初開催『うた☆プリ』ST☆RISHファンミーティングをレポート! ST☆RISHの7人がトークやゲーム、ライブでファンを魅了!!
2018年5月5日(土)、6日(日)の2日間、埼玉・メットライフドームにて、『うたの☆プリンスさまっ♪』ST☆RISHファンミーティング「Welcome to ST☆RISH world!!」が開催。ST☆RISHを演じる寺島拓篤さん、鈴村健一さん、谷山紀章さん、宮野真守さん、諏訪部順一さん、下野 紘さん、鳥海浩輔さんと共に、新たな“うた☆プリ”の祭典に触れた6日公演の模様をご紹介します!
TVアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』の放送後となる2012年に開催されたライブイベント『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE1000%』。回を重ねるごとに人気を集める『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE』は、TVアニメ放送とともに出演キャストも増え、2017年には第6回目の公演が行われました。
今回は、原点回帰ともいえるST☆RISHの7人を演じる寺島さん(一十木音也役)、鈴村さん(聖川真斗役)、谷山さん(四ノ宮那月役)、宮野さん(一ノ瀬トキヤ役)、諏訪部さん(神宮寺レン役)、下野さん(来栖 翔役)、鳥海さん(愛島セシル役)が登壇。これまでのライブとは異なり、2部構成で初のファンミーティングとして新たな魅力を楽しめるイベントとなります。
開演前、会場にはST☆RISH7人によるイベント開催のメッセージと開催中の注意事項がアナウンスされ、徐々にファンの期待も高まります。
ST☆RISHのキャラクターが登場するオープニング映像とともに、寺島さん、鈴村さん、谷山さん、宮野さん、諏訪部さん、下野さん、鳥海さんがステージに姿を現すと、ひと際大きな歓声が!
それぞれのキャラクターを感じさせるあいさつをした7人は、ST☆RISH単独での今回のイベントをファン以上に心待ちにしていた様子。緊張からか役名を名乗り忘れてしまう鈴村さんや、7人だけで出演したファーストライブの時にシークレットゲストだったと思い返す鳥海さん。2日目ということもあり、キャストそれぞれがすでに感無量といった表情で、ファンで埋め尽くされた客席を見渡します。
第1部は、『ST☆RISHミニゲームBATTLE 7番勝負!』として、キャスト7人が交代でMCを担当しつつゲームに挑戦。2チームに分かれて対戦するゲームでは、勝利チームを予想し正解するとMCにもポイントが入るルールとなります。
まずは、下野さんMCの『見分けろ!真実のスイーツ』、宮野さんMCの『早くゲットしろ!スイカキャッチレース』、寺島さんがMCの『協力せよ!障害物リレー』から。
本物と偽物を見分ける『見分けろ!真実のスイーツ』の問題で、双眼鏡を手にした全員がゲームそっちのけで会場を見回したり、『協力せよ!障害物リレー』で息の合ったチームワークを見せたり。諏訪部さんのレンにも負けないセクシーなコメントや、ステージの端から端までダッシュする谷山さんのアクティブさもゲームを盛り上げます。
3つゲームを終えた段階で、獲得ポイントの中間発表。鈴村さんが1位で、他のキャストにもまだまだ優勝する可能性がある中、宮野さんだけ0ポイントだということが明らかに!
気にしていないような表情から、衝撃に崩れる宮野さんの姿に、会場は笑いの渦に包まれました。
再び、ゲームは鳥海さんがMCの『早く答えろ!ぐるぐる早押し』、谷山さんMCの『届けろ!キャノン砲ダーツ』、鈴村さんがMCの『一致させよ!連想イラストクイズ』へ。
『早く答えろ!ぐるぐる早押し』の問題では、競うようにボケた回答をしたり、キャストらの甘い(?)セリフが飛び出したり。キャラクターの身長にちなんだ問題で、下野さんが翔の気持ちを代弁するように思いのたけを叫び、『一致させよ!連想イラストクイズ』での寺島さんの特徴を押さえた素敵なイラストには大きな歓声が上がります。
ここまでのゲームで、全員が着実にポイントを集めるものの、鈴村さんが倍近くポイントを伸ばす結果に。すぐ後を追う谷山さんや他のキャストにも優勝のチャンスがあるのか、諏訪部さんがMCを務めるラストゲーム『打ち込め!絆のエアホッケー』に注目が集まります。
ステージにはエアホッケーのマシーンが設置され、チームに分かれたメンバーは二人三脚の要領で、互いの手を重ねるようにグローブを装着。両チームとも、つながった手のハンデを感じさせない激しい攻防を繰り広げます。
そして、寺島さん、鳥海さん、谷山さんチームが勝利し、最終獲得ポイントがトップとなった谷山さんに、寺島さんからトロフィーが授与。谷山さんの優勝を祝福するように、会場は那月のキャラクターカラーである黄色1色に染まりました。
第2部までの休憩中には、これまで6回行われたライブからピックアップした各キャラクターのソロセレクションを上映。手に汗握る第1部の熱気をさらに加速させるように、会場はキャラクターカラーの赤、青、黄、紫、オレンジ、ピンク、黄緑へと色を変えていき、楽曲に合わせてコールやサイリウムが振られていました。
新旧ちりばめられたST☆RISHの魅力あふれるライブ!!
