『Wonderland Wars』杉田智和さん、磯村知美さん、速水奨さんドラマCD第3弾インタビュー
世界の童話などのおとぎ話をモチーフにしたセガのオンライン協力対戦ゲーム『Wonderland Wars(ワンダーランドウォーズ)』のドラマCD第3弾『「Wonderland Wars」 Side Story 第3章』が絶賛発売中!
全4編のエピソードを収録するほか期間限定生産特典として実際にゲームで使えるデジタルアイテムコードも同梱されます。
この度、『糸の切れた人形と時を渡る少年』に出演する杉田智和さん(ヴィルヘルム役)、速水奨さん(Dr.ゼペット役)、同エピソードに加えて『アナザーワンダーランドウォーズ』に出演する磯村知美さん(マメール・ロワ)にインタビューを実施! エピソードの感想や聴きどころなどをお聞きしました!
※杉田智和さんはメールインタビューになります。
杉田智和さんメールインタビュー到着!
――収録を終えた感想をお願いします。
ヴィルヘルム役・杉田智和さん(以下、杉田):CDドラマが出来ること自体に喜びを感じます。感謝します。
――演じられるキャラクターの印象をお聞かせください。
杉田:あまり近寄りたくはないが、こっそり話を振りたい魅力。
――演じる上で意識した点や、ドラマCDならではの工夫した点はありますか?
杉田:特にありません。願わくば掛け合いでとりたかったです。
――出演エピソードの魅力や、演じられたキャラクターの聴きどころ、新たに垣間見えた一面などを教えてください。
杉田:各ユーザーの感想をメーカーまで是非ともお送りください。
――本作を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
杉田:気になるか?その瞬間から、扉は開かれている。
“他のキャストの方々と演技がしたい!”という磯村さんの思いが実現!
――磯村さんは今回でドラマCDには3回目の出演となります。
マメール・ロワ役・磯村知美さん(以下、磯村):私は前回、1人きりの収録だったんですよ。その後のインタビューの際に「他のキャストの方々と共演したい」ということを言っていたら、今回のドラマCDで念願叶いまして。「夢は言えば叶うんだ!」みたいなお話になりました(笑)。
――ついに実現できましたね(笑)。では収録を終えた感想をお願いします。
磯村:台本をいただいた時から収録するのがすごく楽しみで。他の方の演技を見ていたら「こういうアプローチなんだ!」と、自分の想像が良い意味で裏切られたり。自分も刺激され演技を変えられた部分もあったので、本当に楽しかったですね。
――磯村さんは今回、2つのシナリオに出演されていました。台本をご覧になった時の感想を教えてください。
磯村:『糸の切れた人形と時を渡る少年』では、ジュゼの重い話が来るのかと思いきや、やっぱりそこはドラマCDらしく、ほんわかした可愛いらしい話になったなと思いましたね。
『アナザーワンダーランドウォーズ』はこれでもかっていうぐらいにギャグを詰め込まれていて、すごく楽しかったです(笑)。ハロウィンをテーマにした話になっているんですけど、お話自体が“トリックオアトリート”みたいな仕掛けになっているように感じました。
――他のエピソードと比べても、コメディ色が強い話でしたね。
磯村:とあるシーンで桃様(※吉備津彦)が気絶しちゃうというところが意外でした(笑)。今まではゲーム設定ありきのギャグが多かったんですけれども。今回はイメージと違うところから、急にギャグ展開が来たみたいな(笑)。このラインまでオッケーなんだと、物語の可能性が広がったお話になったと思います。
――『糸の切れた人形と時を渡る少年』のマメールは語り部としての参加でしたが、『アナザーワンダーランドウォーズ』に至ってはサポートはしているものの、いつもと雰囲気が違う印象がありました。
磯村:そうなんですよね。自分でもどういった表現をしようか、悩んでいた部分もありましたが、他のキャストの皆さんの演技との兼ね合いもあったので、自然な演技ができて良かったなとも思いました。
――キャラクターの意外な一面を多く覗くことができて、ファンの方にとってはかなり面白い内容になっていると思います。
磯村:キャストなのに、スマホを持っているという設定があったり(笑)。でも、「USBメモリーを差し込んでください」というセリフがあったりするので。現代の機器にはマメールさんは精通しているんだなって思いました。
――磯村さん自身も『WLW』ユーザーとしてゲームをプレイされていますが、いちユーザーとして今回のエピソード魅力をお聞かせください。
磯村:自分がまだゲームでドロシィちゃん(ドロシィ・ゲイル)に出会ってないのに、ドロシィちゃんがドラマCDに出てきてしまったので、「早い! ドラマCD早い!」って驚いてしましました(笑)。
皆さんのお手元にドラマCDが届く頃には、きっと私もドロシィちゃんをゲットしているかとは思うんですけど、かなり旬な収録をさせていただいたきました。ゲームや物語の進化も感じられて、1粒で2度おいしいみたいな、ユーザー目線でもキャスト目線でもおいしい収録でしたね。
あと『アナザーワンダーランドウォーズ』でのかぐや様なんか、裾が汚れてしまわないかと心配になってしまったり(笑)。やっぱり月の人だから、高いところに登っていくアトラクションは大丈夫なんだなとか、そういった新しい発見もありました。
――吉備津彦にも印象的なシーンがありましたね。
磯村:吉備津彦さんの小さい刀をぜひ商品化して欲しいです(笑)。ドラマCDの台本を読んでいる時に、これペーパーナイフとかで欲しいなと思って。もしイベントの物販とかに出たら、売り切れ必須だと思います。
また、キャラソンも出ていますから、今後『WLW』のライブが開催されるかもしれないですよね。ライブではリンちゃんのステッキをみんなで振って応援したいです(笑)。夢が広がりますよね、さすが『WLW』!
