「Project PARALLEL」正式タイトルが『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』に決定! 制作発表会&LIVEイベントをレポート【アニメジャパン2018】
3月24日、東京ビッグサイトで開催の『AnimeJapan 2018』のKLabGamesブース特設ステージにて『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』の制作発表会&LIVEステージが行われました。
昨年9月の「東京ゲームショウ2017」で発表された「Project PARALLEL」は魅力的なモバイルオンラインゲームを提供するKLabGamesとコンテンツメーカーKADOKAWAの一大プロジェクト。その続報が遂に明らかに!
出演声優も登場し、キャラと同様の衣装でユニット曲をライブで初披露! 素晴らしいパフォーマンスと新情報の数々に会場を沸かせたイベントの模様をレポート!
注目の「Project PARALLEL」の正式タイトル発表とPV公開で遂にベールを脱ぐ
開演時間になると60秒前からカウントダウンが始まり、0になった瞬間、PVが流れます。水晶が浮かぶ幻想的な世界で、魔法使いを目指す少女達、ポップなキャラクターソング。そして『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』という正式タイトルも明らかに!
キャッチフレーズの「この世界のアイドルは魔法が使える」でPVが終わると、KLabGames 北牧涼輔プロデューサーが登場。「いよいよ始まりましたね。後ろで見ていてぐっときました」と感慨深い様子。
改めて作品の紹介。「魔法×アイドル」「魔法が存在する世界」「魔女=アイドル?!」「魔女育成学校 フローラ女学院」などキーワードやテーマが次々と映し出されます。
作品名の由来について北牧プロデューサーは「“ラピス”は魔法の源となる宝石からとっています。「リライツ」は、ダブル・ミーニングになっています。1つはメインユニットの名前の「ライツ」、2つめはキャラクター達がストーリーの中で輝きを増していくという意味です。」と語ります。
それぞれの個性が光る出演声優がキャラの衣装でライブパフォーマンス!
スクリーンで6ユニット、20名のキャラの紹介後、「見ててください。私たちのオルケストラを」の言葉と共に各ユニットの声優陣によるライブコーナーがスタート。
まずは「LiGHTs」。ティアラ役・安齋由香里さん、ラヴィ役・向井莉生さん、ロゼッタ役・久保田梨沙さん、アシュレイ役・佐伯伊織さん、リネット役・山本瑞稀さんの5人が、キャラ同様の紅白を基調にしたアイドルチックな衣装で登場。
「Your Lights」はファンタジー感のある音も多用されたクラブ系で、光が無数に散らばる映像をバックに元気にステージでパフォーマンス。客席では大量のサイリウムが振られ、アイドルのコンサート会場のようです。
歌詞もアイドル&魔法使いとして笑顔の魔法を届けたいと作品の世界観に合った内容。サビの“1つの光じゃ”では5人がそろって天に向かって指差す姿はトップを目指すという意気込みも感じられました。
続く「IV KLORE」はエミリア役・星乃葉月さん、あるふぁ役・嶺内ともみさん、ガーネット役・中山瑶子さん、サルサ役・篠原侑さんの4人は紫、黒、白の衣装でバラの髪飾り、歌う「禁忌の寓話(メルヘン)」もゴシック系テクノロック。早いリズムに合わせて歌詞も口早になっています。
“蠱惑の接吻”などゴシックやファンタジーな言葉が並び、ユニット名の「IV KLORE」の由来となる四闇寓話なども。万華鏡や羽が散る映像も雰囲気バッチリです。4人斜めに並んで腕でウェーブする振りも美しい。
3番目はアンジェリカ役・雨宮夕夏さんとルキフェル役・松田利冴さんの「Sadistic★Candy」。ピンクの大きなリボンとボーダースカートで動く姿はおてんば感いっぱい。
「Are Many Chance!!!」は超スピードかつ重低音サウンドで、歌詞中に記号が並んだり、ハジけまくり。勢いと語感・響きが耳や頭を侵略し、曲中で連呼される“アメちゃん”が印象的でまさに中毒性たっぷりです。間奏ではお客さんをあおったり、掛け合いもならではでした。
4組目の「この花は乙女」が現れるとうって変わって和の雰囲気に。ナデシコ役・本泉莉奈さん、ツバキ役・鈴木亜理沙さん、カエデ役・大野柚布子さんは、各キャラクターの名前をモチーフとしたナデシコ・ツバキ・カエデの髪飾りが印象的です。
