この記事をかいた人
- 小澤めぐみ
- 営業職を経験後、記者業務に携わりフリーへ。主に男性声優、漫画、アニメなど浅く広く…今はもっぱら藤沢朗読劇中毒
2019年3月8日(金)より、話題の漫画・ノベルアプリ「comico」では、スマホならではの“タテヨミ”に合わせた人気漫画3作品のボイスコミックをリリース! コミックに音楽やSEがつき、さらに声優さんのフルボイスが収録されています!
今回ボイスコミック化された『おとなりさん以上かぞく未満』、『キミのとなり。~年の差恋愛の事情~』、『となりの席の小林さん。』は、シチュエーションや関係性が異なるものの、偶然にもすべて“となり”をキーワードに描かれた恋愛物語です。
そこで、作品やキャラクターをはじめ、comico初となるボイスコミックの魅力などについて、“となり”をテーマに、3作品に出演したキャスト陣へのインタビュー企画がスタートです。
第1弾は、『おとなりさん以上かぞく未満』から、主人公・神園真弥役の鵜澤正太郎さん、阿世知(あぜち)月子役・上田麗奈さん、阿世知陽菜役・米澤円さんのアットホーム感漂うインタビューをお届けします♪
『おとなりさん以上かぞく未満』は、大学生・神園真弥のアパートの隣に阿世知月子が引っ越して来たところから物語はスタート。
綺麗な大人の女性である月子のことが気になる真弥は、姉に代わって甥を迎えに行った保育園で、初対面の陽菜から「お父さんになって」とお願いされ、陽菜が月子の娘であることが判明します。
真弥が暮らすアパートの大家の桜屋(おうや)賢一をはじめ、住人の花道奈央や桑迫厚志、新たな住人の加治佐(かじさ)椿も加わり、複雑に絡み合いながらも、真弥を中心とした人間ドラマが展開。
月子と陽菜の親子の絆だけでなく、アパートの住人という枠をも飛び越えた登場人物たちの家族のようなつながりに、心温まるストーリーです。
ボイスコミック『おとなりさん以上かぞく未満』作品ページURL
そして、インタビューがスタート! まず最初は、『おとなりさん以上かぞく未満』の魅力を、“comico”にちなみ、キャストの皆さんにはあいうえお作文「コ・ミ・コ」で表現していただき、さらに気になるワードから、共演しての感想や収録の模様をうかがいました♪
●神園真弥役・鵜澤正太郎さん
コ:こ、こんな美人さんがお隣さんだなんて……
ミ:見ちゃダメだ……落ち着け、落ち着け俺っ!!
コ:心がダダ漏れの真弥であった……つづく……
台本にもこういったセリフがあったので、あえて台本みたいに表現させていただきました。
相手に伝えたいけど伝えられない、自分の中で自身の大事な部分と戦っているみたいな思いが、神園真弥くんというキャラクターの心にもあふれていて。
そういった人間の本質みたいなものが非常に見え隠れするのは、真弥くんの面白さであり、演じるのがとても楽しかったです……けど、とても難しかったです(笑)。
僕も甥っ子がいるので実際にお迎えに行ったり、親戚の姪っ子ちゃんと遊んだりしているんです。
6歳でランドセルを買ってというイベントも経験したことがあるので、実体験したことがストーリーに組み込まれていて演技に役立ったかもしれません。
神園真弥くんというキャラクターを務めさせていただくことができて、本当にうれしい限りでございます。
●阿世知月子役・上田麗奈さん
ココロぽかぽか
ミんな素敵な住人さんたち
コのアパートで深まるキズナ
月子さんの目線に立って見ていくと、このアパートの住人の、周りの人たちに固くなっていた心を溶かされていく瞬間がたくさんありました。
月子さんは、いろいろな過去を経験し、覚悟を持って、陽菜ちゃんと一緒にこのアパートに越してきました。
最初は1人で頑張ろうと思っていたかもしれないけど、ちょっと周りを見渡せば、隣に真弥くんがいてくれて、大家さんたちがいてくれて、みんなの支えがあったから、すごく大事なことにも気づくことができたんだと思います。
そういったストーリーが丁寧に描かれていて、月子さんとしても心が救われる瞬間がちゃんとあって。
結果、陽菜ちゃんとの絆も深まるし、他の住人さんとのコミュニケーションもどんどん重ねて、絆が深くなっているな、心がぽかぽかするなという印象を受けました。
●阿世知陽菜役・米澤円さん
コの先が気になって
ミつづけちゃう
コまったな止まらない~!!
