春アニメ『フルーツバスケット』注目すべき6つの見どころをご紹介！　初見の人でも心奪われるハートフルストーリー

1998年から2006年まで連載されていた大人気少女漫画『フルーツバスケット』。ついに、本作のTVアニメが2019年4月5日より放送開始となりました！

原作ファンはもちろんのこと、初めてご覧になる方でもぜひお楽しみいただけるよう、本稿では、原作ファンでもある筆者が、TVアニメ『フルーツバスケット』の見どころを6つに絞ってご紹介します！

1.完全新キャスト＆スタッフによる全編アニメ化！

『フルーツバスケット』は１度、2001年にアニメ化されましたが、当時はまだ原作が完結していない状態だったため、最終話の映像化にまでは至りませんでした。

しかし、完結している2019年の再アニメ化は原作の最終話まで全編アニメ化！　今回のアニメ化で初めて映像化されるキャラクターが出てくるかもしれませんし、最後の“あのシーン”まで観られるのかと思うと胸がいっぱいになる、原作ファンにとってはたまらない新シリーズです！

また、主人公・透の声を担当する石見舞菜香さんをはじめ、島﨑信長さん、内田雄馬さん、中村悠一さん、釘宮理恵さん、潘 めぐみさん、古川 慎さん、興津和幸さん、櫻井孝宏さん、坂本真綾さん、種﨑敦美さん、佐藤聡美さん、沢城みゆきさんなど、声優陣も豪華！

完全新キャスト&スタッフによる全編アニメ化、原作者の高屋奈月先生による総監修だからこそ、初めて作品に触れる方でも、TVアニメ『フルーツバスケット』をご覧いただきたい……！　そして、ぜひ、ぜひ、原作にも触れていただければと思います！

　

2.草摩一族の“呪い”とは？　初見の人でも心奪われるハートフルストーリー

『フルーツバスケット』最大の魅力は、心動かされるハートフルストーリーです。草魔家が何百年も縛られている“呪い”を巡り、それぞれが抱える過去や苦悩に立ち向かう場面は号泣不可避。

“何とかしたい”と思っていてもどうにもできない、どうすればいいのか分からないもどかしさを、みなさんも感じたことがあるでしょう。

まさに、『フルーツバスケット』では、それぞれのキャラクターが抱える問題や悩みに立ち向かう姿を通して、“乗り越えた先にあるもの”を感じることができます。

個人的にぜひ注目してほしいのは、高校生を含めた子どもたちを見守る草摩紫呉（CV：中村悠一）、草摩はとり（CV：興津和幸）、草摩綾女（CV：櫻井孝宏）のマブダチトリオこと“年長組”。草摩家の真相を知りながらも年少組を守ろうとする姿はたまりません。

子どもの頃に触れた『フルーツバスケット』ですが、大人になってから改めて触れると、年長組の姿がより強く心に残り、刺激を受けました。（語り始めるとキリがありません……）

思わず胸が締めつけられるも、感動し心温まるストーリー展開は必見です。

▲年長組の1人で透たちと一緒に暮らすことになる草摩紫呉（CV：中村悠一）
　

3.透の登場で変わり始める人間模様、由希と夾の成長

純粋無垢な透の登場によって、少しずつ変わり始める草摩一族も見どころの1つ。何百年もの間、“呪い”に縛られてきた草摩家が、“相手を受け入れる”透と触れ合うことで、心に変化が起き始めます。

「疑うなんて誰にでもできる簡単なことだし、透は信じてあげられる子になりな。それはきっと誰かの力になる。」

本作の本PVで透のお母さん（CV：沢城みゆき）による言葉は、本当に透そのもの。そして今後のストーリーを表しているかのようです。

また、一緒に暮らすことになった由希（CV：島﨑信長）と夾（CV：内田雄馬）が透に対して抱く感情と成長にもご注目ください。ついニヤニヤしちゃう、笑ってしまうようなシーンもたくさんあり、ギューッと胸が締めつけられるシーンとの絶妙なバランスも『フルーツバスケット』の魅力の1つ。

