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『ニンジャバットマン』公開記念舞台挨拶をレポート

声優・梶裕貴さんが山寺宏一さんのお口をあ~ん!? バッドマン役・山寺宏一さんの誕生日のサプライズも行われた『ニンジャバットマン』公開記念舞台挨拶をレポート!

2018年6月16日(土)、新宿ピカデリーにて『ニンジャバットマン』公開記念舞台挨拶が行われました。会場には山寺宏一さん(バットマン役)、高木渉さん(ジョーカー役)、加隈亜衣さん(キャットウーマン役)、釘宮理恵さん(ハーレイ・クイン役)、梶裕貴さん(ロビン役)、水﨑淳平さん(監督)、中島かずきさん(脚本)、岡崎能士さん(キャラクターデザイン)が登壇。

イベントでは映画本編の見どころのほか、監督による制作秘話、アフレコ現場でのエピソードなど、様々な視点からのトークが繰り広げられました。また、イベントの後半では6月17日に誕生日を迎える山寺さんのために、サプライズのバースデーケーキが登場!

本編でバッドマンのパートナー役を務める梶さんが、山寺さんのためにケーキを食べさせてあげたりと、登壇者はもちろん、観客も一緒になって山寺さんをお祝いするといった温かな一幕もありました。

終始大盛り上がりだった舞台挨拶について、レポートをお届けします!

▲左から梶裕貴さん、山寺宏一さん

▲左から梶裕貴さん、山寺宏一さん

▲左から水﨑淳平監督、梶裕貴さん、加隈亜衣さん、山寺宏一さん、高木渉さん、釘宮理恵さん、中島かずきさん、岡崎能士さん

▲左から水﨑淳平監督、梶裕貴さん、加隈亜衣さん、山寺宏一さん、高木渉さん、釘宮理恵さん、中島かずきさん、岡崎能士さん

  

声優陣が『ニンジャバッドマン』の魅力を語る!

『ニンジャバットマン』上映後、本作を観たばかりの観客からの拍手で、登壇者たちが迎え入れられます。まずは日本上映を迎えた感想について、水﨑監督は「アメリカでも卵が飛んで来るんじゃないかと身構えていたこともあったんですけど、拍手をいただけました(笑)。日本でも拍手をいただけたので、やっと夜寝れるかなと思います(笑)」と喜びを露わにします。

本作の主人公・バットマンの声を担当する山寺さんは『レゴバッドマン ザ・ムービー』(2017)でもレゴバッドマン役として出演した経験があり、同じバッドマンでも作品によってテイストが全く違ったことに驚いたと言います。さらに、「こうやってカッコいいバッドマンをやらせていただけて、そして日本で作ったクオリティの高い作品に参加できるということが嬉しかったです」とコメントを続けます。

バッドマンをサポートするロビン役を演じるのは、梶さん。「戦国でありバッドマンでもあるにも関わらず、まさか巨大なロボットとの戦いになってしまうのも驚きました(笑)。SFの加減と日本ならではのエンターテイメントとの融合がとても面白い作品だと思いました」と絶賛します。

キャットウーマンを演じた加隈さんは自身のキャラクターについて、敵か味方かどっちになるのかが読めない人物であると分析。「(キャットウーマンの)『女の気の迷いを許せる男は素敵よ』というセリフは、モテる一言でしょうと思いました(笑)。コロコロ気が変わりますけど、そういうところが魅力だと思いました」と、見どころについてもしっかりアピールします。

悪役・ジョーカーを担当するのは、高木さん。「ジョーカーをやるという意味で、凄いプレッシャーは感じましたね。現場では、山寺さんと収録をすることがほとんどだったんです。なんとしても山寺さんを困らせたい、いじめ倒したいというところを念頭に置いて演じていました(笑)」と収録中のエピソードを披露。

すかさず山寺さんが「色んな意味でイラつきましたね(笑)」と返すと、観客からは笑いが起こりました。

そんなジョーカーのパートナー、ハーレイ・クインを演じる釘宮さんは、「この世界観に自分も参加できているということが嬉しすぎて。収録も大好きな方しかいないし、本当に楽しく、テンション全開でやらせていただきました!」と、収録現場の思い出について語ってくれました。

 

水島監督が本作に込めた思いとは?

