『TIGER & BUNNY』のハリウッド実写映画化にリン・ハリス氏、アキヴァ・ゴールズマン氏ら強力な制作陣が参戦!
オリジナルアニメシリーズ『TIGER & BUNNY』のハリウッド実写映画化に向け、バンダイナムコピクチャーズは新たにGlobal Road EntertainmentとWeed Road Picturesとパートナーシップを組むことが判明!
脚本を執筆するのはエレン・シャンマン氏、プロデューサーにはバンダイナムコピクチャーズの尾崎雅之氏、Imagine Entertainment のブライアン・グレイザー氏、ロン・ハワード氏、エリカ・ハギンス氏、Global Road Entertainmentのワールドワイド製作部門を率いるリン・ハリス氏、そしてWeed Road Picturesのアキヴァ・ゴールズマン氏が携わることに。
アキヴァ・ゴールズマン氏は監督のロン・ハワード氏とタッグを組んだ『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞(脚色賞)を受賞した実績もあるハリウッドを代表するクリエイター。脚本家としてだけでなく、『トランスフォーマー/最後の騎士王』ではクリエイティブプロデュース、TVシリーズ『スター・トレック:ディスカバリー』では製作総指揮を行うなど、幅広く活躍されています。
本稿では、本作に関わる制作陣からのコメントが到着しましたので、ご紹介します。
クリエイター陣からのコメント
Global Road Entertainment:President of Worldwide Production リン・ハリス氏
『TIGER & BUNNY』で、Imagine, バンダイナムコピクチャーズ, Weed Road とパートナーシップを組めることに感激しています。バンダイナムコピクチャーズが手掛けた世界的に知られている物語と愛すべきキャラクターたちは、劇場で多くの観客をひきつけるだけにとどまらず、テレビやデジタルエンターテインメントに至るまでさまざまなフランチャイズ展開を生み出す可能性を秘めています。
Weed Road Pictures:アキヴァ・ゴールズマン氏
古くからの友人たち、そして新たな仲間たちと共に『TIGER & BUNNY』を全世界に知ってもらうサポートを出来ることに、この上ない胸の高鳴りを感じています。
Imagine Entertainment:President エリカ・ハギンス氏
ロン・ハワード、ブライアン・グレイザーをはじめとする私たち一同は、Global Road との提携にとても興奮しています。リン・ハリスやロブ・フリードマンCEOと継続的な関係を構築して、『TIGER & BUNNY』という素晴らしい原作を基にした実写映画をシリーズとして世界中のファンや観客に届けたいと思います。
バンダイナムコピクチャーズ:専務取締役 尾崎雅之
長い航海を経てようやく新たな大地に立つ事が出来ました。この度は信頼出来るパートナーと共に未来を作っていけることを非常に光栄に思っております。ファンの皆様をはじめとするこれまで支えて下さった方々の期待を裏切らないよう、誠心誠意プロデュースして参りますので、是非ご期待下さい。
『TIGER & BUNNY』作品情報
株式会社サンライズ(※)のオリジナルアニメーションとして制作され、2011年4月からTV放送された痛快バディヒーローアクション(※2015年4月、バンダイナムコピクチャーズを分社化。本作はバンダイナムコピクチャーズが承継)。
数々の栄誉あるアニメ賞を受賞し、2012年には舞台版と劇場版1作目が大ヒット。翌々年、TVシリーズのその後を描いた劇場版2作目も大ヒットを記録。SNSを最大限活用したプロモーションやさまざまな企業とのタイアップも多くの注目を集めた。
バンダイナムコグループ各社を中心とする各種キャラクターマーチャンダイジング展開だけでなく、大型ライブイベントから展覧会、クラシックコンサートに至るまで数多くのプロジェクトで今なおファンの心を惹きつけてやまない。2018年1月には新作アニメシリーズの製作も発表され、今後も多様な展開が予定されている。
物語は“NEXT”と呼ばれる特殊能力者が存在する近未来的都市・シュテルンビルトを舞台に繰り広げられる。そこでは「ヒーロー」が職業として成立しており、“NEXT”であるヒーロー達はスポンサーロゴを背負って特殊犯罪に立ち向かい人命救助に奔走している。
落ち目のベテランヒーロー・ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹と、有能だが扱いにくいスーパールーキー・バーナビー・ブルックスJr.の凸凹コンビは、対立しながらも力を合わせさまざまな事件に立ち向かい、絆を深めていく。
関連制作会社
Global Road Entertainment
IM GlobalとOpen Roadの事業を統合して2017年に設立。CEOのロブ・フリードマン氏はParamountのCOOやLionsgateの共同代表を歴任。製作部門のリン・ハリス氏はWarnerで『ゼロ・グラビティ』『マン・オブ・スティール』等を手掛けた敏腕プロデューサー。卓越した世界規模のコンテンツスタジオであり、劇場公開用映画、テレビ、デジタル、そして新規プラットフォームに向けたエンターテインメントコンテンツの企画開発、ファイナンス、製作、買付、配給を行っている。
これらに加えて、自社以外の映画作品の海外配給権のエージェント機能も備えている。Tang Media Partners の傘下において、プロデューサー、ファイナンサー・セールス会社として深いリソース・経験に基づいた独自のポジションを確立し、次世代も含めた幅広いコンテンツ作品群を提供している。
Weed Road Pictures
プロデューサーであり監督であり、オスカー受賞作家でもあるアキヴァ・ゴールズマン氏によって設立された制作会社。『ディープ・ブルー』『コンスタンティン』『Mr. & Mrs. スミス』『アイ・アム・レジェンド』『ハンコック』『フェア・ゲーム』など、内容的にも商業的にも成功した劇場作品を数多く制作している。
TVシリーズとしてはヒット作『Underground』を手掛け、2018年には新たなデジタル・プラットフォームのために Berlanti Productions、DC Entertainment と共同制作する実写シリーズ『Titans』(原題)を発表する予定。今後の作品としては、小説原作『Ology』シリーズ(Paramount)、ロブ・ライフェルドのコミック原作『Extreme Universe』シリーズ(Netflix)が控えている。
Imagine Entertainment
1986年にロン・ハワード氏とブライアン・グレイザー氏が共同設立。劇場長編映画、TVドラマ、その他オリジナル映像番組をプロデュースする制作会社。これまでに、アカデミー賞を10、エミー賞(R)40、計 60 を超える名誉ある賞を受賞。過去の代表作は『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』『アポロ 13』『8 Mile』『アメリカン・ギャングスター』『ライアー ライアー』『バックドラフト』『バックマン家の人々』など。
TVドラマは、大ヒットシリーズ『Empire 成功の代償』『24 -TWENTY FOUR-』(米 Fox)、『Parenthood』(米 NBC)、『ブルース一家は大暴走!』(米 Netflix)などに加え、エミー賞(R)のドラマミニシリーズ作品賞を受賞した『フロム・ジ・アース/人類、月に立つ』(米 HBO) を手掛けている。
株式会社バンダイナムコピクチャーズ
2015年4月、『ガンダム』シリーズ等を製作する株式会社サンライズからの分社化により設立。レーベル名は「BN Pictures」。主に『アイカツ!』『バトルスピリッツ』『TIGER & BUNNY』等のマーチャンダイジング展開を中心とするオリジナル作品、および『銀魂』『ケロロ軍曹』等の原作コミックをもとにした作品を製作・プロデュースしている。