この記事をかいた人
- 小澤めぐみ
- 営業職を経験後、記者業務に携わりフリーへ。主に男性声優、漫画、アニメなど浅く広く…今はもっぱら藤沢朗読劇中毒
人気声優・蒼井翔太さんがメインパーソナリティを務める音楽情報番組「アニメイト音楽館」(通称、アニ館)が、2018年11月に50回目を迎えリニューアル!
第49回開催の「番組アシスタント」を決める公開オーディションから選ばれた中田祐矢さんが加入し、番組内容もパワーアップしてお送りします。
本稿では、リニューアル最初となる第50回の収録の模様をレポート。収録を終えた蒼井さんとアシスタントキャラクターのアニ☆メイトくん(CV:???)、中田さんからのコメントも合わせてお届けします!
蒼井さん命名の愛称は「だんだん」
3人の仲を深める出張を希望!!
番組収録後、蒼井さん、アニ☆メイトくん、だんだんと呼び名が決まった中田さんにインタビュー。収録を終えての感想や今後の目標などを伺いました。
――まず、収録を終えての感想をお聞かせください。
蒼井翔太さん(以降、蒼井): 3人体制になり、また、第50回でのリニューアルで「アニメイト情報館」とタイトルも変わりまして。番組的に窓口がもっと広がったとアニ☆メイトくんも本編で言ってくださっていましたけど、それが何よりもうれしいですし、皆さんに届けられるものが増えることが、今後も楽しみだなと思いました。
だんだんも緊張しているのが、こっちにも伝わってきて。その中でも一生懸命、初回をやってくれたので、今後も絶対楽しくなるなと確信を持てた回でした。
アニ☆メイトくん:無事に、50回目にしてリニューアルすることができました。今まで2人でやってきたところに、1人入るだけでも随分と、見える景色だったり、話すリズムやテンポが変わったりするので、新鮮な気持ちで番組をやることができました。
翔太も言っていましたが、「音楽館」だと音楽しかないけども、「情報館」になったことで広がりますね。収録で、冗談半分本気半分で「池袋のスイーツが」とか言いましたが、世の中、情報にあふれているので、幅が広がるなと楽しみです。
3人だと、だんだんに体を張っていろいろなことをやってもらえるんじゃないかと、非常に楽しみでございます(笑)。あと、だんだんの人柄の良さが滲み出ていたので、「アニ☆館」にふさわしい人なんじゃないかなと感じました。これからもみんなで楽しく、切磋琢磨して、いい番組を作れたらなと思います。
中田祐矢さん(以降、中田):今回、リニューアルして1回目の参加ということで、今までお2人が築き上げてきたところにうまく入っていけるのか、逆に邪魔をしちゃうんじゃないかと不安に思う部分もあったんですけど、お2人に優しく迎えていただいてホッとしたというのが大きな感想です。
この時代、アニメやゲームなどのコンテンツがたくさんあるので、情報をまとめて皆さんにお伝えするのと同時に、僕自身もその情報を知って楽しんでいけたらなと思いました。
――中田さんは初めての収録ということで、自己採点するなら何点くらいですか?
