横山智佐さんが『サクラ大戦真夏のフェス・花の戦士』を開催! 込めた想いは「歌謡ショウ“再始動”」!
横山智佐さんが2018年8月11日(土)に、東京・上野恩賜公園野外ステージ(上野水上音楽堂)にて『サクラ大戦真夏のフェス・花の戦士』を開催します!
上野水上音楽堂でのサクラステージは、2012年に横山さんが自ら企画して始めました。上野公園が真宮寺さくらと大神一郎の出逢いの場という「聖地」であることや、夏の夕暮れ時の野外劇場というロケーションが『サクラ大戦』の雰囲気によく合い、新たな夏の名物ともなりつつあったので、ぜひ今後も続いてほしい名企画です。
イベントタイトルにある「花の戦士」は、2017年導入の『パチスロサクラ大戦 ~熱き血潮に~』用に書き下ろされた新曲のタイトルでもあります。「檄!帝国華撃団」ばりの熱いメロディ、帝都花組6人による歌唱など、ここから新たなサクラが始まる主題歌となり得るパワーを持っており、みんなで踊れるように振付も用意されたということで、こちらも新たなサクラライブ名物になっていくでしょう。
歌謡ショウ“再始動”に意気込む横山智佐さんに、イベントの見どころなどを伺いました!
歌謡ショウ“再始動”の意気込み満載のステージ!
――チラシに「歌、ダンス、殺陣など華やかでドラマチックな歌謡ショウを再現!」とあります。力の入れようが、ここからも伝わってきますね。
横山智佐さん(以下、横山):歌謡ショウ“再始動”くらいの気持ちで臨もうと思って、ダンサーさんを入れたり、アクション場面を広井さんに書いていただきました。久しぶりにあの歌謡ショウを彷彿とさせるような、正しい煌びやかなサクラのステージを作ろうと思っています。
――やはり「花の戦士」という新曲が、今回のステージを作るきっかけだったのかなと思うんです。曲自体がまるで「ゲキテイ」を進化させたような構成で、昔ながらのファンには「ああ、サクラ大戦が帰ってきた!」と思えるような曲じゃないですか。
横山:そうですね。主題歌的な曲が作られたのは、本当に「ゲキテイ」以来だと思います。
――しかも、振付があるんですよね。
横山:私が振付をお願いするときは、20年以上前から松野太紀さん(『サクラ大戦』シリーズ・丘菊之丞役)で。「花の戦士」も松野さんが私の家に来てつけてくれました。
冬の『続・花咲く男たち』(2018年1月30日~2月4日、東京・浅草花やしき内「花やしき座」にて開催)の本番10日前くらいかな……。広井さんから「新曲あるんだよね。それ歌ってよ」と突然メールが来たんです。
私は慌てて「実は、まだタイトルも決めていないけど、夏に水上音楽堂でステージをする予定があって、そこでどど~んと『新曲、初披露です!』って『花の戦士』を歌うつもりで……」と説明しましたが、「え~、千秋楽盛り上げてよ」と食い下がられまして(笑)。
昨年末、私のファンの集いでは、もうひとつの新曲「戦恋歌~IKUSA KOIUTA」というバラードを歌ったんです。切なく強いステキな歌詞です。でも、広井さんは「そっちじゃなくて、花やしき座では元気なノリの良い曲がいいから『花の戦士』をなんとかやってくれないか」と。
「花の戦士」は勇ましい曲だから、ただぼんやりとマイクを持って棒立ちでは歌えません。振りがないと格好つかないし、やるからには「ゲキテイ」に匹敵するような、画としてインパクトを与えられるような振付でちゃんとやりたくて、それができるかできないかを検討しました。
そこで、夏の水上音楽堂に向けて松野さんにお願いするつもりで話していた振付を、「すごい前倒しになるけど今すぐ付けてくれませんか?」と連絡しました。松野さんは朗読の本番を控え、とにかく忙しく「できる自信がないわ」と仰っていましたが、それでも「この3時間くらいなら」と嵐のような冷たい雨が降る日に家まで来て、振りを付けてくださったんです。
それが2月1日で、花やしき座の本番が2月4日だったので、本当にギリギリの進行でした。
――その短時間でよくぞ振りを付けたし、よくぞ憶えましたね。
横山:人って、追い詰められるとなんとかなるんだなっていうことを証明できました(笑)。
――また今回のチラシを、『サクラ大戦』シリーズの設定を担当したレッド・エンタテインメントの森田直樹さんがデザインされているとか。
横山:最高の出来です! 森田君に頼んで良かった。デザインが上がってきたときは感動しました。
――昔ながらのファンにとっては、このチラシから放たれるサクラエッセンスが「あの当時そのまんま」なことに感動するでしょうね。「花の戦士」も「ゲキテイ」のように、今回の出演者全員で歌い踊る形なのでしょうか?
