声優
『VAZZROCK FES 2019』千秋楽公演をレポート

堀江瞬さんのサプライズ登場に、メンバー12人とファンが一体となって会場を揺らした『VAZZROCK FES 2019』10月27日夜公演の模様をレポート!

2019年10月22日(火・祝)~10月27日(日)の期間中、東京・ヒューリックホール東京にて、『VAZZROCK FES 2019』が4日間6公演で開催されました。

4人の日替わりキャストでスタートした初日公演から、少しずつ参加キャストが増え、熱気も徐々に増していった本イベント。

そこで、サプライズとして堀江瞬さんがイベント終了間近に駆け付け、キャスト12人全員で迎えた10月27日(日)夜公演の模様をお届けします!

【出演】新垣樽助、小林裕介、山中真尋、白井悠介、笹 翼、堀江 瞬、菊池幸利、長谷川芳明、佐藤拓也、坂 泰斗、増元拓也、河本啓佑

オープニングからトップギアで攻める千秋楽♪

『VAZZROCK FES』(通称、バズフェス)は、2.5次元の芸能プロダクション「ツキノ芸能プロダクション」に所属する「VAZZROCK」(通称、バズロ)シリーズのユニット・VAZZY(ヴァジー)[眞宮孝明(CV:新垣樽助)・吉良凰香(CV:小林裕介)・築 一紗(CV:山中真尋)・築 二葉(CV:白井悠介)・大山直助(CV:笹 翼)・白瀬優馬(CV:堀江 瞬)]と、ROCK DUWN(通称、ロクダン)[小野田 翔(CV:菊池幸利)・久慈川悠人(CV:長谷川芳明)・天羽玲司(CV:佐藤拓也)・立花 歩(CV:坂 泰斗)・大黒 岳(CV:増元拓也)・名積ルカ(CV:河本啓佑)]によるリアルライブイベント。

今年で2回目となる本イベントは、日替わりキャストによるライブに朗読劇、トークコーナーという形式で進められました。

ステージでは、「VAZZROCK」のマスコットキャラ・バズキャットによる撮影OKのリーディングが行われ、「かわいい!」の声に応えるようにターンしたりポーズをとったり、開演を前に会場を盛り上げます。

暗転後、各ユニットのペアキャラごとに12人のイラストがスクリーンに映し出され、VAZZYによるユニット曲「VAZZY」のイントロが流れると、歓声と共にユニットカラーのサンライトが点灯。

VAZZYの5人が、階段状になったセットの左右上部から登場し、ユニット名を表すVポーズや歌詞に合わせた振り、「ヘイ!」コールで観客のテンションも上がっていきます!

新垣さんと小林さんが向き合ったり、白井さんと笹さんが肩を組んだり、山中さんがキャラクターさながらにカッコよくポーズを決めたり。

VAZZYの5人と入れ替わり、ROCK DOWNのユニット曲「ROCK DOWN」が披露されると、メンバーが歌いつないでいくパートや、こちらもそろっての「ROCK DOWN」ポーズに絆の強さ、グランドフィナーレということで開始早々メンバーの熱気も感じられます。

改めて11人がステージに集合し、笹さんと河本さんのMCで一人ずつ挨拶。

ペアを組む堀江さんが不参加の笹さんは、隣に“イマジナリー堀江さん”がいるとして振る舞いつつ、堀江さんからのVTRコメントに、ステージのメンバーも全員スクリーンを見上げます。

ツッコミあり笑いありの一同でしたが、VAZZROCKメンバーを“家族”に例えたり、参加したいという堀江さんの思いに強く賛同する様子も。

また、27日の昼公演から参加した小林さんが、その衣装をお披露目するため、ランウェイさながらにステージを左右に歩き、中央でポーズを決めると大きな歓声が送られました。

続く、ソロ楽曲のライブパートでは、長谷川さんがしなやかに和ロックな「いろはに想ひ唄」を響かせ、扇子を使った舞でポーズを決めると、セットの上からジャンプアップで飛び出した笹さんによる「ヒル・イナ・BABY」へ。

歌詞に合わせた得意のハートポーズや、高いジャンプで元気いっぱいな笹さんに、河本さんが歌う「In the World」では間奏で拳を振り上げ、サビに向かって激しさが増していきます。

マイクスタンドを使った新垣さんの「NOT A GAME」では、重低音をきかせた大人の色っぽさを感じる演出に。坂さんがタオルパフォーマンスを見せる「SHOOTING STAR!!」では、前を向くエールをもらえる優しさに包まれます。

