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『異世界魔王』スタッフ陣が語る「肌色シーンだけじゃない!」作品の注目ポイント

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』スタッフ陣が語る「肌色シーンだけじゃない!」作品の注目ポイント

好評放送中のTVアニメ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』。アニメイトタイムズでは、この作品の魅力を伝えるべく、スタッフ&キャストのインタビュー連載記事を毎週放送後に掲載しています。6話の放送直後となる今回は、本作の制作に関わる講談社 シリウス・ラノベ編集部、亜細亜堂、エイベックス・ピクチャーズ、3社のスタッフ陣に登場していただき、第6話まででの好きなシーンや今後のみどころなどについてお話いただきました。

 

講談社 シリウス・ラノベ編集部 副編集長 庄司 智
――アニメ第6話までの好きなシーンは?

第2話の、冒険者登録をしに行くシーンあたり好きですね!

特に、ディアヴロが血判を捺すときに、やりすぎて「切りすぎたぁぁ!!」となるところは、この作品がファンタジーでありバトルであり肌色多めであり……それと同時に、ギャグもすごくテンポが良くてキレッキレなんだな、というのを見せていただいたような気がします。

あと、このシーンで出てくる黄青赤の受付嬢ちゃんたち(OPでも出てきますね)が大変かわいくけしからなさすぎて、こういう脇を固めるキャラにも手を抜かないんだ!という製作スタッフの方々の気合いを感じたシーンでもあります。

――肌色シーンだけじゃない!ここが作品の注目ポイントを一つ教えてください。

バトルの熱さとかそういった部分は皆様挙げるかと思いますので(笑)、あえて細かい部分に注目しますと……。

ゲームによく似た異世界に来てしまった、というディアヴロの、ゲームでのできごとと実際の異世界での現実感のすり合わせ――みたいな部分が、すごく共感できるかたちで描かれているなと。

このコメントを書いている段階では第5話まで放送されておりますが、ちょうどその第5話の、ディアヴロが武器を買いに行くシーンで、「この世界の住人はゲームよりもレベルが低いから、うっかり殺したりしてしまわないよう、あえて武器を性能の低いものにする」というくだり見てて、おおなるほど、と思いました。

……んー、やっぱ細かいですかね? じゃあ同じ第5話の、少し前を歩くシルヴィさんの肩甲骨の描写で(結局肌色)

――今後の見どころや注目キャラクターを一つお伺いできますでしょうか。

原作の担当編集者としては、原作文庫3巻のカラーイラスト3枚目(文庫4ページ)の、レムちゃんのアレをソレするあのシーンでしょうか……。のちのち、先生方からも、「あのイラストがOKで通るとは思いませんでした」と言われたシーンなので(笑)。それがアニメでどう表現されるのか、はたして限界を突破してしまうのか……!?という点、原作からのファンの方々にもアニメから入られた方々にも、ぜひご注目いただきたいなと思います!

 
講談社 少年シリウス編集部 小島英紀
――アニメ第6話までの好きなシーンは?

アニメはなによりも動くことが魅力ですが、ディアヴロのアクションシーンはどこも見どころ満載です。魔術を使うとき、魔術陣が展開し発動するなどの一連の演出はどのシーンもかっこいいです。また第5話でシェラをさらった賞金稼ぎを超ダッシュで追いかけるシーンも、魔力だけでなく身体能力もLV.150のディアヴロ! という凄みが感じられて見応えがありましたね!

