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TVアニメ『鹿楓堂よついろ日和』先行上映会をレポート

小野大輔さん、山下大輝さん、天﨑滉平さんらキャスト全員が差し入れに夢中! TVアニメ『鹿楓堂よついろ日和』先行上映会をレポート

2018年4月10日(火)よりAT-X、TOKYO MX、KBS京都にて順次放送となるTVアニメ『鹿楓堂よついろ日和』。

本作は、和風喫茶「鹿楓堂」を舞台に店主でお茶担当のスイ(CV:諏訪部順一)、ラテアート担当のぐれ(CV:小野大輔)、料理担当のときたか(CV:中村悠一)、スイーツ担当の椿(CV:山下大輝)、そして猫のきなこ(CV:天﨑滉平)が織り成すハートフルストーリーです。

このたび、4月8日(日)に放送に先駆けて第1・2話の先行上映会とキャストによるトークショーがMOVIX 亀有にて開催されました。

登壇したのは小野大輔さん(ぐれ役)、山下大輝さん(椿役)、天﨑滉平さん(きなこ役)と、プロデューサーの米森裕人さんの4名。アフレコ時の裏話やそれぞれキャラクターが決まったときの感想など、アットホームな雰囲気の中で繰り広げられたイベントの模様をお届けします!

キャスト陣が醸し出す“おもてなし”に癒される!

第1話の上映会が終わると、ぐれ役の小野さん、椿役の山下さん、きなこ役の天崎さん、米森プロデューサーが登場。役柄が決まった時の気持ちについて問われると、小野さん演じる「ぐれ」と中村悠一さん演じる「ときたか」の配役が逆なのでは、と話題になったそうです。

小野さん曰く、ぐれはイタリアと日本人のハーフかつ明るいキャラクターなので、演じていて自分も明るい気持ちになると語ります。作中で聴ける小野さんの陽気なイタリア語にも注目です!

山下さん演じる「椿」はオーディションの時に、‟すごくかっこいい感じ“というディレクションがあったけれども、キャストで集まったアフレコ時には“子供っぽく”というオーダーを受けたそうで、とても演じやすかったと語ります。

そんな椿を演じる山下さんから辛辣な言葉をかけられることに最初はショックを受けていたという小野さん。逆に、山下さんはいろんなことを小野さんに言えるのがすごく嬉しいと言い、会場を沸かせました。おふたりがほぼアドリブでわいわいしているシーンがいっぱいあるとのことで、こちらにも注目ですね!

一方、猫のきなこを演じる天崎さんは、声優として動物の声の鳴き声を務めるのは初めてで戸惑ったとのこと。最初の挨拶でも猫の鳴き声でアピールし会場を沸き立たせていましたが、自分の中できなこの気持ちを猫語に翻訳しているのだそうです。

第1話でも登場する、スイときなこのやり取りに癒されると語る山下さんと小野さんから「クオリティーが高い」と太鼓判を押された天﨑さんは、どこか嬉しそうな表情を浮かべていました。

仲良くクロストークを繰り広げるキャスト3名は、アフレコ終わりに3人でご飯に行ったこともあったのだとか。作中にはたくさんの美味しい食べ物が出てくるので、アフレコ中はお腹が空くのだそうです。おそらく、皆さんもアニメを見ると美味しいものを食べたい衝動に駆られるはず……!

キャラクターのバックボーンを考えたキャスティングにキャストも感激!

キャスティングの話になり、プロデューサーの米森さんが答えていきます。配役を決める際はキャラクターのバックボーンを考えてキャストを選んだそうです。

アドリブが1番多い「ぐれ」は、テンションの上り幅で自由にできるキャラクターなので小野さんのイメージにピッタリだったとのこと。男性目線での小野さんはタフなキャラクターを演じることが多いため、女性向け作品だけを見てきた方にとっては違和感があるのかもしれないとおっしゃっていました。

中村さん演じる「ときたか」は芯があり、1番深いバックボーンを持っているキャラクター。男らしい芯の声を持つ中村さんだからこそ、ときたかならではの芯の強さと繊細さを研ぎ澄ませた表現ができるのだと語ります。まさに、その通りの役作りを中村さんがしていたと言う小野さんは、「面白い!」と深い意味のあるキャスティングに感激されていました。

そして、山下さん演じる「椿」はぐれに対していろいろなことを言うキャラクター。アニメになって動きや音楽がつくと、その言葉がキツく聞こえるのではと心配されていたのだそう。けれども、山下さんなら言葉の裏にあるぐれへの愛情が伝わるのではないかと、監督の強い希望もあってキャスティングをしたと裏話を披露しました。

天﨑さん演じる猫の「きなこ」は、一種のギャンンブルだったと語り、会場の笑いを誘います。実際に、天﨑さんのきなこを聞いたときはスタッフで話題になったそうで、最終的にはギャンブルに勝ったと米森プロデューサーも嬉しそうにおっしゃっていました。

最後に、諏訪部順一さん演じる「スイ」は、お客さんと最初に触れ合う大事なキャラクター。お店の雰囲気を決める役柄なので、一言で相手を惹きつける強さやカリスマ性を重視し諏訪部さんをキャスティングしたそうです。色気とカリスマ性で選んだと聞いたキャスト3名は、「確かにそうだ!」と納得されていました。

ここで、色気とカリスマ性を併せ持つスイ役の諏訪部さんからコメント動画が到着! スクリーン画面に映し出された諏訪部さんはキャラクターが着ている作務衣で登場し、作品の魅力をアピールされていました。

アフレコ収録を左右させるのは差し入れ!?