赤と白の照明があおるように印象的な「GAN GAN TRAVEL」で、山中さんが会場にマイクを向けファンに歌声を求めたり、「Secret Spice」では、増元さんがサビで人差し指を立てて唇に当てたり、にこやかな笑顔でしっかりと歌声を聴かせたり。

ラップパートで始まる白井さんの「Sing for you」では、ミラーボールのライティングや、スクリーン映像にも黄色の水玉が浮かぶ愛らしい仕掛けが満載です。

菊池さんが歌い上げる「月影Innocent」は、冷たく厳かな雰囲気を持ちながらも、圧倒的に惹きつけられるような魅力が。

小林さんがロックサウンドの「VACHI×VACHI」で、ステージに設置されたスピーカーに足を掛けたり観客をあおり、佐藤さんは「cRAZY night」で、「オイ」コールや投げキッスを織り交ぜながら、息もつかせぬままにソロパートを駆け抜けました。

メンバー困惑の日替わり一発芸で、新たに絆を実感!?

次は、キャラクター11人が「バズロックラジオ」(通称、バズラジ)の『バズフェス2019特別版~グランドフィナーレ~』をお届けする朗読パート。

直助(CV:笹 翼)とルカ(CV:河本啓佑)がメインパーソナリティーとして、まずは自己紹介へ。

悠人(CV:長谷川芳明)発信の「バズロック」コール&レスポンスでは、息の続く限りの反応に、メンバーの満足そうな笑顔が見られます。

ここでも、不在の堀江さんに代わり、笹さんが優馬カラー・緑のバズキャットを掲げて見せ、温かい雰囲気に……かと思いきや、イベント恒例となった「君の心と僕の心をつないで溶かす“一発芸”ゲーム」を担当するキャスト決めジャンケンに。

公演を通して、ジャンケンに負けることが多かった山中さんや、昼公演で一発芸を披露した新垣さんらは渋い表情で、なんとかジャンケンを回避しようとします。

結局、全員でジャンケンし、激闘の末、増元さん演じる岳と新垣さん演じる孝明に決定!

思わずVAZZYメンバーが、落胆する新垣さんを抱きしめると、増元さんもさみしかったようで、自ら催促してROCK DOWNメンバーに抱きしめてもらい、会場は笑いに包まれました。

持ちネタ疑惑が浮上しながらも、完成度の高い岳の一発芸オープニングから、募集したファンの質問に答えるコーナーへ。

「湯船派? シャワー派?」や「マネージャーの担当は?」などメンバー全員や個人への問いに、それぞれのキャラクター色の豊かな回答が。

掛け合いをするキャストが目線を向けたり、隣り合ったメンバーの肩に手を置いたりと、和やかな展開。ですが、タイムアップの鐘とともに、新垣さんが困ったような、それでいて諦めたような顔に。

孝明の“一発芸ゲーム”は、VTRコメントで堀江さんが口にした“家族”をキーワードに、ステージ上のメンバーと会場のファンが一体となり「俺たち、ファミリー!」とコール&レスポンス。

ステージ上では、自然とメンバーが円陣を組むように抱きしめ合い、まさに会場中に1つの“家族”のような強い絆が生まれた瞬間でした。

堀江瞬さんのサプライズ登場に、会場を埋める歓声とメンバーの喜び!

再び、デュエット曲によるライブパートへ。

トップバッターは、菊池さんと長谷川さんの「ZERO」から。2人が指で“キツネ”のポーズを作ってチョンとくっつけて締めくくれば、次の「TRICK TRAP TRICK」では新垣さんと小林さんが、背中合わせにVAZZYのVポーズ☆

佐藤さん&坂さんが、アンニュイな雰囲気をまといながら、熱っぽく「純情グラフィティ」を、山中さん&白井さんは「LET'S GO TO HEAVEN!」の挑発的な歌詞とサウンドで、攻めるようにファンを世界観に引き込んでいきます。

どのユニット曲もハイタッチやグータッチを交わしたり、あえて目線を外したり背中を合わせることで、より相手の存在を意識させる構成に。

増元さんと河本さんが歌う「アルカナの旅路」は、雄大で、2人のハーモニーがどこまでも届きそうに響きます。

笹さんと堀江さんのユニット曲「Rose Gambler」は、堀江さんの不在をものともしない笹さんの力強い歌声が印象的……と思ったのも束の間、笹さんの伸ばした右手の先には堀江さんの姿が!

