『ゲゲゲの鬼太郎』TVアニメ第6期、6つの見どころ感知ポイント
2018年4月1日より、毎週日曜あさ9時からフジテレビほかで放送しているTVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』。これまで1960年代・1970年代・1980年代・1990年代・2000年代と約10年ごと5回に渡ってアニメ化され、日本中に元祖妖怪ブームを巻き起こした、水木しげる原作の歴史的名作がついに6度目のアニメ化を果たします!
物語の舞台は21世紀も20年近くが経ち、人々が妖怪の存在を忘れた現代。科学では解明が出来ない現象が頻発、流言飛語が飛び交い大人たちは右往左往するばかり。妖怪ポストに手紙を書いた13歳の少女・まなの前にカランコロンと下駄の音を響かせてゲゲゲの鬼太郎がやってきた…。
2018年は『ゲゲゲの鬼太郎』がアニメ化され、50周年記念となるアニバーサリーイヤーです。本稿では第6期にちなんで、TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の見どころポイントを6つご紹介。これを読んで、鬼太郎の妖怪アンテナ(敵妖怪が接近した時に反応し、髪の毛の一部がピンと立つ)のように、見どころを感知してみてください。
(1) 現代にマッチしたリアルな世界観
物語の舞台は現代。第1話でも、現代人の誰もが知っている渋谷のスクランブル交差点が登場します。また、スマホやSNS、動画投稿サイトといった我々が日常で使っているアイテムも登場、「2018年の人間とその闇」を描くことで視聴者の心へリアルに届き、共感を呼ぶのです。
(2) 様々なテーマとメッセージが込められている作品の奥深さ
今作には人間と妖怪という異なる存在同士がどう向き合っていくかという境界をめぐる問題や、時事問題、環境問題といった様々なテーマとメッセージが込められています。作中に登場する目玉おやじの「見えてる世界がすべてじゃない」というセリフが物語のテーマを伝えています。
(3) 鬼太郎の能力を駆使したアクション
『ゲゲゲの鬼太郎』には、霊毛ちゃんちゃんこ、リモコン下駄、髪の毛針といった多様な鬼太郎の能力が多く登場します。それらを駆使した妖怪とのアクションも見逃せません。特に、必殺技の指鉄砲は今期ならではの描写になっていますので、お楽しみに。
(4) 魅力あふれるキャラクター
今作のキャラクターは、原作を下敷きに2018年の「ゲゲゲの鬼太郎」キャラクターとして描かれています。不思議な雰囲気を醸し出す鬼太郎。スマホにも興味を示すお茶目な目玉おやじ。加えて8頭身のねこ娘など、これまでにない時代を感じるキャラクター作りにも注目です。
(5) 豪華なレジェンド声優陣が出演
かつての60年代、70年代(第1、第2シリーズ)に鬼太郎を演じた野沢雅子さんが目玉おやじを演じることで注目された本作。鬼太郎役は『ルパン三世』の峰不二子役でおなじみの沢城みゆきさん、ねずみ男役は『ドラゴンボール』シリーズ・ピッコロ役の古川登志夫さん、砂かけばばあは『ワンピース』・ルフィ役の田中真弓さん、子泣きじじい役&ぬりかべ役は『ちびまる子ちゃん』・さくら友蔵役の島田敏さん、一反もめん役は『ワンピース』・ウソップ役の山口勝平さんといったレジャンド声優陣が集結しました。
(6) あのおなじみの名曲が復活
過去のシリーズでは熊倉一雄さん、吉幾三さん、憂歌団さん、泉谷しげるさんといった、各時代の担い手が歌ってきたOP曲「ゲゲゲの鬼太郎」。今シリーズで歌うのは、演歌界の不動のプリンス氷川きよしさん。氷川さんの歌声も要チェックです。
[文/宋 莉淑(ソン・リスク)]
作品情報
TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』
毎週日曜午前9時~9時30分(一部地域を除く)
<STORY>
21世紀も20年近くが経ち人々が妖怪の存在を忘れた現代。科学では解明が出来ない現象が頻発、流言飛語が飛び交い大人たちは右往左往するばかり。そんな状況をなんとかしようと妖怪ポストに手紙を書いた13歳の少女・まなの前にカランコロンと下駄の音を響かせてゲゲゲの鬼太郎がやってきた…。
<声優>
沢城みゆき:鬼太郎
野沢雅子:目玉おやじ
古川登志夫:ねずみ男
庄司宇芽香:ねこ娘
藤井ゆきよ:犬山まな
田中真弓:砂かけばばあ
島田 敏:子泣きじじい
島田 敏:ぬりかべ
山口勝平:一反もめん
<STAFF>
・原作:水木しげる
・プロデューサー:
狩野雄太(フジテレビ編成部)
佐川直子(読売広告社)
永富大地(東映アニメーション)
・シリーズディレクター:小川孝治
・シリーズ構成:大野木寛
・キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
・音楽:高梨康治、刃-yaiba-
・制作:フジテレビ・読売広告社・東映アニメーション
TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』公式サイト
TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』公式Twitter(@kitaroanime50th)