中田:うーん。100点満点中46点です。
蒼井・アニ☆メイトくん:あー、うん(うなずく)。
中田:理由としては、自分なりにやろうかなと考えてきたことがあって、それをやれたという時点で、自分に甘いかもしれないですが40点くらいあげたくて。ただ、それをうまくこなせなかったというところで、50点より下かなと。6点分は、伸びしろがいっぱいあると……自分で言ってハードルを上げていくことにします(笑)。
――(笑)。中田さんの採点を聞いて、お2人はいかがですか? アドバイスや、中田さんにチャレンジしてもらいたいことなどもあれば、お願いします。
蒼井:「メイトの養成所」の1回目という緊張する中で、さあどうぞとアニ☆メイトくんが任せた時に、どうなるか分からないけれども、その場はちゃんと自分が任されたという自覚が垣間見えたところが、すごく頼りがいがあるなと思ったし、やれることはまず全部やってみようみたいな姿勢がすごく素敵な人だなと思いました。
本編を最初から最後まで3人で一緒にやったのが今回初めてだったので、お互いのことを知りつつ、会話のテンポとかを分かった上で、それをやっていくともっと楽しくなるなと思ったので、今日の自己採点をまたいつか比べる時が早く来てほしいな。すごく楽しみです。
アニ☆メイトくん:僕はアドバイスというよりも、僕らにも責任があることだと思いますね。僕と翔太が一番最初に始めた時を考えると、まず2人で信頼関係を築いていこうかなと思っていたんです。空いてる時間は、翔太とおしゃべりして彼の良さを見たり、僕のことを知ってもらったり、としていくうちに信頼関係ができて安心できるから、これやって、こんなこともやってと、キャッチボールできるようになってきて。なので、これから僕らはだんだんといっぱい信頼関係を築いていって、ここから3人で一緒に作っていく番組になるので非常に楽しみです。
蒼井:でも、今回からだんだんが入ったことで「反省会」をやると聞いて、僕たちも見させていただいたら面白くて。
アニ☆メイトくん:ちょっと悔しかったよね。
蒼井:そう。僕がいろいろ挑戦させていただいていた「メイトの挑戦状」という、僕の独断場がなくなった今(笑)。真剣に反省会をしていて、ズバッと言われた時に悔しがるというか、タジタジになっている姿がすごくかわいくも見えて、すごくいいなと思いました。僕らがズバッと言っても逆にその方が生きてくるのかなとか、「アニメイト情報館」という番組の中でのだんだんのキャラクター性が1つ見えた気がします。
――お2人のお話を受けて、中田さんはいかがですか?
中田:お2人とこうやってお仕事をさせていただくことがありがたくて、本当に刺激だらけだし、いっぱいお2人のいいところを勉強させていただきたいですし、その上で勉強させていただくという立場じゃなくて、お2人と並んでちゃんと番組を作っていけたらいいなと思います。
アニ☆メイトくん:唯一言えることは、お客さん気分で一歩引くんじゃなくて、もう同じ仲間で、同じポジションで頑張ろうというところです。(中田さんを見て同意を求めるように)ね~。
一同:(笑)。
蒼井: 2人で長くやらせていただいているので、その中にいきなりポンと入るのは、どんな人でも緊張しますよね。
アニ☆メイトくん: 50回の歴史があって、2年以上やっていて、そこにというのは……僕は嫌だな(笑)。
中田:嫌じゃないです、どうしようとは思いましたけど(苦笑)。
蒼井:僕もアニ☆メイトくんとは、番組が始まった時が初めてだったし、どういう風に接して、話させていただければいいのかいろいろ考えて、最初からタメ語にしてみて、すごく緊張したんですけど。アニ☆メイトくんの人柄にいい意味で甘えさせていただきながらも、そのスタンスが距離を縮める早さにもつながり、僕には良かったなと思いました。だんだんも番組を全部見てくださっていると言っていたので、アニ☆メイトくんのキャラクター性も分かるだろうし、頑張りすぎず、早く打ち解けられる日が来るんじゃないかとウキウキですね。
アニ☆メイトくん:まあ、(互いを知るのに)一番簡単なのはどこかへ出張することかな(笑)。
蒼井:一緒にね! ただ行きたいだけだとは思いますけど(笑)。
アニ☆メイトくん:バレちゃったか(笑)。
蒼井:でも、すごく仲が深まりますよね。
アニ☆メイトくん: 1泊して食事したりとか、いいよね。ぜひその機会を。
――楽しそうですね。ちなみに、中田さんはお2人と仲を深めることだったり、番組アシスタントとして挑戦してみたいことはありますか?
