冬アニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』プレミアム上映会の公式レポートが到着!森久保祥太郎さん、大久保瑠美さん、渕上舞さん、浪川大輔さんが登壇
1994年の第一巻刊行以降、様々なシリーズが発表され、累計1,400万部(電子書籍含む)を突破した秋田禎信先生によるライトノベル『魔術士オーフェン』。
シリーズ生誕25周年を迎えた本作の完全新作TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』が、いよいよ2020年1月7日(火)よりAT-X、TOKYO MXほかにて放送開始!
11月26日(火)、東京・一橋ホールにてプレミアム上映会が開催となりました。イベントには、オーフェン役・森久保祥太郎さん、クリーオウ役・大久保瑠美さん、ドーチン役・渕上 舞さん、チャイルドマン役・浪川大輔さんが登壇。
第1〜3話までを観たファンを前に、キャスト陣が作品の魅力を語った本イベントの公式レポートをご紹介します。
公式レポート到着!
プレミア上映会で第一話から第三話までの上映が終わり、MCの呼びかけにより主人公オーフェンを演じた森久保祥太郎さん、クリーオウ役・大久保瑠美さん、ドーチン役・渕上 舞さん、チャイルドマン役・浪川大輔さんの4人が会場中からの温かい拍手の中ステージに登壇しました。
約20年の時を経て再びオーフェンに命を吹き込んだ森久保さんが客席に「20年前、見ていた方?」と呼びかけると、客席のあちこちから手が上がり、森久保さんは「お久しぶりです。お互いに年を取りました」と笑いを取りました。
改めて、20年ぶりとなる『魔術士オーフェン』のアニメ化について「原作者の秋田禎信先生がずっと描き続けてくださり、それを応援し続けてくださったファンの方たちがいて、みなさんの熱意で“令和版”オーフェンが誕生しました」と感謝。
「声優という仕事をやっていて、これほど嬉しいことはありません。ずっと続けてこられて、この『魔術士オーフェン』という作品に出会えて改めてよかったなと思っています。本当にこの感情をみなさんにお伝えしたいです。」と熱い思いを口にしました。
以前から本作の大ファンであり、共演陣からは歩く“オーフェンペディア”と呼ばれるほど、『魔術士オーフェン』の全てに精通している大久保さんは、改めて本作の魅力を問われると「キャラクターがとても個性的で、世界観が作りこまれていて、魔術もひとりひとり得意分野があって使うものが違ったり…」とと徐々に早口になり会場中が圧倒されていると「誰か止めて(苦笑)!」と思わず森久保さんに助けを求める場面も。
「話し出したら止まらないくらい魅力的です。原作はいつの時代に読んでも色褪せないし、いまの時代の作品と比べても遜色ないし、それでいて個性を貫いている作品です」と熱い思いを吐露。「この作品に関われたことが嬉しすぎて、ここまでしゃべっておいて、何て言っていいかわかりません(笑)」と語り、会場は笑いと温かい拍手に包まれました。
浪川さんは、オーフェンのかつての師匠であるチャイルドマン役ということでMCより森久保さんの師匠を演じての感想を聞かれると「とっても気持ちよかったです!」と会場に笑いを誘いました。
20年前のチャイルドマンの声を担当した中田譲治さんの存在に言及しつつ「『中田さんのようにはできない』けど自分なりに精一杯やらせていただきました!」と力強く語りました。
ドーチン役の渕上さんは本作におけるオーフェンとともに旅をするドーチンとボルカン(cv水野麻里絵)を「コミカル担当」と位置づけ「ほかの出演者のみなさんが生きるか死ぬかのやりとりをしている中で、ギャーギャー騒いでおしまいでした(笑)」とドーチン役を楽しんだ様子。
20年前のアニメをリアルタイムで経験していない渕上さんにとっては、今回の作品は初めて触れる「魔術士オーフェン」となったが「改めてこの機会にオーフェンに触れてみて、王道のお話が刺さりました。わかりやすくカッコいいし、大久保さんがいてくれたおかげで、オーフェンのいろんな情報を入れることもできたし、毎回、楽しいアフレコでした。」とアフレコの様子もコメント。
