実写映画『ライオン・キング』偉大な王ムファサとひとり息子シンバのキャラクターをおさらい! プライドランドを背負う2頭の“王”に注目!
圧巻の名曲の数々と、実写もアニメーションも超えた“超実写版”映像による壮大な物語『ライオン・キング』の実写映画が8月9日(金)より公開となります。
1994年に公開されたアニメーション版「ライオン・キング」は、ディズニー・アニメーション作品の中で、全世界観客動員数No.1の記録を今でも持ち続ける、言わずと知れた超メガヒット作品。
男女や世代を問わず、日本でも人気を博したこの物語に登場する2頭の“王(キング)”ムファサ、そしてシンバのキャラクターをおさらい! そして、今年公開される超実写版『ライオン・キング』の注目ポイントに迫りました!
ムファサがシンバに教える“サークル・オブ・ライフ”の教え
アニメーション版『ライオン・キング』を振り返ると……アフリカの大地にあるという、命あふれるサバンナの王国プライドランド。
広大な大地を収める偉大な王として、この王国を守っているのが<ムファサ>です。大きなたてがみを携え、威厳に満ちた王であるムファサは、誰もが慕う憧れの様な存在。
一方で、ひとり息子であるシンバに接する時には、やさしさに溢れ、遊び心も忘れない、愛情深い父親です。ムファサは、幼いシンバに対し“国を治める王とは何か“、“王に必要なものは何なのか”を教えます。
その一つが、【命あるものは、大きな輪でつながっている(サークル・オブ・ライフ)―命は受け継がれていくものであり、その繋がりを理解し、すべての生き物に敬意を払いなさい―】という教えです。それを通し、王としてどう生きるかシンバに伝えようとします。
そして今回、プレミアム吹替版では、アニメーション版でムファサを演じた大和田伸也さんの続投が決定しており、耳馴染みのある、あの渋くてカッコイイ、ムファサの姿にもぜひご注目ください!
ムファサとシンバ、父と子の繋がり
そして、ムファサの愛情をこれでもかというほど注がれて育った、ひとり息子<シンバ>は、幼い頃から“自分は大きくなったら王様になるんだ”と理解しながらも、それ故に自信家で好奇心旺盛な男の子へと成長。
時に無謀とも思える冒険に繰り出すなど、ムファサに仕えていた、シンバの教育係ザズーも手を焼いてばかり。
その後、叔父スカーの策略で王国を追われたシンバは、つらい過去や、自分の運命から目を背け、出会った愉快な仲間ティモン、プンバァと共に愉快な生活を送ります。
しかし、やがて自分が王であることを改めて思い出し、故郷を守るべく立ち上がるシンバ。
このムファサと、シンバの父と子の繋がりや、“サークル・オブ・ライフ”の教えというのは、この物語の重要なポイントです。
超実写版を手掛けた監督ジョン・ファヴローは、そこに今語るべき新たなメッセージを加えたと語りました。それは、≪世界は皆で分かち合うものであり、一人一人が繋がっていて、誰しもが役割を持っている。そして、他人のために必ずできることがある≫という、現代社会に生きる私たちへのメッセージ。
この超実写版では、シンバの成長物語を通して、自分にできる役割とは何か、を探す物語となっています。
そこからは、ムファサは、命の繋がりだけでなく、命あるものの関り合いや、その中での王の役目は何かをシンバに伝え、シンバは、ムファサから受け継いだ“王”としての自分の姿だけではなく、自分にしかできない、自分の役割とは何かを見つめなおすという物語にも。新たなメッセージによって、ムファサとシンバの親子がどんな物語を見せてくれるのか、気になるところです。
そして、アニメーション版のシンバが歌っていたミュージカルナンバーにも注目! アニメーションならではの映像も印象的だった、子供時代のシンバとナラが歌う「王様になるのが待ちきれない」や、「ハクナ・マタタ」。
成長したシンバとナラが歌うアカデミー賞受賞曲「愛を感じて」などの楽曲が超実写版でどのように描かれるのかにも注目!
プレミアム吹替版でシンバ役を務める、人気俳優・賀来賢人さんは「RENT」や、「ヤングフランケンシュタイン」などのミュージカル舞台でも大活躍中、シンバの歌声にも期待が高まります!
作品情報
8月9日(金)全国公開!
原題:The Lion King
全米公開:2019年7月19日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジョン・ファヴロー
声の出演:ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