中田:僕はあまりファッションセンスが良くなくて……(中田さんのシャツに一同の視線が)。なので、僕が挑戦するというか、お2人にファッションなどプロデュースしていただくみたいな。
蒼井:スタイルがいいから、何でも似合うんですけどね。
アニ☆メイトくん:そうそう。
蒼井:そのためにも、僕たちはだんだんがどういうモノが好きかを知りたいかな。
中田:じゃあ、「反省会」で「あまり面白くないかな」と言われたんですけど。僕を知ってもらうクイズを出したりして、僕のことを知ってもらいたいと思います!
――クイズなら空いた時間などにも手軽にできそうですよね。最後に、楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
蒼井:だんだんと即興で名前を付けさせていただいたんですけど、僕自身も言いやすいなと思っています。だんだんの愛称でこれから参加していただいて、アニ☆メイトくんと蒼井翔太の3人の「アニ☆館」を、店内なりネットなり、いつも通り変わらず見守っていただけるとうれしいです。
アニ☆メイトくんも言っていましたけど、アニメイトさんの情報だけじゃなくて、アニメイトさんの近くのスイーツ情報だったり(笑)。それは分からないですけど、いろいろと新しい情報を届けられるのを楽しみにしていますので、これからもよろしくお願いします。
アニ☆メイトくん:「情報館」と付いたのが、すごく大きいと思います。全国にアニメイトがあって、そこの地域地域のいい物がいっぱいあると思うんですよね。全国のアニメイト何々店を中心とした、その土地の魅力みたいなものをそこから発信することは、すごく素敵なんじゃないかな。話は大きくなってしまいましたが、それくらいの志があってもいいんじゃないかなと思っています。3人になり、よりパワーはあるので、発信力は強くなるだろうし、作戦会議がしたいですね!
あと、だんだんは「あ」の音で始まって「ん」で終わるし、濁音が付くので、すごく目立つし、聞いていて言っていて気持ちいいですよね。音声学的にもすごくいい名前だなと思います。スラっとした細身の二枚目さんに対して、だんだんという響きが逆にすごく良くて「翔太、やるな」と思ったので、だんだんと皆さんに呼んでもらえたらいいなと思いますし、その時はもちろん「メイトくん」とも呼んでほしいですね。
蒼井:ここはぜひ赤字、太字で(笑)。
一同:(笑)。
中田:アニ☆メイトくんがおっしゃってくださったように、お客様気分じゃなくお2人と一緒に番組を作っていくという意識を持ちつつ、お2人やスタッフさん、お客さんなど見ている方から、だんだんが入ってくれて良かったなと言ってもらえるよう、「メイトの養成所」や「反省会」など僕自身を表現させていただく場があるので、いろいろと自分なりに考えて、僕自身を皆さんに知っていただいて、番組を盛り上げていけたらなと思っています。ぜひ、よろしくお願いします。
[撮影:相澤宏諒/取材・文:小澤めぐみ]
営業職を経験後、記者・編集業務に携わりフリーへ。男性声優を中心に、漫画、アニメ、外ドラ、BLなど浅く広く好奇心は一人前。飲食、旅行、音楽、(ヘタだが)写真撮影、話を聞くことも好きで、近年の自粛生活は苦痛。最近のお気に入りは『薬屋のひとりごと』『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』。王道モノから西東問わず歴史モノなど“ファンタジー”や“ミステリー”が好物。今はもっぱら藤沢朗読劇中毒
「アニ☆館(アニメイト情報館)」番組情報
★メインパーソナリティの蒼井翔太さんとアシスタントキャラクターのアニ☆メイトくん(CV:???)に、中田祐矢さんが番組アシスタントとして新たに参加。番組名も「アニ☆館(アニメイト情報館)」に変更し、楽しいトークやアニメイトの最新ヒットチャート、注目アーティストの紹介だけでなく、いろいろな情報を毎月お届けしていきます。
アニメイト店頭で毎月24日配信。翌5日に番組公式サイトとアニメイトタイムズで配信となります。
★リニューアルした第50回は、11月24日からの全国アニメイト店頭での配信/12月5日からの番組公式サイトでのWEB配信!
「アニ☆館」公式サイト
「アニ☆館」公式Twitter