――アーケードのドラマCDがリリースされること自体が珍しいのに、キャラソンまでリリースされていますからね。
磯村:本当に皆さんに愛されている作品ですよね。第4章も期待してしまいますし、さらに新キャラクターが出そうな予感がありますから。メイド・マリアンとの意外性のある絡みもドラマCDではできるはずなので、脚本家の方にはぜひ頑張ってほしいです。皆さんも、脚本の方に励ましのお便りを送ってあげて下さい(笑)。
――最後に、ドラマCDの発売を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
磯村:ドラマCD第3弾が発売されたということは、みなさん第4弾・第5弾と続いていくことを期待していただいていると思います。ドラマCDにはまだまだ登場していないキャラいますし、今後増えるであろうキャラがどんなギャグ展開に巻き込まれるのか、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
私はというと、ギャグ展開に巻き込まれることがない素敵な立場にいるので(笑)。皆さんが必死にあがいている姿を上から「ふふふ」と見下ろしながら、今後も見守って行きたいと思っています(笑)。これからもゲームはもちろん、ドラマCDの方も応援していただけると嬉しいです。
――ありがとうございました。
[インタビュー・編集/鳥谷部宏平 文/島中一郎]
ラジオドラマからドラマCDにかけて、今なお出演し続けている速水さんが語る本作の魅力
――収録を終えた感想をお願いします。
ゼペット役・速水奨さん(以下、速水):収録を通して、ゼペットはマッドサイエンティストというよりも、頑固な職人という性格なのかなと改めて実感しましたね。
――今回のシナリオをご覧になった感想をお聞かせください。
速水:決して長いお話ではありませんが、その中で世界観とキャラクターが粒立っていて、各キャラクターの目的やアイデンティティが描かれていたと思います。ドラマCDではありますが、個人的にはとても映像的な印象を受けて面白い作品だと思いました。
そこでゼペットがどういった足跡を残せるか……という話になってきますが、個人的にはジュゼのアクセサリー的な存在になれたらいいなと(笑)。ゼペットは創造主ですが、ジュゼというキャラクターは彼女だけで伸びやかに膨れ上がっているので。“老兵は去るのみ”……という形になるのかなと(笑)。
――いえいえ、ゼペットも今回のエピソードではかなりのキーマンだと思います(笑)。ゼペットにはどういった第一印象を抱かれましたか?
速水:ゼペットのイラストを見せていただいたときに「本当に僕でいいのかな?」と思いました。
――と言いますと?
速水:あまり演じたことのないパターンのキャラクターだと感じていて、自分の中で「できるかな?」と思うところもあったんですよね。僕が演じるのなら、もう少し悪い人になるのかなと(笑)。ゼペットは大きく裏のあるキャラクターではないと思うので。
――たしかに善悪はさておき、目的のために一直線に突き進んでいるキャラクターですよね。
速水:その野望もジュゼに魅入られたと言いますか。言霊を宿した樫の木を見つけたこと、そこから創作意欲が湧いたことがきっかけになったわけですし。恐らく彼自身も、彼の我欲というよりも、別の何かに操られていたんじゃないかと思います。
――では速水さんが考える本作の聴きどころを教えてください。
速水:やはり、分かりやすさではないでしょうか。こういったオーディオドラマに僕が初めて出演したのはLP盤、レコードが主流の時代だったんですよ。カセットテープすら登場していない時代なので、78分収録できるレコードにラジオドラマを吹き込んだことが初めての経験でした。
――ドラマCDという媒体の原点になるわけですね。
速水:たしか初めて参加した作品は『超時空要塞マクロス』だったと思います。その頃はラジオドラマという形で、ラジオで聴くしか方法がなかったんです。また、舞台で声優が朗読をするイベントがありまして、僕がデビューした頃が過渡期だったと思います。
そこではお客さんがカセットデッキを持ってきて、その場で周波数を合わせて録音するということが行われていました。みんながヘッドホンで朗読を聴いていて、そのことを「ラジメーション」と呼んでいました。たしか1980年頃のことでしょうか。
会場内では、みなさん耳にヘッドホンを当てながら聴いているんですよね。僕らもステージの上で芝居をするんですけど、スピーカーなどのPAがないため本当に静かな空間でした。その後にカセット文庫が登場して、気がついたらドラマCDという形になり、今ではもっと進化した媒体もありますよね。
――ダウンロード販売やストリーミングサービスもが主流になりつつありますね。
速水:そして、当時から参加していて命題になっていたのは説明セリフの多さです。映像がないオーディオドラマだから、当時は説明セリフが多いんですよね。ですが、今は平成30年。キャラクターが説明セリフを担うことがない点は、シナリオも進歩していることを改めて実感させられます。
例えば「岩が向こうの山から転がってきたぞ!」のような説明セリフがひとつもなく、さらに自然なやり取りの中にキャラクターが詰め込まれていることは、とても魅力的に感じるポイントですね。
――貴重なお話ありがとうございます。それでは最後になりますが、発売を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
速水:アーケードゲーム、ドラマCDと合わせて楽しんでいただけたら『WLW』の世界が広がると思いますので、ぜひみなさんに聴いていただけると嬉しいです。オススメはやっぱりジュゼでしょうか。彼女の破壊力と奔放さ、可愛さなど、すべてが魅力的なキャラクターだと思います。ぜひ、お楽しみください。
――ありがとうございました。
[取材・文・撮影/鳥谷部宏平]
商品情報
大好評につきドラマCDシリーズ第3弾が発売決定!本作もキャストの素顔?を余すところ無く収録!! 笑いあり涙ありの聴きどころ満載な全4話をお贈りします♪
■収録トラック
01 糸の切れた人形と時を渡る少年
02 戦乙女、神々と対談す
03 道化師の素顔?