最初は漫画を読ませていただいて、次から次へといろいろなことが起こるので、止まらなくなってずっと読んでしまいました。登場人物みんなに感情移入しちゃう作品だなと思います。
改めて完成したボイスコミックを見させていただいて、小気味良いテンポになっていました。
吹き出しの表示の仕方などがその時のキャラの心情に合っていたり、「つづく」の文字が“コケッ”とズレたりと、演出などが凝っていたのも面白いし、見ていて飽きなかったです。
――まず、米澤さんは原作を読まれて、「みんなに感情移入してしまう」ということですが、実際に演じられた感想は?
米澤円さん(以降、米澤):私が6歳の女の子を演じるということで、まず台本をいただいた時に「どうしよう……」と(笑)。
これまでなかなか演じたことがなかったので、ありがたいという思いと同時に、この純粋な女の子を演じられるかなと、すごくドキドキしましたね。
完成したボイスコミックは演出とも相まって、作品として、いい感じにまとまっていてホッとしました(笑)。
――米澤さんと母娘役を演じた上田さんはいかがでしたか?
上田麗奈さん(以降、上田):私も、お母さん役を演じるのが初めてでした。お母さんとしての母性は、どうやったら出てくるものなんだろうと、すごくドキドキしていたので、収録の時はいっぱいいっぱいでした(苦笑)。
陽菜ちゃんに関しては、収録の前に原作を全部読むことができていたので、漫画や台本から声の感じなどを想像していたのですが、(米澤さんの演技が)ドンピシャで当てはまっていました。
一緒に収録させていただいて、私の中で陽菜ちゃんが隣にいて一緒に生活してくれているんだと実感できたおかげで、この子をちゃんと守らなきゃいけないなという気持ちも高まって、いっぱいいっぱいだった収録も頑張ることができました。
米澤:(上田さんの月子は)すごく透明感があって、でも何か背負っているものがあるなという感じが、もっとこの人のことを知りたいと思わせるようなお母さんだったと思います!
――甥っ子さんとの実体験が役と重なるという鵜澤さんは、真弥に似ている部分があるのかなというか……。まさに真弥そのものを感じるセリフを考え、読み上げていただき、ありがとうございます。
米澤:最後の「つづく」もボイスコミックそのままな感じで、(このインタビューが)音声として紹介されるのかなと思っちゃいました(笑)。
鵜澤正太郎さん(以降、鵜澤):実は、ボイスコミックの「つづく」というセリフは、最初は台本になくて。
現場で「つづく」も入れてみようかとご提案いただいたところから始まり、気が付いたら毎回のお決まりみたいになっていました(笑)。
上田:真弥くんは、結構な確率で(作文みたいに)焦りながら「つづく」と言うことが多かったですね。
米澤:真弥くんらしいですよね。
鵜澤:そうですね、ほぼ焦ってドギマギしています。落ち着いて「つづく」を言った回はあるのかな……それは見て、確認してみてください!
――取材前の写真撮影から拝見していて、真弥のそんなドギマギしてしまう面も、鵜澤さんはシンクロしていそうだなと思います(笑)。
鵜澤:今日は“おとなりさん”が美人すぎました。まさに「両手に華」みたいな感じで(照)。
上田:そういうのいらない(笑)。
鵜澤:でも、収録でも役を作りすぎることなく、こういう風に素の自分にも近い感じで、素直に楽しく演じることができたかなと思います。
――収録現場でも、休憩中などは今みたいなコミュニケーションが取れていたんですか?
鵜澤:話数をある程度まとめて収録したのですが、大家さんである桜屋さんを演じる太田哲治さんが、桜屋さんそのままなんです。
作中のエピソードのように大家(太田)さんにリードしていただく感じで、楽しい雰囲気の中で収録させていただきました。
僕はとにかく太田さんがツボ過ぎて、本番中に笑いをこらえるのが大変でした(笑)。
米澤:本当に、アパートの住人をまとめるのと同じく、収録現場の雰囲気も太田さんがまとめてくださって。面白かったので、あの雰囲気を皆さんにもお届けしたいです(笑)。
ここからは、「●●な時“となり”にいてほしいキャラクター」として、シチュエーションごとにキャラクターを選んでいただき、その魅力をより深く探っていきます。
これからキャラクターを知っていく読者の皆さんは、これから名前が挙がっていくキャラクターたちの特徴を参考にしてみてください。
そして、かなり尖った質問もある中、皆さんらしさがあふれた回答となりました!
【シチュエーションテーマ1】お隣に住んでみたいキャラクターは?