制作面でこだわった点について、監督は本作を“バッドマン入門編”にしたかったと言います。「いろんなキャラクターがいて、その説明をするというよりは、まず「楽しいでしょ?」というところからバッドマンを好きになっていただいて。気になったキャラがいれば他の作品でご確認いただくとか、もっとバッドマンワールドに深く入って行ってもらえればと思いました」。

監督の話を受け、本作の脚本を担当する中島さんは「そういう意味では“ヒモ”がいっぱい出ているような作品なっているので、引っかかったところを引っ張っていただければ本家のバッドマンの奥深いところまで楽しめると思います」と補足。

さらに、「ジョーカーは黙っちゃうと死んじゃう人だと思っていて(笑)。アフレコの段階で無理を言って高木さんにはセリフを差し込ましていただきました」と、かなり熱の入った収録だったことを語りました。

本作のキャラクーデザインを担当する岡崎さんは、「僕は子供のころからバッドマンファンなんですけど、好きなデザインを全部突め込んじゃったんです。それを監督が全部拾ってくれたのがホント嬉しくて。ジョーカーの着物の柄に「HAHAHA」という柄が入っていたり。色々細かい仕掛けが入っているので、何度も観てもらえたら嬉しいです」と、見どころについて語りました。

誕生日を迎える山寺さんへ、サプライズケーキが登場!

ここで、6月17日に誕生日を迎える山寺さんのために、サプライズのバースデーケーキが登場! 「舞台挨拶なのにいいんですか!?」と山寺さんが驚く中、登壇者全員からバースデーソングが送られます。

真っ赤なベリーソースで鮮やかに彩られた、バッドマン特製のバーステーケーキ。バッドマンのパートナー役を務める梶さんが一口サイズのケーキをスプーンですくってみせると、山寺さんがパクリ! 「美味しい! ありがとうございます!」と満面の笑顔を見せてくれました。


最後に、高木さんが「たくさんのお客さんに観ていただけて、本当に感無量です。本当にありがとうございます」、山寺さんが「ここから世界に向けてどんどん発信していって、『ニンジャバッドマン』ブームが来ることを願っております。これから応援していただけたらと思います!」と挨拶し、舞台挨拶は終了の時間を迎えました。

終始あたたかいムードのままエンディングを迎えた今回の上映会。豪華キャスト・スタッフが送る映画『ニンジャバットマン』は、現在好評上映中です!

〔取材・文・写真/島中一郎〕

 

作品情報

映画『ニンジャバットマン』(米題:BATMAN NINJA)

6月15日(金)新宿ピカデリー他 ロードショー

【STORY】
現代の犯罪都市ゴッサムシティの悪党たちがタイムスリップし、群雄割拠する戦国時代の日本。戦国大名となった悪党たちがこのまま自由に暴れ続ければ、日本だけでなく世界の歴史すらも変わってしまう!

絶望的な乱世で、現代テクノロジーからも切り離されてしまったヒーローは、世紀の歴史改変を阻止することができるのか? 日本と世界の未来をかけた、時空を超えた壮大なバトルの行方は!? 日本が世界に放つ、戦国タイムスリップ・アクションエンターテイメントがついに開幕!

【キャスト】
バットマン:山寺宏一
ジョーカー:高木渉
キャットウーマン:加隈亜衣
ハーレイ・クイン:釘宮理恵
ゴリラグロッド:子安武人
トゥーフェイス:森川智之
デスストローク:諏訪部順一
レッドフード:石田彰
ロビン:梶裕貴
ナイトウィング:小野大輔
ポイズン・アイビー:田中敦子
ペンギン:チョー
ベイン:三宅健太
レッドロビン:河西健吾
アルフレッド:大塚芳忠

【スタッフ】
監督:水﨑淳平
脚本:中島かずき
キャラクターデザイン:岡崎能士
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:神風動画

公式 HP
公式 Twitter:@batmanninja2018

Batman and all related characters and elements are trademarks of and (C)DC Comics. (C) Warner Bros. Japan LLC
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