音楽
天﨑滉平、野上翔、笠間淳、渡辺紘『オトクロ』Bremüsik 収録レポ&インタビュー

天﨑滉平さん、野上翔さん、笠間淳さん、渡辺紘さん演じる「明るいだけじゃない」キャラクターたちを深掘り!|おとぎ話×音楽がコンセプトの『音戯の譜~CHRONICLE~』Bremüsik(ブレ―ムジーク)収録レポ&インタビュー

優しく、温かい雰囲気をまとうユニットメンバーにも、暗くツラい過去が……

――まず、収録を終えての感想を教えてください。

カッツェ・トロイメライ役の天﨑滉平さん(以降、天﨑):ドラマ収録の前に、カッツェとして楽曲を録らせていただいた時は1人だったので、ようやくメンバーそろって収録できたことが、すごく良かったなと思います。

みんなの声を聞いて、こういう感じになっていくんだというのも少し見えた感じが、僕は楽しかったです。

フォーゲル・コンツェルト役の野上翔さん(以降、野上):初めて、4人全員集まってドラマパートを録らせていただいたんですけれども、ありがたいことに見知った方々ばかりだったので、すごく楽しく気持ちよくやらせていただいたなと。いい意味で、緊張せずに臨めた現場だったかなと思います。

エーゼル・ナハトムジーク役の笠間淳さん(以降、笠間):僕としては、あまり演じないタイプのお芝居だったのですが、自分が普段やらないタイプのお芝居でも、みんなが拾ってくれたことで、うまく「Bremüsik」というユニットの優しい空気感が出せたので、もっと彼らの物語をこれから見ていきたいなと素直に思いました。

ヤークトフント・シンフォニエ役の渡辺紘さん(以降、渡辺):他のユニットと比べて、家族感に満ちたユニットだと思います。

ストーリーやキャスティングも本当にユニットに合っていて、落ち着いてリラックスしながら収録できたので、この作品に参加させていただいてうれしいですし、これからもこの4人で家族を育んでいけると思うと、すごくうれしく思います。

――第1弾シングルだけでは見えなかった“音戯の世界”が分かる内容になっていたこともあり、他のユニットとはまた違う印象を受けるドラマパートになっていると思います。世界観など、台本を読んでの印象はいかがでしたか?

天﨑:「Bremüsik」のメンバーももちろんですが、出てくる人たちも優しい人が多くて、全体的に優しい印象だなと感じます。

この作品の世界自体、迫害や犯罪などがあり、何かしら問題を抱えたメンバーが出会って、お互いの優しさに触れて……というストーリーなんですけど、なんとなく優しい雰囲気に満ちている感じがして。それは、彼らの世界に対する受け止め方というか、彼らの心がすごく綺麗なので、ポジティブなものになって、優しく感じるのかなと思っています。

野上:今、あまちゃん(天﨑さんの愛称)が言ってくれたみたいに、明るく優しい世界観が前提にありつつも、カッツェが癒しの譜声を疎まれて人形劇団を解雇されたり、エーゼルは無実の罪で宮廷音楽団の座を追われたりと、みんな背景は割と重めなので、明るいだけの一辺倒じゃなくて。

明るい展開になるにも、理由付けとステップアップがあった上で4人が出会っているということがきちんと描かれていたことが、演じる上でも、キャラクターにより感情移入できて良かったなと思います。

これから4人がどうなっていくのかも気になるし、他のグループと出会った時にどういう化学反応が起きるかとか。また4人の中で何かあるんじゃないかとか、そこから先の想像が膨らむ収録になったなと思いました。

笠間:ディレクターさんが折に触れておっしゃっていたり、セリフの中にもあるんですけど、この「Bremüsik」というメンバーの中でエーゼルはお母さん、ヤークはお父さん、残りのカッツェとフォーゲルが子供たち、みたいな立ち位置があると。

本来、全く違うバックボーンを持っている4人が集まっているにもかかわらず、“家族”と言える程に彼らの中では、譜と譜人というものが大切なもので。譜人であることにプライドもあるだろうし、同じ譜人に対しての親近感みたいなものも感じているだろうし、それは先ほど野上が言っていたみたいに、いろいろな重い背景があるからで。

でも、僕たちが立てているのはカッツェのおかげなんだという思いがあるからこそ、そこで“家族”としてつながっている素晴らしさも伝わってきますし、ストーリーが進む中で、彼らが本当に譜すら捨てなくてはいけないことが起こった時に、彼らの家族というあり方や譜に対する思いが、そこで初めてもっともっと光り輝くかなと思うので、設定にしてもストーリーにしても、これからを見てみたいと思って、すごくワクワクしながら演じました。

渡辺:「Bremüsik」の4人は、笑顔を一番大切にしているということなので、みんなが言ってくれましたけど、それぞれが笑ってこられなかった背景があったからこそ、自分たちの境遇と似た人たちを作らないように、悪い人たちも笑顔にするような、この4人だからこそできる譜というのが、すごくこのストーリーからにじみ出ていると思いました。

それを僕たちキャスト4人が、「Bremüsik」が世界中を笑顔にしたいというように、聴いてくださっている皆さんも笑っていられるように、最後は笑顔で終われるようなストーリーになっているのかなと思います。

(C)SAN-X / NIPPON COLUMBIA
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