徳留慎乃佑さん、永塚拓馬さん、寺島惇太さん、駒田航さんの「抜け出せなくなる」狂気の世界観|おとぎ話×音楽がコンセプトの『音戯の譜~CHRONICLE~』Alice×Toxic(アリストキシック)収録レポ&インタビュー
アリスティアを演じる徳留さんは、先輩も認める唯一無二の天性ボイス!
――今回、徳留さんは皆さんと初共演になるかと思いますが、演じられていかがでしたか?
徳留:さすが先輩方だなと。永塚さんとは事務所が同じで、時々お会いしたりしていたのですが、皆さん本当にすごい。自分の思っていたものより、目の前でキャラクターが感じられました。
それに、バギィと会話していると、アリスティアのテンポがどんどん早くなって、「ヤバい、早くなってる!」と乗せられそうになっちゃうんです。
アリスティアは周りに合わせなさそうなタイプなので、先輩に引き込まれないように、口調も合わせないようにと、頑張っていました(笑)。
――先輩からみた後輩は?
駒田:キャラクターボイスで徳留くんに全部持っていかれて、ムゥムゥはかすんじゃいますよね。
キャラクター絵もかわいいですし、初共演ということで本当にアンノウンな存在だったんですけど、楽曲を先に聴いて、「この声どういうこと?」みたいな「はぁっ????????」と、ハテナが8つぐらい。
本当に、すごく吸引力のある声をしていて、ドラマパートで本当に、その声が動いてしゃべってと感じられるものを持っていて。キャラ絵とここまで遜色ないのも「すごいな」、だからこそ「もっと聞きたいな」と思わせてくれるアリスティアになっていたと思います。
永塚:天性の才能ですよね、唯一無二。
寺島:第一声聞いて、ビビリましたもんね。10年前だったら、女性が演じる感じのキャラなので、「本当に、アリスティアいた!」みたいな(笑)。
永塚:他の男性声優は無理だし、女性声優しか無理なキャラだなと。たぶん徳留くんにしかできないだろうなと、収録しながらすごく感じて、演じていて面白かったですね。
寺島:かわいかったしね。
徳留:ありがとうございます。
――他の作品で共演されている皆さんは、今回の共演は、不安がないというか安心して演じられた感じですか?
寺島:永塚くんのこんな狂ったキャラを初めて聞いたので、面白かったです。大人バージョンも演じていたし、すごいなと普通に聞きながら思っていましたね。
駒田:僕も、永塚くんとは何度か共演していますが、自分の中ではひたすらかわいいイメージで。バギィは、根がちゃんと大人で、かつ少し腹黒さもありながら薬で小さくなっていて、普段、僕が見ないテイストのしゃべり方や悪態のつき方を含めて、結構面白いし、新しいなと思いました。
永塚:惇太さんのこんな狂ったキャラも初めてですけどね(笑)。
駒田:惇太くんは「すごく使い分けてるじゃん」と思いながら、やっぱりクールだったり、カッコいいところを演じているイメージが強いので、ガンガン感情が入れ替わるシーンのキャラクターは一緒に仕事をしていて見たことがなくて。
そういう意味では、3人はお互いをよく知っていますけど、今になって新鮮に演じられるのも、すごく貴重かなと思います。
――駒田さんも、ずっと英語のキャラですしね(笑)。
駒田:僕自身、キャラクター的にも、あまりこういう所に配置されたことないんですよ。どちらかというとダークとか、クールというところが多いので、こんなポッピンなところに配置されたのは結構、初めてです。
徳留:皆さん初めて(笑)。
永塚:ここまで狂うのも、なかなかないですからね。お互い初めて(笑)。
寺島:すごく大変だったけど、他の人の新たな一面も聞けたみたいな感じで、楽しかったです。
駒田:ユニットとしても、たぶん一番ワチャワチャしているんじゃないですか。他のユニットもクセはあるけど、ここは一番この色に合ったワチャワチャ感なのかなと。
永塚:やり甲斐があった! これからが楽しみだなと、すごく思いましたね。