――肌色シーンだけじゃない!ここが作品の注目ポイントを一つ教えてください。

第5話でアリシアが登場しますが、そこからのディアヴロとアリシアの会話シーンでしょうか。ディアヴロにとっては魔王ロープレイですが、国家騎士であり優等生のアリシアにとってディアヴロは、虚飾や綺麗事ではない接し方をしてくれる初めての存在だったのではないかと思います。そんな視点をもってドラマを観ていくと……。ぜひとも注目したいポイントです。魔王ロールプレイってスゴイ。

――今後の見どころや注目キャラクターを一つお伺いできますでしょうか。

どのキャラクターも魅力的なのですが、あえてニッチなキャラに注目するとキイラ王子です。マンガに登場するにあたって福田先生と打ち合わせし「キイラ王子は顔芸キャラでいこう」となったのですが、アニメでは上品なキャラとしての登場でした。しかし第6話ラストでは、マンガを活かしていただいたキャラづくりをしていただいていて嬉しかったですね。いい顔芸に石田彰さんの演技もあいまった絶妙なヒール役は見どころです。

 
亜細亜堂 荒川勇人
――アニメ第6話までの好きなシーンは?

6話のレムとシェラが語り合うシーンでしょうか。

キイラの事で寝れないシェラに気が付くレム。そんなふたりの初めての語らい。レムがシェラから仲間って言われて自分の問題が終わるまで素直に喜べない。

だけど嬉しい顔したレムに惚れそうです。この時この話があるから今後の三人の絆が深まるのだろう。その後のじゃれあいも可愛くて好きです。

――肌色シーンだけじゃない!ここが作品の注目ポイントを一つ教えてください。
素直にかっこいいディアヴロを見て下さい。

この世界なら多分一番強いディアヴロが圧倒的な強さで敵をバッタバッタと倒す爽快感! その爽快感を出す為のアクションシーンは必見です。

この作品のメインヒロインはディアヴロです。

――今後の見どころや注目キャラクターを一つお伺いできますでしょうか。

見どころは「クルム」です。注目キャラクターは「クルム」です。

とにかく可愛いです。

 

亜細亜堂 小澤慎一朗
――アニメ第6話までの好きなシーンは?

ベタな気もしますが、やはり第4話のサクリファイスチャージ~ホワイトノヴァのシーンですね。

何といってもカッコイイ!そして圧倒的な気持ちよさ。コンテの流れも気持ちいいし、戦闘ポーズや動き、表情付けなどの作画、また全体を引き締める演出も凄いなと。撮影さんの凄まじい+αも相まって、間違いなく作中屈指の名シーンになったと思います。

現場で工程が進むごとに、各部署の素晴らしい仕事ぶりに感謝しつつワクワクしてました。もう何度繰り返し見たことか(笑)。

――肌色シーンだけじゃない!ここが作品の注目ポイントを一つ教えてください。

ディアヴロのコミュ障な内面と、それを隠す魔王ロールの2面性ですね。コミュ障が故に女性とどう接していいかわからない、でもゲーム内で魔王としてなら接してきた。

というところから内心びくびくしてても、何とか魔王らしく威圧的な言動をとっていくディアヴロのコミカルな芝居がとても面白いと思います。でもそもそも根は良い奴なので、結構いいこと言ったりヒーロー的な立ち回りもするしで、もはやツンデレ魔王ですよね。

――今後の見どころや注目キャラクターを一つお伺いできますでしょうか。

OPに出ている大きな相手との戦闘は私自身もとても楽しみにしています。見応えのあるものになるよう鋭意製作中ですので、皆さんも楽しみにしていてください!

 
エイベックス・ピクチャーズ 制作プロデューサー 村上貴志
――アニメ第6話までの好きなシーンは?

第4話のディアヴロがレムを助けるシーンです。ディアヴロがヒーローっぽくてかっこいいシーンだったと思います。圧倒的な強さと圧倒的なかっこよさがあって、シーンとしてとても見応えがありました。魔王だけど、ヒーローっぽくて、かっこいいディアブロの活躍をこれからも期待しています。

――肌色シーンだけじゃない!ここが作品の注目ポイントを一つ教えてください。

細かいクリエイターのこだわりです。シーンひとつひとつにクリエイターの細かいこだわりが込められています。そのこだわりの集合体として、魅力のあるフィルムなっていると思います。特に肌色だけで表現しない、エロティシズムですかね。

――今後の見どころや注目キャラクターを一つお伺いできますでしょうか。

やはり、ディアブヴロです。彼の正義感や異世界の価値観を取り入れながらも、リアルな考え方がこの物語を面白くしていると思います。

 
エイベックス・ピクチャーズ 宣伝担当 寺田浩史
――アニメ第6話までの好きなシーンは?