アフレコ後には共演者で食事に行くなどの交流を含め、森久保さんは今回いつも以上に“座長”ということを意識したようで「あまり普段は気負わないけど、今回のオーフェンは20年前を経験している人間であり、20年前は一番下っ端で、先輩に助けられ教わったことがたくさんあったので、逆に今回は一番年上の世代ということもあって、20年前に教わったことや、空気づくりを意識してやっていました。」と明かしてくれました。
また今回、オープニング主題歌「Calling U」を森久保さんとShinnosukeさんによるユニット「buzz★Vibes」が担当し、森久保さんが歌詞を、Shinnosukeさんが作曲を担当し、森久保さんは「思い入れが強過ぎて、Shinnosukeに世界観を伝えつつも4~5回くらい『違う』って言って、彼は5~6パターンくらい書いてくれました。buzz★Vibesが一番熱く議論した曲であり、イントロのピアノのメロディが出てきた時に『これだ!』と見えてきました」と楽曲制作のプロセスに込めた思いを語ってくれました。
一方、エンディング主題歌「予測不能Days」は渕上さんが歌い、歌詞も担当。渕上さんは森久保さんが歌うオープニングとのコントラストを強調。さらに劇中の、キリランシェロとアザリーの関係、オーフェンと異形の姿になったアザリーの関係性、そしてオーフェンと“相棒”のような絆を育んでいくクリーオウとの関係に触れつつ「自分が無力でも、隣りのひとが力をくれる。そんな希望を持てるような歌詞にしたいと思いました」と歌詞に込めた思いを口にしていました。
最後の挨拶では森久保さんは、改めて原作者の秋田さんをはじめ、本作を愛するスタッフ、そして応援し続けてくれたファンへの感謝を口にしつつ「もうひとつだけお願い」と前置きし「まだまだ途方もない原作があります。もうひとつ欲張るとすると、まだまだ演じたいです。我々の旅、オーフェンの旅をまだまだ続けたいと思いませんか? ぜひ期待させてください!」とさらなる続編を熱望し、決め台詞である「我は放つ光の白刃!」をコールし、会場を大いに沸かせステージを後にした。
TVアニメ『魔術士オーフェンはぐれ旅』作品情報
放送情報
■2020年1月7日よりTV放送開始!
AT-X 1月7日より毎週火曜日23:00~
(リピート放送:毎週(木)15:00/毎週(日)6:00/毎週(月)7:00)
BSフジ 1月7日より毎週火曜日24:30~
TOKYO MX 1月8日より毎週水曜日22:00~
WOWOW 1月8日より毎週水曜日24:00~
※放送日時は変更になる場合がございます。
ストーリー
大陸最高峰の魔術士養成機関《牙の塔》で暮らしていたキリランシェロは、大陸最強の魔術士・チャイルドマンの下で、彼の持つ戦闘技術と暗殺術のすべてを受け継ぎサクセサー・オブ・レザー・エッジ《鋼の後継》と称されるエリート魔術士だった。
ある実験により異形の姿となって失踪した義姉・アザリーを探すため《牙の塔》を出奔したキリランシェロは過去を捨ててオーフェンと名乗り、トトカンタ市でモグリの金貸業に身をやつしていた。そこで出会ったおしかけお嬢様クリーオウ、弟子の少年マジクという新たな仲間と共にアザリーを救う旅が始まる。
いっぽうアザリー討伐に向かうかつての師チャイルドマンやハーティア、コミクロン、学友たちと運命的な再会を果たすも思いは交錯し、再び袂を分かつことになる。
旅はフェンリルの森を抜け、タフレムへ。そう、かつてオーフェンが修行を積んだ《牙の塔》が存在する街へとたどり着く。そこでオーフェン達を待ち受けていたのは、想像を絶する巨大な敵だった。
キャスト
オーフェン:森久保祥太郎
クリーオウ:大久保瑠美
マジク:小林裕介
ボルカン:水野麻里絵
ドーチン:渕上舞
チャイルドマン:浪川大輔
アザリー:日笠陽子
レティシャ:伊藤静
ハーティア:坂泰斗
コミクロン:安田陸矢
フォルテ:前野智昭
ウオール・カーレン:津田健次郎
ハイドラント:吉野裕行
スエイン:岡本信彦
スタッフ
原作:秋田禎信(TOブックス刊)
イラスト:草河遊也
監督:浜名孝行
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:吉田隆彦
色彩設計:桂木今里
美術監督:荒井和浩
CG監督:川谷啓介
撮影監督:近藤慎与
音響監督:平光琢也
編集:小野寺桂子
プロデュース:GENCO
アニメーション制作:スタジオディーン
公式サイト
公式Twitter(@orphen25_tv)