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- 二城利月
- 元アニメイトタイムズの編集者で、現在はフリーのライター。アニメ、声優、VTuberの記事など作ってます。
東京ビッグサイトにて9月20日~23日まで開催中の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2018」。同イベント内にてルクセンブルクの観光関係者が出展し、さらにアニメ『多田くんは恋をしない』がルクセンブルクの観光紹介作品として選出されました!
『多田くんは恋をしない』は2018年春に放送されたオリジナルTVアニメで、主人公・多田光良とヨーロッパのラルセンブルクから来た異国の少女・テレサを中心としたドタバタ青春ラブコメディ。作中に登場するラルセンブルグは実際のルクセンブルクをモデルとしており、実際にアニメのシーンで街並みなども描かれています。
このイベント出展を記念して、前日である9月21日にルクセンブルク大使館にて、政府関係者らによるプレゼンテーションが開催。スペシャルゲストとして『多田くんは恋をしない』の監督・山﨑みつえ氏とシリーズ構成・脚本の中村能子氏が出演しました。
本稿ではそのレセプションの模様をお伝えします!
レセプションに出演した山﨑監督と中村氏は、ロケハン時に撮影したという写真を交えてトークを展開。ルクセンブルクの印象について、とても自然豊かな綺麗な国で、イメージにピッタリだったと説明。ロケハン中に様々な方に親切にしてもらったと語ります。
ちなみにロケハンは弾丸ツアーだったらしく、なんとまさかの2泊3日。ガイドの方につきっきりで、名所を案内してもらったそうです。
また、食事の美味しさにも触れ、モーゼル川でワインを飲んだエピソードや、作中にも登場した「ホットチョコレートスプーン」をロケのお土産としてスタッフに配ったという話も登場しました。
ちなみに、なぜルクセンブルクをモデルに選んだのかの理由についても触れられ、『ローマの休日』のような作品お忍びプリンセスの恋を描きたかったと述べられました。その中でヨーロッパの様々な国を候補に挙げていたそうですが、最終的にルクセンブルクに決まったとのこと。ヒロイン・テレサのおだやかで優しい性格も国柄とマッチしていたと語られました。
最後に、写真から作中の背景にどのようにして変わっていくのかを、実際の美術ボードと共に紹介がありました。写真をフレーミングして、そこから背景に落とし込む作業が行われているとのことで、絵になる部分を選出して使っているそうです。
以上でレセプションは終了となりました。なお、冒頭でも触れた通り、 ツーリズEXPOジャパンのルクセンブルク・ブースで『ただこい』のキャラクターのパネルなどの展示や、ルクセンブルク観光の紹介が行われています。アニメを見てルクセンブルクに興味を持った方は、一度ブースに足を運んでみてはいかがでしょうか?
[取材・文・写真/二城利月]
某美少女ゲーム雑誌の編集、アニメイトタイムズの編集を経て、現在はフリーで活動中のライター。主にアニメ、声優、VTuber、ゲーム、車などの記事を作ってます。好きなアニメは『ガルパン』、『艦これ』、『はいふり』、『ラブライブ!』、『ゆるキャン△』、『放課後ていぼう日誌』など。聖地巡礼が好きで、ハマるとすぐ飛んでいきます。
【会期】
22日(土) 10:00~18:00
23日(日) 10:00~17:00
※9月20日(木)、21日(金)は業界関係者の商談会のため一般の方は入場できません。
【会場】
東京ビッグサイト東展示棟、会議棟
〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
【入場料】
9月22日(土)・23日(日)の一般入場料
■前売券 大人:1,100円、学生:600円(いずれも税込)
■当日券 大人:1,300円、学生:700円(いずれも税込)
※保護者同伴の小学生以下と中・高生無料(学生証提示)
※大学院・大学・短大・専門学校に通う学生:学生証提示