間ですよ、勝手に同族意識を持たないでください。気持ち悪いし、吐き気がするし、すごく迷惑だから」って言うんです。毒の吐き方が半端ない。深読みしたくなるほどの全否定です。
――普段何も喋らない分、強烈です。
後藤:こんなに遠慮なく言いたいことを言う役ってなかなか無いですね。言葉が全部、強烈です。てる子は何を慮ることもなく言うんでしょう。「私だからこそ言うんです、私以外には言わないでしょうから」ってセリフも彼女らしい。「ぼく」は同族意識を持ったから、てる子に聞いたんでしょうか。それもずっと気になっているんです。
キツイことは遠慮なく言うのに肝心なことは答えないのがカッコいい
――セリフの話が出てきたところで、後藤さんが一番印象に残った名ゼリフは?
後藤:7巻で「ぼく」を身を挺して庇ったシーンのセリフです。なぜ助けてくれたのかの問答になった時に、「ほんの戯言です」で片付けてしまう。ここまでやってあげた自分の行為に関してこれしか言わないところが好きです。
――心の中にはもっと色々な言葉があるんでしょうね。
後藤:肝心なところは言葉にしない。…いいですね。
――ブログを拝見させてもらったのですが、そのなかで本作には気に入っているキャラクターが3人いると書かれていました。その内のひとりがてる子だそうで、後藤さんは彼女のどこを気に入ったのでしょうか?
後藤:私は彼女の「語らない」ところが気に入っていました。てる子が喋ったと言うだけで姉妹が驚くくらいの無口で、でも「ぼく」に対しては怒涛の如く喋り続ける。
自分に言いたいことを「ぼく」に言っているのかな?と深読みしていって、彼を助けたところで本心が聞けるかもと思ったら、そこは答えないんです。「ほんの戯言です」って。
「ぼく」も「それは僕のセリフだ」って返して。私がもうひとり気に入っていたキャラクターが「ぼく」だったのでこの二人の対話は好きです。二人とも把握しにくいキャラクターですが、その点も含めてとても印象に残っています。
――あとひとりの気に入っているキャラクターは?
後藤:哀川潤です。二人とは正反対ですよね。熱血、自信、自信に裏付けがある、且つチャーミングだったりする。魅力満載のキャラクターだと思います。と言うか、彼女を好きじゃない人っていないんじゃないかな。
ほんわかした作品はほんわかした現場。シリアスな作品はシリアスな現場になるんです。
――後藤さんは本作で総監督を務める新房昭之さんの作品には、『ひだまりスケッチ』『さよなら絶望先生』『魔法少女まどか☆マギカ』などに参加されていますよね。
後藤:確かに新房監督の作品では、色々なキャラクターを演じさせていただいています。中でも『まどかマギカ』の鹿目詢子は初めての母親役なんです。
当時、できるのかなぁって不安もあったんですが、産んでいなくてもなれるものですね、母親の気持ちに!鹿目まどか(CV:悠木碧)が頑張っているのを見ると涙が出そうになるんです。
普通に楽しそうに笑っているシーンも、うんうん、と目を細めて見ています。これ、初めて感じた気がしますが母性ですよね?
――母親になりきっていたんですね。
後藤:あんまり気づかれていないんですけど、私の心の中ではひっそりと新境地です。
――各現場で雰囲気は違ったりしましたか?
後藤:『ひだまりスケッチ』と『さよなら絶望先生』の現場は似ていたかもしれません。和気藹々、且つのんびりしていて、『ひだまりスケッチ』ではその雰囲気がそのまま画面に出ていた気がします。『さよなら絶望先生』の時は普段の雰囲気は同じなんですが、いざマイクの前に立つと「面白いことをやろう」と全員が積極的に笑いを取りに行く傾向がありました。貪欲に(笑)。
誰かが発したセリフやアドリブで笑ってしまうと楽しいし悔しいし、自分が誰かを笑わせたら純粋に嬉しい。共演者が盛大に吹いて、自分のセリフがリテイクになってしまうこともあったんですがそれはそれで満足、と。そういうことが『さよなら絶望先生』の現場では多くあって面白かったですね。でも『魔法少女まどか☆マギカ』はさすがにシリアスでしたよ。
――『魔法少女まどか☆マギカ』の現場の緊張感は凄まじいものだったと伺いました。特に暁美ほむら(CV:斎藤千和)が繰り返しループする回は壮絶だったとか。
後藤:自分の出番じゃなくて、椅子に座っていても唾を飲む感じ。きっとアニメを見てくれた人と同じような気持ちで現場に居ました。悲しいし怖いし、なにより心が痛い場面が多くて、OKテイクが出た後でも、すぐには世間話に戻れない。しばらく余韻と言うか、何とも言えない空気が漂っていましたね。体力と精神力を削る、燃え尽きるような充実感でした。
――それらの現場と比較して『クビキリサイクル』の現場は?