変わり始めると同時に、いろいろな表情をどんどん見せるようになり、キャラクターひとりひとりが愛しくなりますよ。

▼本PV

4.思わず「かわいい！」と叫んでしまう、十二支の動物姿

物の怪憑きの草摩一族は、女性に抱きつかれると動物（十二支）に変身してしまいます。トップシークレット情報ですが、とあるハプニングで、物の怪憑きであることが透に知られてしまい……。

人間の姿から動物に変わった姿はまた違うかわいさが溢れています。思わず「かわいい〜！」と叫んでしまいそうになる、動物になったときの表情や仕草も注目ポイントの1つです♩

▲女性に抱きつかれると動物姿に変わる！

5.美麗な絵、物語を盛り上げる音楽

『フルーツバスケット』のやさしい雰囲気が感じられる絵や、世界観が現れている色彩、光・影の具合なども見どころの1つ。本作の色彩担当をされているのは、『凪のあすから』や『Charlotte』などの色彩を担当された菅原美佳さん。

音響監督を『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『四月は君の嘘』などを担当された明日川仁さん、音楽を映画『ちはやふる』や『抱かれたい男1位に脅されています。』などを担当した横山克さんと、スタッフ陣も豪華！

そして、オープニング主題歌はBeverly（ビバリー）さんの「Again」、エンディング主題歌はビッケブランカの「Lucky Ending」です。

　
OP＆ED主題歌はもちろん、物語を一段と際立たせる劇伴にもぜひ耳を済ませてください。シーンを彩る絵、色、音から、スタッフの愛情が強く感じられます。本放送の後は、配信サイトで何度も見返したくなるはずです……！

6.十二支たちを統べる“草摩慊人”とは……？

本作のキーポイントといえる草摩家の当主こと草摩慊人（CV：坂本真綾）。当主の命令は絶対で、十二支たちは逆らうことができません。そのため、十二支たちが振り回され、悩みの種になることも……。

そんな草摩慊人とはどんな人なのか、透が関わることでどんな変化を見せるのか。『フルーツバスケット』が“人としての成長の物語”であるならば、慊人がその中心になるのではないでしょうか。

草摩家の十二支たち、透、そして謎に包まれた慊人。それぞれの行動や表情の1つ1つをお見逃しなく！

▲草摩慊人（CV：坂本真綾）

TVアニメ「フルーツバスケット」作品情報

4月5日(金)より絶賛放送中！

放送情報

テレビ東京　毎週(金)深夜1:23～
テレビ大阪　毎週(金)深夜2:10～
テレビ愛知　毎週(金)深夜2:05～
長崎文化放送 毎週(木) 深夜1:55～（初回放送4/18）
AT-X・毎週(土)夜9:00～
（初回放送4/6・リピート放送：毎週(日)朝7時／毎週(火)午後1時／毎週(木)朝5時）

※放送情報は変更になる場合がございます

イントロダクション

高校生の本田透は、唯一の家族だった母親を亡くしてから一人でテント暮らしをしていた。

ところが、テントを張ったその場所は由緒正しい『草摩家』の敷地内だった！

草摩紫呉に家事の腕を買われた透は、学校の王子様的存在の草摩由希、そして由希を敵視する草摩夾と一緒に住むことに。

しかし、透はまだ知らない。

『草摩家』が何百年も前からある呪いに縛られていることを……。

STAFF

原作・総監修：高屋奈月「フルーツバスケット」（白泉社・花とゆめCOMICS）
監督：井端義秀
シリーズ構成：岸本 卓
キャラクターデザイン：進藤 優
美術監督：神山瑶子
色彩設計：菅原美佳
撮影監督：設楽 希
編集：肥田 文
音響監督：明田川 仁
音楽：横山 克
音楽制作：トムス・ミュージック
アニメーション制作：トムス・エンタテインメント
製作：フルーツバスケット製作委員会

CAST

本田 透：石見舞菜香
草摩 由希：島﨑信長
草摩 夾：内田雄馬
草摩 紫呉：中村悠一
草摩 楽羅：釘宮理恵
草摩 紅葉：潘 めぐみ
草摩 潑春：古川 慎
草摩 はとり：興津和幸
草摩 綾女：櫻井孝宏

草摩 慊人：坂本真綾
魚谷 ありさ：種﨑敦美
花島 咲：佐藤聡美

本田 今日子：沢城みゆき ほか

公式サイト
公式Twitter(＠fruba_PR)
公式Instagram