04 アナザーワンダーランドウォーズ
※予定となり変更の可能性があります
■あらすじ
『糸の切れた人形と時を渡る少年』
かつて闇に囚われていたジュゼ。ヴィルヘルム、シェハラザード、マメールが集まる中、ジュゼがキャストとして新たな物語を歩み始めるまでに起こった出来事が火遠理から語られる…。
『戦乙女、神々と対談す』
父たる神々の命に背き天界を追放されたシグルドリーヴァ。果たして父神の考えは本当に正しかったのか。疑問に考えたシグルドリーヴァは神である大聖とツクヨミに心の内を打ち明ける……。
『道化師の素顔?』
謎多きキャスト、マグス・クラウン。マグスを怪しむシュネーヴィッツェン、美猴、闇吉備津に彼が語る自らの物語とは…。
『アナザーワンダーランドウォーズ』
現実世界に出現してしまった禁書を回収するためにドロシィ、リン、かぐや、吉備津彦が向かったのはテーマパーク。ハロウィンで賑わうテーマパークの中で無事に任務を遂行することはできるのか?
■出演キャスト
ジュゼ(CV.水瀬いのり)
火遠理(CV.梶裕貴)
マメール・ロワ(CV.磯村知美)
ヴィルヘルム(CV.杉田智和)
シェハラザード&オト(CV.沼倉愛美)
シュネーヴィッツェン&シグルドリーヴァ(CV.小倉唯)
美猴&大聖(CV.中村悠一)
かぐや&ツクヨミ(CV.井上喜久子)
マグス・クラウン(CV.鈴村健一)
吉備津彦&闇吉備津(CV.江口拓也)
ドロシィ・ゲイル(CV.M・A・O)
リン(CV.五十嵐裕美)
Dr.ゼペット(CV.速水奨)
王国の兵士 ほか(CV.小林直人)
子供 ほか(CV.前川涼子)
※予定となり変更の可能性があります
■ジャケットイラスト
前嶋重機
■商品概要
発売日:2018年7月25日(水)
品番:FFCG-0105
定価本体:2,800円+税
発売元・販売元:株式会社フロンティアワークス
【期間限定生産特典】
デジタルアイテムコード
・WRアシストカード(ソウル)「銀靴の精霊 ネッサ」×11枚
・カスタムチャット(ジュゼ、火遠理、ドロシィ・ゲイル)
WRアシストカード(ソウル)「銀靴の精霊 ネッサ」
【アシスト】使用可能レベルに達すると、以下の効果を発動する。
〔(小)/中/大/特大〕 ▲最大HPが上がる
〔(小)/中/大/特大〕 ▲スピードが上がる
〔特殊〕 ▲装備しているマスタースキルのカテゴリが移動の場合帰城にかかる時間が減少する
【ソウル】巨人召喚 回復唱
周囲を一定時間ごとに回復しながら、敵拠点へ向かう巨人を召喚する。
カスタムチャット
「綴ろう、ボクたちの物語を!」(ジュゼ)
「綴ろう、儂らの物語を!」(火遠理)
「綴るで、うちらの物語を!」(ドロシィ・ゲイル)
※1つのアイテムコードで上記カスタムチャットが全て手に入ります
※発売日より1年間を経過した時点で、特典付パッケージの生産を終了します(予定)
※アイテムコードの有効期限は2019年12月31日までとなります。
■店舗特典
▼セガストア
ジャケットイラスト柄 クリアファイル
セガストア商品ページ
※数量限定のため、無くなり次第終了いたします
▼アニメイト
ジャケットイラスト絵柄 ブロマイド 2種同封
1)火遠理&オト
2)ジュゼ
※数量限定のため、無くなり次第終了いたします