A,鵜澤:阿世知月子、陽菜/上田:花道奈央/米澤:加治佐椿
――鵜澤さんはなぜその二人を選んだのでしょうか?
鵜澤:正直に、月子さんと陽菜ちゃんがお隣さんだったらどんなことになるだろうと考えました。
どれだけ疲れてヘトヘトで、もうダメだというような状況でも、二人がいれば家に帰ってくることすら楽しくなるし、すれ違っただけでハッピーになるような憧れの存在で、元気になれる気がします。
陽菜ちゃんの純粋な子供心に触れ、「ただいま」「お帰り」とか、「おはよう」という一言だけでも温かくなれるような気がしました。
――なるほど。続いて、上田さんお願いします。
上田:私が奈央ちゃんを選んだ理由は、自分がやったことないようなことも連れ回して体験させてくれそうな感じがしたからです。
物語の冒頭でも真弥に対して「今度、(制作で)女装お願いね」とラフに声を掛けていたりしていましたよね。
私自身が人見知りだったり、コミュニケーションを取るのが下手だったりするので、そんな子が隣にいてくれて、あいさつの度にそういう会話が生まれていくと、引っ張ってもらえそうだし、仲良くなれそうだなと思いました。
――それは私も感じました。続いて、米澤さん。
米澤:椿ちゃんは一見、とっつきにくいキャラクターなんですけど、ツンデレというか少しかわいいところがあるので、徐々に距離を縮めていって、最終的に親友になりたいです。
思わず酷いことを言って。後で1人落ち込むとか、そういうところをサポートしてあげつつ、どんどん心を開いてもらえたらいいなと思います。
【シチュエーションテーマ2】今月お財布がピンチ! 真弥も度々直面するそんな時、隣にいてほしいのは?
A,鵜澤:花道奈央、桑迫厚志/上田:阿世知月子/米澤:真弥の姉・神園秋穂
――では、まず鵜澤さんから。
鵜沢:バイトに全然入れなくて、楽しいお出掛けができないなというシチュエーションを考えた時に、桑迫と奈央はお金を使わずして楽しく遊べそうなメンバーなのかなと思いました。
ゲームとか簡単なものでいいから、家でゴロゴロして時間を一緒に過ごすには最高かなと。
僕は結構、面倒くさがりなので、どこかに出掛けるというよりは、インドアでのんびり過ごしたい時も多いんです。
ラフに時間を過ごさせてくれる仲間、そういう心の拠り所になる相手が同じアパートにいるというだけでも奇跡ですが、そういう点で二人を選ばせていただきました。
――学生役ならではの意見ですね。そして、米澤さんが選ばれたのは真弥の姉・秋穂です。
米澤:ピンチということは、ご飯を食べるのもままならないシチュエーションなのかなと……。
そういう困ってる時に秋穂は姉御肌で、しょうがないなと言いながらも力を貸してくれそうなキャラクターだなと思ったからです。
私自身は妹が二人いる長女なので、人に頼る事があまり得意じゃないというか、自分でも甘えベタだなと感じていますが、実際に秋穂みたいなお姉さんがいたら甘えられるのかなと思います。
――お姉さんだからこそ甘えたい気持ちもよくわかります。上田さんは演じてらっしゃるキャラクターを選ばれました。
上田:私もご飯を食べさせてもらえそうという理由で、月子さんです。秋穂と違って月子さんの場合だと、泣きついたら「仕方ないですね」と言ってくれそうなので、そんな優しさに甘えたいです(苦笑)。
お金を稼げるようになったらお返しをするつもりなので、お世話になれたらいいなと。
結果的には、持ちつ持たれつな感じでありながらも、何をやっても許してくれそうな大らかさが月子さんの魅力の1つだと思います。
――ちなみに、食べてみたい手料理はありますか?
上田:煮物系がいいな。
米澤:肉じゃが!
鵜澤:僕も肉じゃが一択ですね。でも、なんでも美味しそうです。
上田:肉じゃがいいね。でも、カフェをやっていた月子さんなら、食べられるお花が散りばめられていたり、お洒落な感じの料理が得意かもしれないですね。
【シチュエーションテーマ3】落ち込んだ時、隣にいてほしいキャラクターは?
A,鵜澤:桜屋賢一/上田:阿世知陽菜/米澤:桜屋賢一
――上田さんが選んだ陽菜はよくわかります!