後藤:まず、書いてある長いセリフを短い尺の中で一字一句間違えずに言えるのは当たり前でなければならない、と言うところが一番の特徴です。
これ、けっこうなハードルだと思うのですが、それをクリアした上で「さらにベストを」と。緻密なチームプレーあり、個人技ありの、言葉が正しいかどうかわからないですが、みんなアスリートみたいな感じで。現場にはいつも気持ちのいい緊張感がありました。
――演技を競い合っていたんですね。
後藤:各々が自分の限界に挑戦するという意味でもあります(笑)。自分のポテンシャルに照らして、これは得意分野だからできる!このテンポでこのセリフは確実に言える!と言うものはあります。
しかし『クビキリサイクル』はそれより1段階高いハードルが設定されている現場で。でもきっと、それを越えられるキャストを揃えてあるんです。うん、きっと!誰の演技を聞いていても、これ出来るんだ!すごい!って興奮することが多かったです。とても刺激になりました。
原作を知っている人も、声と映像の衝撃を受け取って欲しい。
――最後にファンのみなさんへ一言お願いします。
後藤:原作の小説を読んだ時、次は何が起こるんだろう? 次は誰が何を言うんだろう? とゾクゾクドキドキする感覚が最後までずっと続きました。そこに絵と音が入るとより分かりやすい衝撃が来ます。ぜひ覚悟して楽しんでください!
――ありがとうございました。
[取材・文/早川清一朗]
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【第 1回】玖渚友 役・悠木碧さん
【第 2回】逆木深夜 役・浜田賢二さん
イマココ⇒【第 3回】千賀てる子 役・後藤邑子さん
音楽情報
■「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いSound Collection」:10月25日(水)発売
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価格:3,500円+税
収録曲:全34曲
仕様:◆CD2枚組 ◆描き下ろしジャケットイラスト
パッケージ情報
★「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」全巻購入特典
渡辺明夫さん&okamaさん描き下ろし"全巻収納BOX"をプレゼント!
※応募〆切:2017年11月30日(木)
※2~8巻巻封入の応募券を集めて、1巻封入の台紙に貼り付けてご応募ください。
※画像はokama氏によるイメージラフです。実際の商品とは異なりますので、ご了承ください。
■第一巻:2016年10月26日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)、長瀞とろみ(CV.折笠富美子)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募台紙
(キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろし全巻収納BOX)
○クリアケース
■第二巻:2016年11月30日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)、因原ガゼル(CV.神田朱未)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
購入
■第三巻:2017年1月25日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)、軸本みより(CV.野中藍)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第四巻:2017年2月22日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)、石丸小唄(CV.浅野真澄)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第五巻:2017年3月29日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)・佐々沙咲(CV.佐藤利奈)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第六巻:2017年5月31日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)・長瀞とろみ(CV.折笠富美子)・因原ガゼル(CV.神田朱未)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第七巻:2017年8月30日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)・佐代野弥生(CV. 池澤春菜)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
■第八巻:2017年9月27日(水)発売
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Blu-ray完全生産限定版: 3,600円+税
DVD完全生産限定版: 3,600円+税
【完全生産限定版特典】
○原作者:西尾維新書き下ろしキャラクターコメンタリー
脚本:西尾維新
出演:哀川潤(CV.甲斐田裕子)・ぼく(CV. 梶裕貴)
○キャラクターデザイン:渡辺明夫描き下ろしデジジャケット
○特製ブックレット12P
○全巻連動購入キャンペーン応募券
○クリアケース
作品情報
【INTRODUCTION】
日本海に浮かぶ孤島、鴉の濡れ羽島。
そこに建つ屋敷には、島の主の赤神イリアによってあらゆる分野の天才たちが客として招かれていた。
だがある朝、屋敷の中で、首斬り死体が発見される。
そして事件は、それだけでは終わらなかった――
原作は、西尾維新のデビュー作にして第23回メフィスト賞受賞作『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』。〈物語〉シリーズを手がけてきたシャフトによって、西尾維新の原点とも言える作品が映像化される。
【STAFF】
原作:西尾維新「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」(講談社ノベルス・講談社文庫)
キャラクター原案:竹
総監督:新房昭之
監督:八瀬祐樹
シリーズ構成:東冨耶子・新房昭之
脚本:木澤行人・中本宗応
キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺明夫
総作画監督:鈴木博文
イメージボード:okama
美術設定:大原盛仁
美術監督:内藤健
色彩設計:日比野 仁・渡辺康子
3DCGディレクター:越田祐史
3DCG制作:オレンジ
撮影監督:江上 怜
編集:松原理恵
音響監督:鶴岡陽太
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト
製作:アニプレックス・講談社・シャフト
【CAST】
ぼく:梶裕貴
玖渚友:悠木碧
園山赤音:嶋村侑
伊吹かなみ:川澄綾子
逆木深夜:浜田賢二
姫菜真姫:遠藤綾
佐代野弥生:池澤春菜
赤神イリア:伊瀬茉莉也
班田玲:桑島法子
千賀あかり:桑谷夏子
千賀ひかり:新谷良子
千賀てる子:後藤邑子
哀川潤:甲斐田裕子
【THEME SONG】
オープニング・テーマ:三月のパンタシア「群青世界」(コバルトワールド)
エンディング・テーマ:Kalafina「メルヒェン」
>>OVA『クビキリサイクル』公式サイト
>>西尾維新アニメプロジェクト公式Twitter(@nisioisin_anime)