橋本晃太朗さん、沢城千春さん、山下誠一郎さんが演じるキャラのように「バラバラなようで、まとまっている」コンテンツ|おとぎ話×音楽がコンセプトの『音戯の譜~CHRONICLE~』無色の空と嗤う糸収録レポ&インタビュー
2019年3月に「Momotroop(モモトループ)」と「セツダン倶楽部」の第1弾シングルが発売され、人気沸騰中のサンエックス×日本コロムビアによるコンテンツ『音戯の譜~CHRONICLE~』(通称、オトクロ)。
2019年5月29日(水)には、「Bremüsik(ブレ―ムジーク)」と「無色の空と嗤う糸」による第2弾シングルが発売されます。
アニメイトタイムズでは、シングル発売記念としてキャストインタビューを実施!!
本作は、「おとぎ話」×「音楽」がコンセプトとなる音戯(おとぎ)の世界で、童話やおとぎ話をモチーフにしたキャラクターたちが音楽の力を持つ譜人(うたいびと)として、音楽で対盤(ライブバトル)を繰り返し、望む“終止符(おしまい)”を手にしようと奮闘する物語です。
小さくかわいいキャラ姿・ミュートや、キャラクターの魅力についてなど、気になる本作を少しでも解明すべく、第1弾シングルに続き、第2弾シングルのドラマパート収録現場に潜入。
第3回目の今回は、橋本晃太朗さん、沢城千春さん、山下誠一郎さんがキャストを務め、『蜘蛛の糸』をモチーフにした「無色の空と嗤う糸」の収録レポート&キャストインタビューをお届けします!
こちらもチェック!
■「Momotroop」仲村宗悟さん、山中真尋さん、熊谷健太郎さん、鈴木崚汰さんインタビュー
■「セツダン倶楽部」土田玲央さん、中島ヨシキさん、濱健人さんインタビュー
■「Bremüsik」天﨑滉平さん、野上翔さん、笠間淳さん、渡辺紘さんインタビュー
■「オトクロ」グッズ一覧はこちら!
思い掛けないハプニングも感じさせない、『蜘蛛の糸』モチーフのダークな世界観を表現!
「無色の空と嗤う糸」は、静寂を望むノノが、地獄から釣り上げた青年・カンとクモオを従え、“終止符(おしまい)”を目指す物語。ボーカル&ベース担当のノノを橋本さん、ギター担当のカンを沢城さん、ドラム担当のクモオを山下さんが演じます。
シングルCDに収録される楽曲「堕ちゆく蓮の花びら輪廻を見つめて」は、印象的なベースラインと深みのあるボイスが紡ぐ絶望の世界観に、重低音が雑音をかき消すラウドロック。
ドラマパートでは、カンとクモオが、ノノに従うことになった理由が明らかになる「無色の空と嗤う糸 DRAMA TRACK 01」、ノノと「BLASSKAIZ(ブラスカイズ)」のディースバッハ男爵(通称“青ひげ公”)との関係性に謎が深まる「無色の空と嗤う糸 DRAMA TRACK 02」を聞くことができます。
さっそく、「セツダン倶楽部」とは違ったダークな世界観漂う、「無色の空と嗤う糸」の収録スタジオへ潜入です。
収録ブースの4つのマイク前には、橋本さんと、イスを1つ空けて山下さん、沢城さんがスタンバイ。オリジナル用語も多いオトクロは、事前に読み方や設定の確認もおなじみの光景ということで、キャラクターの関係性を意識して、あえてイスを空けて座っていることが伝わってきます。
収録は、物語の展開やセリフ量の区切りの良い部分を分けて進行しますが、まずはテストでキャラの確認を……というところで、エコーが掛かってしまうような現象になり、機材トラブル発生!
収録ブースにいるキャストさんたちも心配そうに作業を見守り、いつの間にやら距離感もグッと近づいていました。
まるでハプニングはなかったかのように、「無色の空と嗤う糸 DRAMA TRACK 01」の本番は順調。重厚なストーリー展開の中、他のキャラクターと重ならないよう差別化が図られ、スタッフ陣の耳の良さ、都度のディレクションに応えていくキャスト陣の力量に、いつものことながら感嘆してしまいます。
「無色の空と嗤う糸 DRAMA TRACK 02」からは、ディースバッハ男爵役の深町寿成さんも加わり、4人でのハラハラするような物語の掛け合いに。ディレクションを待つ間、互いのセリフを確認し合ったり、「無色の空と嗤う糸」のクリアファイルを広げながら、作品について盛り上がったりしている様子も見られました。
ゆったりとした口調のキャラクターを演じる橋本さんは、マイクに向かい丁寧に言葉を紡ぎ、山下さんや沢城さんは、フラットな状態でマイク前に立つ一方で、感情が強く出るシーンでは体に力が入ったりと、体全体で表現する場面も。
キャラクターが仕掛けるイタズラのシーンや、アドリブが求められたシーンでは、キャスト陣からもスタッフ陣からも笑い声が。「ガヤ」と呼ばれる、街中の雑踏のような大勢の声の収録に挑むスタッフ陣を見て、キャスト陣が飛び入りする想定外の収録も行われたので、不穏な展開の物語と併せて注目です!