登場を予期していなかったファンからは、悲鳴のような歓声が上がり、サンライトを振る手にも力が入ります。

間奏の度、2人そろってのライブを実感するように、会場を歓声が包み、楽曲の最後にはメンバー12人がそろってタオルを振り回すパフォーマンスも♪

感極まって、涙がこぼれるのも必至なサプライズとなりました。

ここで、『VAZZROCK FES 2019』のBlu-ray発売決定が告知。興奮冷めやらぬ中、イベントもエンディングの時間に。

一言ずつ、ファンへの感謝の気持ちと、12人でそろってフィナーレを迎えられた喜び、次に向けての思いを言葉に紡いでいきます。

途中から駆け付けた堀江さんをはじめ、終始“家族”という言葉で表現されるつながりに笑顔がこぼれ、その後の記念撮影でも、互いに声を掛け合い、ほのぼのとした姿に癒されます。

そして、いよいよイベントもラスト。新垣さんの号令で、肩を組んだVAZZYメンバーが気合いを入れたユニット曲「激奏D.I.V.E」へ。

ファンの「ヘイ!」コールや振り上げる腕に、今まで以上の力が。

勢いそのままにバトンタッチされたROCK DOWNのユニット曲「優しい世界」では、キャスト同士のアイコンタクトやそろいの振りから、周囲への愛しさや優しさが伝わってくるようでした。

再登場した12人は、名残り惜しそうな様子で、本当に最後にと「バズロック」のコール&レスポンス。

メンバー全員での感謝の言葉と、銀テープが会場を埋め尽くし、イベントは幕を閉じました。

メンバーは肩や腕を組んだり、笑顔でステージの端から端まで手を振り、ステージを後に。

最後まで、温かな気持ちでいっぱいになるイベントとなりました。

「VAZZROCK FES 2019」千秋楽夜公演セットリスト

M1.「VAZZY」(VAZZY)
M2.「ROCK DOWN」(ROCK DOWN)
OPトーク
M3.「いろはに想ひ唄」(久慈川悠人・長谷川芳明)
M4.「ヒル・イナ・BABY」(大山直助・笹 翼)
M5.「In the World」(名積ルカ・河本啓佑)
M6.「NOT A GAME」(眞宮孝明・新垣樽助)
M7.「SHOOTING STAR!!」(立花 歩・坂 泰斗)
M8.「GAN GAN TRAVEL」(築 一紗・山中真尋)
M9.「Secret Spice」(大黒 岳・増元拓也)
M10.「Sing for you」(築 二葉・白井悠介)
M11.「月影Innocent」(小野田 翔・菊池幸利)
M12.「VACHI×VACHI」(吉良凰香・小林裕介)
M13.「cRAZY night」(天羽玲司・佐藤拓也)
朗読
M14.「ZERO」(小野田 翔・菊池幸利&久慈川悠人・長谷川芳明)
M15.「TRICK TRAP TRICK」(眞宮孝明・新垣樽助&吉良凰香・小林裕介)
M16.「純情グラフィティ」(天羽玲司・佐藤拓也&立花 歩・坂 泰斗)
M17.「LET'S GO TO HEAVEN!」(築 一紗・山中真尋&築 二葉・白井悠介)
M18.「アルカナの旅路」(大黒 岳・増元拓也&名積ルカ・河本啓佑)
M19.「Rose Gambler」(大山直助・笹 翼&白瀬優馬・堀江 瞬)
EDトーク
M20.「激奏D.I.V.E」(VAZZY)
M21.「優しい世界」(ROCK DOWN)

<BD情報>

【BD】VAZZROCK FES 2019
発売:2020年5月29日(金)
価格:18,000

出演:新垣樽助、小林裕介、山中真尋、白井悠介、笹 翼、堀江 瞬、菊池幸利、長谷川芳明、佐藤拓也、坂 泰斗、増元拓也、河本啓佑

■内容
2019年10月22日~27日に開催された「VAZZROCK FES 2019」がBlu-rayDiscにて発売決定!
本編ディスク2枚+特典ディスク1枚の豪華3枚組です!

■特典
・特製ブックレット
・キャラクター複製サイン入りアクリルボード付き

■流通別特典
・アニメイト・ステラワース・ツキプロオフィシャルオンラインショップ共通特典
複製銀テープキーホルダー(VAZZY ver.)

・アマゾン特典
複製銀テープキーホルダー(ROCK DOWN ver.)

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