上田:元気と癒しがほしいなと思いました。「遊ぼう!」と言ってくれたり、素直に感情をぶつけてくれたりすると、その時は悩んでいることも忘れて、癒してもらえるかなと思い、陽菜ちゃんにいてほしいです。
私はネガティブに考えてしまうタイプなので、いざとなれば思いっきりのある陽菜ちゃんとであれば、二人の間にギャップが生まれていい空気感になるんじゃないかなと。
陽菜ちゃんを悩ませすぎない程度に、こっそり落ち込ませてもらえるんじゃないかと思います。
――鵜澤さんも頷いてらっしゃいますが?
鵜澤:上田さんがおっしゃった様に、自分が落ち込んだ時にそういう純粋な子供たちが側にいてくれたら、とても心が落ち着いて絶対元気をもらえると思いました。
なので、陽菜ちゃんとしんや(真弥の甥)くんの二人にしたかったんですけど、あえて桜屋さんを選びました。
鵜澤:僕の中では、オネエの方はとても人生経験が豊富といいますか、一歩二歩をも先を見た考え方をされているなという印象があって。
桜屋さんはオネエで、知識がすごいこともありますが、男性女性、両方の心が分かるところがあって。
一緒にいて普段から話をしていても元気をもらえるのに、図星を指摘されても不思議とストンと入ってくるようなことが、作中の月子さんとのシーンにもあるので、本当にかっこいいと思います。
こんなにかっこいい人がいたら、絶対元気が出ると思いますし、いつでもそばにいてほしい存在です。
米澤:私も桜屋さんなので、1キャラ1人までとか、選んじゃダメだったりしますか!?(笑)
――そんなことないです(笑)。ぜひ、選んだ理由を教えてください。
米澤:鵜澤さんの意見と同じですが、いろいろな人のことを見てくれていて、しかもこちらから言っていないのに、「今日、疲れてるわね」「話してみなさいよ」と察するのがすごいんです。
話す気がなかった人でも話してしまい、さらに元気をもらうというのが桜屋さんのすごいところなのかなと思います。
それに、言われることがしっくりくるんです。なかなか出てこないような答えをサラッと言ってくれて、憑き物が落ちるみたいな感覚に私もなって、「すごいな、桜屋さん」と。
以前、マツコデラックスさんが、「オカマに何もかも求めすぎ! そんなにオカマは悩みを解決しない!」とおっしゃっているのをTVで聞いたのですが、桜屋さんは解決してくれるタイプのオカマだと思っています(笑)。
【シチュエーションテーマ4】もうすぐ本番! お花見に行った時、隣にいてほしいのは?
A,鵜澤:阿世知陽菜、真弥の甥・神園しんや/上田:加治佐椿/米澤:阿世知月子、陽菜
――鵜澤さんはまた陽菜を選ばれましたね。
鵜澤:一緒にお弁当やデザートを食べて、子供たちが体を動かしたくなってきたら一緒に遊んでと、そうすることによって、自ずと自分の疲れも和らぐのかなと。
真弥と似ているかはわからないですけど、お花見に来ているのに、結局子供の世話をしてしまうようなお人好しな部分があると思います。
僕は子供とワチャワチャするのが好きなので、その時間は自然体でいられるのかなと。
子供心を忘れず……正直、お花見はどうでもいいみたいな(笑)。迷子にならないよう、「見守る使命がありますから!」という目線になりがちです。
――童心を忘れず、子供たちと一緒に楽しめる方なんだなと思う一方で、なんだかお父さんみたいですね(笑)。
上田:お父さんっぽい!
米澤:本当だ(笑)。私は、月子さんにカフェ飯を詰めたフォトジェニックなお花見弁当を作ってもらい、それをインスタにUPしつつ、陽菜ちゃんはすごく純粋に桜を楽しんでくれそうなので、そういう純粋さに触れて癒されたいと思います。
上田:実は、椿さんの見た目がすごくタイプということもあって、桜と一緒に椿さんの写真をたくさん撮りたいです。
撮られるのを嫌がるような姿もまた、かわいいだろうなと思いますし、桜を見ている椿さんを隠し撮りして、こんなにかわいい写真が撮れたよと見せて、恥ずかしがっているところも見てみたいです(笑)。
米澤:和装も似合いそう。
上田:和装ですか!? それもいいですね。いろいろな所で、フォトジェニックな椿さんの写真をいろいろ撮りたいと思います。
インタビューの最後は、配信を楽しみされているファンの皆さんへメッセージをいただきました!
