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梶裕貴、中村悠一登壇「ワールドトリガー復活ナイト」トークショーレポート

梶裕貴さん、中村悠一さんが登壇したオールナイト上映会「ワールドトリガー復活ナイト」トークショーをレポート!

2018年12月7日(金)に新宿バルト9にてオールナイト上映会「ワールドトリガー復活ナイト」トークショーが行われました。

このイベントには、三雲修役の梶裕貴さん、迅悠一役の中村悠一さん、齊藤優さん(集英社)、吉野弘幸さん(シリーズ構成)、永富大地さん(MC兼、東映アニメーション)が登壇。

作品の連載復活をお祝いするイベントということで、作品の裏話だけでなく、制作陣や声優陣の垣根を超えた笑い溢れるイベントとなりました。本稿ではイベントの模様をレポートでお届けします。

中村さん「なんか、ピータンみたいになっちゃいましたね!」

まずは『ワールドトリガー』のコミックス連載再開について語ることに。梶さんはそのニュースを知って思わずTwitterで書いてしまうくらい嬉しかったとのこと。

中村さんはまずは連載を再開できたことが葦原大介先生の安否確認になったと答え、空閑遊真役の村中知さんと2人で復活について話し合ったという裏話を披露。

ここで、大規模侵攻編について詳しく語ることになったのですが、梶さんが持っているレプリカ先生(ぬいぐるみ)の扱いが粗いという中村さんへの苦情からスタート!

それを受けて中村さんは「僕の先生の持ち方ですか?」と手で鷲掴み! 思わずMCの永富さんから「前々から中村さんは先生に冷たくて、先生が半分になっちゃった時も、“なんか、ピータンみたいになっちゃいましたね!”って言ったんですよ」と裏話が語られると会場は大爆笑!

古川登志夫さんを襲った恥ずかしい裏話とは?

続いてトークテーマとして「大規模侵攻編の中で印象に残っているシーン&キャラクターは?」について語ることに。

梶さんは大規模侵攻編では初めて人類が危ない! という脅威に直面したお話で、それゆえに演じていても、作品を読んでいても、のめり込めたと語りました。その上で好きなシーンは修がレプリカ先生と一緒に千佳を守るために行動する場面をあげました。

中村さんは原作を見ていた時からアフトクラトル側のエネドラがカッコいいと発言。エネドラを演じる古川登志夫さんの演技をアフレコで聞いたときに原作を超えたと感じるくらい痺れたと答え、思わず古川さんの後ろ姿を写真に撮るほど感動したそうです。

それを聞いた永富さんが「エネドラが死ぬって知らなかったので、死んじゃった時に古川さんに花束を用意したんです。それで“悪役なのにありがとう”って古川さんも泣きそうな感じでTwitterにもあげてくれて、その翌週のジャンプに載る原稿を会議で拝見したらエネドラ生き返っちゃって……」と語ると会場は笑いに包まれました。

これには吉野さんも「あの時は笑っちゃったよ、みんなで死を悼んだのに!」とアニメの収録現場と原作のシンクロ具合が神がかっていたという裏話が語られました。その後に古川さんと収録現場で会った時にお互いに下を向くという恥ずかしい状況になったそうです。

梶さん「アフレコ終わりに福山潤さんの車に乗せてもらっていました」

次のトークテーマは「教えて! 製作現場のエピソード」

中村さんは「収録現場の東映スタジオが遠い!」と不満をぶちまけます。中村さんは最近車に乗るようになったことで、現地から目的地への距離を余計意識するようになったのだそう。

「新宿から直線距離で12キロあるんです! 遠いんですよ! 我々声優陣にとって昔から遠いとされていたのは轟スタジオだったんです。それと同じくらい遠い! そんな遠いところにあれだけの人数の声優陣を集めたその根性が素晴らしい」と皮肉たっぷり!

それを聞いて年末の収録で寒かったことや、天気が悪かったことなど、いろいろと思いだしたのか梶さんも参戦! 収録終わりはいつも烏丸京介役の福山潤さんの車に乗せてもらって楽をしていたというエピソードも明かされました。

梶さん「中村さんもそういうところありますよね、何考えているかわからないというか……」

最後のトークテーマは「三雲修と迅悠一を考察しよう」

梶さんは自身のキャラを“持たざる眼鏡”“エターナル眼鏡”などいろいろ言われていることを踏まえた上で「実は一番おかしいキャラ」と表現。自分がこうだと思ったことは消して曲げない。久我と修がダブル主人公だと思うと語りました。

中村さんは迅を「悠一同士分かり合っているからね」と自身の名前と同じであることを前置きしたうえで、原作を見てもまだ迅の性格がつかみ切れない、真の性格をさらけ出さないと表現。

「ベッドでのモノローグの時しか自分の気持ちを吐露しているシーンが無い、どこに芯があるかわからないので演じていても難しかったです」と演じるうえでの苦労を語ります。

また、「彼の“目の前の人間の少し先の未来を見る”という能力ゆえに第二、第三案を用意しているから追い詰められ切れない。飄々としている」とかなり深いところで自身のキャラを分析していました。

それを聞いた永富さんは「中村さんの演技でよりその飄々とした感じが増していますよね」と評価、そして梶さんも「中村さんもそういうところありますよね、何考えているかわからないというか……」と辛口なコメントが飛び出すと中村さんも思わず苦笑い!

このあと、プロデューサーが選ぶ「100 倍楽しむ講座傑作選A」のショートアニメ上映や、特別企画「次号掲載のマンガ最新話を先読みコーナー」にて1月に発売の最新話の一部を会場限定で覗けたり、超難問「ワールドトリガークイズ大会」が行われました。

そして最後に梶さん、中村さんから会場のお客さんにメッセージが送られ本イベントは終了しました。

中村悠一さん(迅悠一役):長い間ご覧いただきお疲れ様でした。原作が復活ということで、アニメの方もまたやれるといいなと思っています。その先兵として梶さんと村中さんがジャンプフェスタの方に参加するということなので、これからも引き続き応援していただけるとありがたいです。本日は本当にありがとうございました。

梶裕貴さん(三雲修役):本当に嬉しいです。原作が再開したことは勿論ですし、アニメの放送から時間が空いてまた『ワールドトリガー』という作品で登壇させていただけるのが有難いです。またアニメとして『ワールドトリガー』が返ってこれることを僕も祈っていますし、こういうイベントをみんなで(全員)出たいなって思います! 今後とも本作の応援をしていただき、これからご覧になる大規模侵攻に見事勝利していただきたいなと思っております。本日はどうもありがとうございました!

作品情報

■原作:葦原大介 週刊「少年ジャンプ」(集英社)連載
■キャスト:空閑遊真(村中知)、三雲修(梶裕貴)、雨取千佳(田村奈央)ほか

■配信情報
【第1話無料公開中】
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