『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』先行上映会で声優陣が作品の魅力や見どころをたっぷりと語る!
2018年6月30日、TVアニメ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(7月5日から放送開始)の先行上映会が開催! メインキャストの、水中雅章さん(ディアヴロ役)、芹澤 優さん(シェラ・L・グリーンウッド役)、和氣あず未さん(レム・ガレウ役)、大久保瑠美さん(シルヴィ役)、庄司 智さん(講談社 原作編集者)の5人が登壇し、作品の魅力や見どころについてたっぷりと語るイベントになりました。
声優陣がキャラクターたちを紹介!
7月5日の放送に先駆けて行われた『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』の先行上映会。女の子キャラクターの可愛らしさと色っぽさ、そしてアクションシーンの迫力と、この作品の魅力が存分に詰まった第1話の放映終了後、水中雅章さん、芹澤 優さん、和氣あず未さん、大久保瑠美さん、そして庄司 智さんが登壇し、トークパートがスタートします。
「ディアヴロとシェラとレムが動いているのを見て感動しました」と1話を見た率直な感想を語ってくれたのは、こういうイベントへの出演が初めてということで、かなり緊張している様子の水中さん。
続けてメインヒロインである2人は、自身の演じるキャラクターについて紹介していきます。
「シェラちゃんは、一部大迫力な感じになっているんですけど、いい意味で頭が空っぽで、深く考えずに思ったことを行動に移せる真っ直ぐでピュアな女の子です。1話はレムがああいう感じだったんですけど、今後シェラちゃんも、あはんうふんな展開があると思います(照)」(芹澤さん)
「レムは1話から飛ばしてました……。シャラちゃんと違って“すとん”という体型なんですけど、“すとん”が好きな人もいらっしゃいますよね? 冷静だけど、シェラと言い合いになるとムキになっちゃう子供っぽいところも兼ね備えている、魅力的なキャラクターです」(和氣さん)
そして、1話では登場しなかったが、人気キャラクターのシルヴィを演じる大久保さんは自身のキャラクターを「見た目はロリっぽいんですけど、ギルドマスターで3人の上司っぽいポジションになるんです。そういう役はあまりやったことがないので楽しいです」と紹介したあと、「どうしてもイベントが初めてという人がいるとイジりたくなるんですけど……水中くんは、“ぼいん”と“すとん”はどっちが好きなの?」と、緊張している水中さんに厳しいパスを送ります。
まさかの振りに「どちらかというと“ぼいん”です」と答えてしまう水中さん。女性陣からは「信じられないよね~」とブーイングを受けていました。
また、今回のアニメ化について、講談社 編集担当の庄司さんは「原作の大きな2つの魅力は、ヒロインたちの魅力と主人公ディアヴロの二面性だと思うんです。そこはアニメで100%どころではなく200%を超えて叶えてもらっていると思っています。それもスタッフやキャストのみなさんのおかげです」と語っていました。
ヒロインたちが歌うOPテーマ&芹澤優さん歌唱のEDテーマにも注目
先行上映会ではオープニングとエンディングが流れないこともよくあるのですが、この日は両方共しっかり流れていました。今回はそれぞれを歌うキャストが揃っているということで、歌についての話題になっていきます。まずはオープニングテーマのSUMMONERS 2+(芹澤 優・和氣あず未・原 由実・大久保瑠美・加藤英美里)が歌う「DeCIDE」について。
「レムはクールめなキャラなので、この歌をレムで歌うのは難しかったです。最後の部分で、シェラとレムで歌い方をちょっとだけ変えて歌っているところがあるので、それに気づいてくれたら嬉しいです」(和氣さん)
「この曲はシェラとレムが主旋律で、あとの3人はハモリとコーラスなんです。キャラクター感を大事にというディレクションだったので、シルヴィの可愛くて元気なところを活かしつつ、主旋を聴きながら、“いいやんけ~”って思いながら録りました」(大久保さん)
そしてエンディングテーマ「最悪な日でもあなたが好き。」を歌う芹澤さんは、その喜びを語ります。
「ソロデビューしてから1年ちょっと経つんですけど、アニメタイアップを歌うのは夢だったので、この作品で夢が叶いました。シェラちゃんのディアヴロに対する真っ直ぐな思いみたいなのを歌えたらなと思ったんですけど、恋の歌と言ったらHoneyWorksさんだと思ったので、曲を書いていただきました。私にとってもみんなにとっても大事な曲になったらなと思います」(芹澤さん)
アフレコでのエピソードトークでは、ディアヴロの二面性を分けて録っているわけではなく、流れで録っているということで水中さんのスキルにキャストが感心する場面や、色気のあるシーンはやっぱりちょっと恥ずかしかったという話も飛び出していました。そして最後に、作品の見どころについてをそれぞれが語っていきます。