横山:「花の戦士」は乙女の歌なので、高乃麗さんとダンサーさん、乙女たちで歌い踊るんじゃないかな。松野さんの振付アレンジ次第です。
――「ゲキテイ」を不動のラストナンバーとすると、「花の戦士」は新たなオープニング曲にもできるし、ラスト前に持ってきて「花の戦士」「ゲキテイ」の二段構えで盛り上げるのもいいなとか、いろんな構成ができそうですよね。
横山:そこは悩みどころです。不動を動かす、とか……? どうしよう。ご期待ください。
水上音楽堂は野外なので、夕方6時の開演時間にはまだ充分陽があるんですよ。前半は、出演者みんなで「夏祭りに来ています」みたいな雰囲気のステージを作って。
後半、陽が落ちてからは、照明に映えるキラキラのドレスでダンサーさんが踊る、という構成を考えています。サクラにはレビュウ曲もいっぱいありますから。
――今回は広井さんが構成協力されているということで、ドラマみたいなものもあるのでしょうか?
横山:そうです。アクションシーンが物語になっています。西村ヤン太郎役の西村陽一さんがやたらかっこいいです! 西やんは歌謡ショウでは殺陣師も務めていたんですよ。
――『続・花咲く男たち』では広井さんがダンディ団を使って、太正帝都の市井の人々の生き様を描こうとしているような印象があったんです。西村のアニキやベロがギャングになるまでの話というのは、降魔も戦いも関係ないところでの、あの時代のとある男の人生じゃないですか。
そうなると、横山さんが仕掛けるサクラの舞台で、広井さんが描くドラマがどんなものになるかは気になります。
横山:今回の舞台には絶対にアクションを入れたくて、私が広井さんに台本を依頼したんです。なんと言ってもダンディ団はアクションが素晴らしいじゃないですか。
――ジャパンアクションエンタープライズ出身のアクション俳優ですもんね。
横山:花やしき座は劇場の大きさの都合もあって動きが制約されてしまうけれど、水上音楽堂は昔の後楽園ゆうえんちのヒーローショーみたいに、アクション俳優さんが活き活きと魅せられるすり鉢状のステージです。だから存分にそれをやっていただきたいんです。
私たち声優はセリフを喋ってこそ、西やんや武ちゃんはアクションを魅せてこそキャラクターが活きてきますから。そして私は図々しくも、久しぶりに、ただライブで歌うだけじゃなく、歌謡ショウで学ばせていただいた「身体を使う表現」を、身体が動くうちにやっておきたくなりまして(笑)。
昔の歌謡ショウの映像を観ると、アクションの前の口上がとてもかっこいいんですよ。戦闘はサクラの、すごく燃える重要な部分だから、それを水上音楽堂でやったら素敵だろうなと思って……。私は口上を言いたい、アクションができる人にはアクションをやってほしいと、広井さんにリクエストしました。
最終的には15分くらいの場面になるようにまとめていただきました。
――けっこうなボリュームですね。
横山:そうですね。2~3分の語りではなく、ひとつの場面として成立するようになっています。
――出演者が6名で、芸達者な顔ぶれが揃っていますから、いろんなことが出来そうですね。
横山:だからでしょうか……。広井さんが期限より2週間も早く台本を上げてくださって(笑)。すごい前のめりに取り組んでくださいました。
広井さんは「台本はタタキ台だから、みんなで工夫して作って、リクエストがあったら言って」という、いつもどおりのスタンスで。麗さんに読んでもらったら「本当に良く書けているから望むことはない。けれど、もうちょっと参加したい!」って(笑)。
――そういう反応なんですね(笑)。
横山:マリアさんは最後の美味しいところでスッと登場するじゃないですか。それが、もうちょっとアクションをやりたいとリクエストが出るくらい、キャストが興奮するような、とてもいい台本です。演じるのが楽しみです。
実は、広井さんに脚本をお願いするときに、「ちーちゃん、これ続けていくの?」って聞かれたんです。「いや、お客さんが来てくれるかわからないし、体力的にがんばれるのかもわからないし、なんともわからない」と答えると「あ、そう」って。しばらくしてから、「広井さんは、歌謡ショウを彷彿とさせるようなこういうショウを続けてほしいと思ってるのかな」って、勝手に胸が熱くなりました。
今回のお楽しみポイント
――今回も初の試みとして、チェキ撮影会がありますが、こちらは早々に定員が埋まったそうですね。
横山:そうなんです。定員200名のところ、予想をはるかに上回るご応募をいただきました。キャンセル分が出た場合には、メルマガ部員さんで追加募集を検討したいですし、こんなに求めていただけるならまた改めてチェキ撮影会ができたらいいなと思っています。
――そしてやはり、新曲の振付を憶えるというのはファンにとって楽しみな、新たな目標になったと思います。
横山:歌謡ショウではおなじみの振付講座を、松野さん直々にやっていただきたいです。
――しかも、最近サクラのファンになった人たちにとっては、これまでは先輩たちの背中を見ながら「ゲキテイ」の振りを憶えていったのが、「花の戦士」はこれから全員一斉に憶えるんですよ。それは、彼らが初めてサクラの“現役世代”になることだと思うんです。