スクリーンにST☆RISH7人のイラストが映し出され、いよいよライブパートへ!
ファンの大きな歓声に迎えられ、白い衣装をまとった寺島さん、鈴村さん、谷山さん、宮野さん、諏訪部さん、下野さん、鳥海さんが登場。『ファンタジック☆プレリュード』で華やかに幕を開けると、ST☆RISHソロメドレーへ。
スモークに包まれ、マイクスタンドの前に立つ谷山さんの姿が。『オリオンでSHOUT OUT』をロックにカッコよく歌い、マイクスタンドを蹴り上げる熱いパフォーマンスも。
一転して、鈴村さんが『騎士のKissは雪より優しく』で、会場を優しく包み込みます。スクリーンだけでなく、ステージにも雪が舞い降り、切なさを引き立たせていました。
続く鳥海さんは、ダンサーを引き連れ『星のファンタジア』へ。センターステージからメインステージに手を振りながら移動しつつ、澄んだ歌声を響かせます。
『虹色☆OVER DRIVE!』で、勢いよくセンターステージにジャンプアップで登場する寺島さん。「Love you」の歌詞に合わせたハートポーズは、ダンサーたちとの息もピッタリ!
諏訪部さんは『オレンジラプソディ』をアカペラでスタート。炎が上がる演出やセクシーなダンスなど、情熱的にファンをあおります。
センターステージにダンサーと共に現れたのは、宮野さん。ジャケットをはだけさせたり腹チラダンスをしたり、圧倒的な歌声で『Independence』を歌い上げます。
ソロメドレーのラストは、下野さんが歌う『男気全開Go! Fight!!』。力強い歌声に、おなじみとなったタオルパフォーマンスで、ファンのボルテージも最高潮へ。
次に、音也・真斗・那月・セシルによる『ADVENT ACE』と、トキヤ・レン・翔による『Superb Spirits』を続けて披露。
『ADVENT ACE』では、音也、真斗、那月、セシルが黒いスーツで、夜の高層ビルを背景に大人っぽい雰囲気を漂わせるPVが流れます。PVを再現したような衣装や演出に、普段のキャラクターイメージとは異なり、大人の色気や危うさも感じられました。
『Superb Spirits』のPVでは、トキヤ、レン、翔が日だまりの中、白いシャツのラフな格好で爽やかにたたずむ姿が印象的。ステージでも白のライトが明るく照らし、シャボン玉もPVとシンクロしてポップで穏やかな空間を演出していきます。
ステージにはST☆RISH全員が集合し、『一緒にHang in there♪』『未来、夢、ありがとう…そして!』『ウルトラブラスト』と一気に畳み掛けます。
トロッコで会場を巡り、投げキスやジャンプでファンに応え、メンバーにも笑顔が。『ウルトラブラスト』で金テープが会場を彩る中、ライブパート本編は終了となりました。
「ST☆RISH!」のアンコールで再登場した7人は、マジLOVEメドレーへ。『マジLOVE1000%』『マジLOVE2000%』『マジLOVEレボリューションズ』『マジLOVEレジェンドスター』を歌いながら、トロッコの上で肩を組んだりハイタッチを交わしたり。ファンとのコール&レスポンスで会場は一体感を増していきます。
ここで、情報局から2019年公開予定の『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』の最新情報として、お城のイラストが公開されました。
すると、宮野さんの言葉をきっかけに、下野さんの即興ソングが聴きたいとリクエストが。放心した表情で座り込む下野さんでしたが、“今日だけのキングダム”をテーマに見事歌い切ります!
即興とは思えない完成度の高さに、ハグで迎える鈴村さんや感動しきりの諏訪部さん。鳥海さんもうれしそうに笑顔を見せ、会場には下野さんを称える拍手と歓声があふれていました。
キャスト全員が、下野さんの即興ソングに込められた思いと同じだとしながらも、これまで応援してくれたファンへの感謝の気持ちや今後の意気込みを1人ずつコメント。キャラクターとしても、声優としても、かけがえのない作品、仲間であることが伝わってくる一場面に。
そして、寺島さんの力強いあいさつを受け、ラストナンバー『Welcome to UTA☆PRI RAINBOW world!!』へ。ステージをいっぱいに使い、ファンや仲間との絆を確かめるように重なる7人のハーモニー。いつまでもファンの歓声はやまず、最後にマイクを使わずに「ST☆RISHでした」と締めくくった7人の声も負けていませんでした。
なお、今回のファンミーティングは、Blu-ray&DVD化が決定。2018年冬発売予定となっているので、参加した方も参加できなかった方も、最後の最後まで“うた☆プリ”への愛が詰まった公演の模様をその目で確かめてください!!