「文章も挿絵もラノベの限界を攻めているので、それをそのまま生かしている絵や声を楽しみにしてください」(庄司さん)
「節目節目に新キャラが出てきて、そのキャストも豪華なので楽しみにしていただければと思います」(大久保さん)
「レムの悩み事を3人でどう解決していくのか。シェラちゃんともっと仲良くできるのか。新キャラとどういう接し方をしていくのか。レムちゃんの魅力的なところもまだまだ出てくるので注目してほしいなと思います」(和氣さん)
「22時台の限界に挑んでるところも見どころなんですけど、キャラクターの心情もすごく丁寧に監督が話してくださって、一人ひとり背負ってる物があって、どう消化していくのか成長していくのかも、ストーリーもしっかり描かれています。物語の深さも楽しんでいただけると思います」(芹澤さん)
「バトルがすごくカッコいいです! 戦いは盛り上がるのでそこにも注目してみていただきたいと思います」(水中さん)
エミール・ビュシェルベルジェール役に置鮎龍太郎さん、キイラ役に石田彰さん、チェスター・レイ・ガルフォード役に大塚明夫さんという、超豪華な新キャストの発表やスマホゲーム化の発表もされた上映会イベント。最後は「すごく仲の良い現場で、スタッフ一同、一丸となって熱い想いでアフレコに臨んでいます。皆さんには最後まで見ていただいて、応援していただきたいなと思っております。本日はありがとうございました」という水中さんの言葉で、先行上映回のイベントは締めくくりました。
『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』作品情報
むらさきゆきやによるライトノベル。イラストは鶴崎貴大が担当している。講談社ラノベ文庫(講談社)にて2014年12月から刊行中。発行部数はシリーズ140万部を記録している。ニコニコ静画「水曜日のシリウス」では、福田直叶イラストによるコミカライズ版も配信中。
STORY
「ゲームで魔王やってたら、異世界に召喚された!?」
MMORPGクロスレヴェリにおいて坂本拓真(さかもとたくま)は、他プレイヤーから『魔王』と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた。ある日、彼はゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまう。そこには「私こそが召喚主」と言い張る少女が2人いた。拓真は彼女たちから召喚獣用の奴隷化魔術をかけられる――
しかし固有能力《魔術反射》発動! 奴隷と化したのは少女たちで……!?
魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、開幕!
放送時期
2018年7月5日よりTOKYO MXTV・サンテレビ・BSフジ・AT-Xにて放送開始
TOKYO MX:7月5日スタート 毎週木曜日22:00~
サンテレビ:7月5日スタート 毎週木曜日26:00~
BSフジ:7月5日スタート 毎週木曜日24:00~
AT-X:7月5日スタート 毎週木曜日21:30〜
※リピート放送
毎週土曜日13:30
毎週日曜日21:30
毎週火曜日29:30
スタッフ
原作:むらさきゆきや (講談社ラノベ文庫刊)
キャラクター原案:鶴崎貴大
監督:村野佑太
シリーズ構成:筆安一幸
キャラクターデザイン:金子志津枝
総作画監督:西岡夕樹
モンスターデザイン・アクション作画監督:宮本雄岐
プロップデザイン 中島裕一
色彩設計:大塚奈津子
美術:草薙
美術監督:岡本穂高
撮影:旭プロダクション白石スタジオ
撮影監督:佐藤哲平
音楽:加藤裕介
音響制作:ハーフ HPスタジオ
音響監督:本山哲
アニメーション制作:亜細亜堂
キャスト
ディアヴロ:水中雅章
シェラ・L・グリーンウッド:芹澤優
レム・ガレウ:和氣あず未
アリシア・クリステラ:原由実
シルヴィ:大久保瑠美
エデルガルト:加藤英美里
クルム:種﨑敦美
メイ:森嶋優花
セレスティーヌ:千本木彩花
エミール・ビュシェルベルジェール:置鮎龍太郎
キイラ・L・グリーンウッド:石田彰
チェスター・レイ・ガルフォード:大塚明夫
主題歌情報
OP主題歌:DiCIDE / SUMMONERS2+ 8月29日発売
ED主題歌:最悪な日でもあなたが好き。 / 芹澤優 7月25日発売
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(講談社ラノベ文庫)
1~10巻発売中
著:むらさきゆきや イラスト:鶴崎貴大
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(シリウスコミックス)
1~7巻 発売中
著:むらさきゆきや イラスト:鶴崎貴大
漫画:福田 直叶