●米澤円さんメッセージ
アパートの住人たちで実際に交流を持つことは、リアルではあまりないことだと思います。
だからこそ、大家さんの人柄もあってか、性格も境遇も違う赤の他人同士が交流して、次第に仲良くなっていくという雰囲気がとてもいいなと思いました。
それぞれ悩みなど、いろいろな問題を抱えていても、交流し、支えあって解決していくという人間模様が、すごく素敵な作品だなと思っています。
1人1人のキャラクターに感情移入したり、心の動きに共感したりできる作品なので、この登場人物みんなに幸せになってほしいと願う自分がいました。
本当にホッコリする作品なので、ぜひ皆さんに見ていただきたいです。
●上田麗奈さんメッセージ
米澤さんもおっしゃっていたように、私も東京に来てから、特にご近所付き合いがなかなかなくて、実際にコミュニケーションを取ることが少ないなと思っていました。
この広い世界の中で、少し孤独を感じることもあると思いますが、この『おとなりさん以上かぞく未満』を読んだり、収録をしたりしたことによって、実は周りには、素敵な優しい人たちがいっぱいいるのかもしれないなと想像も膨らみました。
作文にも書きましたが、実際の、自分の身の回りの世界に置き換えたら、こんなに素敵な人たちがいるのかもしれなくて。それは本当に幸せなことで、心がぽかぽかしてくると思いました。
みんな優しくて、温かくて、誠実なキャラクターばかりなので、皆さんの思い、願いが叶うといいなと思いますし、できればこのアパートの住人たちが、この先もずっと仲良しでいてほしいなと思います。
ぜひ、行く末をみんなで見守ってください。よろしくお願いします。
●鵜澤正太郎さんメッセージ
最初にあった「コミコ」作文の「ミ」は、「見どころ満載」にしようかなと思ったくらい、見どころがありすぎて。
笑える部分や泣ける部分があったり、イラストも相まってお話はかわいく描かれていますが、重い内容もあったりするので、そのギャップに僕自身、心が動かされる作品になっているのではないかなと思います。
僕たちは、最後の段階で声を当てさせていただいただけではありますが、1つの作品を作るにあたって、多くの方が関わっています。
自分1人の力だけではなく、皆さんが頑張って力を合わせ、それぞれの役割を果たして出来上がったものだと思っていますので、視聴してくださったファンの皆さんにも、その思いが少しでも届いて、ストーリーだけでなく、音楽やアニメーションなど、いろいろな目線から楽しんでいただけるとうれしいです。
TVアニメとは違う形で、休憩時間や電車の行き帰りなど、少しの時間で楽しめる作品だと思うので気楽に、手軽に見ていただいて、面白いと思っていただけたら幸いです。
老若男女、子供から大人まで楽しめて、心温まる作品だと思いますので、1人でも多くの方に見ていただきたいと心から思っています。
そして、企画の最後は“となり”つながりの次の作品に出演したキャストへメッセージを送る「回覧板」を皆さんに書いていただきました。
お隣さんへ回覧板を回すように、次のキャストへとバトンをつないでいく『コミコ式「となり」の回覧板』と名付けられたリレーコメントです。
企画第2弾には『キミのとなり。~年の差恋愛の事情~』から、主人公・末原良子役の天海由梨奈さん、立花春人役・西山宏太朗さんが登場!!
鵜澤さん、上田さん、米澤さんからそれぞれメッセージを最後にご紹介。果たして、天海さんと西山さんはどのようなコメントを返してくれるのか、第2弾インタビューもお見逃しなく☆
【取材・文/小澤めぐみ、写真/相澤宏諒】
営業職を経験後、記者・編集業務に携わりフリーへ。男性声優を中心に、漫画、アニメ、外ドラ、BLなど浅く広く好奇心は一人前。飲食、旅行、音楽、(ヘタだが)写真撮影、話を聞くことも好きで、近年の自粛生活は苦痛。最近のお気に入りは『薬屋のひとりごと』『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』。王道モノから西東問わず歴史モノなど“ファンタジー”や“ミステリー”が好物。今はもっぱら藤沢朗読劇中毒
●ボイスコミック『おとなりさん以上かぞく未満』第1話
ボイスコミック『おとなりさん以上かぞく未満』作品ページURL
●キャスト
鵜澤正太郎(神園真弥役)
上田麗奈(阿世知月子役)
米澤円(阿世知陽菜役)
高山みなみ(神園しんや役)
太田哲治(桜屋賢一役)
田中美海(花道奈央役)
多田啓太(桑迫厚志役)
大久保瑠美(加治佐椿役)
江口拓也(水流添桃真役)
●あらすじ
主人公の神園真弥は大学2年生。アパートで一人暮らしをしていた真弥は、最近隣に引っ越してきた女性が気になっていた。
そんな中、親戚の子供を迎えに行った保育園で、ある女の子から声をかけられ…
●comicoとは
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