横山:そうか! そうですよね。新しい人のほうがキレがいいかもしれません(笑)。ちなみに、ダンサーさんは歌謡ショウで踊ってくれていた方たちなので、大ベテランです。
――今回は新しいものがあるから、昔からのファンも最近ファンになった人も、みんなで一緒に始めようという感じですね。
横山:本当に“再始動”ですね。真夏のフェスなので、とにかく明るく楽しく汗をかきましょう。水上音楽堂は飲食しながら観られるので、水分補給しつつ存分に楽しんでいただければと思います。
太正時代もきっと冷房などはなく、自然の風を感じながらお出かけしたりしていたと思いますので、この日一日だけは「太正時代ってこんなだったかな」と想いを馳せていただきながら、ご参加いただけたら嬉しいです。
――株式会社ダンディ商会がまた、9月に何かやりたいと呟いていますし、今回の“再始動”からまた何かが始まるような気がします。『サクラ大戦』ファンに向けて、メッセージをお願いします。
横山:改めまして、“再始動”の気持ちで“真宮寺さくら”になります。みなさまと共に歩んできた22年間。続けられる限り、この先の22年間も私は“ちさくら”でありたいと思っています。
ここが新たなスタートになるように、初心にかえり、真面目に取り組みます。ぜひリスタートを目撃してください。
[取材・文/帝劇スタ夫]
公演情報
『サクラ大戦真夏のフェス・花の戦士』
【開催日時】
2018年8月11日(土)18:00開演
*開場は開演の30分前 *雨天決行
【会場】
上野恩賜公園野外ステージ(上野水上音楽堂)
東京都台東区上野公園・池之端三丁目 電話:03-3828-5644
【チケット価格】
全席自由席 5,500円(税込)
※小学生以上有料
【出演者】
横山智佐、高乃麗、松野太紀、西村陽一、Velo武田、上原健太
ダンサー/井波知子、青井美文、舞宮奈央、望月美奈子、横山博子、笠原ゆき枝
【構成協力】
広井王子
【チケット先行受付】
受付開始:6月6日(水)
※1申し込みにつき4枚まで。
※“チェキ整理番号”はついておりません。
※詳細は各プレイガイドにお問い合わせ下さい。
CNプレイガイド(抽選)
<受付URL>http://www.cnplayguide.com/sakurafes2018/
<受付期間>6月6日(水)10:00~6月13日(水)23:59
チケットぴあ(抽選)
<受付URL>http://w.pia.jp/t/sakura-fes/
<受付期間>6月6日(水)11:00~6月13日(水)11:00
イープラス(先着)
<WEB>http://eplus.jp/sakurataisen/
<受付期間>6月6日(水)12:00~6月13日(水)18:00
ローソン プレリクエスト先行(抽選)
<受付URL>http://l-tike.com/
<受付期間>6月6日(水)12:00~6月13日(水)23:59
【チケット一般】
受付開始:6月24日(日)
※1申し込みにつき4枚まで。
※“チェキ整理番号”はついておりません。
※詳細は各プレイガイドにお問い合わせ下さい。
CNプレイガイド
<WEB>http://www.cnplayguide.com/sakurafes2018/
<TEL>0570-08-9999(10:00~18:00)
<店頭>ファミリーマート(店内Famiポート)
チケットぴあ
<WEB>http://w.pia.jp/t/sakura-fes/
<TEL>0570-02-9999(24時間受付 Pコード485-592)
イープラス
<WEB>http://eplus.jp/sakurataisen/
<店頭>ファミリーマート(店内Famiポート)
ローソン
<WEB>http://l-tike.com/
<TEL>0570-084-003(Lコード: 34395)
<店頭>ローソン、ミニストップ店頭Loppi
【協力】
株式会社セガホールディングス/株式会社オフィスサイン
【企画】
上野観光協会
【主催】
株式会社バンビーナ
【公演に関するお問い合わせ】
上野恩賜公園野外ステージ(上野水上音楽堂)
電話:03-3828-5644
【チケットに関するお問い合せ】
CNプレイガイド
TEL:03-5800-3799(年中無休 10:00~18:00)
限定200名!「初のチェキ撮影会」開催!
【開催日時】
2018年8月11日(土)12:30~14:00
【受付場所】
水上音楽堂入口
【料金】
1,500円(税込)
【内容】
ツーショットチェキ写真+ブロマイド1枚+台紙
【人数】
限定200名
【参加方法】
①“チェキ整理番号付き”「花の戦士」公演チケットをCNプレイガイドにてご購入
※「花の戦士」公演チケット5,500円(税込)に、チェキ料金は含まれておりません。
②イベント当日、水上音楽堂受付にてチェキ料金1,500円(税込)をお支払
③整理券番号順に撮影
本公演及びチェキ撮影会の詳細は『ちさくら部』HPにてご確認ください。
>>サクラ大戦ドットコム
>>『ちさくら部』~横山智佐公式ファンクラブ Web Site~