本作は、キャラクター4人がそれぞれ仕事を分担し、和風喫茶「鹿楓堂」でおもてなしをしていきます。ということで、キャスト陣がそれぞれが担う役割についてトークすることに。

珈琲担当のぐれを演じる小野さんはブラックコーヒー派で、エスプレッソは苦手なのだそう。エスプレッソは量が少ないのにそれなりの値段がするのが納得いかないと、“コストパフォーマンス重視!”というコーヒー事情で会場を沸かせました。

スイーツ担当の椿を演じる山下さんは、アイスのチョコモナカジャンボが大好きで一口目が最高だと語ります。ボリュームがあって美味しい、やはり、コストパフォーマンスが大事だとアピールしていました。

猫担当という独特な立ち位置で笑いを起こすきなこ役の天﨑さんは、「きなこを挟むとより美味しくなる」と名言を披露。その言葉通りだという小野さんは、きなこはスイーツみたいな存在で、いなかったら物足りなさを感じると語ります。

また、きなこのように、アフレコ時は天崎さんの存在が現場の癒しになっているそうです。きなこが出ているのに天﨑さんがいない収録もあったそうで、山下さんは思わずLINEで「きなこいるけど?始まってるよ?」というメッセージを送ったとのこと。キャスト陣の仲の良さが会場内にも伝わってくるようでした。

トークが終盤に差し掛かると小野さんが自身のスマホを取り出します。なんと、中村さんからのメッセージが到着したとのことで読み上げることに。中村さんの真似をしながらメッセージを読み上げる小野さんでしたが、「内容が入ってこない!」と山下さんのツッコミに会場内は笑いに包まれます。

中村さんから、お菓子の差し入れがきた時に現場が盛り上がるというメッセージが届き、差し入れはスイーツ大好きな米森プロデューサーのこだわりというお話に。毎回違う差し入れを選んでは、キャスト陣の反応を見ていたそうです。収録ブースの1番手前に座っていることが多い山下さんに最初に差し入れを渡すことが多いらしく、山下さんにとっての米森プロデューサーは「お菓子をくれる妖精」のイメージがあったとぶっちゃけます。「プロデューサーだよ!」とツッコまれる様子に会場は大爆笑でした。

そんな話を打ち明けられた米森プロデューサーは、山下さんの反応を見て差し入れが当たりかどうか判断していたとそうです。また、山下さんだけでなく、ほかのキャスト陣も差し入れにテンションが上がり、小野さん、諏訪部さん、中村さんの3名は、獺祭煎餅(だっさいせんべい)をすすんで食べていたのだとか。

実際の商品がアニメにも登場しますが、なんと、第2話では山下さんの叔父さんが運営しているお茶畑のお茶が出ててくることが判明しました! 第2話のどこかに映っているので、ぜひチェックしてください♪

あっという間にトークショーが進んでいきますが、そろそろ終わりの時間。米森プロデューサーは「SEと背景も良いのでそこにも注目してほしい」、天﨑さんは「みなさんの日常に寄り添いたいと思いながら演じています」、山下さんは「我慢はよくない!食べたいときは食べても良いんだと自分にやさしくなれる作品です」、小野さんは「なくても生きていけるけど、あるとホッとする時間を作っています」と語り、キャスト全員が「鹿楓堂」のおもてなしを感じてほしいとアピールしました。

キャスト陣が会場から去るギリギリまで作品の魅力をアピールするほど、見どころがたくさんのTVアニメ『鹿楓堂よついろ日和』は、4月10日(火)より放送開始! 豪華声優陣とスタッフが織り成す「鹿楓堂」のおもてなしで、ぜひ癒しのひと時をお過ごしください♪

TVアニメ『鹿楓堂よついろ日和』作品情報

ここは和風喫茶「鹿楓堂」

店主でお茶担当のスイ、ラテアート担当のぐれ、料理担当のときたか、スイーツ担当の椿。

それぞれのスペシャリスト4人が働く隠れた人気店。彼らはお客さまを「おもてなし」しながら、時にはお客さまの「悩み」を解決することも。

喫茶店を舞台に、素敵な4人が織り成すハートフルストーリー。さて本日のお客様は……?

【キャスト】
スイ(東極 京水):諏訪部 順一
ときたか(永江 ときたか):中村 悠一
ぐれ(グレゴーリオ ヴァレンティーノ):小野 大輔
椿(中尾 椿):山下 大輝

【スタッフ】
原作:清水ユウ(新潮社「ゴーゴーバンチ」連載)
監督:神谷 友美
シリーズ構成:赤尾 でこ
アドバイザー・音響監督:佐藤 卓哉
キャラクターデザイン:安食 圭
料理デザイン:伊藤 憲子
美術監督:小倉 宏昌
プロデュース:GENCO
アニメーション制作:ZEXCS
製作:鹿楓堂よついろ日和製作委員会

公式サイト
公式Twitter(@RokuhoudouAnime)

(C)清水ユウ・新潮社/鹿楓堂よついろ日和製作委員会
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