扇子を持って後ろ向きでスタンバイすると、琴の音色から「私の初恋をこの花に捧ぐ」を披露します。和ポップロックに合わせ、扇子で舞いながら乙女の熱い恋心を華やかに。間奏のギターソロがワビサビを表しています。
5組目の「シュガーポケッツ」はラトゥーラ役・早瀬雪未さん、シャンペ役・広瀬世華さん、メアリーベリー役・赤尾ひかるさん、のユニットで、夏のパラソルが立つビーチをバックに、セーラー風のマリンルックの衣装がまぶしい印象。
「knockin’ on baby」は南国風のトロピカルな曲で女の子らしいワクワクどきどき感が詰まった元気なラブソング。双眼鏡で覗き込むような仕草を見せたり、キャストも楽しそうです。
最後に登場したのは、ユエ役・桜木夕さん、ミルフィーユ役・奥瑛子さん、フィオナ役・伊藤はるかさんの「supernova」。
帽子や衣装は黒いアーミースタイルで、その見た目同様、「RISE」はクールなダンスナンバー。腰をひねったり、指先をゆっくり伸ばしたりセクシーかつ本格的なダンスで会場からクラップも。アウトロも長めのダンスで会場を魅了します。
全6組のユニットのパフォーマンスが終わり、会場の興奮と熱狂が冷めやらぬ中、再登場した北牧プロデューサーは「めちゃくちゃよかった。最高でしたね。涙出ちゃった」と感動気味でした。
声優陣の第一声はお披露目への喜びと意気込みでいっぱい
改めて全ユニットのメンバーがステージに勢ぞろいすると、それぞれのキャストからのあいさつと各リーダーからユニットの紹介が。
●LiGHTs:安齋さん
「明るくて元気なユニットです。練習の成果をお見せできてうれしかったです。王道アイドルユニットとして頑張ります」
●IV KLORE:星乃さん
「ゴシックな雰囲気のチームです。キャラが全員人間じゃない個性的なユニットなので楽しみにしてほしいです」
●この花は乙女:本泉さん
「ヤマトの国から来た三姉妹で、和ロックがテーマです。はんなりと美しく、そしてカッコよさもあるヤマト魂をお届けしたいです」
●シュガーポケッツ:赤尾さん
「トイボックスのようにポップでキュートなチームです。キャラだけでなく、私達もプライベートも仲良しで、わちゃわちゃしている声優3人を見守っていただきたいです」
●Sadistic★Candy:雨宮さん
「刺激が中毒になる最強の2人組ユニットです。ライブでも盛り上がる曲なので今後もお楽しみに!」
●supernova:桜木さん
「LiGHTsのライバル的な存在のユニットです。クール系のダンスや曲が特徴であり、魅力だと思います」
そして「LiGHTs」のメンバーが代表して初ステージの感想を。「最初は緊張したけどアゴにマイクがあたって緊張がほどけた(笑)」、「あっという間に一瞬で終わっちゃいました」、「皆さんが手拍子してくれたり、応援してくれて楽しかったです」とあふれる笑顔で喜びを隠せません。
アプリ稼働前にコミカライズ、ノベライズ決定にアニメ企画も進行中!
最後は北牧プロデューサーからスマホアプリと今後の展開を紹介。アプリゲームは「魔女(アイドル)とキセキを起こす育成RPG♪」であり、「プレーヤーは異世界の先生で、見習い魔女と絆を深めて立派な魔女に導くゲーム」なのだとか。
キャラクター達は「人々の希望の力を魔法の力に変えて魔獣と戦う」設定やストーリーになっているそうです。
また本作は「アニメティック3Dキットの開発でイラストのような3Dキャラを表現し、光の質感にこだわっている」とのこと。
始まったばかりのプロジェクトは『電撃大王』でのコミカライズ(漫画:ヒロイチ)、『MF文庫J』でのノベライズに加え、アニメ化企画も進行中など早くも大展開が発表され、驚きと大きな拍手が起こりました。
なおキャスト陣のライブは2日間で4ステージの熱演! 北牧プロデューサーも男性だけでなく、女性にも楽しんでもらえる作品にと大きな意気込みで制作に臨んでいる『ラピスリライツ』への期待値がさらに高まったイベントになりました。
興味を持った方、待ちきれないあなたには、公式サイトと公式Twitterがオープンしており、公式サイトではPVも見られるのでまずはチェックしてみることをオススメします!
[取材・文/永井和幸]
『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』公式サイト
『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』公式Twitter