第1話の、ディアヴロ達3人が星降りの塔から街に移動するシーンがお気に入りです。よくよく見るとレムの自己紹介シーンで、雲の流れが描かれています。1カットでレムの頭上に雲が出てきて、その後ディアヴロのシーンで流れていく部分は、細かい描写までこだわっている点が表れていると思います。

確かに実際に歩いているのをイメージすると、そういう描き方の方がリアルですよね。このような感じで、結構ストーリーの端々にまだ探せていない工夫を凝らしたシーンもありそうですので、ぜひご覧になってみてください。

――肌色シーンだけじゃない!ここが作品の注目ポイントを一つ教えてください。

PR担当としては、放送前からキャストの皆さんと行ってきたインタビューや番組等の企画でお話を伺っていると、声の部分をポイントとして押したいです。毎話いろんな面を考えて演じられている皆さんの役者としての姿勢を、とても強く感じています。

ラジオの動画番組を通して、芹澤優さんと和氣あず未さんの距離感が一層近くなったのも、本編の演技に表れているのかなとアフレコ後半戦で感じました。ぜひ水中さんの演じられているディアヴロの外面と内面にある人間味と一緒に、演技部分も楽しんで頂ければ嬉しいです。

――今後の見どころや注目キャラクターを一つお伺いできますでしょうか。

3話の初登場時の加藤英美里さん演じるエデルガルトの話し方がとても印象的で、一旦ディアヴロに破れた今後、どう戻ってくるのか次回登場時に期待しています。ちなみに、女性キャラクターについては、よく「シェラ派」か「レム派」かといった話が出ますが、関係者や芹澤さんと和氣さんの手前、優劣をつけるのはよくありません。

水中さん>くれぐれも本当のことは言わないようにして下さい。

★各スタッフオススメのシーンもご覧になりたい方は、現在dアニメストアにて過去AT-Xで放送された、女性キャラクターの露出の激しい「肌色シーン」そのままの「マジ魔王ver」が好評配信中。この機会に振り返り配信をチェック!

振り返り配信ページ

 
作品情報
TVアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」
2018年7月5日(木)よりTOKYO MX・サンテレビ・BSフジ・AT-Xにて放送開始予定

<STAFF>
原作:むらさきゆきや(講談社ラノベ文庫刊)
キャラクター原案:鶴崎貴大
監督:村野佑太
シリーズ構成:筆安一幸
キャラクターデザイン:金子志津枝
総作画監督:西岡夕樹
モンスターデザイン・アクション作画監督:宮本雄岐
プロップデザイン:中島裕一
色彩設計:大塚奈津子
美術:草薙
美術監督:岡本穂高
撮影:旭プロダクション白石スタジオ
撮影監督:佐藤哲平
音楽:加藤裕介
音響制作:ハーフHPスタジオ
音響監督:本山哲
アニメーション制作:亜細亜堂

OP主題歌:DiCIDE/SUMMONERS2+
ED主題歌:最悪な日て?もあなたか?好き。/芹澤優

<CAST>
ディアヴロ:水中雅章
シェラ・L・グリーンウッド:芹澤優
レム・ガレウ:和氣あず未
アリシア・クリステラ:原由実
シルヴィ:大久保瑠美
エデルガルト:加藤英美里
クルム:種崎敦美
セレスティーヌ:千本木彩花
メイ:森嶋優花

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」原作公式サイト
TVアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」公式サイト
TVアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」公式ツイッター(@isekaimaou)

(C)むらさきゆきや・講談社/異世界魔王製作委員会
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